週刊『印刷雑誌』

週刊『印刷雑誌』1巻33号 2010年12月13日
Japan Printer weekly vol.1, no.33
毎週月曜日10時発行(発行日が祝祭日のときは翌日発行)

週刊『印刷雑誌』は,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行します。

2011年2月2日〜4日にPAGE展開催
 日本印刷技術協会は2011年2月2日〜4日,池袋のサンシャインコンベンションセンターTOKYOで印刷関係の展示会「PAGE2011」を開く。120社の出展で,会議21件,セミナー14件も行う。基調講演では電子書籍のほか,地域活性化ビジネスへの参加を取り上げる。期間中,会場実況としてツイッターを活用する予定。入場料1000円,事前登録で無料。セミナーなどは別料金。
http://www.jagat.or.jp/PAGE/2011/

凸版印刷,企業・法人向け携帯端末用コンテンツ作成・配信サービス開始
 凸版印刷はタブレットPCやスマートフォンなどに,PDFやPowerPoint,Excelで制作した企画書やマニュアルなどを自動変換し配信できるサービス「HandyBinder」(ハンディバインダー)を12月中旬より販売する。サイトでは範囲を限定した公開で,教育プログラムやアンケートも実施できる。利用容量500MB,500IDで月額2万円より。

山櫻,カーボン・オフセットの名刺と封筒を発売
 山櫻は,カーボン・オフセットを行った名刺と封筒を11月22日から発売した。製造過程(原材料調達,生産,輸送)で発生するCO2排出量を算出し,国連認証の排出権(CER)を購入することでカーボン・オフセットを行った。各製品には同社独自のカーボン・オフセットマークを印刷し,証書を添付している。

大日本印刷の秀英体,シャープのタブレット端末GALAPAGOSが採用
 大日本印刷は12月10日,同日に発売されたシャープ製タブレット端末GALAPAGOSに大日本印刷のオリジナル書体「秀英体」が採用されたと発表した。採用されたのは「秀英体横太明朝M」と「秀英角ゴシックL」。

スパファインダージャパン,ホテルや旅館の予約もできる電子書籍を発行
 米国のスパ専門雑誌の出版社であるスパファインダージャパンは12月8日,紙媒体に先行して電子書籍版「SPA FINDER:オフィシャル・スパガイドブック2011」を発売すると発表した。日本や世界のスパ,温泉を紹介する内容で,掲載されたホテルや旅館を電子書籍上から直接予約できる。この電子書籍は楽天トラベルと共同で作成し,角川SSコミュニケーションズから発行する。

プラスアド,iPadを用いた電子楽譜のプラットフォームを発表
 プラスアドは12月8日,iPadを用いた電子楽譜プラットフォーム「piaScore」を発表し,iPad用の電子楽譜ビューアーの提供を始めた。同プラットフォームでは,iPadでの楽譜の閲覧や演奏方法の共有,練習の管理などを行える。書き込みをツイッターに投稿することも可能。またiPhone上部の近接センサーを使ってiPadの画面に触れずに譜めくりができるアプリケーションもiPhone向けに提供している。

ナショナルデパート,書店で絵本と菓子のセットを発売
 食品会社のナショナルデパートは12月11日,書店での食品販売を提案するパッケージとして,絵本と菓子を組み合わせた「リーブル・ディマージュ」の販売を始めた。第1作目の絵本は同社の秀島康右社長が書いた『ふゆのおわり』(A6判,14ページ,フルカラー)で,組み合わせには4種類の菓子をラインナップしている。1箱714円で,直営店のほか全国の百貨店などで順次販売する。

森を育む紙製飲料容器普及協議会,環境学習用無料教材を提供
 森を育む紙製飲料容器普及協議会は小,中学生向け環境学習用の無料教材「カートカン学習キット」を作成し,デジタル教材開発を行う学校ネット社の運営するWebサイト「あしたね」を通じて12月8日より提供する。同サイト内の「紙製飲料容器カートカン」特集ページを読みながら,各自がワークシートで理解度を確認する教材で,森や紙に関わる職業や森,紙,環境に関して学べる。

