週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 4巻29号 2013年7月29日
Japan Printer weekly Vol.4, no.29
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(1470円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行します。

LGエレクトロニクス・ジャパン,フォトプリンタに新色を追加
 LGエレクトロニクス・ジャパンは8月上旬,スマートフォンで撮った写真をその場で印刷できるモバイルフォトプリンタ「Pocket photo」にピンク色を追加し発売する。従来はシルバーのみだったが,2色から選べるようになった。

ソフトウェア・トゥー,フォント管理ツールを発売
 ソフトウェア・トゥーは8月7日,フォント管理ツールの新バージョン「Extensis Suitcase Fusion 5」を発売する。同ツール内でフォントの組み合わせを確認できる機能や,その組み合わせをPDFで保存できる機能などを追加した。1万3440円。

ダンクセキ,フォトブックサービスにA5判を追加
 長野のダンクセキは7月17日,同社運営のフォトブックサービス「PhotoRevo」にA5判を追加した。デジカメで撮った写真やスキャナで取り込んだ画像からフォトブックが作れ,ハードカバーとソフトカバーの2種類がある。980円より。

大日本印刷,電子書籍の書き下ろし小説を配信
 大日本印刷は7月25日,宝島ワンダーネットと協力し,電子書籍の書き下ろし小説「文力」ノベルスを立ち上げた。朝倉卓弥氏とたなか雄一狼氏の連載小説2作品を,週1回電子書店「honto」で配信する。フェイスブックで読者からの感想の募集や作家が参加するイベント開催などを予定している。

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 現在の電子書籍ブームへの軌跡を,出版デジタル機構会長の植村八潮氏が10年以上に渡り追い続けた記録を一冊に集約。『電子出版の構図』
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キヤノンITS,イベントに映像技術で協力
 キヤノンITソリューションズは8月1日〜18日に東京の丸ビル,丸の内オアゾ,新丸ビルで開かれる「大恐竜展in丸の内2013:福井県恐竜博物館コレクション」に,MRシステム「MREAL」で協力する。同システムは現実と仮想世界を融合させる映像技術で,ヘッドマウントディスプレイを通じて実物大の恐竜が動く様子を体感できる。

日本包装技術協会,書籍『包装…知っとく知識』を発売
 日本包装技術協会は書籍『包装…知っとく知識』を発売した。食品パウチや注ぎ口付きカートンなどの包装事例,軟包装技術や金属缶などの包装技法などを紹介している。B5判,270ページ,7800円。

Quark,デザイン用ソフトウェアを発表
 Quarkは7月24日,デザインやページレイアウト用のソフトウェア「QuarkXPress10」を発表した。従来品に50万行のコード変更,複数言語で500以上のダイアログやパレットを作るなどし,Mac OS X用アプリケーション環境のCocoaに対応した。

DNPドリームページ,印刷表面の仕上がりに書籍用紙タイプを追加
 フォトブックサイトを運営するDNPドリームページは7月26日,印刷表面の仕上がりに書籍用紙タイプの「ナチュラル」を追加した。従来の光沢のある「グロス」と艶を抑えた「マット」に加え,表面加工を3種類から選べるようになった。
 また9月19日まで,同サイトの会員登録をすると500円分の割引チケットがもらえるキャンペーンを行っている。

凸版印刷,印刷技術に関する動画を配信
 凸版印刷は7月31日まで,同社のホームページで印刷技術を紹介する動画を配信している。社内向けには,スマートフォンに専用ARアプリをダウンロードして,同社社員証をかざすと動画が見られる取り組みを行っている。

大日本印刷,偽造防止効果の高いセキュリティ製品を開発
 大日本印刷は7月22日,模倣が困難で偽造防止効果の高いセキュリティ製品「蛍光発光インキ印刷(紫外線照射型)」,「蛍光発光インキ印刷(赤外線照射型)」,「光源変色インキ印刷」を開発したと発表した。それぞれ紫外線と赤外線を当てると緑色に発光するインキと,光源によって色が変わって見えるインキを使っている。

凸版印刷,通販カタログの無料アプリがWindows8に対応
 凸版印刷は7月23日,通販業界やアパレル業界のカタログを閲覧できる無料アプリ「カタログパラリー」がWindows8,WindowsRTに対応したと発表した。カタログを提供する企業は同アプリのPCサイトに掲載するとiPhoneやAndroidに加えWindowsにも配信できる。

大日本印刷,ネット広告のマーケティング支援サービスを開始
 大日本印刷は7月31日,インターネット広告の配信や運用を行うスケールアウトと協力し,生活者のWebサイト閲覧履歴などを統合管理するデータマネージャープラットフォームを活用したマーケティング支援サービスを始める。同サービスは同社が運営するWebサイトの閲覧情報を解析し,ユーザーを分類して興味や関心の高い情報を提供する。

