週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 5巻46号 2014年12月8日
Japan Printer weekly Vol.5, no.46
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

大日本印刷,特定の電子書籍データが収録された“電子の本”発売
 大日本印刷は12月11日,読書専用端末に電子書籍を収録した「honto pocket(ホントポケット)」を発売する。この端末は書店店頭で販売し,あらかじめ特定の書籍データがパッケージ化して収録されており,書店で購入したあとWebでの会員登録や電子書籍のダウンロードなどの手続きをせずに読書できる。同社は第1弾として,『アガサ・クリスティー全集』(紙の書籍100冊分,税抜7万4800円)をはじめとしたミステリー小説のシリーズもの4作品および『グイン・サーガ全集 上巻』(紙の書籍80冊分,税抜3万9800円)を収録したものを,丸善の丸の内本店,日本橋店,お茶の水店とジュンク堂書店池袋本店で販売する。

タイププロジェクト,多彩な表現を図った日本語フォントの新製品発売
 タイププロジェクトは12月2日,デジタル日本語フォントの新製品「AXIS Font ProN」を発売した。従来製品が収録していた9354字に6171字を追加し,日本語をはじめとする78言語に対応した欧文書体(イタリック体を含む)を包含する1万5525字に拡張した。各文字を正体(7ウエイト),長体(6ウエイト),超長体(5ウエイト)の3種類の字幅で提供する。価格は税込2万5000円〜。更新価格は税込8000円(1ウエイト)。

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リコー,カラープロダクションプリンタ3機種を発売
 リコーは12月15日,カラープロダクションプリンタ「RICOH Pro C7110S」(1060万円),「同C7110」(980万円),「同C7100S」(810万円)を発売した。独自の画像処理技術を採用し,ホワイトトナーとクリアトナーにもオプションで対応し,高画質・高付加価値な出力を図った。

リンテック,再生PETフィルム使用のラベル素材を開発
 リンテックは12月2日,ペットボトルを原料としてメカニカルリサイクルと呼ばれる再生処理方法で作ったPETフィルムを使用したラベル素材を発表した。環境配慮をコンセプトとしたフィルムベースのラベル素材シリーズの新製品として2月に発売する。

大日本印刷とトゥ・ディファクト,書籍購入を支援するアプリ配信
 大日本印刷とトゥ・ディファクトは12月中旬より,丸善やジュンク堂書店,文教堂の来店客およびハイブリッド書店サービス「honto」の会員に向けて,書籍の購買に役立つスマートフォン向けアプリ「honto with(ホントウィズ)」を配信する。同アプリでは,本の検索および登録した書店の各店舗在庫の状況や,配置されている棚の位置などをスマートフォンで確認できるほか,電子版の試し読み,欲しい本リストの店舗在庫の一括検索などができる。

大日本印刷,オンデマンド印刷復刊本サービスで上製本に対応
 大日本印刷は11月28日,オンデマンド印刷による復刊本の販売サイト「ウェブの書斎 オンデマンド本」で,上製本(ハードカバー)商品の取り扱いを始め,第1弾として「三國志全人物事典」を発売した。

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富士ゼロックス,動画再生できるはがきの作成サービス
 富士ゼロックスは12月4日,画像読み取りによってスマートフォンから動画を再生できるはがきを作成する「SkyDesk Media Switch 動画カードリンクサービス」の提供を始めた。

大日本印刷,見積もり情報を比較できる管理サービス提供
 大日本印刷は12月4日,販促物や帳票の在庫,配送業務を一元管理するSaaS型サービス「Connecting One」シリーズに新メニュー「Connecting One Order」を追加した。同メニューでは利用者が複数の見積もりの情報を共有・比較や,発注価格決定後の発注から支払いまでの業務を管理できる。

