週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 4巻38号 2013年10月7日
Japan Printer weekly Vol.4, no.38
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(1470円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行します。

大日本印刷,ラジオ番組と流通店舗をつなぐアプリを開発
 大日本印刷はエフエム東京と共同で,ラジオ番組「Skyrocket Company」の公式アプリ「Skyrocket Company社員アプリ」を開発し,10月1日より配信を始めた。同アプリは同番組とスマートフォンを連携させ,ラジオのリスナーを店舗に送客するO2O2O(OnAir to OnLine to OffLine)を図るもの。リスナーは会員登録すると,架空の会社に見立てた同番組のさまざまな活動に社員として参加でき,その架空の企業の中で出世していく体験ができる。

BookLive,電子書籍ストアの機能をリニューアル
 BookLiveは10月3日,電子書籍ストア「BookLive!」の機能を新しくしたと発表した。未購入の本や紙で読んだ本に対しレビューが書けるようになり,作品名や著者名以外の単語でも検索できるようになった。

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 あの,出版デジタル機構の植村八潮会長(専修大学教授)の唯一の単著。現在の電子書籍ブームへの軌跡を10年以上に渡り追い続けた記録を一冊に集約。『電子出版の構図』
 紙文化の未来はどこに向かうのか?デジタル情報化社会の奔流に立ち向かう老舗印刷屋最前線実録。『我,電子書籍の抵抗勢力たらんと欲す』
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フォントワークス,会員に向け素材集を提供開始
 フォントワークスは10月2日,すべてのLETS会員に向け,無償で使えるイラストや写真が入った素材集「LETS Power Up Tool Kit 2013」の提供を始めた。イラスト約500点,写真約3500点,筆線素材約30点が収録されている。
 また12月,フォントの年間ライセンスプログラムを一新すると発表した。フォント業界内で評価の高い書体や商用利用可能な欧文フォント3000書体以上を提供する予定。
 また6月11日にソフトバンク・テクノロジーと戦略的業務提携し,8月29日に同社のフォント専門ECサイトの運営を始めている。

沖データ,A4判カラーLED複合機を発売
 沖データは10月上旬,A4判カラーLED複合機「MC562dnw(13万1040円),MC362dnw(11万8440円)」を発売する。MC562dnwはA4判カラーを毎分26ページ,同モノクロを毎分30ページ出力できる。ともに無線LAN機能を搭載し,アップル社の印刷機能に対応したため,iOS端末から直接印刷ができる。

キヤノンMJ,来年4月にインクジェットの業務用連帳プリンタ発売
 キヤノンマーケティングジャパンは2014年4月,オセ社のインクジェット方式の業務用連帳プリンタ「Oce ColorStream 3000 Z シリーズ」を発売する。最大印刷幅は540mmで,ロール紙とZ紙に対応し,モノクロからカラー,片面から両面,印刷速度を毎分48mから100mなど,印刷業務のボリュームや内容に合わせて設備ユニットやシステムを拡張できる。
 また,電子写真方式のモノクロ連帳プリンタ「Oce VarioStream 7170/7110」も同時発売する。いずれもオープン価格。

キヤノン,来年1月にモノクロプロダクションプリンタ発売
 キヤノンは2014年1月中旬,オセ社のモノクロプロダクションプリンタ「Oce VarioPrint 6000 Ultra+シリーズ」を発売する。両面同時印刷が可能で,最上位機種は両面印刷速度がA4判で毎分314ページ。オプション装備で,A4判で最大2万4000枚の給紙と最大1万8000枚の排紙ができる。価格は2480万円(税別)から。

キヤノン,今月下旬にプロダクション向けカラー複合機を発売
 キヤノンは10月下旬,プロダクション向けカラー複合機「imagePRESS C7011VPS/C7011VP/C6011」を発売する。出力速度はA4判ヨコで毎分60〜70枚で,紙厚にかかわらず等速の出力が可能。色の変動要素を検知して自動的に制御し,色再現性の安定を図る機能もある。 C7011VPとC6011は,別売りの外部接続サーバータイプのプリンターコントローラーを装着することで,高画質を図る色調整やプロファイル管理の機能も付属する。いずれもオープン価格。

