週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 5巻12号 2014年3月31日
Japan Printer weekly Vol.5, no.12
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行します。

ソニー・ミュージックコミュニケーションズ,3Dプリントフィギュア販売
 ソニー・ミュージックコミュニケーションズは3月25日,Amazonの「3Dプリンタストア」で,著名人などの「3Dプリント・フィギュア」の販売を開始した。第一弾として同社は,uuum(株)に所属する国内トップYouTuberのフィギュアを販売し,今後はアーティストやスポーツ選手,キャラクター等のフィギュアを販売する。また,3Dプリントによるインテリア,生活雑貨なども展開していく。

凸版印刷,雑誌を記事単位で購入できる「中吊りアプリ」配信
 凸版印刷とVIBEは3月26日,電子雑誌コンテンツを記事単位で購入できる,Android搭載スマートフォン向けサービス「中吊りアプリ」の提供を始めた。同アプリでは,電車内を模した画面に表示される中吊り広告から,雑誌の記事を選択し購入できる。また,毎日1記事無料で読める機能や,SNSとの連携機能を実装した。利用は無料,1記事の価格は50円から。

秋田大学,凸版印刷と共同でバーチャル鉱山実習システム開発
 秋田大学と凸版印刷は,鉱山開発の現場を体験できる「バーチャル鉱山実習システム」を共同で開発し,同大学が4月に開設する国際資源学部の講義で活用する。現在開発中の鉱山3つで高精細画像の撮影と地形の計測をし,秋田大学監修のもと採掘法の3次元モデルや,採掘の工程,各種重機の外観などを3D CGで再現した。

アイ・イーグループ,コンビニでのコンテンツプリントサービスを開始
 アイ・イーグループは3月18日,全国のローソンに設置されているシャープ製マルチコピー機で利用できるサービス「いつでもプリント」を開始した。ゼンリンが提供する地図や,証明写真,ブロマイドなど各種コンテンツを必要な時に購入できる。注文はマルチコピー機の操作画面から簡単に行える。

リコー,ペーパーレス会議時の資料保存ツールを公開
 リコーは3月25日,ペーパーレス会議システム「RICOH Smart Presenter」を利用した際の,個人メモを追記したiPad上の会議資料を,自分のPCに保存できるアプリ「RICOH TAMAGO InOut Tool for Smart Presenter」の無償提供を始めた。これまでは外部へのデータを転送する際に煩雑な操作が必要で,利用者からの改善要望が多かったため対応した。

サムライズ,リアルタイム・リマーケティング用のサービスを開始
 サムライズは3月24日,米国Webtrends,incが提供するサービス「Webtrends STREAMS」を国内に向けて提供開始した。同サービスでは,Webサイトの訪問者の行動を追跡し,閲覧状況やページ遷移などの情報を通知することで,訪問者の行動に応じたリアルタイムなリマーケティングが可能になる。

凸版印刷,電子カタログ閲覧システムの機能拡張
 凸版印刷は3月28日,同社が運営する企業向け電子カタログ閲覧システム「iCata」の機能を拡張し,提供を始めた。複数端末間でのデータ同期や,カタログのダウンロードによるオフラインでの利用,履歴の表示などに対応した。

大日本印刷,マガジンアプリにAndroid版・Web版
 大日本印刷は3月24日,子会社のエムズコミュニケイトが配信するマガジンアプリ「CELESY」が,WebサイトやAndroid搭載スマートフォンからの閲覧に対応したことを発表した。同アプリは海外セレブの美容・ファッション情報の紹介を主な内容として,iOS向けに2013年10月23日から配信していた。

モリサワ,クラウドフォントサービスに秀英体
 モリサワは3月25日,大日本印刷からライセンスの提供を受け,クラウドフォントサービス「TypeSquare」で新たに利用できる書体に,秀英体11書体を追加した。追加されたフォントは秀英明朝L・M・B ,秀英初号明朝,秀英初号明朝撰,秀英角ゴシック金L・B,秀英角ゴシック銀L・B,秀英丸ゴシックL・B。

エプソン,8月にA3ノビ対応複合機・プリンター発売
 エプソンはビジネスインクジェットプリンターの新製品として,8月上旬にA3ノビ判対応インクジェット複合機「PX-M7050F」,インクジェットプリンター「PX-S7050」を発売する。同製品は同社ビジネスインクジェットプリンターで最高速の印刷と,普通紙への高画質印刷が可能になった。

