週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 5巻01号 2014年1月14日
Japan Printer weekly Vol.5, no.01
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行します。

キヤノン,写真でフォトムービーを作れるアプリ発売
 キヤノンは1月下旬,パソコンやスマートフォン内の写真を使ってフォトムービーを作成できるiOSアプリ「うちのかぞく」を発売する。動画の曲はNHKの番組「0655」で使われているものを提供する。200円。

フォントワークス,フォント環境サポートプログラムを刷新
 フォントワークスは1月6日,フォント環境サポートプログラム「LETS」を刷新したと発表した。従来それぞれに展開していた「フォントワークスLETS」と「白舟LETS」を統合し,5500書体を超える欧文フォントも加えて一つのラインナップとした。インストールプログラムとフォントデータはDVD-ROMに収録し,フォントインストール用入力キーを25桁の「会員キー」に変更した。会員は手続きなしで新しいサービスを利用でき,年会費などの変更もない。

クォーク,QuarkXPress8のサポート終了
 クォーク社は,QuarkXPress8の製品サポートを1月20日で終了する。ユーザー登録および登録情報変更の手続き,バリデーションコードやアクティブ化コードなどの各種コードの発行サービスは,21日以降も続けて利用可能。3月31日まで最新版へ更新できる。

キヤノン,6色と8色の顔料インク大判プリンタを4機種発売
 キヤノンは2月上旬に,6色または8色の顔料インクを搭載した大判インクジェットプリンタ4機種を発売する。それぞれ,色再現性と黒の発色性を高めた顔料インクを採用した。6色機は,A1ノビ判対応の「iPF6400SE」(29万8000円)とB0ノビ判対応の「iPF8400SE」(59万8000円)で,ポスターやPOP作成に必要な基本性能を強化した。8色機は,A1ノビ判対応の「iPF6400S」(29万8000円)とB0ノビ判対応の「iPF8400S」(29万8000円)で,高画質の写真や色校正,商業ポスターの大量印刷,出力センターや印刷・製版業などの用途向け。 また,発色性を高めたロール紙「厚口コート紙 HG」も2月上旬に発売する。

エプソン,業務用A4判インクジェットプリンタ発売
 エプソンは1月下旬,業務用インクジェットプリンタ「GP-730」を発売する。片面印刷速度とほぼ同じ速度で両面印刷が可能になった。高剛性フレーム構造を採用し,用紙詰まりや目詰まりを抑えた。オープン価格。

西日本電信電話,フルカラー複合機発売
 西日本電信電話は12月26日,フルカラー複合機「OFISTAR T4500C」を発売した。コピーはカラー・モノクロともにA4判毎分45枚,スキャンは同毎分73枚取り込める。幅602×奥行644mmで使いやすい大きさにした。268万円。

日本HP,無線LANで印刷ができるWi-Fiアクセサリ発売
 日本ヒューレット・パッカードは2月下旬,無線LAN印刷ができるプリンタ用Wi-Fiアクセサリ「HP 1200w モバイルプリントアクセサリー」を発売する。USBケーブルでプリンタ本体に接続すると,タブレットやスマートフォンなどの端末から無線LAN経由で直接印刷が行える。同社プリンタ「HP Officejet 100 Mobile」,複合機「HP Officejet 150 Mobile AiO」などに対応している。
 また12月24日,「HP Latexインク」を搭載したプリンタ全機種が,リンテックが取得している防火認定品に対応したと発表した。同インク搭載のプリンタ全機種で防火認定品の出力が可能になった。

各社page展に出展
 2月5日〜7日に東京・池袋サンシャインシティでpage展が開かれるが,モリサワは電子情報配信サービス「MCCatalog+」や組版ソフト「MC-Smart2」などを紹介する。
 また,ビジュアル・プロッセッシング・ジャパンは,出版社向けのクロスメディア編集支援ソリューションや,遠隔拠点間でのコミュニケーションを支援するオンライン校正ソリューションなどを提案する。
 Tooは校正ツールや3DCG利用の提案,電子書籍ツール・プレゼンテーションツールなどを紹介する。
 コダックは,営業マン育成支援ソリューションやデジタル印刷のアプリケーション,現像廃液のリサイクルシステムなどを展示する。

