週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 6巻22号 2015年6月8日
Japan Printer weekly Vol.6, no.22
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

大日本印刷,電子書籍で100冊収録の『山岡荘八歴史文庫全集』を発売
 大日本印刷は6月5日,電子書籍を収録した読書専用端末honto pocket(ホントポケット)の新タイトルとして『山岡荘八歴史文庫全集』(講談社)を発売した。初の電子化となる『織田信長』シリーズなどを合わせ,計100冊を収録。税抜6万9800円。同端末はあらかじめ電子書籍データが内蔵されており,書店で購入後すぐに読むことができる。

アドビ,教育資料やテクニカルコンテンツの制作ツールの2015年版発表
 アドビシステムズは6月2日,さまざまな機器に対応した教育資料やテクニカルコンテンツの制作ツールキットAdobe Technical Communication Suiteの2015年版を発表した。アラビア語やヘブライ語などの右から左に読む言語に対応したほか,読者の検索速度の高速化,HTML5や電子書籍およびモバイルアプリなどのフォーマットへの出力などを可能にした。

しまうまプリントシステム,スマホでフォトブック製作のアプリ提供
 しまうまプリントシステムは6月3日,スマートフォンに保存されている画像ファイルからフォトブックや写真集,画像アルバムなどのデータ作成と印刷,製本を発注できるiOSアプリ「しまうまBook」の提供を始めた。同月中にAndroid向けアプリも公開予定。6月30日まで,同アプリからの初回注文分のメール便を送料無料にするサービスも行っている。

キヤノンMJ,プリンタ一体型の決済端末を発売
 キヤノンマーケティングジャパンは2016年3月より,業務用モバイル端末の新製品として,決済端末やタブレットPOS等に対して,クレジット,デビット,電子マネー等の多様な決済機能を提供するネットワーク上のサービス「クラウド型総合決済プラットフォーム」に対応したプリンタ一体型決済端末を発売する。同製品は,決済したあとに本体に搭載されたプリンタからレシートなどを発行できるため,訪問販売やテーブル決済,金融機関の軒先決済,宅配業の代引き決済など幅広い業種に対応する。

Too,9月末までエプソン大判プリンタのキャンペーン
 Tooは9月30日まで,エプソンの大判プリンタを導入した顧客に,Tooのオンラインショップのクーポンを最大1万円分プレゼントするキャンペーンを行っている。

ライゾマティクスが田中一光氏のポスターを解析したグラフィック展
 東京のギンザ・グラフィック・ギャラリーは6月27日まで,「ライゾマティクス グラフィックデザインの死角」展を開いている。デジタル技術を中心に多様な分野でクリエイションを行っているライゾマティクスが,日本を代表するグラフィックデザイナーである田中一光氏のポスターの特徴や時代性などを分析し,その結果から配色や構成,感性に焦点を当てた表現を図表や映像で見せている。

大日本印刷,小中学校の小テストをデジタル化するプロジェクト
 大日本印刷は6月1日,日本マイクロソフトと共同で学校のテストのデジタル化に向けたプロジェクトを始めると発表した。これまで印刷物で提供されてきた紙の小テストのデータを,文章作成ソフトWord用のデータに変換する。

大日本印刷とDNPメディアクリエイト,観光ガイドアプリを配信
 大日本印刷とDNPメディアクリエイトは6月3日,「DNP旅の“よりみち”アプリ YORIP」の配信を始めた。同アプリは地域の名所や絶景スポット,名産品などの情報と,現在位置に応じた寄り道できるルートを提案する。

モリサワ,国際電子出版EXPOに出展
 モリサワは7月1〜4日,有明の東京ビッグサイトで開かれる国際電子出版EXPOに組版ソフト「MC-Smart3」や電子書籍の配信や作成ソリューション,チラシやフリーペーパーの無料配布物の配信ソリューション,フォントサービスを出展する。

