週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 5巻16号 2014年4月28日
Japan Printer weekly Vol.5, no.16
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行します。

DNPドリームページ,絵本のフォトブックを制作販売
 DNPドリームページは学研教育出版が発行する絵本『ぴよちゃん』のイラストを使ったフォトブックを制作し,販売するサービス「ぴよちゃんフォトブック」を4月21日から期間限定で提供している。同サービスは大日本印刷の体験型のショールーム「コミュニケーションプラザドットDNP」(東京・市谷)で行われている「ぴよちゃんのせかい展」の企画。価格は1冊あたり600円。

大日本印刷,ジェイ・キャストと共同でスマホへ広告配信
 大日本印刷とジェイ・キャストは,スマートフォン向けアプリを利用した広告商品を共同開発し,ジェイ・キャストの情報サイト「東京バーゲンマニア」の公式アプリとして4月22日から提供を開始した。アプリ上に表示されるクーポンを店に提示することでサービスが受けられる。サービスの利用状況は大日本印刷のO2O機能プラットフォーム「PASSMART」により記録され,店側は広告による来客の把握ができる。

凸版印刷,電子チラシポータルサイトで沖縄広報誌配信
 凸版印刷が運営する電子チラシポータルサイト「Shufoo!」が,沖縄県のオフィシャル広報メディアとして採用された。同サービスのエリアごとに電子チラシを配信する機能を使い,4月21日から県内には広報誌『美ら島沖縄』を配信し,県外へは同誌のダイジェスト版を配信している。

凸版印刷,東京国立博物館でキトラ古墳のVR作品上映
 凸版印刷は4月21日〜7月13日,上野の東京国立博物館でバーチャルリアリティ作品「キトラ古墳」を上映している。同作品は同館で開いた特別展「キトラ古墳壁画展」と連携した企画で,奈良文化財研究所と東京文化財研究所の資料から,凸版印刷が持つアーカイブデータを可視化する技術を用いて制作した。

DNPエス・ピー・テック,新タイプの陳列用POP追加発売
 DNPエス・ピー・テックは4月21日,販促POP「PaPaTPoP」シリーズのラインアップを拡充し,商品を2段陳列できる「ワゴン2段タイプ」と吊下げ型の「ハンガー・トレイタイプ」「ハンガー・フックタイプ」を追加発売すると発表した。

画像4学会,「画像関連学会連合会」発足
 画像電子学会,日本印刷学会,日本写真学会,日本画像学会の4学会は4月1日,4会長を発起人として「画像関連学会連合会」が発足させた。技術や科学研究だけでなく,画像に関わる全分野の研究者が集う会議形態会にした。事務局は2014年・15年度は日本画像学会の事務局が兼務。
共同事業として11月20・21日に京都工芸繊維大学で秋季研究発表会を合同で開催する。また第1回目の国際シンポジウムICAI(International Conference on Advanced Imaging)を2015年6月17〜19日,一橋大学の一橋講堂で開催する。

大日本スクリーン,組込み展にヒラギノフォント出展
 大日本スクリーン製造は5月14日〜16日まで,有明の東京ビッグサイトで開催される「組込みシステム開発技術展」に,「ヒラギノフォントシリーズ」を出展する。同フォントの特長や,採用事例のほか,中国語書体などの多言語対応についても紹介する。

モリサワ,教育IT展に教育用途のフォント出展
 モリサワは,5月21日〜23日に東京ビッグサイトで開かれる「教育ITソリューションEXPO」に,「学参フォント」「教科書体」といった教育用途で使える書体を中心に出展する。また,教育ICT用のソフトウェア,デバイスへの組込みや教育機関での導入など,具体的な活用方法を紹介する。

共同印刷,学びがテーマの電子書店がiOS対応
 共同印刷は4月23日,学びをテーマとした電子書店「自己ガク」で販売する電子書籍のiOS端末対応を完了したと発表した。同書店では医療・看護,ビジネス,法律,趣味・教養,資格・検定の5カテゴリーで2000冊以上を販売している。

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校正者の基本常識や,誤記・誤植の実例,「素読み」への対応を解説。巻末には35ページの大ボリュームで間違えやすい変換ミス例を多数収録した。編集・校正界の重鎮が長い経験で培った校正知識を詰め込んだ,デジタル時代だからこそ気をつけたい,本づくり・文章づくりに必読の一冊。『本の品格―電子書籍にも必要な校正読本―』

