週刊『印刷雑誌』

週刊『印刷雑誌』 3巻28号 2012年7月2日
Japan Printer weekly Vol.3, no.28毎週月曜日10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(1470円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行します。

国際電子出版EXPOに注目あつまる
 7月4日〜6日に東京ビッグサイトで国際電子出版EXPOが開かれる。
 共同印刷とデジタルカタパルトは共同出展する。同社運営の専門書や学習関連情報が中心の「自己ガク」の紹介や電子書籍を動画とタブレット端末で同時に表示するビューワを活用したビジネスモデルを提案する。
 BookLiveは,凸版印刷ブース内にリアル書店とのポイント連携サービスやソーシャル本棚をはじめ,ストアサービス,ビューア,コンテンツなどを展示・解説する。また,体験コーナーを用意し,実際のサービスに触れながら最新の電子書籍サービスを見せる。

未所有者の主婦,半数以上がスマートフォンの購入意欲あり
 凸版印刷が運営する電子チラシサイト「Shufoo!」は,全国の20歳〜40歳代の主婦1032人を対象にスマートフォンの利用について意識調査を行った。6月29日に発表した結果によると,3割の主婦がスマートフォンを所有し,未所有者の5割以上が同機器の購入意向があると回答した。もっとも多い購入動機はインターネット利用のためで,買い物のさいにブログやSNS,電子チラシなどから情報収集するのに役立てるという。

日本印刷産業連合会,胆管がんに関する一連の経緯を発表
 日本印刷産業連合会は6月29日,胆管がん労災申請・化学物質取扱いに関わる一連の経緯を発表した。本件は,5月19日の「大阪府内の校正印刷会社で少なくとも5人が胆管がんを発症し4人が死亡」との新聞報道に端を発した。同連合会では会員10団体約9300社に実態調査を実施(大阪府の会員は行政アンケートを優先し,連合会のアンケートは中止)。厚生労働省も全国500の印刷事業所に立入調査を実施。同連合会では,6月26日に「労働衛生協議会」を設立,現在前述の実態調査を集計しつつ,風評被害にならないよう呼び掛けている。

アイプレスジャパン,電子書籍閲覧アプリを提供開始
 アイプレスジャパンは6月27日より,Android対応の無料電子書籍閲覧アプリ「Con TenDo ビューア」をアプリ管理サイトのグーグルプレイ上で提供している。対応フォーマットはEPUB3とPDF。コンテンツをPCとスマートフォンで共有できる。

BookLive,夏の電子書籍キャンペーン開始
 BookLiveは6月29日〜8月31日,同社電子書籍ストアで「講談社 夏☆電書キャンペーン」を始めた。講談社の2745作品が対象で作品を買うと50ポイントもらえ,8月17日までに書かれた感想の中から書店員が選んだものを特設ページで発表する。1週間ごとに書籍や漫画を特集し紹介する。

トゥ・ディファクト,大日本印刷とエヌ・ティ・ティ・ドコモへ第三者割当増資
 トゥ・ディファクトは6月29日,電子と紙の書籍を連携して提供するハイブリッド型総合書店「honto」のサービス強化のため,大日本印刷とエヌ・ティ・ティ・ドコモを引受先とする第三者割当増資の実施を決定した。増資額は47億円で,大日本印刷が28億2000万円を,エヌ・ティ・ティ・ドコモが18億8000万円を引き受けた。7月上旬に実施する。

キヤノンマーケティングジャパン,スキャナユニット発売
 キヤノンマーケティングジャパンは7月下旬,A4判ドキュメントスキャナ「DR-C130」(8万円)とスキャナに接続して利用するA3判対応スキャナ「フラットベッドスキャナーユニット201」(15万円)を発売する。前者はカラー・モノクロともに毎分30枚読み込める。普通紙のほか名刺やカード,領収書も読み込み可能。後者はドキュメントスキャナに接続し自動原稿送り装置では読み込めない書籍やパスポートなどの冊子を読み込める。

アドビシステムズ,Adobe Photoshop Lightroom4を提供
 アドビシステムズは6月26日,画像編集ソフトAdobe Photoshop Lightroom4をAdobe Creative Cloudから提供すると発表した。画像の読み込み,整理,編集,公開を行える。デスクトップやモバイル機器,クラウド間でコンテンツの同期や保存,共有ができる。年間プランは月5000円,月額プランは8000円。

