週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 5巻04号 2014年2月3日
Japan Printer weekly Vol.5, no.04
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行します。

各社,page展に出展
 2月5日〜7日に,東京・池袋サンシャインシティでプリプレス関連の展示会pageが,出展130社,507小間の規模で開かれる。
 コダックはデジタル印刷機NexPressのビジネスモデルやサンプル,ワークフローシステムやWebポータルシステムなどを展示する。
 ヴィジュアル・プロセッシング・ジャパンは編集支援ソリューションやオンライン校正ソリューションなどを紹介する。
 コトブキ企画はクラウド型ARサービス「スピードウェブ」やデジタルブック作成システム「My PAGE View」などを紹介する。

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page展に印刷学会出版部も出展いたします。新刊の『本の品格』『なるほど「湿し水」』『印刷技術基本ポイント 製本編』『印刷トラブル防止のツボ』などのほか多数の書籍と,月刊『印刷雑誌』最新号や「線数メーター」などの商品も取り揃えてお待ちしております。会場でお買い上げの方には,小誌バックナンバーを1冊プレゼントさせていただきます。ぜひご来場ください!

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プリプレスの現状や流れの基本を解説。新入社員の方はもちろん,印刷物に関わるすべての方に必携の印刷制作の基本書。『印刷技術基本ポイント プリプレス編』

モリサワ,情報通信技術の展示会に出展
 モリサワは2月26日・27日,東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれる情報通信技術の展示会「Cloud Days Tokyo 2014 春」に出展する。クラウドフォントサービス「TypeSquare」や電子情報配信サービス「MCCatalog+」を紹介する。

雄松堂書店,文字の歴史にまつわる古書・稀覯書を展示
 雄松堂書店は2月中,東京の丸善・日本橋店に設営したワールド・アンティーク・ブック・プラザで「アルファベットの起源と拡がる文字の力:刻む,写す,摺る」をテーマに文字の歴史にまつわる古書を展示販売する。紀元前21世紀シュメールの粘土板や,15・17世紀の羊皮紙零葉,漢籍を印刷した木活字や電鋳母型などを紹介する。

凸版印刷,電子出版に使える書体を提供開始
 凸版印刷は2月上旬,電子出版物向けに設計したオリジナル書体の本文用明朝体「凸版文久明朝 R」の提供を始めた。同書体は文字の本来の大きさや傾き,形などを揃えすぎず抑揚をつけたほか,文字の細い箇所がバックライトに埋没しないよう一般的なものより太く設定した。

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校正者の基本常識や,誤記・誤植の実例,「素読み」への対応を解説。巻末には35ページの大ボリュームで間違えやすい変換ミス例を多数収録した。編集・校正界の重鎮が長い経験で培った校正知識を詰め込んだ,デジタル時代だからこそ気をつけたい,本づくり・文章づくりに必読の一冊。『本の品格―電子書籍にも必要な校正読本―』

モリサワ,クラウド型の電子情報配信サービスを販売開始
 モリサワは1月29日,クラウド型電子情報配信サービス「MCCatalog+」と同サービス専用無料閲覧アプリ「カタログポケット」を発売した。同サービスはPDFやJPEG,PNG形式で保存されたカタログやチラシ,パンフレットなどの印刷データをクラウド上のサービスにアップすると,同アプリに配信できる。ASPサービスのため,アプリのインストールや運用管理は不要で,インターネットにつながる環境なら場所を選ばず操作できる。
 また7月末まで,同サービスを3ヵ月間無料で利用できるキャンペーンも行っている。

凸版印刷,電子チラシサイトをauのスマホ向けサイトで閲覧可能に
 凸版印刷は1月31日,KDDIと提携し同社の電子チラシサイト「Shufoo!」がauのスマホ向けサービス「auスマートパス」で見られるようになった。利用者は同サービス上で現在地周辺のスーパーや薬局,家電量販店などのクーポンを閲覧できる。

凸版印刷,サポートサービスをギフトカードで提供開始
 凸版印刷は2月1日,キューアンドエーとインコム・ジャパンと共同で,キューアンドエーの個人向けサポートサービス「教えて!ホットライン」の利用権をギフトカードにして発売した。同サービスはパソコンやスマホなどのデジタル機器の設定や説明を,電話や遠隔操作で相談できるもの。利用者はカードを購入後,専用フリーダイヤルで各種サポートが受けられる。1ヵ月分3000円より。