新しい書籍デザインのアイデアを形にする製本展
 4月4日まで東京・神田の竹尾見本帖本店で,新しい造本のアイデアを紹介する「製本ノチカラ」展が開かれている。主催は日本図書設計家協会,東京都製本工業組合,竹尾。3冊の本を円筒形に丸めて塔のようにしたデザインや,中心軸からすべてのページが放射状に並び始まりと終わりのページがわからない本,菱形の製本で開くと蝶のような形に見えるものなど,8種の造本アイデアと製本技術を駆使してそれらを実現した39作品を見られる。

東京・日本橋で近代工芸に関連する古書の展示販売
 東京の丸善・日本橋店にあるワールド・アンティーク・ブック・プラザは4月中,近代工芸に関連する古書を展示販売する。英国アンティークを中心に古陶器や家具・木製品,小物,装飾関連についての図版や写真を多く掲載したヴィクトリア朝出版物から,アーツ・アンド・クラフツ運動の最骨頂ともいえるケルムスコット・プレス刊本作品まで,近代工芸に関連する書物を紹介する。

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幕末明治の初期洋装本から現代のベストセラーまで,装丁家兼製本マニアの著者が,日本の近代製本史を文献と実物資料の両面から丹念に探る。『製本探索』
 原弘から杉浦康平,横尾忠則,菊地信義,そして原研哉まで,日本を代表する31人のグラフィックデザイナー各氏のブックデザインを,58作品,68点のカラー図版とともに紹介。『デザイナーと装丁』
 
宮内庁書陵部で長年に渡って古典籍の修復と製本,成巻に関わってきた著者が,その技術を広く世に伝えるべく,作業手順や方法を丁寧に解説した一冊。『古典籍の装幀と造本』
 
初めて本づくりに挑戦する人のために,ルリユール(工芸製本)界で当世一流の製本家が,ページレイアウトから印刷,製本までを丁寧に解説。『デジタル技術と手製本』

凸版印刷,先端技術に触れる交流施設の展示リニューアル
 凸版印刷は3月26日,グランフロント大阪「ナレッジキャピタルThe Lab.みんなで世界一研究所」での同社の展示をリニューアルした。バーチャルリアリティ技術を活用した文化財デジタル化への取組みを展示するコンセプトはそのままに,恐竜がテーマの体験型学習コンテンツ「V×Rダイナソー」と,フェルメールの絵画「牛乳を注ぐ女」を3D CG化しディスプレイに表示するViewpaintゾーンを新設した。

東京大学,講義配信システムに富士ゼロックスの動画検索技術を採用
 東京大学は,同大学がインターネット上で講義を配信するシステムUTokyoOpenCourseWareに,富士ゼロックスの動画検索技術「TalkMiner」を採用した。同技術は動画内のスライドからテキストを自動抽出しインデックス化するため,メタデータが付与されていない動画の検索が可能になる。受講者が利用したい講義・場面のキーワードで複数の講義を検索し,指定された言葉が映されているシーンから視聴が行えるようになった。

松山ニューグランドホテル,「Adobe Creative Cloud」を導入
 松山ニューグランドホテルは,店舗やホテルで使用する販促物の制作効率化のためアドビシステムズの「Adobe Creative Cloud」のグループ版を導入した。同社は販促物の制作について内製化していたが,社内のAdobeソフトウェアのバージョンが統一されていないなどの問題があった。今回,同社のハードウェアの全面的な移行に合わせ導入した。

アミックス,オリジナル壁紙デザインに日本HPの製品活用
 賃貸住宅の管理を手がけるアミックスは,日本ヒューレット・パッカードが提供する,無償の壁紙デザイン制作ツール「HP WallArt Solution」を活用し,壁紙をカスタマイズできる賃貸住宅の提供を2013年10月から始めている。また,壁紙の印刷に適した「HP Latex260プリンター」を導入した。

大日本スクリーンと富士ゼロックス,フォント利用契約
 大日本スクリーン製造は3月25日,富士ゼロックスと,複合機での表示利用に関するフォントのライセンス契約を締結した。大日本スクリーンのヒラギノ丸ゴシック体と,ヒラギノ角ゴシック体が,複合機の操作パネル向けアプリケーション「かんたんUIパッケージ2」に採用された。