アドビシステムズ,POSA技術採用のプリペイドカード発売
 アドビシステムズはソフトバンクBBやインコム・ジャパンと協力し6月28日,レジでの支払いが確定した時点でカードを有効化する技術を搭載したプリペイドカード「アドビキーカード」を全国の家電量販店で発売した。Adobe Creative Cloudメンバーシップ個人版とAdobe Creative Suite6で提供する製品購入のさいに使用できる。12ヵ月版6万3000円,3ヵ月版1万5750円。

富士ゼロックス,業務系システムと手書き情報入力システムの連携を図るインターフェイス発売
 富士ゼロックスは6月27日,手書き情報入力システムDenshi-Penと業務系システムやアプリとの連携を容易にするインターフェイス「Denshi-Pen Form Solution SDK1.0J」を発売した。業務系システムで管理しているデータを帳票に差し込んで印刷し,電子ペンで書いた情報を自動で同システムに戻すことができる。データ入力の時間やコストを削減できる。10万円。

吉田印刷所,A5判とB6判のカラー地薬袋を発売
 吉田印刷所は6月27日,薬袋全体に着色してあるA5判とB6判のカラー薬袋を発売した。地色を秋桜やレモン色など7色で薬の種類ごとの分別や誤飲防止,処方の効率化に役立つ。独自の製法でフラットに仕上げたため,さまざまなプリンタでの印字にも対応する。

リンテック,太陽電池用裏面保護部材
を発売  リンテックは6月13日,多層構造の形成に接着剤を使用しない太陽電池用裏面保護部材「Reflekt」シリーズを発売した。太陽電池パネルの封止材と同素材のEVAフィルムを特殊樹脂で直接押し出し,劣化の原因であった接着剤層をなくした。

大日本印刷,来店誘致サービスの提供開始
 大日本印刷は7月上旬より,NFC(近距離無線通信)とフェイスブックを連携させ,Web上で店舗誘致を図るサービスの提供を始める。ポスターなどにNFCタグを載せスマートフォンをかざすと企業のフェイスブックのページにつながり,スタンプラリーやクーポンの入手ができる。

大日本印刷,メディアバリューレポートVol.50を発行
 大日本印刷は6月26日,生活者のメディア利用と購買行動の変化を調査し分析する「メディアバリューレポートVol.50」を発行した。主婦の生活と購買行動に影響を与えるメディアを調査し8つのグループに分け,中でも購買行動に積極的な3つのグループに着目し,メディアにより異なる購買行動と関心の傾向をまとめた。

大日本印刷,「独創性を拓く 先端技術大賞」を受賞
 大日本印刷と情報通信研究機構,東京大学大学院,横浜国立大学大学院は6月26日,ナノフォトニック技術を応用したホログラムシステムの共同研究において「独創性を拓く 先端技術大賞」を受賞したと発表した。ホログラムに線幅数10nmのパターンを埋め込み,パターンの周辺に生じる特殊な光を専用の装置で読み取ることでホログラムが本物か判定する。これにより高度なセキュリティを確保できる。

凸版印刷,テレビ向け電子チラシサイト閲覧サービスの地域拡大
 凸版印刷とコミュニティネットワークセンターは6月28日,同社運営の電子チラシサイトShufoo!の電子チラシお届けサービスの地域を中部エリアまで広げた。ひまわりネットワークが行う「ひまわり光」テレビ加入者が対象。見たい地域の郵便番号を設定するとその地域のチラシが毎日配信される。

凸版印刷,各企業専用の電子チラシアプリ販売開始
 凸版印刷は6月28日より,各企業専用の電子チラシアプリ「Shufoo!スマートフォンアプリASP」の提供を始めた。従来の電子チラシ閲覧アプリ「Shufoo!チラシアプリ」の仕組みを活用するため,企業の独自アプリ開発に比べ費用を10分の1に抑えられる。新着チラシを毎日配信でき,店舗検索やお気に入りの店舗登録機能も提供する。初期費用200万円,月額費用10万円より。

