週刊『印刷雑誌』

週刊『印刷雑誌』1巻28号 2010年11月8日
Japan Printer weekly vol.1, no.28
毎週月曜日10時発行(発行日が祝祭日のときは翌日発行)

本メディアは,紙メディアである月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行します。グラフィックアーツに関するポイント的情報収集にお役立てください。

大日本印刷,浦和レッズの情報をiPhoneで
 大日本印刷の100%子会社で,携帯電話向けウェブサイトの企画・制作などを行うユートゥは,サッカーの浦和レッズダイヤモンズの最新情報を配信する「レッズプレス!!」のiPhone版を11月2日に開設し,iPhone用アプリケーション販売サイトApp Storeで販売を始めた。450円。
http://itunes.apple.com/jp/app/id399585689?mt=8

パピレス,電子書店をAndroid端末にも対応
 電子書店サービスを運営するパピレスは11月5日,電子書籍配信のWebサイト「電子貸本Renta!」をPCやiPhone・iPadに加えAndoroid端末にも対応させた。同サイトは,購入した電子書籍を複数の端末で共有して閲覧できるクラウド型のコンテンツ配信モデルを採用している。そのため端末ごとに閲覧アプリケーションのインストールやコンテンツの再ダウンロード,ファイルの移動などの煩雑な手続きが必要ない。今回対応したのはエヌ・ティ・ティ・ドコモやKDDI,ソフトバンクモバイルのAndoroid端末5機種で,今後発売される端末にも順次対応する。同書店のアプリケーションは「Andoroidマーケット」から配信するほか,近日中に「au one Market」からも配信を始める。
http://renta.papy.co.jp/renta/

ロハスプリント,iPhone&iPhone touch向け電子書籍発表
 ロハスプリントは,iPhone&iPhone touch向け電子書籍「旅する電子マガジン『住んでみた』」を発表した。App Storeからダウンロード可能。
http://ax.itunes.apple.com/jp/app/id399758008?mt=8

板倉雄一郎事務所,社長失格を電子書籍
 板倉雄一郎事務所は,ロングセラー書籍『社長失格』(板倉雄一郎著,日経BP社刊)のiPad,iPhone向け電子書籍版を11月2日から発売した。書籍にない写真や動画メッセージも付いている。1200円。
http://itunes.apple.com/jp/app/id400166392?mt=8

博報堂アイ・スタジオ,ネットでの年賀状サービス
 博報堂アイ・スタジオは,ヤフーと連携しインターネット上で紙の年賀状の作成・購入・投函ができるサービス「ネットで年賀状」を11月15日から始める。
http://net-nengajo.jp/

アドビ,Webサイトで年賀状テンプレートを無料提供
 アドビシステムズは,Adobe Photoshop Elements 9やPremiere Elements 9を使った作品づくりを支援するWebサイト「アドビ アトリエ 9」で,無料の年賀状テンプレートの提供を始めた。テンプレートは50種類以上あり,好きな写真を年賀状に仕上げるための工程を,4ステップで簡潔に解説する。
http://www.adobe.com/jp/joc/pepe9/diy/newyear.html#top

TB,年賀状のテンプレート展開
 素材・テンプレートのダウンロードサイトを運営するTBは,同サイト内で「年賀状プリント決定版2001」を展開しているが,10月26日と11月1日に,さらに素材やテンプレートを追加した。一部有料会員登録(入会金420円,月額420円)。
http://www.templatebank.com/nenga/

デジタルコミュニケーションズ,ePub生成ソフトと変換サービスを提供
 デジタルコミュニケーションズは電子書籍フォーマットePubの生成ツール「Word2ePub」の販売とePub変換サービスを始めた。このツールはMS-Wordから直接JepaX版のXMLとePubに変換ができ,WordテンプレートとePub用CSS(スタイルシート)を5種付属した。50万円,保守代4万8000円。

COWs,ePub形式の電子フォトアルバム作成ソフト
 COWsは11月1日,写真画像のデータをiPadやiPhoneなどの電子書籍端末で閲覧する電子フォトアルバムを作成するソフトウェア「Sharaku」を開発し,ダウンロード販売を始めた。エクセルデータをベースにePub形式のファイルを生成するため,シンプルな操作でアルバムを編集できる。デザインのテンプレートも用意した。