日本アグフア,池袋でアポジーユーザー会開催
 日本アグフア・ゲバルトは2月6日,東京・池袋サンシャインシティで「アポジーユーザー会」を開く。紅屋オフセットの今井敏義社長が「実践社が語る,オフ輪をも変えたアズーラ速乾印刷技法」と題し講演する。

大日本印刷,デジタル雑誌でミュージカルの販促
 大日本印刷は12月27日,同社のデジタル雑誌『HEAPS』にゴスペルミュージカル「Mama,I Want to Sing」の関連コンテンツを掲載し,販促の支援をしていると発表した。動画や出演者のインタビューを掲載するほか,クーポン表示でチケット販売サイトへの誘導などを図っている。

大日本印刷,デジタル機器を使った学習塾向け教材の実証実験を開始
 大日本印刷は1月7日,好学出版,エヌ・ティ・ティラーニングシステムズと共同で,テキストの紙面をスマートフォンまたはタブレット端末で撮影すると,動画による解説を閲覧できる学習塾向け教材の実証実験を始めたと発表した。同実験では学習塾向けの数学の汎用教材を用い,紙面だけでは理解しづらい作図問題を動画で解説する。

凸版印刷,チャリティーコンサートを開催
 凸版印刷は3月5日・7日,東京・水道の同社でチャリティーコンサートを開く。同コンサートの収益は識字教育の支援に役立てられる。

共同印刷,通信販売の勉強会を開催
 共同印刷は通販エキスパート協会と共同で1月23日,2月13日,3月6日,20日,東京・小石川の同社で通販企業向けの勉強会を開く。顧客リストの価値を最大化して収益向上へとつなげるCRM戦略や,通信販売特有の広告表現・品質表示に潜むリスクを抑えるポイントなどを解説する。

BookLive,中国の漫画配信サイトにコミック作品を提供開始
 BookLiveは12月20日,中国の日本漫画専門配信サイト「易動漫(イードウマン)」に,PC向けコミック作品の提供を始めた。今後も取り扱い作品を増やす予定。

DNPメディアクリエイト,商品画像の撮影・配信BPOサービス開始
 DNPメディアクリエイトは1月6日,印刷物や4Kディスプレイに対応する商品画像の撮影から配信までの業務を一括して受託するBPOサービス「SHOOT MAX」を始めた。表示メディアや端末に合わせた大量の画像データを作成・配信し,顧客はクラウド上で管理できる。

富士ゼロックスシステムサービス,足立区役所にサービスを提供
 富士ゼロックスシステムサービスは12月26日,東京都足立区に「住民関連業務アウトソーシングサービス」を提供したと発表した。足立区役所にて業務の見える化やファシリティ設計などを行い,受付や証明書の発行時間の短縮など業務を改善した。

富士ゼロックスチャイナ,ホテルの客室予約システムを提供
 富士ゼロックスチャイナは12月24日,ホテル経営を行うシャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツに客室予約ソリューションを提供したと発表した。同ソリューションは文書管理ソフトを活用し,各種予約申込書を電子化することで顧客情報などを一元管理できる。導入したホテルでは予約申込みの処理時間を36分から5分に短縮できた。

大日本印刷,勝井三雄氏の珠玉のグラフィックデザインを紹介
 大日本印刷のギンザ・グラフィック・ギャラリーは1月31日まで,「勝井三雄展:兆しのデザイン」を開いている。デジタル技術などの最新技術やメディアを取り込みながらグラフィックデザイン界に新たな領域を拓いてきた同氏の代表的な作品を厳選し,ポスター45点や書籍デザイン100点を映像作品などとともに紹介している。

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「ロートレック」「リンドナー」「ミュシャ」「ノーマン・ロックウェル」や「ヴォーグの表紙」などのグラフィックデザイン最高潮の時代に生まれた国外作品をオールカラーで紹介。『グラフィックデザインの世界の話題作』