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出版デジタル機構の植村八潮会長(専修大学教授)の唯一の単著。現在の電子書籍ブームへの軌跡を10年以上に渡り追い続けた記録を一冊に集約。『電子出版の構図』
 紙文化の未来はどこに向かうのか?デジタル情報化社会の奔流に立ち向かう老舗印刷屋最前線実録。『我,電子書籍の抵抗勢力たらんと欲す』

キヤノン,TIPAアワードで3製品・1技術が受賞
 キヤノンは4月23日,写真・映像関連の賞「TIPAアワード2014」で,同社の3製品・1技術が受賞したと発表した。受賞製品はデジタル一眼レフ「EOS 70D」,コンパクトデジカメ「PowerShot G1 X MarkU」,デジタル一眼用レンズ「EF 200-400mm F4L IS USM Extender1.4×」で,技術ではデュアルピクセルCMOS AFを実現する「CMOSセンサー」が受賞した。

エプソン,大判インクジェットプリンタ30機種を発売
 エプソン販売は4月23日,POPやポスター,CAD用途向けの大判4色インクジェットプリンタ「SC-Tシリーズ」の新製品30機種を発表した。シングルロール機やダブルロール機,大判スキャナーを組み合わせた大判複合機,文教向けにA4判またはA3判のフラットベッドスキャナーを組み合わせフルカラーの拡大コピー機能を搭載した製品など。新しいプリントヘッドとインクの技術により,出力速度と品質の向上を図った。5月下旬より販売する。

ミマキエンジニアリング,平面IJプリンタを国内販売
 ミマキエンジニアリングは,LED-UV方式大型フラットベッドインクジェットプリンタ「JFX200-2513」の国内販売を,4月から始めた。同プリンタは2013年12月から,日本以外の地域で先行販売していた。

VPJ,ワークフローサーバー発表
 ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは4月25日,制作ワークフローサーバー「ターボサーバーEXPRESS」を発表した。フルマウント制作によるデータ一元管理,オンラインでのデータ共有・配信,大容量アーカイブ・営業支援など,データ管理を切り口に制作業務の効率化や制作コスト削減,顧客サービス展開を図れる

JP2014情報・印刷展(大阪)に各社出展
 5月15日〜17日にインテックス大阪でJP2014情報・印刷産業展が開かれる。コトブキ企画は,デジタルブック作成システム「meclib」を出展する。コニカミノルタは「bizhubPRESS C1070」「bizhubPRESS C1060」「bizhubPro1250」のオンデマンド印刷機や現像レスCTPプレート「BLUE EARTH」,蛍光分光濃度計「FD-7」の管理品質向上のソリューションなどを展示する。コダックはワークフローシステムやデジタル印刷ソリューションなどの展示と,現像廃液のリサイクルプロジェクトなどの環境ソリューションと,ソフトブレーンと協業する「売れる印刷営業の仕組みづくり大学」のプロジェクトを紹介する。富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは,富士フイルムデジタルプレスと共同で,XMFを軸としたワークフロー変革による具体的なビジネス戦略を提示。Web受発注システムやWebポータルシステムを含むワークフローソリューション,デジタルプレス,パッケージ,ワイドフォーマット,CTP・環境の各分野から新製品を出展する。印刷工程改善支援ソリューション「Eco&Fast Printing」のミニセミナーも行い,また会場内の企画展示スペース「デジタル印刷機用紙博」では,Jet Pressシリーズなどのデジタル印刷機の出力サンプルを展示する。

水上印刷,UV印刷を中心とした印刷工程改善活動を紹介
 水上印刷は,富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(FFGS)の支援を受けながらUV印刷における印刷品質管理活動を推進している。同社はFFGS,小森コーポレーションとともに4月22日,東京・多摩の工場の見学会を開いた。今年1・2月に導入した小森の省電力UV印刷機や,富士フイルムのCTP版とUV印刷専用湿し水などの活用を実演したほか,工場内の徹底した環境配慮や人材教育なども紹介した。また,FFGSと小森コーポレーションによるセミナーも行った。