モリサワ,電子情報配信システムを刷新
 モリサワは2月1日,電子情報配信サービス「MCCatalog+」を多言語対応電子配信ツールとして刷新し,新たにPremium PlanとStandard Planの2種類のプランとして販売を始める。前者は自動翻訳エンジンと連携することで,日本語・英語・簡体中国語・繁体中国語・韓国語の最大5言語によるコンテンツの電子配信を行う。後者は自動翻訳を必要としないプランで,前者にも搭載している多言語対応ビューア機能によって,翻訳済みコンテンツを電子配信する。

エプソン,サイン向け大判インクジェットプリンタに新機能追加
 エプソンは12月5日,サイン&ディスプレイ業界向けエコソルベントインク搭載大判インクジェットプリンタ「SC-Sシリーズ」に,新機能として新規メディア登録時に紙送り,双方向とヘッド間の調整を自動で行う機能と,8色〜10色のインクセットを選択できるカラーモード切り替え機能を追加した。

トッパン・フォームズ,DMの診断サービス開始
 トッパン・フォームズは12月2日,ダイレクトメール(DM)を,専門家の評価による「マニュアル点検」,ソフトウェアを用いて定量的に評価する「システム点検」,課題点を報告する「総評」の3段階で点検するサービス「DM点検パック」の提供を始めた。

コニカミノルタ,プロダクションプリンタにカーボン・ニュートラル
 コニカミノルタは12月4日,プロダクションプリンタを対象としたカーボン・ニュートラルサービスを日本,欧州,オーストラリアの3地域で始めると発表した。具体的には対象製品の材料調達から生産,物流の各段階や対象製品使用時の電力使用に関わるCO2の排出を,同社のクレジットによって埋め合わせする。

キヤノンマーケティングジャパン,IT支援サービスのセキュリティ拡充
 キヤノンマーケティングジャパンは12月17日,中小オフィス向けのIT支援サービスのセキュリティを拡充した「HOME セキュリティパック type-U2」の提供を始める。同パックでは月額料金を抑え,ネットワーク下の端末30台まで対応。監視機能やセキュリティレポート機能を強化した。

凸版印刷と学研,高齢者対象の調査分析サービスを開始
 凸版印刷と学研ホールディングス,学研ココファンホールディングス(HD)は12月初旬,シニア世代を対象とした調査,分析サービスを始める。同サービスは学研ココファンHDが運営する高齢者向け住宅,住宅型有料老人ホームの入居者を対象に調査分析を行うもの。

大日本印刷,ジャストシステム製品に書体をライセンス提供
 大日本印刷は12月4日,同社の書体「秀英角ゴシック銀L(細)」と「秀英丸ゴシックL(細)」をジャストシステムにライセンス提供すると発表した。後者が2015年2月6日に発売するワープロソフト「一太郎2015 プレミアム」と「一太郎2015 スーパープレミアム 30周年記念パック」に搭載される。

凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピー,ABCマートにギフトカード管理サービス
 凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピーは12月3日,エービーシー・マートが全国約800店舗で取り扱いを始める「エービーシー・マート ギフトカード」向けに,両社が共同で開発したギフトカードの残高管理を行う「ギフトカードASPサービス」を提供すると発表した。

凸版印刷,ボーナスに関する意識調査の結果を発表
 凸版印刷が運営する電子チラシサービス「Shufoo!」は12月4日,全国の男女832人を対象に行った,ボーナスに関する意識調査の結果を発表した。それによると2014年冬のボーナス支給見込みの平均は55万3000円で,希望額と比べて14万2000円低かった。実際の使い道は貯蓄が最も多く63.8%で,本心では旅行などに使いたい人が32.9%となった。また,ボーナスの使い道の決定権は妻が優勢,約半数がボーナスの支給後に使い道を検討していることなどがわかった。