大日本印刷,コミュニケーションのためにネットを使う70歳代は約半数
 大日本印刷は7月25日,生活者の情報メディア利用の実態や購買行動の変化などを調査・分析する『メディアバリューレポートVol.59』を発行した。70歳代の80%以上が第二の人生を歩んでいることを意識しており,季節のギフトだけでなくお礼の品や励ましの品など,贈り物を活用して他者とつながりをもつことがわかった。また,他者とのコミュニケーションのためにネットを利用する人が48.7%おり,さらにネットの活用が増えると予想されている。

凸版印刷,主婦の5人に1人がインターネットを選挙に活用
 凸版印刷は7月26日,7月21日に行われた参議院議員通常選挙について20〜40歳代の主婦に行った意識調査の結果を公開した。選挙運動にインターネットの利用が解禁になったことを受け,5人に1人が候補者や政党の公式ホームページやブログを利用したことがわかった。

印刷機材団体協議会,JGASでのパネルディスカッション内容決定
 印刷機材団体協議会は10月2日〜5日,有明の東京ビッグサイトで国際総合印刷機材展JGASを開くが,2日に行うパネルディスカッションの内容が決まった。「デジタルプリント時代における印刷会社のとるべき戦略とは:新たなチャレンジ事例にヒントを学ぶ」と題し,デジタル印刷を導入した印刷会社や新聞社,出版社らが導入の背景やビジネス戦略について話す。

コニカミノルタ,知的財産活動の取り組みをWebで公開
 コニカミノルタは7月16日,2012年度の知的財産活動への取り組みをまとめた「知的財産報告書2013」をWebで公開した。情報機器事業は日本特許登録件数の累積が約350件あり,産業用材料・機器事業の有機EL照明関連は450件以上の特許を取得している。

アイ・エヌ・ジーグラフィックアーツ,HPの産業用プリンタ導入
 サイン・ディスプレイ分野で事業展開しているアイ・エヌ・ジーグラフィックアーツが,ヒューレット・パッカードの産業用プリンタ「HP Latex 3000 プリンター」の国内1号機を導入した。同プリンタは,屋外耐候性を備えた水性インク「HP Latexインク」を搭載し,従来製品に比べ対応素材も拡大した。

全日本印刷工業組合連合会,進むべき方向を示唆するコンテンツ刊行
 全日本印刷工業組合連合会は10月4日のフォーラムで,未来予測と中小印刷会社の進むべき方向を提示する『「印刷道」:ソリューション・プロバイダーへの深化』を刊行する。組合員向けに2500円でダウンロード版を先行販売する。冊子の発売日と非組合員への価格は未定。

全日本印刷工業組合連合会,「中小印刷産業議員連盟」(仮称)設立を要望
 全日本印刷工業組合連合会は,全日本印刷産業政治連盟を通じて自民党内に「中小印刷産業議員連盟」(仮称)の設立を要望している。議員連盟は,印刷関連産業と関係の深い衆参両院の国会議員での結成を目指し,自由民主党中小企業・小規模事業者政策調査会長の伊藤達也衆議院議員を中心に設立に向けた活動をしており,すでに各県工組と親交ある30数人の議員から賛同があるという。

印刷教育研究会と出版学会,デジタル雑誌の標準化の勉強会
 印刷教育研究会と日本出版学会は合同で7日23日,水道橋の都立工芸高校で研究会を開いた。「デジタル雑誌における“書誌情報標準化”の最新事情:日本国内及び米国の状況報告」と題し,毎日新聞社の小野寺尚希氏が新聞と雑誌のコンテンツ管理について,集英社の丸山夢人氏がデジタル雑誌の流通用交換フォーマットPAMP(パムピー)について解説した。

日本印刷産業連合会,環境配慮型の印刷産業機械の現状を聞く
 日本印刷産業連合会は7月24日,東京・新富の日本印刷会館でグリーンプリンティング(GP)工場の認定式を行った。新たに,美創印刷,山口証券印刷の本社と生産・開発事業部,エースビジネスフォーム,フヨー印刷,オピカ,大光印刷の亀岡工場,横田製本が認定され,21社が更新した。セミナーも開き,「環境に優しい印刷産業機械の開発,普及等の調査結果」について凸版印刷の木下敏郎氏が講演した。

東京都印刷工業組合,「見える化」実践を考える
 東京都印刷工業組合は7月22日,東京のモントレ銀座で「東京地区印刷協議会」を開いた。大東印刷工業の佐竹一郎社長が,利益とコストを数値化して「見える化」する意義や要点を解説したほか,富沢印刷の富澤隆久社長,オフセット岩村の岩村貴成社長,宣広プロの岡崎敦彦専務が自社での取り組みを紹介した。