エプソン,電子ペーパーの腕時計4モデルを発売
 エプソンは2月20日より,電子ペーパー電子技術を使った腕時計4モデルを順次発売する。ヴィジュアル・デザイン・スタジオWOWデザイン「WOW工場と遊園地」(2万3000円),「ムーミン」(1万3000円),Jリーグチームデザイン「松本山雅 FC 2014」(1万8000円,シリアルナンバー入り2万1000円)がある。

図書印刷,データ管理から物流までを行うサービス開始
 図書印刷は2月1日,販売促進用の素材のデータベース化や在庫補充・発送管理などができるシステム「TOMAS」の提供を始めた。一括でシステムを構築すると時間や費用がかかることが課題だったが,データ管理や修正機能など,業務に合わせて必要な機能を選べる。

凸版印刷,非接触ICクレジット発行サービス開始
 凸版印刷は1月下旬,NFC対応スマートフォンにクレジットや電子マネー機能を発行するサービスを活用した,非接触ICクレジット発行の商用サービスを始めた。同サービスはスマホの電話番号を特定する固有ID番号が入ったICカード内に,ネットワークを通じてクレジットデータを配信・管理する。

大日本印刷,ポイント会員管理システムの機能を拡充
 大日本印刷は1月30日,ポイントサービスを導入できるポイント会員管理システム「POINT TACTiX」のASPサービスの機能を拡充したと発表した。メールマガジン配信機能の追加と,NFC対応ポイント専用端末のレンタル,非接触IC会員カードを提供する。

富士ゼロックス,カラー複合機3機種発売
 富士ゼロックスは2月14日,カラーデジタル複合機「DocuCentre-IVC2263 N」シリーズ3機種を発売する。クラウドサービスやスキャン翻訳サービス,ネットワークアウトソーシングのファックス誤送信を抑止するサービスなどの連携機能を標準搭載した。133万円より。

日本アグフア・ゲバルト,プリプレスワークフローを発売
 日本アグフア・ゲバルトは1月6日,プリプレスワークフロー「:Apogee Integrate」を発売した。JDF対応のMISや印刷機,加工機との連携や面付け指示機能を搭載した。

富士ゼロックス,高速デジタル印刷機発表
 富士ゼロックスは高速デジタルプリンティング市場向けに,モノクロプロダクションシステム「Nuvera 314 EA Perfecting Production System」(ヌヴェラ314イーエーパーフェクティングプロダクションシステム,4180万円から)および「Nuvera 157 EA Production System」(2455万円から)を2月4日より発売する。前者はタンデムエンジンの採用により毎分314ページの出力,後者はシングルエンジンで毎分157ページを出力する。

リョービMHI,A3縦通し4色のLED-UV印刷
 リョービMHIグラフィックテクノロジーは1月24日,「LED-UV印刷システム」をA3判縦通しオフセット4色印刷機3304HAの排紙部内に設置する開発を行ったと発表した。同社ではコンベア搬送タイプのLED-UV封筒印刷システムの導入実績があるが,設置スペースが余分に必要となっていた。本開発により,コンパクトな機械全長のままLED-UV乾燥装置による速乾の4色印刷が可能となる。2月20日・21日開催の同社内覧会でも実演する。

キヤノン,米国の環境調査において日本企業で最高評価
 キヤノンは1月30日,気候問題に取り組む米国の非営利組織Climate CountsとCenter for Sustainable Organizationsが共同で行った環境調査ランキングにおいて,日本企業で最高の4位となったと発表した。同社の複合機が「カーボンフットプリント宣言認定」を取得したことや,製品ライフサイクル全体でCO2削減に取り組んできたことが評価された。同ランキングは,2005年から2012年までのCO2排出量を公表している10業種のグローバル企業の中から100社を選び,環境性や社会性,経済性などを審査している。

Quark,米国で顧客通信管理の文書出力ベンダーにおける優良企業に選出
 Quark Software社は1月30日,米国のビジネス支援研究機関Forrester Research社が発行するレポートで,顧客通信管理の文書出力ベンダーにおける優良企業の一社として選ばれたことを発表した。企業や政府機関などの重要文書をオンラインでデジタル出力するサービスの展開が評価された。