アドビ,企業のWeb担当者対象の意識調査結果を発表
 アドビシステムズは11月26日,企業のWeb担当者に対して「モバイル」をテーマに実施した,意識調査の結果を発表した。それによるとWebサイトの制作について,約90%がモバイル対応の必要性を感じている。また48.5%がすでに運用している。また,モバイル対応Webサイトを運用している人のうち67.3%の人が「効果が見られた」と回答。今後のモバイル対応Webサイト制作の発注量は全体の76.3%,予算は58.6%が増えると回答した。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー,絵本の世界のデザイン展
 東京のギンザ・グラフィック・ギャラリーは12月25日まで,「荒井良二だもん」展を開いている。絵本を中心にイラストレーションや装画,挿絵,広告,舞台美術,アニメーションなどの分野で活躍する荒井良二氏を紹介。絵本『イノチダモン』の原画や門をモチーフにした作品などがあり,イラストを中心に制作された作品からは,繊細さや楽しさ,温かみのある神聖さなどが感じられる。

大日本印刷,ジオラマの中でキャラクターを動かすワークショップ
 大日本印刷は12月23日,東京・市谷の同社ショールームで「Coni fes. カリーノ・コニの世界展ナ〜ノ!! :アニメから未来のえほんへ」に関連したワークショップを開く。参加者は粘土や綿,折り紙などの素材を組み合わせて小さな箱の中にジオラマを制作。ジオラマにアニメーションを投影し,自分が作ったジオラマの中でキャラクターが動く様子を見ることができる。

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 本格的な電子書籍の攻勢を前に果たして紙は生き残れるのか?紙を専門に研究してきた筆者がその時々に興味を持った時事問題や社会情勢にも触れ,好評を得た月刊『印刷雑誌』の連載「わたしの印刷手帳」をまとめた一冊。『紙と印刷の文化録:記憶と書物を担うもの』
 障がい者を含めた多くの人が視覚的に情報を理解できるメディア・ユニバーサルデザインという視点。その現状調査や企業・団体の取り組み,技法,適応例をオールカラーで解説。『メディア・ユニバーサルデザイン』

印刷関係各社もエコプロダクツに出展
 12月11日〜13日,有明の東京ビッグサイトで環境展示会「エコプロダクツ」が開かれる。コニカミノルタは日々の暮らしを便利にしながら環境に貢献する製品や,オフィス向けの環境負荷低減のソリューションを紹介する。
 リンテックは,再生PETフィルムによるラベル素材などの再生材料を使用した製品のほか,エネルギー節減に貢献する製品,リユース,リサイクルに配慮した製品を出展する。
 日本印刷産業連合会は印刷の安心,安全,環境配慮とグリーンプリンティング認定制度についての展示を行う。

印刷産業青年連絡協議会,印刷の可能性を探る実験イベントを開催
 印刷産業青年連絡協議会は2015年1月24日,東京・北の丸公園の科学技術館で印刷機や加工機,材料などの可能性を探るイベント「印刷実験室」を開く。会場での実験,体験や,協力ベンダーやメーカーによる実験結果の展示,同協議会参加団体が実験的に製作した作品,工夫を凝らした名刺の展示などがある。

印刷工業会,12月10日に女性活躍推進部会と年末懇談会
 印刷工業会は12月10日,東京・元赤坂の明治記念館で女性活躍推進部会の報告会と年末懇談会を開く。

全印総連と出版労連,1月9日に新春の集い
 全国印刷出版産業労働組合総連合会と日本出版労働組合連合会は2015年1月9日東京・後楽の小石川後楽園・涵徳亭で「印刷・出版2015新春のつどい」を催す。

モリサワ,海外ビジネスも促進
 モリサワは12月3日,同社の近況を発表した。2014年2月期で130億円(8%増)の売上となった。新規取り組みでは電子配信ソリューション事業が成長。電子雑誌MCMagazineはAppleのNewsstandで販売されている品目での採用数が,昨年から約20%増加の129誌となり,販売されている雑誌の約45%が同社ソリューションとなる。ラテン文字(欧文),繁体,簡体,ハングルなどをそれぞれの国のパートナー・ファウンダリと協力して提供してきたが,今年は新たにロゼッタ社と協力しキリル,ギリシャ,アルメニア,アラビア,デバガナリの各言語フォントを揃えた。