DICグラフィックス,UVオフセットインキ発売
 DICグラフィックスは10月,高感度UVオフセットインキ「ダイキュアHR」を発売した。ジャパンカラー2011で規定された色を再現できるほか,乾燥時間を短縮した。

IGTテスティングシステムズ,ピックテストオイルを開発
 IGTテスティングシステムズは9月30日,ピックテストオイルを開発したと発表した。紙の表面強度の計測範囲が広がり,表面強度を測るさい乾燥による硬化がない。

共同印刷,品質検査システムを開発
 共同印刷は9月30日,ジクスと枚葉オフセット印刷の品質検査システム「KP-Inspection System」を共同開発したと発表した。印刷全量と刷り始めの指定枚数ごとにパターンマッチング検査を行い印刷不良を見つけられる。

各社,グッドデザイン賞受賞
 セイコーエプソンは10月1日,A3判対応プリンタ「EP-976A3」がデザインの効果や効用を評価するグッドデザイン賞に選ばれたと発表した。全体の大きさをコンパクト化した点や操作の行いやすさなどが評価された。
 沖データは10月2日,A3判ノビ対応カラーLEDプリンタ「MICROLINE VINCI C941dn」がグッドデザイン賞を受賞したと発表した。プロが求める機能に着目し,独自性の高い商品性などが評価された。
 EIZOは10月1日,23.0型タッチパネル装着カラー液晶モニタ「FlexScan T2381W」がグッドデザイン賞に選ばれたと発表した。複数人での閲覧と手による操作への配慮,モニター角度調整を簡潔な形状にデザインされていることなどが評価された。

日本印刷技術協会,『印刷白書2013』発行
 日本印刷技術協会は9月30日,『印刷白書2013』を発行した。「デジタルイノベーションと新領域ビジネス」と題した特集や,印刷メディア産業の今後の方向性などをまとめている。A4判,152ページ。同協会会員8000円,一般9600円。

大日本印刷,ホログラムを発売
 大日本印刷は10月1日,カラフルなデザインができるリップマンホログラムとエンボスホログラムを発売した。リップマンホログラムの背景色とエンボスホログラムの表面色を,企業カラーや製品パッケージの配色に合わせ自由に選べるようになった。

DNPアートコミュニケーションズ,美術品の画像データ貸出サービスに美術館追加
 大日本印刷の子会社のDNPアートコミュニケーションズは10月1日,東京の静嘉堂文庫美術館の所蔵品画像データ貸出サービスを始めた。同社が運営するWebサイト「Image Archives(イメージアーカイブ)」で申し込むと,「曜変天目」(稲葉天目)や「源氏物語関屋・澪標図屏風」など同美術館が所蔵する東洋古美術品のデータをダウンロードできる。

三菱重工業と富士ゼロックス,文書サービスで包括提携
 三菱重工業と富士ゼロックスは10月3日,三菱重工グループにおけるドキュメント出力環境の構築やサービス運用最適化のため,ドキュメントサービスに関し提携すると発表した。三菱重工は子会社の(株)リョーインのドキュメント関連事業を会社新設(2014年4月1日設立予定)分割し,富士ゼロックスは新設会社の株式の80%を取得し事業を引き継ぐ。

凸版印刷,ギフトカードの残高管理サービスを提供
 凸版印刷は富士通エフ・アイ・ピーと共同で10月1日,日本旅行のプラスチックカード型ギフトカード向けに,ギフトカードの残高管理を行う「ギフトカードASPサービス」の提供を始めた。カード1枚に入金できる金額を1000円単位で購入者が自由に設定できる。また今後,オンデマンドプリンタにより写真やメッセージを自由にデザインできるオリジナルカードの発行,Webなどオンラインでの申込み時にも決済手段として使えることなどにも対応する。

大日本印刷,スマホ向けO2Oサービスのクラウド型プラットフォームを開発
 大日本印刷は10月3日,スマートフォン向けのO2O(Online to Offline)サービスの展開に必要な各種機能を,クラウド型で提供するプラットフォーム「PASSMART」を開発した。第一弾として,さまざまな発行形態に対応し,利用記録も取得できるクーポンの配信機能を中心に,O2Oに必要な機能を集約した製品を11月より提供する。価格は,初期費用150万円〜,月額利用料15万円〜。