ビルコム,iPad向けe-コマース支援サービスを開始
 ビルコムは,化粧品やアパレル,百貨店などメーカーのマーケティングや流通担当者を対象に,iPadアプリ上で展開するe-コマースの企画,制作,PRまでを支援するサービス「iPad e-コマースマガジン」の販売を始めた。同サービスはビジュアル・プロセッシング・ジャパンの「WoodWing Enterprise iPad向けデジタルマガジン制作ツール」の新バージョンv1.5を採用して制作したもの。新たにアクセス解析機能が加わったことで,制作したコンテンツへの利用者のアクセス解析に基づく効率的な企画提案・効果測定をメーカーに対し行える。

オープンエンド,自動多言語組版ソフトに英語メニューを搭載
 オープンエンドとナビックスは,自動多言語組版ソフト「TransPublisher」の新バージョンを発表した。英語メニューを搭載し,校正で発生した翻訳修正部の再組版データ差分の抽出と反映機能を強化したほか,処理速度の改善を図った。従来と同様,Illustrator基準言語版下ファイルを元にExcelを利用して各言語のテキスト差し替え,複数ファイルを多言語展開できる。さらに,変更したい言語の変更したい個所のテキストのみを差し替え組版するなど,校正負担も軽減する。同ソフトは海外へも積極的に販売する予定。17万5000円。

日本HP,オフィス向けIJプリンタとミニラボプリンタを発売
 日本ヒューレット・パッカードは,オフィス向けインクジェット複合機「HP Officejet Pro/HP Officejetシリーズ」の新製品4機種の販売を11月および12月中旬から始める。A4判機「Officejet Pro 8500A Plus」(3万8000円),「Officejet 6500A Plus」(1万9000円),「Officejet 6500A(1万4200円)とA3判機「Officejet 7500A(2万8400円)がある。同製品には外出先からの遠隔プリントを行える「メール de プリント(ePrint)」や,用紙の差し替えなしでカード類の表裏をコピーできる「IDコピー」などの機能を搭載した。
 また同社は,フチなし片面/両面出力に対応するインクジェットミニラボプリンタ「HP Photosmart ML2000D Minilab Printer」を11月中旬に発売する。L判から最大305×457mmまでの20種類の出力サイズに対応し,毎時最高1500枚を出力する。写真のほか,フォトブックやグリーティングカードの出力も可能。銀塩ミニラボ機に比べ,消費電力やCO2排出の抑制を図った。

キヤノン,交換用カメラレンズの発売を延期
 キヤノンは,8月26日に発表し2010年12月および2011年1月発売としていた「EOSシリーズ用交換レンズ」の発売を生産上の都合により延期する。該当商品はEF300/400mm F2.8L IS II USMとEF8-15mm F4L フィッシュアイ USMで,2011年3月の発売を予定している。

地球温暖化防止実行委員会,環境対応に向けての活動報告
 地球温暖化防止実行委員会は11月4日,東京のすみだ産業会館でセミナーを催した。経済産業省産業技術環境局と埼玉県環境部から「CO2の見える化」に向けたカーボンフットプリント制度や埼玉県が進める目標設定型排出量取引制度の動向について聞いた。また印刷資機材メーカー4社が協力して研究したCO2排出削減方法について実験結果が発表されたほか,フレキソ印刷機や小型VOC処理システムの提案,マイクロガスタービンVOC処理システムの稼動結果について報告があった。次回は2011年4月の開催を予定している。

コダック,ワークフロー製品活用を提案
 コダックは11月4日,東京・青山のTEPIAでセミナーを開いた。イーストマン・コダック社のJon Blacken,Nick Benkovich,Barb Willans,コダックの郡正也,三浦知津子の各氏が,クロスメディアやデジタル印刷,マーケティング,入稿と製版工程効率化の支援提案や,同社製品・サービスを利用する印刷会社の事例などを紹介した。