凸版印刷,ギャルママ視点を取り入れた3WAYカーテンを販売
 凸版印刷は総合通販大手のスクロールと共同で若年主婦の視点を取り入れたインテリア商品を開発し,12月6日よりスクロールのWebサイトで販売を始めた。凸版印刷では,若年主婦「ギャルママ」を核とした市場調査や商品開発のサービスを提供しており,今回はカーテンの開き方や閉じ方で室内の印象を変える3WAYカーテンを企画した。今後は表裏のデザインを変えたベッドカバーやラグを展開していく予定。

大日本印刷とNTTドコモ,CHIグループ,ハイブリッド型書店の共同会社設立
 大日本印刷と子会社のCHIグループは12月7日,エヌ・ティ・ティ・ドコモと共同で紙と電子の書籍を販売する「株式会社トゥ・ディファクト」を設立することで合意した。2011年1月上旬より,ドコモの情報配信システムや決済システムと大日本印刷のハイブリッド型総合書店「honto」(ほんと)で電子書籍の販売を始める。今後はスマートフォンや電子書籍端末などに対応する出版配信プラットフォームの構築と運営,Webとリアルの書店を連動させたサービスを行う予定。大日本印刷51%,ドコモ40%,CHI 9%の出資。

共同印刷,2011年1月にAndroid搭載スマートフォンでのIC決済実証実験に参加
 共同印刷は,ソフトバンクモバイル,オリエントコーポレーション,クレディセゾン,ジェムアルト,マスターカード・ワールドワイド,HTC Corporation,Trusted LogicS.A.と共同でNFC技術を用い,Android2.2 OS搭載のスマートフォンによる非接触IC決済サービスの実証実験を2011年1月中旬より3ヵ月の予定で始める。クレジットカード情報などをスマートフォンにあるUSIMカード上のICチップ内に無線ネットワーク経由でダウンロードし,携帯端末による非接触IC決済を行うもの。

異体字解決を図る協議会発足
 異なる字体の相互運用を可能にするIVS(Ideographic Variation Sequence)技術促進のための協議会,「IVS技術促進協議会」(三上喜貴会長)が12月6日に発足した。設立・理事メンバーは,アドビシステムズ,イースト,ジャストシステム,大日本スクリーン製造,マイクロソフト,モリサワの6社。
 IVSは,これまで困難であった文字入力から,メール・記録媒体による情報の伝送,受信,そして情報の表示・印刷において,常に同じ文字(字体)であることを保証できる仕組み。歴史的・文化的資産の電子書籍化や,電子政府システムを促進するために不可欠な人名,地名の正確な表記を,国際基準に則り実現することを目指す。

魚眼レンズの動画を即時補正する小型モジュール開発
 大日本印刷は魚眼レンズで撮影した動画をリアルタイムで平面画像に補正,変換する小型の魚眼補正コアモジュールを開発した。製品検査のカメラやテレビ会議システムなどの用途に向けて12月8日よりサンプル提供を始めた。カメラに接続したモニタやパソコン画面上で撮影した原画像の平面画像を表示できるほか,水平方向の視点を維持したまま補正画像を上下させ,人物を垂直に保って表示できる。パノラマ画像に変換も可能。

凸版印刷,環境教育プログラム開発支援サービスを提供
 凸版印刷は企業が社会に対して提供する環境教育プログラムの開発支援サービスを12月下旬より始める。身近な素材と自身の関係性を学ぶ「環境アート教育」と,物理,化学,生物などのサイエンスアーティストと協力し,企業の技術を合わせた「環境サイエンス教育」のプログラムライセンスを提供するほか,オリジナルプログラムの開発,運営など総合的な支援サービスを提供する。

杏林舎,学術出版社とオンライン投稿査読システムのサポートサービスで提携
 杏林舎は12月10日,オンライン投稿査読システムScholarOne Manuscriptsを利用する日本の学会誌をサポートするため,John Wiley & Sonsとサポート・メンテナンス契約を結んだ。同システムはWebベースのアプリケーションを使用し,論文投稿や出版工程を効率化し,管理するもの。今回の提携により,杏林舎は日本の学会誌51誌を発行している国際的学術出版社Wiley-Blackwellの出版物のサポートを行える。