凸版印刷,「洛中洛外図屏風」のVR作品を上演
 凸版印刷と東京国立博物館,日本テレビ放送網,読売新聞社は12月23日まで,上野の同館でバーチャルリアリティ映像作品「洛中洛外図屏風と岩佐又兵衛」を上演している。浮世絵の創始者ともいわれる奇才の絵師・岩佐又兵衛が屏風に描いた京都の人々の様子を,300インチの大型スクリーンに実寸の約100倍までに拡大して投影する。

ggg,自然の素朴さと大胆なアイデアが融合したデザイン
 東京のギンザ・グラフィック・ギャラリーは10月28日まで,「長嶋りかこ展:Between human and nature」を開いている。自然の素材や形状をモチーフにした素朴さに,大胆な色や構図を加えたデザインの,ポスターや書籍,パッケージ,映像,服飾品などの作品を見られる。

凸版印刷,環境配慮型のパッケージが採用
 凸版印刷は10月4日,使用済みPETボトルをPET樹脂に再生したフィルムと,サトウキビ由来の原料を使ったバイオマスPEフィルムを併用したパッケージが,ジャパンゲートウェイが9月下旬に発売した洗濯用粉洗剤に採用されたと発表した。同パッケージは,再生原料と植物由来原料の異なる素材を使いながら,衝撃強度や引張強度,貼り合わせ強度などの物性を従来品と同等になるよう図った。

全日本印刷工業組合連合会,CSR認定企業が新たに20社選定
 全日本印刷工業組合連合会は9月26日,CSR認定制度のワンスター認定に20社を新たに追加した。これにより認定企業は9月末で60社となった。また10月31日まで,同認定の申し込み企業を募集している。

日本印刷産業連合会,新たに10工場をグリーンプリンティング工場に認定
 日本印刷産業連合会は9月30日,グリーンプリンティング工場に新たに次のオフセット印刷工場を認定した。町田印刷の熊谷工場,創文印刷工業,石牧印刷の工場,マコト印刷の川口工場,アドピア,真丸特殊紙業の新潟工場,染原化工,三裕商会の本社,日ポリ産業の長門工場,新日本プロセス広芸の淀川工場。また23工場を更新し,認定工場は全部で304工場となった。グリーンプリンティング資機材認定では新たに3社が参加し,洗浄剤は4社12製品,プレートクリーナーは1社2製品,エッチ液は1社1製品が認定された。10月23日に東京・新富の日本印刷会館で同認定工場の認定式と講演会も開く。

エムズコミュニケイト,企業のポイントサービスの有効性診断サービス開始
 大日本印刷の子会社のエムズコミュニケイトは10月1日,企業のポイントサービスの有効性について,独自の調査・分析と指標をもとに早く安価に診断するサービス「ポイントドック」を始めると発表した。価格は一式50万円。診断結果のレポートはA4判,約20ページ。依頼から納品までは約2週間。

凸版印刷,東京都23区内にデータセンターを竣工
 凸版印刷は10月2日,東京都23区内に同社グループの基幹システムを集約し集中管理するデータセンターを竣工した。2014年春に本格稼動の予定。空調設備や温湿度管理に配慮し,サーバ設置の範囲でエネルギー効率の指標のPUE値1.45以下を目指す。また,入退室認証や金属探知機,監視カメラなどをきめ細かく設置してセキュリティ対策を行った。関西地区にバックアップ用のデータセンターも構築した。

コニカミノルタ,障がい者の支援会社設立
 コニカミノルタは9月1日,障がい者の雇用を通じて自立を支援する子会社「コニカミノルタウイズユー(株)」(西村俊輔社長)を設立した。デジタル印刷およびその付帯業務などの事業を行う。本社は,東京都日野市さくら町1のコニカミノルタ内。

PACK SHOW,包装・容器への環境配慮や安全性の要求が高まる
 包装材料や容器の技術,包装の重要性を紹介する展示会「PACK SHOW」が10月1日〜3日,浜松町の東京都立産業貿易センターで開かれた。食品や生活雑貨,化粧品などのパッケージや輸送用包装材などが出展され,環境に配慮した素材のものや,設計や表示で安全性を高めたものが注目を集めた。大日本印刷や凸版印刷も包装用の機能性素材や,独自開発のパッケージと技術を紹介した。