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 いま,二千年以上人間とともにあり,その文化の根幹を形づくってきた「本」の存在が揺らいでいる。改めて,本とは一体何なのか。本の歴史とICT技術の発展の双方を見つめ続けてきた著者が,「本」と印刷,そして情報化社会を生きる人間の今と未来を語る。『電子書籍は本の夢を見るか–本の未来と印刷の行方–』【日本図書館協会選定図書

ハイデルフォーラム21,“いいお客様”を作る営業のセミナー
 ハイデルフォーラム21は6月26日,東京・東品川のハイデルベルグ・ジャパンで「勝ち続ける印刷会社には,なぜ“いいお客さま”が集まってくるのか」と題したセミナーを開く。カーナープロダクトの横田雅俊社長が講演する。

レディバードクラブ,9月に全国大会
 SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズのユーザー会「レディバードクラブ」は次の地区大会/分科会を予定している。9月29日中国・四国地区大会(ホテルグランヴィア広島),10月1日近畿地区大会(ヒルトン大阪),10月26日中部・北陸地区大会(名鉄ニューグランドホテル),11月4日九州地区大会(ホテル日航福岡),11月6日東北地区大会(ホテルメトロポリタン仙台),2016年2月2日東京・関東甲信越静地区合同大会(ホテルニューオータニ東京),2月15日熊本分科会(ホテルニューオータニ熊本)。
 また,9月10日に東京で全国大会を予定。

ハイデル・フォーラム21,ベンチャー企業の成功談を聞く
 ハイデル・フォーラム21は6月4日,東京・東品川のハイデルベルグ・ジャパンでセミナーを開いた。メディアドゥの藤田恭嗣氏が,学生時代に起業したベンチャー会社から,電子書籍の取次業として上場企業となるまでの失敗と成功の推移を語った。

出版ビジネススクール,出版社向けのプリントオンデマンド活用セミナー
 出版ビジネススクールは6月3日,東京・神保町の岩波セミナールームで「新潮流!インプレスR&Dのプリント・オン・デマンドが変えるサプライチェーン」と題したセミナーを開いた。インプレスR&Dの井芹昌信社長と福浦一広氏が,同社が提供する,amazonや三省堂書店,大日本印刷のPOD出版サービスに対応する流通ソリューションと,その活用方法を紹介した。

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 デジタル印刷に関して,業態を変えずに印刷会社として何ができるのか。「印刷会社の内情やデジタル印刷への指針」「デジタル印刷のしくみ」「ユーザーの情報」を元に,デジタル印刷の成功への道筋を解説。『印刷会社とデジタル印刷 -成功への道-』【日本図書館協会選定図書】
 POD(Print OnDemand)は入念に仕組み作りを工夫することでオフセットでは難しい印刷物や,消費者への効果を作り出すことができる。その特長を活かすための機能や基本原理を解説した入門書。印刷会社以外の総務の方にもわかるようにやさしく解説。『印刷技術基本ポイント POD編』

日本出版学会,明治の近代化で激変した出版界を学ぶ
 日本出版学会は6月1日,東京・八丁堀のハイテクセンターで研究会を開いた。「江戸の出版と近代:明治20年問題」をテーマに誠心堂書店店主の橋口侯之介氏が,江戸時代の日本の独特な出版形態や,明治期に活版印刷が普及し,和装本から洋装本へと切り替わったことでその形態が激変したことを話した。

凸版印刷,人為的ミスを抑制するオペレーション最適化ソリューション
 凸版印刷は6月上旬,メーカーや流通,物流業界に向けて,作業現場での人為的ミスを抑制するオペレーション最適化ソリューションの提供を始めた。同ソリューションでは,パッケージの診断システムと店頭での消費者行動分析を応用し,業務用包材のデザインや構造の改善による識別性や扱いやすさを向上することで人為的ミスを抑え,操作の最適化につなげる。