ハイデル・フォーラム21,ものづくりの競争力強化のための経営を学ぶ
 ハイデル・フォーラム21は12月2日,東京・東品川のハイデルベルグ・ジャパンで経営や業務改革についてのセミナーを開いた。経営共創基盤の木村尚敬氏が「ものづくりの競争力をいかに強化するか」をテーマに講演。現場の実行力に対して,会社の意思決定力が弱いなど,日本的な経営の問題点の指摘があった。同社の沼田俊介氏は「P/Lに効かせる業務改革の要諦」と題して,同社が支援を行ったメーカーの業務改革の事例と,その成功のために必要な要素について講演した。

日本印刷学会,スクリーン印刷とPEの研究会
 日本印刷学会は12月2日,東京・新富の日本印刷会館で「スクリーン印刷の進歩と拡がりゆく未来:PEからMEMS,高品位加飾スクリーン印刷まで」と題しE&S(エレクトロニクスとスクリーン印刷)研究会を開いた。スクリーン印刷に関する,大面積エレクトロニクス,応用展開,電流センサー,オフセットとパッド印刷,高強度版と高粘度加飾インキ,高精細加飾印刷用インキの6件の講演があった。

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 印刷プロセスの持つ優位性と有用性を活かし,生産の効率化,コスト削減などにつなげるための知識『次世代プリンテッドエレクトロニクスへ―印刷による付加型生産技術への転換―』
 今後の伸びが期待される印刷による有機半導体製造の安定化に向けたノウハウの理論と実践『プリンテッドエレクトロニクス―スクリーン印刷による安定生産―』
 エレクトロニクスとスクリーン印刷の基本と,素朴な疑問を一問一答でズバリ解決!『知っておきたい「スクリーン印刷とエレクトロニクス」』

日本印刷学会,フレキソ刷版の動向を学ぶ
 日本印刷学会は12月3日,東京・新富の日本印刷会館で勉強会を開いた。旭化成イーマテリアルズの平山英克氏が,フレキソ印刷市場と刷版技術の動向を講演。フィルムの印刷における課題や,樹脂版やLAMS樹脂版および「Pinning  Top Dot」や「Flat dot」という新しいデジタル製版方式,現像の技術などを解説した。

共同印刷,東北復興支援に社内で特産品を展示販売
 共同印刷は11月28日,東京・小石川の同社で,東日本大震災の復興支援として福島県と宮城県の特産品の展示販売会「うまいもの市場」を開いた。同会の開催は4回目となり,同グループ役員や社員など770人が参加した。

リコージャパン,PPS事業本部移転
 リコージャパンのプロダクションプリンティングサービス事業本部は下記に移転する。業務開始日は12月22日。ショールームは2015年1月15日に開設。新住所:〒108-0023東京都港区芝浦4-2-8住友不動産三田ツインビル東館,電話050-3534-2100。

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技能五輪競技種目に採用されている印刷機トレーニングシミュレーター
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本日,子年の会
 印刷産業の子年生まれの人が懇親の場を過ごす「子年の会」が12月8日,東京・神楽坂で開かれる。問合せは,印刷学会出版部(電話03-3555-7911)。

12月11日,日本印刷学会が印刷博物館でグラビア研究会
 日本印刷学会は12月11日,東京・水道の印刷博物館でグラビア研究会を開く。参加費は,会員4000円,一般6000円。
http://www.jspst.org/event/141211.html

12月11日,個人情報漏えい対策のセミナー
 住友電工情報システムとハイパーギアは12月11日,東京・赤坂見附の住友電工情報システムでWeb開発システムとPDF生成システムを連携した,個人情報などの漏えい対策についてのセミナーを開く。参加無料。要申込,定員20人。
http://www.sei-info.co.jp/event/seminar201411fw.html