ワールド・アンティーク・ブック・プラザ,ちりめん本の展覧会
 東京の丸善・日本橋店にあるワールド・アンティーク・ブック・プラザは1月,「ちりめん本と日本昔噺」をテーマに古書の展示を行う。ちりめん本は1884年に長谷川武次郎が生み出した,本の紙を縮緬の風合いに加工した欧文和装本。在日欧米文化人が日本に古くから伝わる伝説やお伽噺などを各国語に翻訳し,その粗筋に沿って日本人絵師が挿絵を描き,手彫りの木版で和紙に手作業で印刷したものを縮緬加工して出版した。

全日本印刷工業組合連合会,次期会長候補者に島村博之氏
 全日本印刷工業組合連合会は2013年12月10日に常任役員候補者選考委員会を開き,島村博之現会長(六三印刷,東京都印刷工業組合)が次期会長候補者に推薦され,その後に行われた常任役員会で承認された。

日本印刷産業連合会,今後の主要予定
 日本印刷産業連合会の労働安全衛生協議会は,VOC作業環境測定後に,印刷機メーカー・デモセンターで追加確認の必要性がわかり,報告書作成を3月に,ガイドライン作成を4月に,全国6ヵ所でのセミナーを4〜5月に実施することに変更した。また,4月にJPC展示会,6月11日に総会,7月に造本装幀コンクール展,9月17日に「印刷の月」記念式典,2015年1月8日に新年交歓会を予定している。

日本印刷産業連合会会員団体の予定
 日本印刷産業連合会の会員団体は,次の総会や大会を予定している。印刷工業会は5月28日に総会。全日本印刷工業組合連合会は5月23日に総会,10月24日・25日に印刷文化典京都大会。日本フォーム印刷工業連合会は6月3日に総会。日本グラフィックサービス工業会は6月7日に新潟で総会と文化典。全日本製本工業組合連合会は5月30日に総会。日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会は5月23日に仙台で総会と大会。全日本シール印刷協同組合連合会は5月29日に総会,10月24日に宮城県で大会。全国グラビア協同組合連合会は6月26日に総会。全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会は5月25日に札幌で総会と全国大会。全日本光沢化工紙協同組合連合会は5月27日に総会。

田中印刷所,アサヒビールの販促にバーチャルマネキンが採用
 田中印刷所は1月9日,同社のバーチャルマネキンがアサヒビールの販促の戦略機器として採用されたと発表した。

キヤノンITソリューションズ,タイのIT企業を子会社化
 キヤノンマーケティングジャパンは1月10日,同社グループのキヤノンITソリューションズがタイ・バンコクのIT企業Material Automation(Thailand)Co.,Ltd.の株式を取得したと発表した。これにより同社は,タイを中心とした東南アジア圏へのITビジネス拡大を積極的に推進する。

コダック,ITを活用した営業改革支援で協業
 コダックは12月24日,ITを活用した営業改革支援のため,営業支援システムの提供やコンサルティングを行うソフトブレーンと協業すると発表した。具体的なプログラムは1月中旬に発表予定。

日本印刷産業連合会,新年賀詞交歓会に700人
 日本印刷産業連合会は1月8日,虎ノ門のホテルオークラ東京で新年交歓会を開催した。700人が出席し,足立会長は「今年は会員企業と当業界のグランドデザインを描く年としたい」と挨拶した。

桜井グラフィックシステムズ,新春謝恩パーティに230人
 桜井グラフィックシステムズは1月9日,東京・水天宮前のロイヤルパークホテルで購買会会員を中心とした新春謝恩パーティを開いた。230人が出席し,桜井美国会長は「drupa2012でdrupa展50年連続出展を続けらているのも,購買会のシステムを一途に守ってきたからであり皆さんの支えのおかげです」と挨拶した。

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1月16日まで,六本木の東京ミッドタウンでクラフト作品の展覧会
 日本クラフトデザイン協会は1月16日まで,六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで「原点と可能性:第53回日本クラフト展」を開いている。クラフト作品が人々の「暮らし」にどれだけ寄与できるのか。素材を活かし高度な技と感性によって作られた陶磁,漆,木,竹,ガラス,金属など,約1000点のクラフトによる現代の生活スタイルを提案する。入場無料。
http://www.designhub.jp/exhibition/2013/12/26-1300.html