キヤノン,デジカメの生産台数2億5000万台達成
 キヤノンは3月27日,同社のコンパクトデジカメとレンズ交換式デジカメを合わせた累計生産台数が1月31日に2億5000万台を達成したと発表した。また,11年連続でレンズ交換式デジカメの世界シェア1位を達成したことを同日発表した。レンズ交換式デジカメでは世界最小・最軽量と高い基本性能を両立するEOS Kiss X7や,AF技術デュアルピクセルCMOS AFを搭載したEOS70Dといった新商品がけん引した。 

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日本を代表する雑誌「アンアン」「クロワッサン」「エル・ジャポン」などで鋭感覚のレイアウトをプロデュースしてきた著者が,理論と技法を多数の実例でわかりやすく展開する。『写真を活かすレイアウト』

コニカミノルタ,bizhubシリーズが「reddotデザイン賞2014」受賞 
 コニカミノルタは3月25日,主力製品であるA3判カラー複合機(MFP)bizhubシリーズとA4判カラー複合機同シリーズが,ドイツの「reddotデザイン賞2014」のプロダクトデザイン部門を受賞したと発表した。受賞製品はbizhub C554e/ C454e/ C364e/ C284e/ C224eと,bizhub C3850/ C3350の7機種。

OEM研究会,目標を再確認
 印刷OEM研究会は2月24日,東京・鵜木の金羊社で定例会を開いた。去年の研究会での刷り出し5枚でのOKシートと品質安定化に向けたメンテナンスの取り組みを振り返り,研究会としての最終目標を再確認するとともに,Japan ColorとOEM研究会基準との兼ね合いや現実的な業務で活用するための落とし所などが討論された。

全国グラビア協同組合連合会,経済産業省に苦境を訴える
 食品や日用雑貨等のフィルム包装資材のグラビア印刷加工を手掛ける中小企業173社で構成する全国グラビア協同組合連合会は3月12日,経済産業省の松島みどり副大臣を訪ね,大手発注者側からの値下げ要求と,大手材料メーカー側からの値上げ要求の板ばさみにあっている業界の窮状を説明し,消費税増税分,また円安による資材価格高騰分を適正に価格転嫁できるよう行政からの強力な支援をしてもらえるよう要望した。

三菱重工業と富士ゼロックス,ドキュメントサービス提携会社始動
 三菱重工業と富士ゼロックスは2013年10月3日付で発表した両社のドキュメントサービスに関する包括提携の合意に基づいて,リョーイン(三菱重工連結子会社)のドキュメント関連事業を承継する新会社「富士ゼロックスサービスリンク(株)」を2014年4月1日付で設立し,同日から営業を始める。新会社は,資本金 1億円(富士ゼロックス80:三菱重工20),三宅達也社長(富士ゼロックス執行役員),〒108-0014東京都港区芝5-34-6。

小森コーポレーション,社長に持田氏
 小森コーポレーションは3月28日,取締役会で持田訓・代表取締役副社長兼COOの代表取締役社長兼COOへの昇格を決めた。小森善治社長兼CEOは代表権のある会長兼CEOに。正式決定は6月24日の株主総会。

日本出版学会,和装本の製本体験
 日本出版学会は3月27日,東京・八丁堀のハイテクセンターで和装本の製本体験会を開いた。元宮内庁書陵部図書課の櫛笥節男(くしげせつお)氏が,平安から江戸時代にかけて行われた折丁構造の和装本「大和綴じ(綴葉装・列帖装)」の製本を実演し,参加者も糸や針を使ってそれぞれ一冊を手作りした。

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電子版『印刷雑誌』,電子書籍書店BookStackにて好評発売中! PCやタブレット端末にダウンロードすれば,いつでも閲覧して情報収集,印刷技術の学習ができます。営業ツールとしてもご利用ください。(データ形式はPDFとLeafThroughがあります。紙版の発行から遅れての発売となります。バックナンバーも購入いただけます)

4月2日,大阪で出版流通システムのシンポジウム
 日本出版学会は4月2日,大阪の関西学院大学大阪梅田キャンパスでシンポジウム「変革期を迎える出版流通システム-最近の事例から」を開く。日本出版インフラセンターの永井祥一専務理事,ジュンク堂書店難波店の福嶋聡店長,立命館大学の湯浅俊彦教授が討論し,業界動向と課題の分析や出版コンテンツのデジタル化が及ぼす出版流通システムの変容について検討する。参加費は一般500円,会員300円。 問合せは湯浅俊彦氏へ,電話075-466-3136。