12月12日,リコージャパンがPODと書店販促のセミナー
 リコージャパンは12月12日,東京・銀座の同社で,「PODがヒットを創った!:著者と読者を繋ぐ書店販促の新しい形」をテーマにセミナーを催す。SEデザインが,ブックオンデマンドと販促について講演する。受講無料,要申込。問合せは,電話03-6278-4356。

12月16日〜2015年3月8日,紙幣と官報の書体の展示
 12月16日〜2015年3月8日,東京・王子のお札と切手の博物館で,「紙幣と官報2つの書体とその世界」展が開かれる。国立印刷局による紙幣と官報に使われた2つの書体に着目し,その誕生の経緯や,どのように機能したのかを解説する。入場無料。
http://www.npb.go.jp/ja/museum/tenji/tokubetu/index.html#shotai

2015年1月13日〜17日,東京・銀座で全国カレンダー展
 日本印刷産業連合会と日本印刷新聞社は2015年1月13日〜17日,東京銀座画廊美術館で,全国の一般企業や出版,印刷,プリプレス,企画制作会社などのカレンダーを表彰する「全国カレンダー展」の展示会を開く。同展に寄せられた700点強の作品から,優秀と認められた受賞,入賞作品500点を展示する。入場無料。問合せは,電話03-3553-5681。

2015年1月22日・23日,名古屋で印刷ビジネスの勝機を考える集い
 日本印刷技術協会は2015年1月22日,愛知県の名古屋市中小企業振興会館で「印刷ビジネスの勝機を考える!:視点を変えて未来を切り拓こう」と題して同協会の中部地区の集いを開く。参加費は同協会会員,愛知,岐阜,三重県印刷工業組合員,光文堂の紹介者8640円。
 また23日,名古屋のメディアージュ愛知で,「人と組織を活かす考え方と実践:事がうまくいくコミュニケーション術」 「ピンチをチャンスに変える!クレーム対応の基本」 をテーマとした2つの講演を行う。参加費は同協会会員,愛知,岐阜,三重県印刷工業組合員,光文堂の紹介者は各部1万800円。一般1万6200円。
http://www.jagat.or.jp/archives/4690

2015年2月4日〜6日,池袋でpage展
 日本印刷技術協会は2015年2月4日〜6日,東京・池袋のサンシャインコンベンションセンターで印刷関連のデータ処理,プリプレスシステムの展示会pageを開催する。「変わるニーズ。変わるビジネス。」をテーマにこれからの印刷ビジネスについて講演などを通して提案する。出展は132社500小間で,会期中は連日基調講演,カンファレンス,セミナーを行うほか,DTPやパッケージに関する特設ゾーンや今回新たにデジタル印刷用紙やインキなどを展示するデジタルマテリアルゾーン,印刷会社発行のフリーペーパー展示を行う。
http://www.page2015.jagat.or.jp/

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2014年12月号【特集:オフセットの乾燥】
12月号の特集は「オフセットの乾燥」です。「(湿し)水を制する者はオフセット印刷を制する」とはよく言ったものですが,水を絞るということは以前から言われていました。湿し水を少なくするということは,湿し水代を下げるだけでなく,インキも少量で済むので彩度が上がり,インキ代も減り,スプレイパウダーが少なくて済むのでトラブルも減るという,多くのメリットがあります。そのほか,インキから乾燥促進を図る技術の紹介もあります。
 特集外の記事では,「東京パック」や「サイン&ディスプレイショウ」など,この秋に開かれた各種イベントでの印刷関係会社の出展レポートや,印刷機械のユーザー会活動の紹介も満載です。
 巻末には2014年『印刷雑誌』の主要記事一覧も収録。

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印刷学会出版部のフェイスブックで,業界ニュースなどをタイムリーに発信しています。どうぞご利用ください。
http://www.facebook.com/JapanPrinter

週刊『印刷雑誌』5巻46号
2014年12月8日発行
編集長:末包愛
発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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