理数系学会,デジタル教科書に関する声明を文科省に提出
 情報処理学会,日本数学会,日本化学会,日本化学会化学教育協議会,日本統計学会,日本物理教育学会,日本地球惑星科学連合は12月7日,文部科学省に“「デジタル教科書」推進に際してのチェックリストの提案と要望”を提出した。デジタル教科書により,手を動かす実験や観察の時間を減らさないこと,CG映像などを見るだけで科学的事項の学習を済ませないこと,穴埋め形式や選択肢形式の演習を増やさないことなど,当該学会が考える活用上守るべき事項をまとめてある。

モリサワ,デジタル印刷機RISAPRESS Color700など3機種発売
 モリサワは12月9日,デジタル印刷機RISAPRESS Color700,700P,600の販売を始めた。RISAPRESS Color700と700Pは,651の後継機でカラー,モノクロともにA4判を毎分71ページ出力する,商業印刷や企業内印刷向けのデジタル印刷システム。RISAPRESS Color600はカラー,モノクロともにA4判を毎分60枚出力する商業印刷におけるプルーフ出力,小ロット対応に向けたオンデマンド印刷向け。

ベッチャー・ジャパン,UV印刷用ゴムローラーを発売
 ドイツ・Felix Boettcher社の日本法人であるベッチャー・ジャパンは,UV印刷用ゴムローラー「ボッチャー・カメレオンローラ」の輸入販売を始めた。日本のUV印刷市場で普及する樹脂ローラーにおける問題点を化学的側面から解決し,日本で一般的に使われる石油溶剤のインキ洗浄剤への対応を図り,2年以上の耐久性を備える。また樹脂ローラーで発生する加水分解によるトラブルも起きない。

日本製紙,嵩高度を高めた軽量中質紙を発売
 日本製紙は,従来品同等の紙厚と印刷再現性を維持したまま嵩高度を向上して軽量化した中質紙「フロンティタフ」を12月6日に発売した。ページ数の多いものでも開きやすく,ページ数の少ないものはボリューム感を演出できる。コミック用紙や書籍,雑誌などの本文用途に向く。白色度70%,75%,80%の3種類がある。

ヘレウス,小型中圧紫外線ランプ4種を市場投入
 ドイツのヘレウス・ノーブルライト社の日本法人であるヘレウスは,従来の中圧紫外線ランプに加えて4種類の小型中圧紫外線ランプを日本市場で発売する。全長55.5〜162mmのランプで,ランプ出力は250〜1000Wの4種類,ランプ出力波長タイプは水銀,メタルハライドの2タイプを基本とし,ガリウムタイプなどにも対応する。同社ではUV-LEDシステムも販売しており,ランプ式とUV-LED方式の提供で,小エリアUV照射の幅広い用途に対応している。

エアー,プリントサーバーPC対応の出力コスト削減ソフトを発売
 エアーは12月10日,PCのプリントサーバーに接続・登録した共有プリンタからの出力時に,インクやトナーの使用量を制御するソフトウェア「WISE Print Standard for Print Server」の販売を始めた。インクやトナーを最大で75%節約できるほか,1面に最大で16ページを集約する,強制的にモノクロや両面で印刷する,などの機能もある。印刷ログを管理でき,インクやトナーおよび用紙の節約結果がわかる。

GoogleがアドビのDRMライセンスを取得
 米国アドビシステムズ社は12月7日,Google社が「Google Editions」の電子書籍コンテンツ保護ソリューションとして「Adobe Content Server 4」ソフトウェアのライセンスを取得したと発表した。これにより消費者はPDFとEPUBの両方のフォーマットの保護された電子書籍をGoogle Editionsからダウンロードして読める。対応機器はスマートフォン,タブレット,デスクトップPCおよびSony ReaderやBarnes & Noble nookをはじめとする専用端末など幅広いプラットフォームが含まれる。

アート印刷,三菱重工のオゾン低減・省電力UV印刷機導入
 アート印刷は11月,オゾン低減と省電力を図った三菱重工印刷紙工機械製UV乾燥システム「ecoUV」(UV光源はGRAFIX社製)を菊全判6色オフセット印刷機「DIAMOND V3000-6」に設置し運用を始めた。三菱重工は12月12日,神奈川・川崎のアート印刷で内覧会を開き,120W 1灯によるUV照射での稼働状況を公開した。