2月18日まで,大阪でブルーノ・タウトの工芸展
 2月18日まで,大阪・梅田のLIXILギャラリーで「ブルーノ・タウト:ニッポンに遺したデザイン」展が開かれている。入場無料。
http://www1.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_002591.html

3月27日まで,エプソンが割引キャンペーンを実施
 エプソン販売は3月27日まで,プリンタやプロジェクター,会計ソフトなどの商品を割引価格で販売するキャンペーン「お得祭り2014」を行っている。
http://www.epson.jp/ec/campaign/otoku14/index.htm

3月30日まで,日本新聞博物館で報道写真展開催
 日本新聞博物館は3月30日まで,横浜・日本大通の同館で「2013年報道写真展」を開いている。東京写真記者協会加盟社の記者が2013年に撮影した写真約250点を展示している。入場料は一般・大学生500円,高校生300円,中学生以下無料。
http://newspark.jp/newspark/floor/info.html

4月13日まで,東京国立博物館でVR作品を上演
 凸版印刷は4月13日まで,上野の東京国立博物館東洋館TNM&TOPPANミュージアムシアターでバーチャルリアリティ作品「興福寺 国宝 阿修羅像」を上演している。鑑賞料は高校生以上500円,中・小学生300円,未就学児・障害者および介護者1人無料。当日予約制。
http://www.toppan-vr.jp/mt/work/archive/index.shtml

1月15日〜17日,ビッグサイトでライティングジャパン
 LEDや照明などの技術を紹介するライティングジャパンが1月15日〜17日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はリードエグジビションジャパン。事前申込みで入場無料。
http://www.lightingjapan.jp/

1月15日・29日,日本HPが広島と仙台で大判プリンタのセミナー
 日本ヒューレット・パッカードは,1月15日に広島・十日市町のエス・ワイ・シーで,29日に宮城・仙台のTKPガーデンシティで,大判プリンタの用途展開や可能性を示すセミナーを開く。参加無料。要申込。
http://h50146.www5.hp.com/products/printers/designjet/event/latex_event/

1月19日,東京・神保町でキリシタン版の講演会
 八木書店は1月19日,神保町の東京堂ホールで書籍『キリシタンと出版』の刊行を記念した講演会を開く。「キリシタン文献で見る日本中世芸能の国際享受史」をテーマにプリンストン大学大学院のSchwemmer Patrick氏が,「印刷史からみたキリシタン版」をテーマに奈良女子大学の鈴木広光教授が,「思想史からみたキリシタン版」をテーマに慶應義塾大学の折井善果准教授が講演する。パネル・ディスカッションも予定されている。参加無料。要申込,先着80人。問合せは,電話03-3291-2969。

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明治24(1891)年創刊の初代と現在まで続く大正7(1918)年創刊の2代目を合わせ,117年にわたり日本の印刷文化・技術の変遷を見つめ続けてきた印刷専門誌『印刷雑誌』。その雑誌記事を通し,日本の近現代印刷史を通覧する。
『印刷雑誌』とその時代 –実況・印刷の近現代史–

1月20日,英国の広告賞「D&AD賞」のエントリー説明会
 英国の非営利団体D&ADが主催し,優れたデザインおよび広告の作品を顕彰する広告賞「D&AD賞」は1月20日,六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで2014年度のエントリー説明会を開く。参加は無料。要申込,1月17日締切,定員50人。問合せは,info@g-mark.org

1月20日〜23日,六本木の東京ミッドタウンでハンカチのデザイン展
 六本木の東京ミッドタウン・デザインハブは1月20日〜2月23日,「JAGDAやさしいハンカチ展 Part 3:被災地からのことばのハンカチ展」を開く。岩手,宮城,福島の復興商店街に関わる人が寄せた「ことば」を,日本グラフィックデザイナー協会の会員デザイナーがハンカチにした。入場無料。
http://www.designhub.jp/exhibition/2013/12/02-1342.html

1月21日,神戸で販路拡大のセミナー
 神戸商工会議所は七旺社の協力のもと1月21日,神戸市の西神戸支部会議所で「販路拡大のポイント」をテーマにセミナーを催す。営業設計コンサルタントの山田英司氏や七旺社が話す。
http://bit.ly/1fi2l3F