文字道,写植の面白さを紹介
 文字道は4月22日から29日まで,東京・根津のギャラリー華音留で「moji moji Party No.6:写植展」を開いている。写植機や文字盤など機材の解説のほか,たとえば大修館書店の『大漢和辞典』は約5万字の書体づくりから始まり,同社と写研の印字部が共同で写植を打って製作したことなど,写真植字による出版物の歴史や職人の苦労を紹介する。また写植機で印画紙に文字を打ち,現像して完成させる体験会も行っている。

全日本印刷工業組合連合会,新たに女性活躍推進室を設置
 全日本印刷工業組合連合会は4月22日,東京・新富の日本印刷会館で理事会を開き,総会に提出する議案について審議した。三役会直轄機関には「女性活躍推進室」を新設する。MUD事業室は廃止し,事業は教育・研修委員会に引き継ぐ。また,新たに「資材対策専門委員会」を新設。組織活性委員会は名称を「組織・共済委員会」に変更する。

全日本印刷産業政治連盟,通常総会で次期役員など選任
 全日本印刷産業政治連盟は4月22日,日本印刷会館で通常総会を開いた。前年度の事業として陳情活動,国会議員への支援などを報告。次期役員には木村篤義氏を新たに幹事長に選任した。

印刷博物館,朝鮮金属活字文化についての講演会
 印刷博物館は4月26日から7月4日まで,韓国清州古印刷博物館との姉妹提携10周年を記念した「朝鮮金属活字文化の誕生展」を開いている。初日に,清洲古印刷博物館室長の黄正夏室長による朝鮮の金属活字開発の歴史背景などの解説や,富山大学の藤本幸夫名誉教授による朝鮮金属活字の変遷などの紹介があり,印刷博物館の樺山紘一館長が加わってのシンポジウムも行った。

出版研究センター,編集者向けのInDesign講座
 出版研究センターは4月25日,東京・神保町の岩波セミナールームでセミナー「編集者のためのInDesign入門」を開いた。高陵社書店の高田信夫社長がDTPの内製化による効果などを話し,InDesignの操作方法を解説した。

小森コーポレーション,デジタル印刷機の発表会
 小森コーポレーションは4月25日,東京・吾妻橋の同社で,フルカラーデジタル印刷機ImpremiaC71/C61の発表会を開いた。同製品と,開発中の印刷工程管理システムK-Station Ver.4を紹介し,impremiaC71による印刷を実演した。

日本印刷産業連合会,GP工場交流会を開催
 日本印刷産業連合会は4月23日,日本印刷会館でGP工場交流会を開き,グリーンプリンティング(GP)認定工場の認定式と講演会を行った。講演では東京都の「グリーン購入ガイド」の印刷に関わる改訂項目の紹介や,GP認定を企業経営に役立てるためのヒントを紹介。また,中小規模事業所の安全衛生向上のためのサポート事業,CO2削減のための診断・対策提案といった調査・支援事業の紹介があった。

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環境配慮への取り組みは業種を問わず注目が集まり,今や中小企業においても避けては通れない問題となっている。印刷現場の環境対策事例を,ユニバーサルデザインも含めて幅広く紹介する一冊。「グラフィックソリューション14『環境とUD』」

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「水なし平版印刷の実用化」「UVインキのメリット・デメリット」「ユーザーの立場から見たVOCゼロ湿し水」「エコロジーペーパーと印刷物」「印刷会社の環境報告書を読む」など,最新の技術動向に加え,  これまで『印刷雑誌』に掲載した関連記事を一冊に集約。環境対応の悩みがすべて解決!「グラフィックソリューション7『環境とオフセット印刷』」

日印産連,IPEX展はIJやPE,マーケティングやDMに注目
 日本印刷産業連合会は4月21日,東京・新富の日本印刷会館で「IPEX2014視察報告会」を開いた。同連合会の石橋邦夫氏が,3月24日〜29日に英国ロンドンで開催された同展を紹介。小型の製本機やメーリングシステムが多く出展されたことや,セミナーではインクジェットやプリンテッドエレクトロニクス,マーケティングやDMのサービスについての講演が注目を集めたことを話した。

コンバーティングの明日を考える会,包装の価値の講演会
 「コンバーティングの明日を考える会」は4月21日,東京・吾妻橋のすみだリバーサイドホールで「サスティナブルな業界を目指して」をテーマに2回目の講演会を催した(1回目は2013年6月)。「包装の価値,それは安全と安心へのこだわり」を副題に,優越的地位の濫用・下請法,印刷工場の安全確保,スイス条例(食品の安全),過剰品質への検討,グリーンプリンティング認定制度の5テーマの講演があった。