4月4日〜5月6日,愛媛県松山市にダンボールアート遊園地
 ダンボール商品の企画販売などを行うhacomoは4月4日〜5月6日,愛媛県松山市のアイテムえひめでダンボールアート遊園地を開く。史上最大級のダンボール迷路や巨大オブジェの設置を予定。
http://c.bme.jp/7/1578/242/736

4月5日〜6月1日,横浜で「日本初の女性報道写真家 笹本恒子 100歳展」
 横浜の日本新聞博物館は4月5日〜6月1日,東京新聞と共同通信社との共催で「日本初の女性報道写真家 笹本恒子 100歳展」を開く。日本最初の女性報道写真家と言われ,日独伊三国同盟の婦人祝賀会やヒトラーユーゲント来日,日米学生会議の記録などの貴重な写真を撮影した笹本恒子氏の業績を紹介する。入館料は一般510円,大学生410円,高校生300円,中学生以下無料。
 4月5日に横浜情報文化センターで同氏とジャーナリスト・むのたけじ氏によるトークショーも行う。要申込,定員230人。
http://newspark.jp/newspark/floor/info2014.4.5_6.1sasamoto.html

4月10日,電子出版制作・流通協議会が海外事業社課税問題フォーラム開催
 電子出版制作・流通協議会は4月10日,東京・千代田区の一橋大学一橋講堂で,「海外事業社に公平な課税適用を求める緊急フォーラム」を開催する。海外事業者への課税問題に取り組む国会議員などを招き,国会での取組状況などについて尋ねる。参加申込みは定員に達し次第締切。
http://aebs.or.jp/Taxation_applicable_forum.html

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出版デジタル機構の植村八潮会長(専修大学教授)の唯一の単著。現在の電子書籍ブームへの軌跡を10年以上に渡り追い続けた記録を一冊に集約。『電子出版の構図』
 紙文化の未来はどこに向かうのか?デジタル情報化社会の奔流に立ち向かう老舗印刷屋最前線実録。『我,電子書籍の抵抗勢力たらんと欲す』

4月14日・16日・17日,日本HPが建設業のIT活用セミナー
 日本ヒューレット・パッカードは4月14日・16日・17日に,「HP Designjet CIM革命〜CIM×GISによる建設業の未来〜セミナー」を開く。セミナーではイエイリ・ラボの家入龍太氏などが話す。会場は14日が東京のNTTラーニングスクエア新橋,16日が名古屋ルーセントタワー,17日が新大阪トラストタワー。
http://h50146.www5.hp.com/events/seminars/info/seminar12.html

4月14日〜5月15日,5月19日〜6月6日,神田で日本タイポグラフィ作品展
 日本タイポグラフィ協会とニューヨークタイプディレクターズクラブは東京・神田の竹尾見本帖本店で,4月14日〜5月15日に「日本タイポグラフィ年鑑2014作品展」を,5月19日〜6月6日に「ニューヨークタイプディレクターズクラブ展」を開く。入場無料。土日祝日休館。5月1日に同会場でトークショーも開く。4月14日までに要申込。
http://www.takeo.co.jp/site/event/central/201402.html

4月16日,印刷技術懇談会でヤマトグループ物流ハブ見学
 印刷技術懇談会は4月16日,ヤマトグループの物流ハブである東京・大田区の羽田クロノゲートの見学会を行う。会費は1000円,学生は無料。
http://kokucheese.com/event/index/160502/

4月16日〜5月12日,東京・松屋銀座でデザイン商品の展覧会
 日本デザインコミッティーは4月16日〜5月12日,東京・松屋銀座で同団体会員のデザイナーたちが,デザイン商品を“贈り物”の視点から紹介する「贈りたいギフト・私の贈り物」展を開く。入場無料。問合せは,電話03-3561-2572。

4月18日,日本画像学会が標準のビジネス効果の勉強会
 日本画像学会は4月18日,恵比寿カルフールで第30回イメージングカフェを催す。富士ゼロックスの坂田靖氏が「“標準”,その影響力とメカニズムの考察〜技術で勝っても,ビジネスで負けてしまう原因は?〜」をテーマに話す。参加費は個人会員1000円,一般は2000円。
http://www.isj-imaging.org/event/imagingcafe/imagingcafe.html