日本印刷学会,環境・エネルギーへの印刷に関しシンポジウム
 日本印刷学会は7月22日,東京・汐留のトッパン・フォームズでシンポジウム「環境・エネルギーに貢献する印刷技術」を開いた。生物由来材料・植物由来フィルムの開発,色素増感太陽電池の現状と将来展望,印刷法により作成した軽量・フレキシブルな熱電変換素子,プリンテッドエレクトロニクスからの提言,太陽電池用の銅ペーストの開発,光散乱を制御した波長選択反射フィルム,真空プロセス無しの有機薄膜太陽電池セル,について発表があった。

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印刷プロセスの持つ優位性と有用性を活かし,生産の効率化,コスト削減などにつなげるための知識とは?『次世代プリンテッドエレクトロニクスへ―印刷による付加型生産技術への転換―』
今後の伸びが期待される印刷による有機半導体製造の安定化に向けたノウハウを理論的に解説し,実践に導くには?『プリンテッドエレクトロニクス―スクリーン印刷による安定生産―』
意外と知られていないエレクトロニクスとスクリーン印刷の基本や,素朴な疑問など,一問一答でズバリ解決!『知っておきたい「スクリーン印刷とエレクトロニクス」』

全国印刷工業健康保険組合,組合の財政危機続く
 全国印刷工業健康保険組合は7月26日,東京・新川の全印健保会館で組合会を開いた。2年連続の保険料率引き上げにもかかわらず,後期高齢者医療制度負担金の増大などの要因により,組合存続の危機が募る中,財政危機の健全化を検討する特別委員会は,事務局組織の見直しの継続をはじめ,滞納保険料の徴収を徹底すると説明した。

コダック,シカゴPRINT展視察募集
 9月8日〜12日,米国シカゴでPRINT13展が開催されるが,それに合わせ,コダックは視察ツアーを企画している。9月8日〜14日,シカゴとラピッドシティを訪問。

全日本印刷工業組合連合会,10月にフォーラム
 全日本印刷工業組合連合会は,10月4日に有明の東京ビッグサイト東6ホールで「全印工連フォーラム」を催す。地域活性プロモーター,特定機能プロモーター,特定業界スペシャリスト,メディアプロダクトメーカー,パーソナルメディアショップ,印刷製造スペシャリストの6種類の戦略解説と討論で構成。

8月30日まで,包装技術の研究発表募集
 日本包装技術協会は8月30日まで,宮城・仙台サンプラザで11月28日・29日に開かれる大会の研究発表を募集している。研究内容は装技術分野における開発・改善事例など。
http://www.jpi.or.jp/saiji/taikai.html

9月1日まで,印刷博物館で夏休み体験教室開催
 印刷博物館は9月1日まで,東京・水道にある同博物館で製本と活版印刷の体験ができる教室を行っている。紙を折り重ねて断裁するとできるノートの作成や,赤・青・黄のインク3色を重ねてハガキを作るなど印刷の仕組みが学べる。月曜日休館,参加費は一般300円,学生200円,高校生100円,小中学生無料。予約不要。
http://www.printing-museum.org/exhibition/permanent/130723/index.html

9月3日まで, 画像関連技術の研究論文を募集
 日本画像学会は9月3日まで,丸太町のハートピア京都で11月22日に開かれる研究討論会の技術論文を募集している。論文内容はインクジェットや電子写真など12分野。
http://www.isj-imaging.org/event/conference/ICJ2013F/ICJ2013F_submission.html

7月31日,リコージャパンがiPad活用セミナー
 リコージャパンは7月31日,東京・新橋のソフトバンクBB汐留住友ビルで,ビジネスでのiPad導入段階において押さえておきたいポイントや,クラウドソフト群を共有利用できる「Google Apps」の活用体験セミナーを行う。参加無料,定員50人。
http://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/rcc/seminar/03-0445_20130731.html

7月31日,品川で3Dプリンタに関するシンポジウム開催
 三次元映像のフォーラム・三次元映像学会は7月31日,東京・品川インターシティで3Dプリンタに関するシンポジウムを開く。市場動向や実例など6講演を行う。定員60人。参加費会員無料,一般5000円,学生3000円。要申込。問合せは,電話090-6184-6161。

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『印刷雑誌』10月号(9月20日発売),特集:3Dプリンタの動向!