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電子版『印刷雑誌』,電子書籍書店BookStackにて好評発売中! PCやタブレット端末にダウンロードすれば,いつでも閲覧して情報収集,印刷技術の学習ができます。営業ツールとしてもご利用ください。(データ形式はPDFとLeafThroughがあります。紙版の発行から遅れての発売となります。バックナンバーも購入いただけます)

4月26日〜5月10日,大日本印刷の体験型ショールームでフェア
 東京・市谷の大日本印刷の体験型ショールーム「コミュニケーションプラザ ドットDNP」では,4月26日〜5月10日に「ゴールデンウィークはドットDNP きて みて たいけんフェア」を行っている。「世界の絵本 Children’s Book Festa」をはじめ,デジタルえほんのワークショップやトークイベント,撮影講座などがある。入館無料(カフェ,ワークショップなど,有料のものあり)。
http://www.dnp.co.jp/dotdnp/special/gw2014/index.html

5月9日〜6月5日,東京・新宿で挿絵の展覧会
 日本出版美術家連盟は5月9日〜6月5日,東京の紀伊國屋書店新宿本店で「本の世界を彩ってきた挿し絵画家達の原画展:粋美挿画展2014」を開く。同連盟の会員が手掛けた出版物の挿絵原画を展示販売する。5月9日〜15日は時代小説を,5月16日〜22日はミリタリーアートを,5月23日〜29日は乗り物を,5月30日〜6月5日はミステリーをテーマに作品を紹介する。入場無料。
 5月17日には造本装幀研究家の大貫伸樹氏によるトークショーも開く。参加には冊子「粋美挿画」(1000円)の購入が必要。先着50人。
http://bit.ly/1jJ6JVU

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幕末明治の初期洋装本から現代のベストセラーまで,装丁家兼製本マニアの大貫伸樹氏が,日本の近代製本史を文献と実物資料の両面から丹念に探る。『製本探索』

5月13日,日本印刷学会がP&I 研究会シンポジウム
 日本印刷学会は5月13日に東京・吾妻橋の小森コーポレーションで,P&I 研究会シンポジウム 「プリンテッドエレクトロニクス:タッチパネル配線技術」を開く。タッチパネルの要求特性や配線技術の現状と今後の展開について紹介する。定員70人。参加費会員6000円,非会員7000円。
http://www.jspst.org/event/140513.html

5月15日・19日・20日,Tooがアドビ製品の新機能を紹介
 Tooは5月15日・19日・20日に,それぞれ東京・大阪・名古屋の会場でセミナーを開く。Adobe Creative Cloudの新機能の使い方のコツや,スピードアップ,クオリティアップに繋がる機能を紹介する。要事前予約。参加無料。
http://solution.too.com/event/y2014/adobecc05/

5月16日・6月16日,リコージャパンがWindowsタブレット・Officeのセミナー
 リコージャパンは5月16日・6月16日に東京・晴海のリコーITソリューションズ本社事業所で「Windows8タブレット&Office365体験セミナー」を行う。Windows8タブレット・Office365の業務利用を基本操作から活用方法まで,実機を使う体験形式で紹介する。参加無料。定員20人。
http://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/rcc/seminar/03-0519_20140516.html
http://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/rcc/seminar/03-0520_20140616.html

5月20日,リコージャパンがデータ解析ソフトの体験会
 リコージャパンは5月20日,東京・晴海のリコーソリューションスクエア東京で「分析力UPで,企業力UP!!QlikView体験セミナー」を行う。企業内に保持されているデータを簡単な操作で分析する情報活用ツールの「QlikView」を紹介する。実際にツールに触れることで,活用のイメージを具体化する。入場無料,定員は1社2人までの8社。
http://www.rcc.ricoh-japan.co.jp/rcc/seminar/03-0521_20140520.html

5月21日,キヤノンがアジア市場動向を紹介するセミナー
 キヤノンマーケティングジャパンは5月21日,東京・品川の同社で世界のビジネスについてのフォーラムを開く。インドネシア,インド,タイの三ヶ国を中心に,最新のアジア市場の現状を紹介する。また,ファーストリテイリングの植木俊行氏が,ユニクロのグローバル化について話す。要申込,定員200人。参加無料。
http://cweb.canon.jp/seminar/bs/global.html