エコプロダクツ展で企業の環境配慮をアピール
 産業環境管理協会と日本経済新聞社が主催する環境配慮に関する展示会「エコプロダクツ」が12月9日〜11日,有明の東京ビッグサイトで開かれた。745社・団体が出展。印刷関連企業は,カーボンフットプリントの紹介や,カーボンオフセットや水なし印刷による印刷物のC02削減,家庭用プリンタおよびオフィス向けカラー複合機の環境対策,印刷技術を応用した太陽電池パネルや植物由来のプラスチック製品,環境に配慮するとともに人を引きつけるPOPなどの提案があった。環境学習として小中高生の来場も多く,プリンタでのカレンダー出力やプリンタの解体と部品の分別などを各ブースで体験する姿も見られた。

日本印刷産業連合会,全国カタログ・ポスター展で印刷の力を評価
 日本印刷産業連合会は12月8日,東京・海岸のベイサイドホテル「アジュール竹芝」で「第52回全国カタログ・ポスター展」入賞作品の授賞式を行った。今回はカタログ415点とポスター190点の応募があった。カタログの部では武蔵野美術大学美術館・図書館の「博物図譜とデジタルアーカイブ1&2」(印刷:山田写真製版所)が,ポスターの部では凸版印刷の「Graphic Trial 2010」(印刷:凸版印刷)が経済産業大臣賞を受賞した。審査委員長の勝井三雄氏は,印刷の原点に返るような質の高い作品が多かったと講評した。同日から10日まで,東京都立産業貿易センター浜松町館ですべての応募作品を展示した。

印刷図書館,江戸庶民の生活の楽しみを紹介
 印刷図書館は12月6日,東京・新富の日本印刷会館で講演会を開き120名が参加した。江戸東京博物館の竹内誠館長が「江戸に学ぶ出版文化」をテーマに地名にまつわる歴史や,暦と錦絵の関係,番付表や大衆漫画として人気のあった「黄表紙」を例に江戸期の庶民の生活風景を紹介した。

印刷工業会,デジタル書籍動向を聞く
 印刷工業会は12月7日,東京・竹橋の如水会館で講演会を催した。「三省デジタル書籍懇談会とその後の動き」と題し,経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課の信谷和重課長から,マンガが牽引する日本のデジタル書籍市場は世界最大であり輸出を考えられるのではないか,また米国のマンガ市場は急伸しておりそのうちの何割かを日本企業が担えるのではないか,などの話を聞いた。

ミューラーマルティニ,デジタル印刷と製本でセミナー
 ミューラー・マルティニジャパンは12月7日,東京の板橋区立グリーンホールで「デジタル印刷は製本を変えるのか」をテーマにセミナーを開いた。コダック,大日本スクリーン製造,ヒューレット・パッカードが各社の輪転式インクジェット印刷機の特徴や海外での運用事例について紹介した。また,講談社の梅崎健次郎業務局長を加えてパネル討論も行った。梅崎氏は,返品の問題や再版可能な最低部数の見極め,在庫管理など出版社の現状を話し,少部数再版のためにデジタル印刷から製本までをワンストップで生産できる機器をいずれは出版社自身が保有する可能性もあると述べた。

ジーエーシティ,電子出版と印刷業の展望を学ぶ
 ジーエーシティは12月8日,東京・新富の日本印刷会館で電子出版をテーマにセミナーを催した。イーブックイニシアティブジャパンは,マンガを中心に約42万冊を揃えた電子書籍販売ビジネスについてWebサイトの仕掛け作りやサービス内容を話した。ソフトバンクBBは,iPadを活用した紙コスト削減のビジネスワークについて利点や導入事例を説明した。ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは,DAMと電子出版システムを活用したビジネスの方向性について紹介した。方正は,中国の方正グループの事例から電子図書館システムや電子出版,独自の組版フォーマットや独自端末製造などの活動を紹介した。

印刷技術懇談会,印刷業の展望を考察する
 印刷技術懇談会は12月10日,中野坂上の東京工芸大学で勉強会を開いた。ハイデルベルグ・ジャパンの水野秀也氏が「印刷は絶滅種か?」のテーマで,環境負荷などの面から常に負い目を感じがちになっている印刷業従事者が,紙の環境優良性についてよく知り,団結して社会に発信していく必要があると話した。英国で行われた電子メディアと紙によるCO2排出量の比較実験で,紙の負担が小さい結果の事例などを紹介した。