凸版印刷,Webスーパーの情報や商品を見られるサイトの提供開始
 凸版印刷は6月28日,Webスーパーの情報やおすすめ商品を見られるサイト「Shufoo!モール」の提供を始めた。利用者の地域に配達可能なスーパーの情報が一覧で表示され商品を選びながら店舗を選べる。掲載する商品をWeb上から自動取得する機能を開発し,企業側は運用負荷をかけずに自社の商品を告知することが可能。初期導入費用20万円(12月31日までは1万円),運用費用1客25円。

凸版印刷,多拠点ペーパーレスビデオ会議ソリューションで提携
 凸版印刷は6月29日,タブレット端末やスマートフォンなどを活用した多拠点ペーパーレスビデオ会議ソリューションの提供に向け,IT企業のポリコムジャパンと提携した。これにより両社のスマート機器やビデオ,音声を利用した会議ソリューションを連携させたものを,7月上旬より販売する。

ニシカワ,フォトブック作成サービスを提供予定
 ニシカワは9月1日より,フォトブック作成サービス「PhotoBookle」の提供を始める。無料の編集ソフトをダウンロードし,Web上で自由に編集できる。1冊880円より。また7月2日〜31日まで事前登録をするか,フェイスブックで「いいね!」を押す,もしくはツイッターでフォローとツイートをした人に抽選で無料クーポンが当たる。

コニカミノルタビジネスソリューションズ,お客様中心主義に
 コニカミノルタビジネスソリューションズは6月26日,今後の取り組みを発表した。トップラインを「お客様中心主義」とし,1.商品企画系の部署が同社から親会社で事業会社のコニカミノルタビジネステクノロジーズ(KMBT)へ出向し,顧客対応を迅速にする。2.国内市場シェアを伸ばすため,KMBTに大手企業担当部署を作った。3.マーケティング力強化のためマーケティング本部を設置し,その中に業種別営業促進組織を作った。今年度下期には,プロダクションプリント分野で最上位機種を発売する。4.レーザープリンタ関連の事業を行う国内販売会社のコニカミノルタプリンティングソリューションズの事業移管を,7月1日付けにて受ける。

キヤノンマーケティングジャパン,データセンターの活用を提案
 キヤノンマーケティングジャパンは6月27日,サーバー管理の外部委託に関するセミナーを開いた。インターナショナルデータコーポレイションジャパンの伊藤未明氏が,情報を管理するデータセンターの概要や利用状況,企業が委託するさいの選択基準のポイントを解説し,東日本大震災以降データセンター活用の意識が高まったと話した。またキヤノンマーケティングジャパンの結城拓氏が震災を乗り越えたデータセンターの事例を紹介したほか,キヤノンITソリューションズの高橋雅之氏が同グループが運営する西東京データセンターの紹介をした。

日本印刷産業連合会,労働衛生協議会を設立
 日本印刷産業連合会は6月26日,労働衛生協議会を設立すると発表した。印刷会社従業員の労働環境を改善し,「化学物質による健康障害防止対策の取組」の強化を図る。学識経験者や労働安全専門家,印刷業界団体代表などで構成する。

日本印刷産業連合会,時代に沿った3冊刊行
 日本印刷産業連合会は,次の3冊を刊行(増刷)した。オペレータ教育用『基本から解る枚葉オフセット印刷技術』(DVD付き),A4判176ページ,会員3000円,一般5000円。印刷産業における『環境関連法規集(2012年版)』,A4判142ページ,会員2000円,一般4000円。『印刷職場の労働衛生管理』,A4判116ページ,1500円(2008年発行,今月増刷)。

日本印刷産業連合会,2013年ドイツ・技能五輪国際大会,代表選手募集
 2013年7月にドイツ・ライプツィヒで第42回技能五輪国際大会が開催される。日本印刷産業連合会(電話03-3553-6051)では「オフセット印刷」職種で日本代表選手を募集している。応募締切は7月13日。

全国グラビア協同組合連合会,創立45周年を祝う
 全国グラビア協同組合連合会は6月27日,東京・紀尾井町のホテルニューオータニで通常総会を開き,審議が承認された。また理事会も行い,各審議が承認された。オフセット校正印刷労働者に多発しているという胆管癌について,風評被害など誤解されないよう確認した。
 また同連合会は同日同所で,創立45周年を記念し講演会,式典を開催した。「これからの日本」と題し,衆議院議員の石原伸晃氏が消費税の必要性や欧州の金融問題,決められないリーダー問題を語った。式典では各種表彰を行い,経済産業大臣賞を田口薫氏(同連合会会長,大日本パックェージ社長)が受賞したほか,経済産業省商務情報政策局長,全国中小企業団体中央会会長の各賞,永年勤続者,グラビア印刷振興賞,グラビア特別賞の各表彰があった。
 同連合会では『半世紀のあゆみ(創立45周年記念出版)』(B5判128ページ)を刊行した。