竹橋プリンティングセンター,感謝と思いやりを聞く
 竹橋プリンティングセンターは11月1日,東京・竹橋の如水会館で「コミュニティスクエア交流会」を開いた。「すべては“ありがとう”から始まる」と題しオフィス・ウィーの岩崎由美社長から,会話して誉めてコミュニケーションを図ることが大切という林文子氏(現横浜市長)の考えや,相手に関心を持ったり敬意を払って生きるべき話を聞いた。
 また「印刷業界のカーボンオフセット」として帆風の根本清氏から,大手印刷会社をはじめとして各産業が取り組みを始めている事例を聞いた。

デジタル文化財創出機構,設立記念シンポジウム開催
 「文化財のデジタル化と公開による世界レベルの文化情報発信と交流に寄与する」ことを目的に,一般財団法人デジタル文化財創出機構が今年5月に発足した。同機構は11月5日,東京の有楽町朝日ホールで朝日新聞社と共催で,発足記念シンポジウム「進化するミュージアム」を催した。

日本HP,サントリー美術館バナーなどを提供
 日本ヒューレット・パッカードは,東京・六本木のサントリー美術館で11月3日から12月19日に開かれている「歌麿・写楽の仕掛け人:その名は蔦屋重三郎」展の展示会場,会場周辺のバナー,壁面の装飾を大判水性インクジェットプリンタ「HP Designjet L25500」と「HP Scitex LX600」で制作した。5種類の原反を使用し,総面積200m2を出力した。

東京機械製作所,米国新聞社から大型受注
 東京機械製作所は,米国・大手新聞社(社名非公開)から新聞オフセット輪転機「カラートップ6000」の新台22タワーを受注した。これにより同新聞社は保有する工場のうち7工場の印刷体制を72ページ48個面カラー構成に再構築する。今後,移設・改造などの設置工事が進められ,2011年9月末にすべての工場で稼働に入る予定。
 各工場の最終輪転機構成は,両面4色刷印刷ユニット6台,BB印刷ユニット3台,折り畳みユニット1台,給紙ユニット9台となる。

キヤノンMJ,カーボンオフセット活動を強化
 キヤノンマーケティングジャパンは,同社の社会貢献活動「未来につなぐふるさとプロジェクト」の一環として,国内の森林再生支援制度として信頼性がある「オフセット・クレジット(J-VER)制度」 を活用する。キヤノン製のオフィス用複合機の製造段階や使用済みカートリッジの回収輸送時に発生するCO2排出量の一部を同制度によってオフセットしていく。

ハイデルベルグ,環境アワード実施
 ハイデルベルグ社(ドイツ)は,世界中の印刷企業を対象にした第2回目の国際的な環境表彰「ハイデルベルグ・エコ・プリンティング・アワード」を実施する。テーマは「枚葉オフセット印刷分野で地球にやさしい印刷とは何か」であり,環境面で革新的かつ卓越した実績を達成した世界各国の印刷会社を表彰する。“持続可能な企業(Sustainable companies)”と,“先進的なソリューション(Forward-looking Solutions)”の2部門を対象に,受賞企業には総額5万ユーロの賞金が贈呈される。
 同アワードは,とくに資源やエネルギーの持続可能な利用の仕方,地球温暖化へのあらゆる対策,そして環境を意識した経営に主眼をおいている。持続可能な企業経営や,プリプレス,プレス,ポストプレス,物流などの工程における環境対応や,社内の取組みなどが対象となる。2008年の第1回目は,世界中から50社以上の印刷企業が参加した。参加フォームは下記からオンラインで取得でき,応募期間は2011年1月31日まで。授与予定は2011年6月。
http://www.heidelberg.com/eco_award

11月30日まで,「全日本DM大賞」作品募集
 ダイレクトメール(DM)の戦略や創造性,効果などを評価する「第25回全日本DM大賞」(郵便事業主催)では,DMの広告主や企画者,制作者向けに11月30日まで作品を募集している。2009年11月1日〜2010年10月31日に制作・発送されたDMが対象。
http://www.dm-award.jp/