6月5日,アドビが高等教育関係者向けのイベント
 アドビシステムズは6月5日に東京・丸の内のJPタワーで,高等教育関係者向けのイベント「2014 Adobe Education Forum」を開く。「大学マーケティング」をテーマに基調講演やパネルディスカッションを行うほか,同社の教育ソリューションや国内の大学の活用事例を紹介する。要事前予約。参加無料。
http://blogs.adobe.com/japan-conversations/educationforum/

6月9日・10日,日本マーケティング協会がマーケティングの実践講座
 日本マーケティング協会は6月9日・10日,六本木の同協会で「マーケティング・プランニング力 スキル&センスアップ講座」を開く。企画部門経験が2〜5年目のマーケティングスタッフを対象として,講義やワークショップを行う。
http://bit.ly/1jIMd7H

6月19日・20日,日本ダイレクトメール協会がDMの研修会
 日本ダイレクトメール協会は6月19日・20日,東京・新富の日本印刷会館で,「DMマーケティングエキスパート研修会」を開く。DMによるマーケティングの概論や事例などについて,JPメディアダイレクトの椎名昌彦氏などが話す。参加費は会員7万5600円,一般10万8000円。問合せは,電話03-5541-6311。

10月7日〜10日,包装関連技術の展示会TOKYO PACK 2014
 10月7日〜10日に東京・有明の東京ビッグサイトで「TOKYO PACK 2014(2014東京国際包装展)」が開かれる。同展では包装資材や包装機械,包材加工機械などの包装技術を中心として,食品加工機械や物流などに関する技術まで展示が行われる。また,医薬品包装の最新技術情報を発信する「医薬品包装パビリオン」を会場内に開設する。主催は日本包装技術協会。
http://www.tokyo-pack.jp/

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2014年5月号 【特集:環境と軟包装】
 今月号の特集は環境対応が進む軟包装を取り上げました。環境対応に関しては,ライフサイクルアセスメントを考慮し,総合的に捉えないと木を見て森を見ずになります。本特集は,バイオマス材料や植物系インキの話題を掲載していますが,総合的という中においては一部のことかもしれません。しかし,包装に携わる人にとって,知っておいて損はない情報です。本特集は,一般社団法人日本印刷学会のグラビア研究会の協力を得ました。

編集長 今週のおすすめ書籍
『新聞製作入門 入稿から配達までのAtoZ』
熊取義純 著
 5週にわたって紹介してきましたこの春おすすめの印刷技術入門書,最終回の第5弾は『新聞製作入門 入稿から配達までのAtoZ』。新聞はリアルメディアとして長きにわたりマスメディア・文化を支え続けてきました。昨今は購読部数が減少し,新聞業界は苦境に立たされていますが,業界各社は電子新聞も含めてあの手この手で新聞の魅力を生活者に伝えようとしています。そして,そこからはやはり紙メディアの新聞にしかない良さというものも改めて感じられます。
 本書は,学生から新聞記者,新聞印刷現場の人まで,新聞に関わるすべての人の基礎入門書です。紙の新聞が一体どのように作られるのか,取材から記事入稿,印刷,後加工までをわかりやすく解説。現在の新聞製作と供給の流れが一読でわかります。新鮮なニュースをいち早く届けるために,新聞の製作にはほかの出版物とは違った驚きの技の数々があります。使う印刷機も新聞輪転機という巨大な機械で,私も何度か見たことがありますが度肝を抜かれるくらい大きいんですよ。ぜひ本書を読んで,紙の新聞とその製作に興味をもっていただけたら嬉しいです。

いつも週刊『印刷雑誌』をご愛読いただきありがとうございます。次回発行は5月12日(月)になります。

「週刊 印刷雑誌」 読者アンケート実施中
「週刊 印刷雑誌」をご愛読いただきありがとうございます。今後もより皆様のお役に立つ情報をお届けするため,簡単なアンケートを実施しております。ぜひともご協力をお願いいたします。
https://questant.jp/q/ZEQZUORT

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週刊『印刷雑誌』5巻16号
2014年4月28日発行
編集長:末包愛
発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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