4月18日,日本HPが大判ビジネス拡大セミナー
 日本ヒューレット・パッカードは,2月13日・14日に開催したLatex Summit 2014の内容をダイジェストで紹介する「Latex Summit 2014 報告会」を4月18日に東京・大島の同社で開く。詳細は4月2日にWebサイトで公開予定。
http://www.hp.com/jp/dj_event

4月21日,コンバーティングの明日を考える会が包装と安全のセミナー
 コンバーティングの明日を考える会は4月21日,東京・吾妻橋のすみだリバーサイドホールで「サスティナブルな業界を目指して:包装の価値,それは安全と安心へのこだわり」をテーマにセミナーを催す。定員300人,参加費5000円。問合せは,関東グラビア協同組合(電話03-3622-1895)。

4月22日,ナビットが「売上を10倍伸ばす」出版勉強会
 ナビットは4月22日,東京・千代田区の同社で,「今年こそは“本”を出そう!〜なぜ,本を出すと会社の売り上げが10倍になるのか?〜」をテーマに講演会を開く。講師は天才工場の吉田浩社長。参加料金は5000円。
http://www.navit-j.com/press/sem140422-2.html

4月22日,ナビットがECサイト勉強会
 ナビットは4月22日,東京・千代田区の同社で「勝ち組事例に見るECサイト成功の極意」セミナーを開く。講師はスプリットエンジンの牧野健太郎社長と,ショーケース・ティービーの辻健太郎氏。参加料金は5000円。
http://www.navit-j.com/press/sem140422.html

7月4日,日本印刷学会が新聞印刷技術の基礎知識講座
 日本印刷学会は7月4日,新入社員・初心者のための新聞印刷技術の基礎知識講座を日本印刷会館で開催する。「紙面品質向上のための各機材の基礎知識と最新情報」に触れ,特別講演では讀賣新聞社が,新聞紙面の作り方について講演する。
http://www.jspst.org/index.html

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リアルメディアとして長きにわたりマスメディア・文化を支え続けている新聞は,一体どのように作られるのか。取材から記事入稿,印刷,後加工までをわかりやすく解説し,専門用語には解説を加えた。『新聞製作入門』

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2014年4月号 【特集:カラーコミュニケーション】
 4月号の特集は,「カラーコミュニケーション」です。どのカラー印刷でも,照明,温度や湿度など印刷や色確認の現場の環境を常に一定にし,また材料や印刷機の状態もメンテナンスにより常に一定にしておいて,議論のスタート地点を作っておく必要があります。その下地に,日本にはジャパンカラーがありますが,ジャパンカラーの存在すら知らないで印刷物制作に携わっている人も数多く存在するようです。印刷物の価値を顧客に訴えるためにも,色も標準化志向と情報収集が必要です。
 また本号は,2月に開かれたpage2014や光文堂 新春機材展など印刷技術展示会のレポートも満載です。

編集長 今週のおすすめ書籍
『印刷用語ハンドブック 基本編』
帆風出版プロジェクト 編
 いよいよ明日からは新年度ですね。本号と4月の号は,印刷やデザイン関係の企業の新入社員の方々向けの,おすすめの印刷技術入門書をご紹介したいと思います。
 第1弾は,小社刊行書籍の中でもロングセラーの『印刷用語ハンドブック 基本編』です。本書は,基本的な印刷用語をただ並べるのではなく,印刷の基本的事項の解説書と事典の両方の機能を持ち合わせるよう編集しました。この一冊があれば,印刷工程および印刷ビジネスの仕組みの基本を総覧できるとともに,印刷の仕事の要所要所で登場するキーワードの意味も確認できます。
 新人の方々だけでなく,業界のベテランの方々にも広く愛読いただいている一冊です。ぜひ仕事場の本棚に置いてみてください。私も,初めて印刷について学び始めた時に最初に手に取った本なのですが,きっと春からの皆様のお仕事に役立つと思います。

「週刊 印刷雑誌」 読者アンケート実施中
いつも「週刊 印刷雑誌」をご愛読いただきありがとうございます。今後もより皆様のお役に立つ情報をお届けするため,簡単なアンケートを実施しております。ぜひともご協力をお願いいたします。
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印刷学会出版部のフェイスブックで,業界ニュースなどをタイムリーに発信しています。どうぞご利用ください。
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週刊『印刷雑誌』5巻12号
2014年3月31日発行
編集長:末包愛
発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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