Quark,自動車のカタログでコンテンツ運用のプラットフォームが採用
 Quark Software社は1月28日,フランスの自動車メーカーAutomobiles PEUGEOTに,カタログ制作の自動化ソリューションとして「Quark Publishing Platform」が採用されたと発表した。後者は15ヵ国へ年間で最大500種類の販売カタログを提供している。同ソリューションにより各国のカタログ制作者はオンラインの編集プラットフォームで制作作業や管理ができ,電子端末も含む複数のメディアチャンネルで顧客へ情報提供できる。

マンローランドジャパン,本社が埼玉に移転
 マンローランドジャパンは2月17日,本社を移転し営業を始める。住所は〒335-0026埼玉県戸田市新曽南2-3-4,電話とファックスは変更なし。

モリサワ,文字文化フォーラムに150人
 モリサワは1月24日,大阪・大国町の同社で「第12回モリサワ文字文化フォーラム」を「文字とデザインVol.4」として開催した。「やわらかいタイポグラフィ」と題しグラフィックデザイナーの杉崎真之助氏が,「私の活字(書体)の作り方・考え方」と題しタイプデザイナーの鳥海修氏が,「Inside Paragraphs欧文タイポグラフィの基本」と題しタイプデザイナーのサイラス・ハイスミス氏がそれぞれ講演し,150人が参加した。

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月刊『印刷雑誌』11月号
,特集は「書体と組版」。印刷物は「読めればいい」という人も印刷業界の中でも少なくないが,可読性を良くするために,新しい書体の開発や美しい読みやすい組版に取り組んでいる人たちが大勢いる。絵や写真と対をなして存在する文字。印刷には欠かせない要素であり,奥深い世界。

日本印刷産業機械工業会,年始会に310人
 日本印刷産業機械工業会は1月21日,芝公園の東京プリンスホテルで年始会を開き310人が参加した。宮腰会長は「次回の国際印刷機材展IGASは2015年9月11日〜16日に開催する。設備投資促進税制などの支援策で当工業会が証明書の発行期間となり主体的な役割を果たす」と挨拶した。

東京都印刷工業組合,600人の参加で新春の集い
 東京都印刷工業組合は1月30日,東京・日比谷の帝国ホテルで新春の集いを開き,600人が参加した。島村理事長は挨拶の中で,パートナーシップや教育,将来像,議員連盟,環境対応,CSR,組合活性,経営革新など同組合の活動を紹介した。

光文堂,恒例の機材展で新製品も好評
 光文堂は1月22日・23日,名古屋の中小企業振興会館(吹上ホール)で恒例の機材展とセミナーを開催した。機材展50周年にあたり,PrintDoors2014と銘打ち,出展85社が資機材,ソフトやソリューションを提案した。さらに印刷会社を中心としたコラボレーション展を併催し,32社が自社の商材をはじめ,印刷や製本・加工などの取り組みを紹介した。2日間で1929社・7521人の来場者があった。

モリサワ,ビジネスチャンスのヒントを図る内覧会
 モリサワは1月22日・23日,大阪・大国町の同社で,今後の印刷ビジネスを展望することを目的に恒例の新春展「MORISAWA FAIR 2014」を開いた。同社の製品や協賛メーカーの機器を展示・実演したほか,ビジネスチャンスのヒントを図るセミナーを催した。両日合わせて330人の来場者があった。

日本印刷産業連合会,グリーンプリンティング工場を学ぶ
 日本印刷産業連合会は1月28日,東京・新富の日本印刷会館でグリーンプリンティング工場の交流会を催した。昨年12月に認定された新規5工場の認定式を行ったほか,セミナーも開いた。六三印刷の三島秀夫氏が同認証を受けた印刷物の普及の取り組みを,日経印刷の宮地将之氏が各種の環境認証マークの管理と運用を紹介した。なお現在,305工場が同認定を受けており,同連合会は7月頃に記念行事を開催する予定。

印刷OEM研究会,見当紙についての調査
 印刷OEM研究会は1月31日,東京・中央区の全印健保会館で定例会を開いた。研究会員会社が現状OKシートまでの見当紙使用量のアンケート結果を元に討論した。各社の条件は異なるものの,一般的な平均より少ない90〜200枚という結果が多くみられ,その理由などについて話されたほか,濱照彦顧問が小森の機械に採用されているプレインキングシステムの原理と運用について解説した。