11月27日までギンザ・グラフィック・ギャラリーで服部一成展
 ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京・銀座)は11月4日〜27日,グラフィックデザイナー服部一成氏による「服部一成二千十年十一月」展を開いている。服部氏は,独特な空気感の「キューピーハーフ」の広告や雑誌『流行通信』『真夜中』などのアートディレクション,ブックデザインなどで活躍している。新作では,従来の作品を壁と部屋にアレンジした一風変わった空間を感じることができた。
 今後,12月2日〜25日にユーフラテス展,2011年1月11日〜31日に秀英体100年記念展(仮),2月4日〜2月28日にThe Designers Republic come home展(仮),3月4日〜28日に立花文穂展を予定している。
http://www.dnp.co.jp/foundation

11月9日に印刷図書館,江戸東京博物館の見学会を開催
 印刷図書館(電話03-3551-0506)は11月9日,両国の江戸東京博物館の見学会を開く。見学会は,12月6日に開かれる同博物館の竹内誠館長の講演「江戸に学ぶ出版文化」に先立ち行われるもの。現在,特別展「隅田川:江戸が愛した風景」が公開中。

11月9日からdddギャラリーで田中一光ポスター1953-1979展
 dddギャラリー(大阪市南堀江)は11月9日〜12月22日,「DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵品展U:田中一光ポスター1953-1979」展を開く。2011年1月18日〜3月9日はGRAPHIC WEST 3展の予定。
http://www.dnp.co.jp/foundation

11月10日からフラットパネルディスプレイ展
 フラットパネルディスプレイの総合技術展「FPD International 2010」が11月10日〜12日,千葉の幕張メッセで催される。主催は日経BP社。「3Dディスプレイ」「電子ペーパー」「タッチパネル」などの展示コーナーが企画されており,基調講演やフォーラムが予定されている。入場料2000円。
http://expo.nikkeibp.co.jp/fpd/2010/

11月10日・11日に事業化交流マッチング総合展
 11月10日・11日に大阪市のマイドームおおさかで「事業化交流マッチング総合展2010」が開かれる。フジ印刷は,日本企業の海外デザイナー起用を支援するサービスや,科学的視点からデザインを研究した「記憶に残るマニュアル」製品,AR(拡張現実感)技術に3Dを盛り込んだ体験コンテンツを紹介する。
http://www.igyoushu-group.com/

11月10日から,産業交流展
 11月10日〜12日,東京ビッグサイトで中小企業による展示会「産業交流展2010」が開かれる。出展850社以上の規模で,印刷会社も数社出展している。入場無料。
http://www.sangyo-koryuten.jp/

11月11日,マンローランドジャパンがユーザー会
 マンローランドジャパンは11月11日,東京・神田錦町の学士会館でユーザー会「パワープリンターズクラブ」を催す。世界とアジア印刷市場の最新動向について講演があるほか,「若き後継者が思う,自社の将来展望とその取り組み」をテーマに4社によるパネル討論が行われる。
http://www.manroland.co.jp/information/pp_club_seminar_2010.html

11月12日に印刷技術懇談会,勉強会
 印刷技術懇談会は11月12日,東京・田町の理想科学工業で勉強会を開く。同社の原田悦生氏を講師に,「理想科学工業の多枚数プリンター」のテーマで開発経緯やビジネス展開について講演する。参加費1000円。
http://www.ingikon.cup.com/24latest_meeting_index_old.htm

11月12日,日本出版学会が出版産業と流通の研究会
 日本出版学会は11月12日,東京・小川町の八木書店で出版流通研究部会を開く。「出版流通の側面から見た出版の自由:出版産業の行く末と“有害”をめぐる半世紀の攻防」と題し,インデペンデンス記者の長岡義幸氏が報告する。会員無料,非会員500円,学生無料。
http://www.shuppan.jp/yotei/351--1112.html

11月16日にプリントミックス,デジタルサイネージ活用のセミナー
 プリントミックスは11月16日に,東京・代々木神園町の国立オリンピック記念青少年総合センターでセミナーを開く。「デジタルサイネージの本質と実線的販売方法」をテーマにコンサルタントの山田英司氏が,デジタルサイネージを活用した実践的なビジネスモデルについて講演する。
http://www.printmix.org/modules/pico/index.php?content_id=55