小森コーポレーション,印刷機械事故の救助トレーニング
 小森コーポレーションは11月12日,大阪支社において大阪府立消防学校のレスキュー隊員51名を対象に機械事故救助に関し,座学講義と実技訓練を組み合わせたトレーニングを行った。同社では1995年よりトレーンングを行っており,受講者総数は1203名となった。

12月14日にCD勉強会
 千葉大学の旧印刷関係の卒業生が中心で開いている「CD勉強会」(電話03-3555-7911,印刷学会出版部内)は,12月14日に東京・八丁堀のハイテクセンターで勉強会を催す。「米国の印刷業態変革」(仮)のテーマで,日本WPA事務局長の五百旗頭忠男氏が講演予定。参加費1000円。

12月15日に画像4学会,講演会
 日本画像学会(幹事学会),画像電子学会,日本写真学会,日本印刷学会は12月15日,東京・新富の日本印刷会館で,LEDの照明や演色性について講演会を催す。共催学会会員5000円,学生3000円,会員外7000円。
http://www.jspst.org/event/101215.html

12月15日から「ものづくり日本大賞」応募受付
 経済産業省は12月15日〜2011年2月22日,日本のものづくりにおいて製造現場を支える人々を表彰する「第4回ものづくり日本大賞」の応募者を募集する。夏ごろに授賞者発表,表彰式の予定。
http://www.monodzukuri.meti.go.jp/

12月16日,日本印刷技術協会で米国印刷業界の動向セミナー
 日本印刷技術協会は12月16日,東京・中野富士見町の同協会で「米国印刷業界の動向解説」をテーマにセミナーを催す。参加費15,750円。
http://www.jagat.jp/content/view/2515/327/

12月20日,千葉大で情報画像産学技術交流会
 千葉・西千葉の千葉大学けやき会館で「第4回情報画像産学技術交流会」が開催される。画像科学科の北村孝司教授による「未来を創るイメージング材料技術」,産学連携・知的財産機構の村上武志特任教授による「産学連携・知的財産機構の最近の活動状況」,JSR鴨志田洋一氏による「産学連携と事業変貌を実現するイノベーション」,画像科学科,情報画像学科および環境リモートセンシング研究センター関連分野の研究成果ポスター紹介がある。参加無料。
http://www.tp.chiba-u.jp/event/sangaku2010.html

12月21日,日本印刷技術協会が人材育成,環境配慮などのセミナー開催
 日本印刷技術協会は12月21日,東京・中野富士見町の同協会で「トピック技術セミナー」を行う。特別講演として亜細亜印刷の藤森英夫社長が「わが社の人材育成と技能オリンピックへのチャレンジ」をテーマに話すほか,基材メーカー各社がインクジェットデジタル印刷機やハイブリッドUV,LED-UV,環境対応プレートシステムについて紹介する。会員無料,非会員3000円。
http://www.jagat.jp/content/view/2491/250/

ガーディアン・ガーデン,1月17日から「1_WALL」グランプリ受賞者の個展
 東京・銀座のガーディアン・ガーデンは,2011年1月17日〜2月3日に「早崎真奈美展:Dear unexpected visitors」を開く。第2回「1_WALL」グラフィック部門のグランプリを受賞した早崎真奈美氏が,受賞後1年間に制作した作品を展示する。同氏は切り絵を用いた芸術的空間の作家としてロンドンを中心に活動している。
http://rcc.recruit.co.jp/gg/

日本画像学会,2011年6月6日〜8日に研究発表会
 日本画像学会は2011年6月6日〜8日,東京・大井町のきゅりあん(品川区立総合区民会館)で第107回年次大会を催す。講演申込締切は2011年3月4日。
http://www.isj-imaging.org/isj.html

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今年7月の刊行から話題を呼んでいる『電子出版の構図』(植村八潮著,印刷学会出版部発行)の電子書籍版が,電子書籍端末「ソニーリーダー」と「GALAPAGOS」(シャープ)の電子ブックストアで12月10日から発売されました。定価525円です。
 上記2端末の製品発売に合わせたもので,今後さらに注目が予想される電子出版の先駆けとして,ぜひお試しにご購入下さい。

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shukan@japanprinter.co.jp

週刊『印刷雑誌』1巻33号
2010年12月13日発行
編集長兼発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

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