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2月7日,都立工芸で印刷教育研究会が3Dビジネスの可能性を探るセミナー
 印刷教育研究会は2月7日,水道橋の東京都立工芸高等学校でセミナーを開く。「3Dプリンターは印刷会社のビジネスになるか?:文化財の復元と保護,テーマパークのアトラクション開発など新たな3Dビジネスの可能性を探る」をテーマに,ビジネスコーディネーターの長誠司氏が講演する。参加費無料。要申込。問合せは同校のグラフィックアーツ科・大澤正則氏へ,電話03-3814-8755。

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月刊『印刷雑誌』10月号,特集は「3Dプリンタと印刷」。製品の試作品や,家具や雑貨,医療器具や玩具などさまざまな分野で活用が広がっている3Dプリンタを紹介。印刷会社での利用例や,印刷という世界への今後の影響も考察。技術革新が進み注目されている分野であり,頭の片隅に情報を入れておいてはいかがか。

2月8日,関東フォーム工業会がISO認証取得講座
 関東フォーム印刷工業会は2月8日,東京・新富の日本印刷会館でISO認証取得に関する講座を開く。参加無料。要申込,定員約30人。問合せは,電話03-3551-8615。

2月14日,リコージャパンがスキル・資格の可視化システムのセミナー
 リコージャパンは2月14日,東京・晴海のリコーITソリューションズ本社事業所で,製造業向けに特化したクラウド型の人材育成マネジメントシステム「モノづくりプラス」を紹介するセミナーを開く。また,同システムを活用したスキル・資格の可視化事例も紹介する。参加無料,定員20人。
http://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/rcc/seminar/03-0502_20140214.html

2月14日,印刷技術懇談会が速乾印刷に関するセミナー開催
 印刷技術懇談会は2月14日,中野新橋の東京工芸大学で速乾印刷導入による会社の効果に関しセミナーを行う。参加費1000円。要申込。
http://www.ingikon.cup.com/24latest_meeting_index.htm

2月17日・18日,デジタル印刷機の活用に関するセミナー
 名古屋メディア批評は2月17日・18日,名古屋・五反田町の二和印刷紙業でデジタル印刷機の活用に関するセミナーを開く。参加無料。要申込,定員40人。
http://senshingumi.jp/seminar/

2月15日,印刷志の会が埼玉・美女木で印刷機メンテナンスの講習会
 印刷志の会は2月15日,埼玉・美女木のテクノロールで講習会を開く。「印刷機械の性能を100%発揮させるためのメンテナンスの極意:小森式予防保全(KOMORI Preventive Maintenance)応用編」をテーマに,小森コーポレーションの川名茂樹氏が,枚葉機および輪転機の印刷品質や効率向上に役立つ内容を講演する。参加費500円。要申込,定員60人。問合せは,電話048-449-7333。

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 厳しい景気動向の中で,突発事故,突発修理などによる利益損失をなくし,安定した生産と利益を創造するためには?『印刷現場の予防保全』
 予防保全活動の成功事例を実名で紹介し,手法や教訓を解説する現場中心の保全指南書。『予防保全:印刷企業の実例を探る』
 現場の改善と管理の現状を切り開く一つの手段にし,「お客様を獲得する印刷現場」をわかりやすく解説。『印刷現場のつくり方 :お客様の獲得に向けて』
 改善事例から機械運用上の重点項目を提示した機械メンテナンス知識の決定版!『印刷トラブル防止のツボ オフセット現場の改善実録』

2月18日・3月14日,リコージャパンがワークフローソフト活用セミナー
 リコージャパンは2月18日・3月14日に東京・渋谷のエイトレッドで「ワークフローを活用した業務改善のコツ」を行う。ワークフローの見直し,業務改善の方法としてワークフローソフト「X-point」の活用方法を体験形式で紹介する。参加費無料,定員8人。両日とも同内容。
http://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/rcc/seminar/03-0506_2014218.html
http://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/rcc/seminar/03-0507_20140314.html

2月24日,東京・水道橋で日本出版学会が出版流通の研究会
 日本出版学会は2月24日,東京・水道橋の日本大学で研究会を開く。「知り,考え,パースペクティブをもつこと:本と出版の現在」をテーマに,上智大学の柴野京子氏が出版流通について発表する。参加費は,一般500円,会員無料。要申込。問合せは,蔡星慧氏へ(csh125@hotmail.com)。