東京グラフィックス,製本加工を学ぶ
 東京グラフィックサービス工業会新宿支部は10月2日,東京・小伝馬町のニッケイビルで製本加工をテーマにセミナーを開いた。紙の目,折り,上製,並製,中綴じ,カレンダー,メモ用紙,伝票など一般的な技術について,東京都製本工業組合が作成したビデオから学び,さらに和光堂製本の井上正社長から,上製本が並製本より工程数が多いこと,製本仕様書の必要性,上製本の見積依頼書など,より細かい考慮すべき製本技術を聞いた。

共同印刷,渡り蝶の移動調査を実施
 共同印刷は9月28日,群馬の赤城自然園で渡り蝶アサギマダラの移動を調査する会を開いた。社員や家族36人が参加し,61頭の蝶にしるしを付けた。

大日本スクリーン製造,各種IJシステムを披露
 大日本スクリーン製造は10月1〜5日,JGASに合わせ東京・門前仲町の同社で内覧会を開いた。同所内にある枚葉,連帳,シースルーグラフィックスなども可能な大判UV,84m/時の高速大判UV,UVエンボスなどの各種インクジェットプリントシステムや,フレキソ印刷やオフセット,コールドフォイルが可能なコンビネーション印刷機などを実演した。

日本ヒューレット・パッカード,B2機と大判UV拡販へ
 日本ヒューレット・パッカードは10月2日,印刷市場における同社のビジネスを発表した。B2判の液体トナー方式デジタル印刷機は世界で70社が導入済みで,まもなく100台になるという。日本1号機はすでに稼動しており,ロール紙タイプのものは(株)精工がベータ機含め3台発注した。大判インクジェット分野は,水性の「ラテックスインク」タイプのものとUVタイプのものが伸びている。

小森コーポレーション,現場向けセミナー好評
 小森コーポレーションはJGAS展の併催セミナーとして東京ビッグサイトで,10月4日に同社の大塚彰氏による「職場診断から見える印刷のツボ」を,10月5日に同社川名茂樹氏による「印刷工場の100点満点診断の手法」を開いた。現場改善の必要性が迫られているためか,ともに100人以上の出席者があった。

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FFGS,湿し水のセミナー好評
 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは10月5日,JGASの併催行事として東京ビッグサイトで「湿し水」に関する技術セミナーを催した。オフセット印刷の品質向上・安定のポイントを聞くことができ,100人以上の出席者があった。

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今まで断片的に語られていた部分を整理・解説し,印刷トラブルを防ぐための方法を紹介します。

日本印刷学会,JGASでソリューションからイノベーションへの講演会
 日本印刷学会は10月4日,JGAS展の併催行事として,東京ビッグサイトで「新しいスキルと新しい印刷産業を創出する:ソリューションからその先のイノベーションへ向けて」と題し講演会を開いた。3Dプリンタの総論として大日本印刷の大倉正宏氏が,紙で作る3Dプリンタ技術についてジェービーエムの松浦謙一郎氏が,デジタル印刷機の最新情報としてジーエーシティの堀本邦芳氏が説明した。また,共同印刷の吉丸滋美氏がCRMについて,大日本スクリーン製造の平林利文氏がARを,富士フイルムグローバルグラフィックシステムズの渡邊泉氏がHTML5を,アドビシステムズの岩本崇氏がCreative Cloudについてそれぞれ解説した。
 また10月3日には,シンポジウム「プリンテッドエレクトロニクス:何がどこまで描けたのか?」を開いた。産業技術総合研究所の牛島洋史氏が今後の展開を含めた総論を,日本電子精機の丸野正徳氏が微細金属配線形成のためのグラビアとフレキソによるパターニング,エスピーソリューションの佐野康氏が製品化を牽引するスクリーン印刷について解説した。また,反転印刷の適用に関しDICの高武正義氏が,グラビアオフセットについて東海商事の小林大介氏が,スクリーンオフセットなどの開発から応用までを産業技術総合研究所の野村健一氏が説明した。