日本フォーム印刷工業連合会,drupa2012・Xplor2012を報告
 日本フォーム印刷工業連合会は6月27日,日本印刷会館でdrupa2012・Xplor2012の報告セミナーを開いた。日本印刷産業連合会の石橋邦夫氏が米国のドキュメントプロセシングの現状やDigital Mail Boxの説明,ノルウェーの07Group社などの企業訪問の報告をした。ブライター・レイターの山下潤一郎社長はdrupa2012で発表されたB2判枚葉インクジェット機と液体トナー機の比較や,デジタル印刷対応後加工機の例などを紹介した。

環境保護印刷推進協議会,印刷会社の省エネ対策を紹介
 環境保護印刷推進協議会は6月26日,TKP東京八重洲カンファレンスセンターで総会を開いた。収支決算や予算など各議案が滞りなく承認された。また,省エネルギーをテーマにフォーラムも行った。船井総合研究所の菊地功氏が日本の電力需給の状況や今後の見通しなどを解説したほか,コンサルタントの伊藤智教氏が電力削減で利益を生む方法について,奥村印刷の藤井淳氏が自社の電力削減対策と生産改善について紹介した。

日本印刷学会,新聞印刷の基礎を学ぶ
 日本印刷学会のコミュニケーション委員会は6月29日,東京・新富の日本印刷会館で「新入社員・初心者のための新聞印刷技術の基礎知識講座」を開いた。静岡新聞社の増田晴樹印刷局長が,自社の新聞紙面の品質向上のためにCTPでレジスター補正を行っていることや,印刷資材によるドットゲイン変化や損紙発生率を分析していることを話した。そのほか新聞印刷の基礎知識として,東京機械製作所が新聞輪転機を,金陽社がブランケット・ゴムローラーを,富士フイルムグラフィックシステムズがCTPを,サカタインクスがインキを,日本製紙が用紙を解説した。

日本印刷学会西部支部,大阪でデジタルプレスセミナー開催
 日本印刷学会西部支部は6月28日,大阪・大国町のモリサワで「知らないと損をする“デジタルプレスの基礎知識から最新情報,後加工まで”をテーマに「印刷技術者初心者セミナー」を催した。「デジタルプレス概論& drupa2012で明らかになったデジタルプレスの未来」として,富士フイルムグラフィックシステムズの早川貴之氏は,インクジェット(IJ)技術と電子写真技術での基本を,「デジタル印刷用紙」として三菱製紙の西哲哉氏はトナー成分やIJインクの成分と紙の関係を,「デジタル印刷とポストプレスの最新動向」としてホリゾンインターナショナルの衣川竜二氏は製本の視点で考えると効率良いフローが得られる,とそれぞれ話した。
 なお,同支部では,8月30日,10月5日,11月2日にそれぞれ講演会を予定している。

医薬・化粧品の包装技術を紹介
 医薬品や化粧品,洗剤などの製造技術を紹介する「インターフェックスジャパン」ならびに「化粧品開発展」など4つの展示会が,6月27日〜29日に有明の東京ビッグサイトで開かれた。主催はリードエグジビションジャパン。印刷関連企業の出展では,共同印刷が吸湿や易開封性などの特殊な機能をもたせた包装材料を展示したほか,藤徳紙器,野崎印刷紙業,相互印刷,朝日印刷,上六印刷,大成紙器印刷,丸金印刷,大昇印刷,小倉美術印刷,精英堂印刷などが,緩衝機能や改ざん防止,内容物の保護機能などを工夫した医薬品パッケージや,ホログラムやUV印刷,型抜き加工などで意匠性を高めた化粧品パッケージを紹介した。

フォトビジネス企業が集結
 プロメディアは6月26日・27日,東京ビッグサイトでPHOTONEXT2012を開いた。フォトビジネス再起動をテーマに,印刷会社や写真店,写真機器メーカー,商社など約120社が出展した。コニカミノルタはフォトブック支援ソリューションの後加工機などを紹介した。