8月1日,VPJが出版社向けのITソリューションを紹介するセミナー開催
 ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは8月1日,東京・渋谷の同社で出版社向けにITソリューションを紹介するセミナーを開く。定員40人,参加費無料。要申込。
http://www.vpjnews.com/node/541

8月1日〜9日,東京ミッドタウンで子供向けワークショップ
 8月1日〜9日,東京ミッドタウン・デザインハブで,子供向けのワークショップを開く。企業のデザイナーやアーティストが講師となり,ものづくりやデザインを身近に感じながら楽しく学ぶことができる。定員15人,参加無料,要申込。
http://www.designhub.jp/seminar/2013/07/12-1500.html

8月9日,リコージャパンがGoogle Apps活用セミナー
 リコージャパンは8月9日,東京・六本木のグーグル東京オフィスでセミナー「Google Appsで実現する新しいワークスタイル」を行う。クラウドソフト群を共有利用できる「Google Apps」の活用で得られる効果を紹介する。またセミナーに先立ち,Google東京オフィスの見学ツアーも行う。参加無料,定員50人。
http://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/rcc/seminar/03-0449_20130809.html

8月14日〜9月9日,東京・銀座で「日本パッケージデザイン大賞2013」展
 日本デザインコミッティーと日本パッケージデザイン協会は8月14日〜9月9日,東京の松屋銀座で「日本パッケージデザイン大賞2013」展を開く。同名コンペティションの受賞作品を展示する。問合せは,電話03-3567-1211。

8月22日・23日,リョービが東京で内覧会開催
 リョービは8月22日・23日,東京・北区の同社で「リョービサマーショー2013」を催す。A全判オフセット印刷機をはじめ,圧着シ―ラーや自動カッターなども展示。インクジェットプルーフと助成金についてのセミナーも催す。入場無料。セミナーは要申込。問合せは,電話03-3927-1031。

8月23日,リコージャパン,スマートデバイス活用セミナー
 リコージャパンは8月23日,東京・晴海のリコーITソリューションズ本社事業所でセミナー「失敗しないためのスマートデバイス導入の勘どころ」を行う。リコーグループのiPad導入実践から学んだ,計画から運用における課題と解決策を紹介するほか,セキュリティ対策やBYOD(個人所有端末の持込み)などの検討課題の解決法,ワンストップで提供するスマートデバイス導入支援サービスを紹介する。入場無料,定員50人。
http://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/rcc/seminar/03-0446_20130823.html

8月24日〜2014年2月23日,「JAGDA新人賞展2013」巡回展
 「JAGDA新人賞展2013」が全国各地で巡回展として開かれている。第31回の受賞者である田中義久,平野篤史,宮田裕美詠の各氏による受賞記念展となっている。
 8月24日〜27日富山市民プラザ,9月11日〜23日新潟県立美術館,9月28日〜10月14日滋賀・成安造形大学,2014年2月18日〜23日愛知・国際デザインセンター・デザインギャラリー。
http://www.jagda.org/information/jagda/1672

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「ロートレック」「リンドナー」「ミュシャ」「ノーマン・ロックウェル」や「ヴォーグの表紙」などのグラフィックデザイン最高潮の時代に生まれた国外作品をオールカラーで紹介。『グラフィックデザインの世界の話題作』

8月28日・29日,光文堂が東京で内覧会開催
 光文堂は8月28日・29日,東京・王子の北とぴあで,オフセット印刷関連機材の新製品をはじめ,プロモーション活動の展開に行かせる製品を集めた「KOBUNDOセレクションinTOKYO2013」を催す。入場無料。29日のセミナー「見くびっていませんか?洗浄作業が落とし穴!」は要申込。
http://www.kobundo.co.jp/event/kbdselection2013tokyo/pdf/kbdselection2013.pdf

8月29日,日本包装技術協会が医薬品包装に関するセミナー開催
 日本包装技術協会は8月29日,東京・築地の同協会でグラビア製版技術と医薬品包装に関するセミナーを開く。参加費会員無料,一般3150円。要申込。
http://www.jpi.or.jp/saiji/seminar/kenkyukai/2013/kenkyukai_1308.html

9月3日〜10月3日,銀座で歌舞伎をテーマにしたイラスト展
 東京イラストレーターズ・ソサエティは9月3日〜10月3日,銀座のクリエイションギャラリーG8で「歌舞伎」をテーマにしたイラストの展覧会を開く。入場無料,日曜・祝日休館。
http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/g8_exh_201309/g8_exh_201309.html

9月6日,日本出版学会が西洋の造本装丁の見学会
 日本出版学会は9月6日,東京・日本橋のワールド・アンティーク・ブック・プラザの見学会を開く。同施設で展示販売されている海外の古書を見るとともに,近代の製本技術を学ぶ。参加費は一般1000円,会員500円。要申込,定員20人。問合せは,電話03-3313-7347。

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週刊『印刷雑誌』4巻29号
2013年7月29日発行
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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