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リョービ68/75会,社員への見える化提案を学ぶ
 リョービ製印刷機ユーザーを中心に組織する「リョービ68/75会」は10月3日,東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで総会と講演会を開いた。同社の堂本秀樹グラフィックシステム本部長から,2014年1月の三菱重工印刷紙工機械との合併について聞いた。リョービ150億円と三菱100億円の売上を合わせ,相乗効果で300億円の売上を目指す。また「戦略の見える化で先の見えない時代を勝ち抜け:勝ち組企業に学ぶ仮設検証力」としてNIコンサルティングの長尾一洋社長から,社員のために目的・目標を持つ経営と,企業の機能的価値を聞いた。

ハイデル・フォーラム21,時代に合った価値の伝え方を学ぶ
 ハイデル・フォーラム21は10月3日,東京のグランドプリンスホテル高輪で全国大会を開いた。ハイデルベルグ社のマルセル・キースリング氏から「印刷市場は2015年まで世界的に安定している予測。パッケージ印刷は2020年までにもっとも成長が見込まれる」と解説があった。またフリーパレット集客施設研究所の藤村正宏主宰がエクスペリエンスマーケティングについて「今は,モノを売るのではなく“体験を売る”へ視点を変える時代。 “コトバ”が売上に大きく影響する」と講演した。

全日本印刷工業組合連合会,成長戦略提言でフォーラム
 全日本印刷工業組合連合会は10月4日,東京ビッグサイトでフォーラム「“印刷道”:ソリューション・プロバイダーへの深化」を行った。戦略を6類型に分け,討論した。

ミマキエンジニアリング,大阪支店移転
 ミマキエンジニアリングは10月3日,大阪支店を移転し営業を始めた。新住所は〒564-0062大阪府吹田市垂水町3-36-15,電話は06-6388-8258。

10月4日〜14日,東京・白金で「ことば」をテーマに期間限定の書店開設
 東京・白金のプリントギャラリーは10月4日〜14日,書店ユニット「本屋の二人」の期間限定書店を開いている。書店SUNNY BOY BOOKSとオンライン古書店Readin'goodが,「ことば」をテーマに選んだ書籍を展示・販売する。金土日曜と14日の13:00から20:00まで開館。入場無料。
http://printgallerytokyo.com/twosomebookseller.html

本日,日本印刷技術協会が新商品開発ポイントのセミナー
 日本印刷技術協会は10月7日,東京・杉並の同協会で「印刷会社が取り組む新商品開発の実際」と題しセミナーを催す。欧文印刷の汲田丈二氏,きかんしの高塩隆也氏,DNPエス・ピー・テックの佐藤正伸氏が,新商品開発のポイントとビジネスの可能性について講演する。参加費15,750円。
http://www.jagat.jp/content/view/5243/251/

10月11日,印刷技術懇談会が印刷業界展望に関するセミナー
 印刷技術懇談会は10月11日,東京・中野坂上の東京工芸大学で印刷業界の展望に関するセミナーを開く。参加費1000円,要申込。
http://www.ingikon.cup.com/24latest_meeting_index.htm

10月15日〜18日,ビッグサイトでJAPAN PACK
 10月15日〜18日,東京ビッグサイトでJAPAN PACKが開かれる。主催は,日本包装機械工業会。T&K TOKAは同展で,米ぬか油由来成分を配合した表刷り用グラビアインキを紹介する。18日には「グラビア表刷りに新革命!デザインの幅を広げ,環境と安全に配慮する“ピクセスライス”」と題して事例紹介のセミナーも開く。
http://www.japanpack.jp/

10月15日〜28日,コダックが主要都市でソリューションセミナー
 コダックは主要都市で,デジタル印刷や人材育成に関するセミナーを催す。10月15日八百冶博多ホテル,17日東京ドームホテル,18日梅田スカイビル,21日名鉄ニューグランドホテル,22日ホテル金沢,23日ホテルグランヴィア岡山,25日東京ドームホテル札幌,28日ホテルメトロポリタン仙台。問合せは,電話03-5577-1300。