7月5日,印刷業界の営業戦略セミナー開催
 ハイデル・フォーラム21は7月5日,東京・東品川のハイデルベルグ・ジャパンで企業マネジメントセミナー「ケーススタディで学ぶ勝つための印刷営業戦略」を開く。電子メディアの台頭による業界変化に適した営業戦略を6つの実例を通じて学ぶ。無料。要申込。問合せは,電話03-5715-7373。

7月6日・7日,SOPTECとうほく2012開催
 東北地区印刷協議会は7月6日・7日,仙台市・仙台卸商センターでSOPTECとうほく2012を開く。ワークフローを自動化し効率を図るWeb to Printや,デジタル印刷のサンプルなどを紹介する。展示ゾーン無料。
http://www.miyagi-pia.or.jp/soptec/index.html

7月12日・13日,COLLABORATION FAIR2012開催
 モトヤは7月12日・13日,東京・秋葉原の秋葉原クロスフィールドアキバ・スクエアで「COLLABORATION FAIR2012」を開く。ファンシーペーパーの環境面と機能面の情報とデジタル印刷の見本を紹介する。無料。
http://www.motoya.co.jp/business/news/tcollabo2012/index.html

7月12日・13日,日本画像学会技術講習会開催
 日本画像学会は7月12日・13日,東京・神保町の学術総合センターで「スキルアップに役立つ画像技術の基礎と最新技術」と題した講演を開く。1日目は入門講習や画像に関わる一般講習,シミュレーション実演講習を行い,2日目は電子写真に関する技術講習とその他プリンティング技術に関する技術講習を行う。会員2万4000円,学生3000円,非会員3万2000円。要申込。
http://www.isj-imaging.org/event/tech_course/2012_tech_73.html

7月20日,日本出版学会関西部会開催
 日本出版学会は7月20日,大阪市立大学で「電子出版と電子図書館:最近の動向から」と題し関西部会を開く。電子雑誌や電子書籍の技術基盤,ビジネスモデルを中心に現状の分析を行う。会員300円,非会員500円。問合せは電話075-466-3136。

9月24日〜27日,北京で製薬業界向けの展示会「CHINA-PHARM」
 9月24日〜27日に中国・北京の国家会議センターで医薬品包装や偽造防止なども含む製薬・食品関連の技術展示会「CHINA-PHARM 2012」が開かれる。中国医薬国際交流センターとメッセ・デュッセルドルフ・上海の共催。出展社500社以上,来場者2万人以上を見込む。主催者によれば,中国において製薬業界は最急成長市場の一つであり,業界の年間生産高は2015年に世界第二位を占める予測がある。現在,とくにクリーン技術に注目が集まっているという。
http://www.china-pharm.net/

◇◇ PR ◇◇
7月5日〜8日に,晴海の東京ビッグサイトで「東京国際ブックフェア」が開かれます。電子書籍をはじめとする話題の技術のほか,出版文化を支えるさまざまな企業が自社のアピールをする国内最大の書籍見本市です。
 文化通信社のブースにて小社の『紙と印刷の文化録』,『メディア・ユニバーサルデザイン』ほか5冊を販売いたします。ご来場のさいにはどうぞお手に取ってご覧ください。

月刊『印刷雑誌』7月号(1470円)が6月20日に発行されました。特集は「印刷産業と技術の行方」。“RE−PRINTING:再発見・再定義・再構成”“ソリューションプロバイダーの実践”“drupa2012報告”“ナノグラフィ”“印刷物を商材に”のほか,“メディアのユニバーサルデザイン”“人材とチームワークでデジタル印刷を活かす”などの単発記事も掲載です。
http://www.japanprinter.co.jp/pages/artivols_2012.html

※本誌(週刊『印刷雑誌』)の会員(無料)になられた方には,毎週発行と同時に,メールでご案内させていただきます。ご希望の方は,下記メールアドレスへ「週刊『印刷雑誌』会員希望」とメールしてください。
shukan@japanprinter.co.jp

週刊『印刷雑誌』3巻28号
2012年7月2日発行
編集長:武川久野
発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 


 

go home

(C)2010 Insatsu Gakkai Shuppanbu Ltd.
All rights reserved.