11月17日,帆風が経営セミナー
 帆風は11月17日,東京のベルサール西新宿で「不況時代に元気が出るセミナー」として講演会を開く。「宗次流7つの経営術:CoCo壱番屋創業者が語る経営哲学」と題し,カレーハウスの壱番屋創業者で特別顧問の宗次椏氏が,経営の素人が1000店舗まで成長を遂げた実績に基づく,お客様第一主義を考えた7つの経営術を話す。無料,要予約。
 同セミナーは10月23日,大阪・天満橋のマーチャンダイズ・マートでも実施し,100人以上が聴講した。
http://www.vanfu.co.jp/seminar/index.html

11月17日に大阪で宣伝会議プロモーション&メディアフォーラム
 宣伝会議は11月17日に梅田スカイビル ステラホールで「宣伝会議プロモーション&メディアフォーラム2011大阪」を催す。事前予約無料,当日1000円。
http://www.pmforum.jp/osaka/

11月17日,レディバードクラブが広島で地区会
 大日本スクリーン製造のユーザーを中心に組織するレディバードクラブは11月17日,ホテルグランヴィア広島で中国・四国地区ブロック大会を開く。船井総合研究所の岩邊久幸氏による「印刷業界で儲かるビジネスは印刷通販だけではない」の講演などの予定。
http://www.ladybird-club.com/index_news.html

11月17日からビッグサイトでジャパンホームショー,マーケティング展
 11月17日〜19日,東京ビッグサイトで「ジャパンホームショー」や「デジタルマーケティングNEXT」展が開催される。主催はともに日本能率協会。共同印刷は独自の化粧板やデジタルサイネージなど出展。
http://www.jma.or.jp/

11月18日に宣伝会議が売り場づくりの課題解決のセミナー
 宣伝会議は11月18日に,東京・青山の313南青山ビルで「プロモーション&メディアフォーラム2011 アフターフォローセミナー」を開く。ファミリーマート,西友,東京リスマチックが,消費者を店舗へ誘導する工夫をはじめ,店舗で購買へ導くためのツールや制作,配置について紹介する。
http://www.sendenkaigi.com/pm-after/index.html

11月17日から国際放送機器展
 国際放送機器展Inter BEEが11月17日〜19日,千葉の幕張メッセで開かれる。主催は電子情報技術産業協会。高解像度QFDH(3840×2160)のカメラシステムや56インチのQFDH対応液晶モニタをはじめとする放送資材を3D技術など5つの分野で展示する。セミナーでは19日に,3Dコンテンツの安全性の研究や3D映像コンテンツ視聴による人体への影響などが報告される。
http://www.inter-bee.com/ja/

印刷博物館,2011年1月まで世界の装幀作品を公開
 印刷博物館P&Pギャラリーは10月23日〜2011年1月23日,「世界のブックデザイン2009-10」展を催している。毎年ライプツィヒ・ブックフェアで公開される「世界で最も美しい本」コンクールの入選作品から日本,ドイツ,スイス,フランスなど7ヵ国の240作品を展示し,来場者は実際に手に取って作品を味わうことができる。11月13日には東京大学総合研究博物館の西野嘉章館長による講演会も予定している。
http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/101023/index.html

日本印刷技術協会,2011年3月にDTPエキスパートなどの認証試験
 日本印刷技術協会は「第35期DTPエキスパート認証試験」(東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・島根で実施,受験料20,000円),「第11期クロスメディアエキスパート認証試験」(東京・大阪・名古屋・福岡で実施,受験料15,000円),「第6回色評価士検定」(東京・大阪で実施,受験料15,000円,DTPエキスパート資格者12,000円)を2011年3月13日に実施する。
 受付期間は2011年1月6日〜2月21日(DTPとクロスメディアエキスパートは2/15〜2/21はWeb申請のみ対応)。
http://www.jagat.jp

杜陵印刷,本社移転
 杜陵印刷は11月15日から本社を現在の東京都文京区から下記に移転した。
 本社:〒104-0045東京都中央区築地2-3-4築地第一長岡ビル9階,電話(総務課)03-3547-9668。

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週刊『印刷雑誌』1巻28号
2010年11月8日発行
編集長兼発行人:中村幹
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