1月23日,有楽町で紙製ディスプレイに関するセミナー
 日本製図器工業は1月23日,有楽町の東京国際フォーラムで紙製ディスプレイ「Re-board」を紹介するセミナーを開く。参加無料,要申込。
http://www.nsksystem.co.jp/seminar/index.html

1月23日,東京で販路拡大に関するセミナー
 山田英司事務所は1月23日,東京のTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで販路拡大に関するセミナーを開く。参加無料,要申込。
http://insatu-sinki.com/セミナー告知/販路拡大の失敗事例・成功事例のご紹介-東京都新/

1月24日,モリサワが大阪で「文字文化フォーラム」開催
 モリサワは1月24日,大阪・敷津東の同社で「文字文化フォーラム“文字とデザインVol.4”」を開く。「やわらかいタイポグラフィ」をテーマにグラフィックデザイナーの杉崎真之助氏が,「私の活字(書体)の作り方・考え方」をテーマにタイプデザイナーの鳥海修氏が,「Inside Paragraphs 欧文タイポグラフィの基本」をテーマにタイプデザイナーのサイラス・ハイスミス氏が講演する。参加無料。要申込,定員150人。
http://www.morisawa.co.jp/corp/effort/forum/12.html

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月刊『印刷雑誌』11月号,特集は「書体と組版」。印刷物は「読めればいい」という人も印刷業界の中でも少なくないが,可読性を良くするために,新しい書体の開発や美しい読みやすい組版に取り組んでいる人たちが大勢いる。絵や写真と対をなして存在する文字。印刷には欠かせない要素であり,奥深い世界。

1月24日,日本印刷産業連合会が東京で海外のパッケージに関する報告会
 日本印刷産業連合会は1月24日,東京・新富の日本印刷会館で「海外のパッケージ分野におけるデジタル印刷の状況」をテーマに海外視察の報告会を開く。12月に英国のPIRAが開いたDigital Print for Package展のセミナーやPrint13展での「Short Run Digital packaging」のセミナーの内容を中心に紹介する。参加無料。要申込,締切1月21日,定員80人。
http://www.jfpi.or.jp/topics_images/tpc64_76.pdf

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月刊『印刷雑誌』6月号,特集は「生活に欠かせないパッケージ」で,人間工学によるデザインから,環境,ここ数年注目を集めるフレキソ,ユーザーとメーカーそれぞれの立場から紙器への後加工技術までを紹介。

1月24日〜2月28日,東京・神田で年賀状の展覧会
 竹尾は1月24日〜2月28日,東京・神田の同社見本帖本店で「クリエイター100人からの年賀状」展を開く。紙とデザインにのせた,クリエイターからの新年のメッセージを紹介する。入場無料。土日祝日は休館。
http://www.takeo.co.jp/site/event/central/201310.html

1月28日〜3月18日,東京・恵比寿で全5回のITパフォーマンス向上セミナー
 リバーベッドテクノロジーは東京・恵比寿の同社で,技術者や製品の検証・選定に携わる人などを対象とした,ITパフォーマンス向上に関するセミナーを5回にわたり開く。日程と講義テーマは次の通り。参加無料。要申込。
http://riverbed.co.jp/event/riverbedseminar2014/

1月31日,日本画像学会が医療画像に関する勉強会
 日本画像学会は1月31日,東京の恵比寿カルフールで医療画像に関する勉強会を開く。原則参加は同学会の個人会員,参加費1000円,要申込。
http://www.isj-imaging.org/event/imagingcafe/yokoku140131.html

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月刊『印刷雑誌』2014年1月号,発売! 毎年1月号では「印刷技術の未来」を考える特集を掲載しています。今年の特集「未来に進化する技術と企業」では,ユビキタス社会,PODビジネス,今流行りの3Dプリンタ(のしかも最先端)を取り上げました。また特集外でも,業界の活性化を図る印刷会社や機材メーカーの取り組み,海外での印刷事情なども紹介しています。読者の皆様の,今後の展開を考える上での参考になれば幸いです。

2014年がスタートしました。本年も週刊『印刷雑誌』を何とぞよろしくお願い申しあげます。(編集部一同)

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週刊『印刷雑誌』5巻01号
2014年1月14日発行
編集長:末包愛
発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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