10月19日〜2014年1月19日,東京・汐留で広告とデザインの国際賞作品展
 汐留のアド・ミュージアム東京は10月19日〜2014年1月19日,広告とデザインの国際的な賞「D&AD賞」の歴代の受賞作品を紹介する「美しき,ブラックリスト展:英国D&AD賞50年の軌跡」を開く。2013年の同賞受賞作品のほか,同賞を主催する英国の非営利団体D&ADの過去50年の代表者が選出した作品群を展示する。入場無料,月曜休館。問合せは,電話03-6218-2500。

10月21日,リコージャパンがスマートデバイス活用セミナー
 リコージャパンは10月21日,東京・六本木のシスコシステムズで「ビジネスを加速させる!スマホ活用術」をテーマにセミナーを行う。スマートデバイスがビジネスシーンでどのように活用できるのか,導入のポイントは何なのかを解説する。セミナー終了後にシスコシステムズのオフィス見学を行う。入場無料,定員70人。
http://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/rcc/seminar/03-0459_20131021.html

10月23日,リコージャパンがアジア進出のセミナー
 リコージャパンは10月23日,東京・日本橋のリコージャパン日本橋事業所で「アジア進出と現地事情を知る」をテーマにセミナーを行う。アジアでのビジネス進出にあたり,必要な検討事項,ローカル人材の育成,現地のIT環境などについて4部構成で専門家が紹介する。各セミナー後には個別相談会を行う。入場無料,各部定員25人。
http://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/rcc/seminar/03-02-001_20131023.html

10月30日,日本出版クラブで失敗しない編集と著作権のセミナー
 10月30日,東京・神楽坂の日本出版クラブ会館で,「トラブル事例で学ぶ危機管理“失敗しないための編集術と著作権法活用術”:本づくりの“心と技”を伝えるノウハウ大公開!」をテーマに講習会を開く。受講料は,出版クラブ維持員社8,000 円(一般10,000円)。
http://www.murapal.com/kouza/kouza20131030a.pdf

10月30日,文化通信が電子書籍・電子雑誌のビジネスセミナー
 文化通信社は10月30日,東京・神田神保町の岩波セミナールームでセミナー「電子書籍・電子雑誌をビジネスにできるのか」を催す。ダイヤモンド社の井上直氏とハースト婦人画報社の田中精一氏が出版社のデジタル活用(可能性と課題)などを話す。参加費5000円。
http://skc.index.ne.jp/seminar/20131030.html

11月8日,アドビが東京・丸の内でクリエイティブフェスティバル開催
 アドビシステムズは11月8日,東京・丸の内のJPタワーでクリエイターのためのフェスティバル「Create Now / PLUS ONE DAY」を開く。デザインや写真,映像,Webなどの各業界の第一線で活躍するプロフェッショナルたちが,異なる分野のクリエイティブ制作に挑戦する。参加無料。要事前申込,定員1000人。
http://adobe-createnow.jp/plus-one-day/872

11月16日,30日,12月7日,14日,21日,東京TDCが銀座でデザイン講座
 東京タイプディレクターズクラブは,東京のDNP銀座ビルでデザインを学ぶ「希望塾」を次の日程と内容で開く。11月16日は「看板の文字を書いてみよう。」をテーマに小林章氏が講義とワークショップを桑沢デザイン研究所で行う。30日は「広告を機能させるデザイン。」をテーマに中嶋貴久氏が,12月7日は「あの町この町,日が暮れる,デザイン。」をテーマに原耕一氏が,14日は「紙上の空論。」をテーマに高田唯氏が,21日は「活かすも殺すもレイアウトしだい。」をテーマに浅葉克己氏が指導する。参加料は計5回で,一般・学生ともに2万5000円。要申込,定員40人。
http://tdctokyo.org/jpn/?cat=6

2014年6月1日〜8月31日,モリサワがタイプデザインコンペティションの作品募集
 モリサワは2014年6月1日〜8月31日,オリジナル書体を競う「タイプデザインコンペティション」の作品を募集する。和文と欧文部門があり,入賞作品には製品化や賞金が与えられる。
http://competition.morisawa.co.jp/

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週刊『印刷雑誌』4巻38号
2013年10月7日発行
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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