2月26日,リコージャパンが海外進出のシステム構築のセミナー
 リコージャパンは2月26日,東京・麹町のSAPジャパン本社で,セミナー「低コスト・短期間で実現するグローバルでのERPとITの展開」を行う。工業用ミシンで海外展開をしているJUKIがグローバル展開でのIT活用法や商習慣,税制への対応などを紹介する。参加費無料,定員40人。
http://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/rcc/seminar/03-0503_20140226.html

2月27日,リコージャパンがコミュニケーションツールの活用セミナー
 リコージャパンは2月27日,東京・銀座のリコープリンティングイノベーションセンターで,「リコー基幹ソリューションセミナー〜顧客生涯価値の最大化〜」を行う。顧客購買行動が大きく変化するなか,企業が対応すべきコミュニケーションツールの課題と改善方法を紹介する。参加費無料,定員30人。
http://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/rcc/seminar/03-0501_20140227.html

2月27日,名古屋でHTMLとクリエイティブ・クラウドの勉強会
 日本印刷学会中部支部は2月27日,名古屋市工業研究所で「新しいスキルと新しい印刷展開を創る:ソリューションからその先のイノベーションへ」をテーマに冬季印刷セミナーを開く。「はじめてのHTML5講座」渡邊泉氏(富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ),「印刷業界・デザイン会社のためのCreative Cloudの導入価値とは」岩本崇氏(アドビシステムズ),補足と質疑応答(各社のケーススタディ紹介)の3本。問合せは,電話052-962-5771。

2月28日,日本印刷学会が紙メディアシンポジウム
 日本印刷学会は2月28日,東京・新富の日本印刷会館で紙メディアの技術と需要を支える戦略についてセミナーを開く。参加費は一般1万5000円,会員1万円,学生・教職員・シニア6000円。要申込,定員120人。
http://www.jspst.org/event/140228.html

3月13日,インフォトレンズがサプライ(消耗品)市場コンファレンス
 インフォトレンズは3月13日,東京コンファレンスセンター・品川でサプライ市場(消耗品)をテーマにコンファレンスを開催する。参加費は8万3790円(早期申込割引あり)。
http://www.infotrends.co.jp/cf/cs/

6月20日締切,学生が対象のデザインやアートのコンテスト
 アドビシステムズは,世界中のグラフィックデザイン,写真,イラスト,アニメーション,デジタル映像,ソフトウェア開発,コンピュータアート分野において,才能と将来性にあふれる学生を顕彰する「Adobe Design Achievement Awards」を開く。締切は,6月20日午後5時(米国東部標準時間)。作品の制作に,同社の製品やサービスを使うことが必要。
http://www.adobeawards.com/jp/

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「ロートレック」「リンドナー」「ミュシャ」「ノーマン・ロックウェル」や「ヴォーグの表紙」などのグラフィックデザイン最高潮の時代に生まれた国外作品をオールカラーで紹介。『グラフィックデザインの世界の話題作』


月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2014年2月号 【特集:PODの活用】
 時代はモノからコト,大部数から小部数,アナログからデジタルへ。小部数に適した生産環境や機器が必要とされている今,印刷会社が「デジタル・ワークフロー」を使いこなすために必要なこととは——。

編集長 今週のおすすめ書籍
『「印刷雑誌」とその時代 –実況・印刷の近現代史–』
中原雄太郎,松根格,平野武利,川畑直道,高岡重蔵,高岡昌生 監修
印刷学会出版部 編
 明治24(1891)年創刊の初代と現在まで続く大正7(1918)年創刊の2代目を合わせ, 100年以上にわたり日本の印刷文化・技術の変遷を見つめ続けてきた印刷専門誌 『印刷雑誌』。本書は,その雑誌記事を通して日本の近現代印刷史を通覧しようというもの。
 第1部では,印刷と社会,印刷技術,タイポグラフィなど各ジャンルごとに,監修者による解説を収録。第2部では,これまでに収録した膨大な記事の中から,今読んでも興味深く,かつ資料的価値のある記事を集成,当時の印刷人が同時代を記した臨場感溢れる掲載記事を年代順に掲載し,日本の急速な近代化を追体験できるような構成を採った。
 日本出版学会特別賞を受賞した,印刷文化と技術の今昔を語る一冊です。

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週刊『印刷雑誌』5巻04号
2014年2月3日発行
編集長:末包愛
発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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