大日本印刷とタイの中央宣興,企業向けブランド戦略支援サービス
 大日本印刷とタイの中央宣興は6月2日,東南アジア市場に進出する日本企業や現地企業向けに,ブランド戦略やマーケティング施策の立案・運用などを総合的に支援する事業を展開すると発表した。

コニカミノルタビジネスソリューションズ,販路開拓支援サービス
 コニカミノルタビジネスソリューションズは5月から,プレステージ・インターナショナルと共同でICTを活用した販路開拓支援サービスの提供を始めた。企業の展示会への出展から出展後までの各段階に応じたサービスを提供。ひとつの場所で総合的に問題を解決できるほか,他言語対応も可能。

凸版印刷,銅配線と高剛性樹脂カバー採用のタッチパネルモジュールを開発
 凸版印刷は6月2日,銅配線と曲げや衝撃に強い高剛性樹脂カバーを採用した超狭額縁銅タッチパネルモジュールを開発したと発表した。同製品はタッチパネルの表示画面サイズはそのままに製品の小型化などデザインの自由度を高め,約40%の軽量化も可能とした。おもにタブレット端末やノートパソコン向けに,7月中旬からサンプル出荷を始める。

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 印刷プロセスの持つ優位性と有用性を活かし,生産の効率化,コスト削減などにつなげるための知識『次世代プリンテッドエレクトロニクスへ―印刷による付加型生産技術への転換―』
 今後の伸びが期待される印刷による有機半導体製造の安定化に向けたノウハウの理論と実践『プリンテッドエレクトロニクス―スクリーン印刷による安定生産―』
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GCJ,会長に田村氏
 日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会は5月29日,東京・神楽坂の日本出版クラブ会館で総会を行い,各議案が承認された。役員の任期満了にともない,新会長に田村壽孝氏(東京ニュース社長)が就任した。
 また,総会前に勉強会も行い,「印刷会社の情報セキュリティ」と題し日本印刷産業連合会個人情報保護研究会の船山邦彦氏と成澤晃一氏から,事件や事故の事例や今後の対応策などを聞いた。

大日本印刷,「木下賞 包装技術賞」を受賞
 大日本印刷は6月1日,指先の触感や動作を数値化する触動作センサーを活用して,誰にでも開けやすく使いやすいパッケージ開発を支援するシステムで,包装技術の研究・開発に顕著な業績をあげたものや,包装の合理化・改善・向上に顕著な業績をあげたものに与えられる,「木下賞 包装技術賞」を受賞したと発表した。同システムは,指先の力加減や指の動き,仕事量などを測定する触動作センサーとパッケージに特化した解析プログラムを組み合わせたもので,要素を数値化することで,客観的な分析によるパッケージ開発が行える。

凸版印刷,各分野で「木下賞」を受賞
 凸版印刷と古河電池は6月1日,非常用マグネシウム空気電池で,「木下賞 新規創出部門」を受賞したと発表した。同電池は非常用電池で,水や海水を入れるだけで発電。スマートフォンを最大30回充電可能で,大容量かつ長期間保存可能。さらに使い捨て電池として使用後の廃棄が容易となるよう,紙製容器を使用している。
 また凸版印刷は,電子レンジ専用チャック付きパウチで「木下賞 研究開発部門」を受賞した。同パウチは,あらかじめ封入された調味液や具材に,新鮮な食材を加えて電子レンジで加熱するだけで調理でき,食材の風味や栄養価が損なわれにくいといった特長がある。

ローランド ディー.ジー.,IJプリンタが繊維製品の安全規格認証
 ローランド ディー.ジー.は6月3日,テキスタイル印刷向けインクジェットプリンタ「Texart RT-640」による印刷工程が,繊維製品の安全規格「エコテックス規格100」の「製品分類1」に認証されたと発表した。同規格は繊維製品に,身体に有害な物質が含まれていないことを証明する全世界共通の試験・認証システム。

キヤノンMJ,データ保管サービス分野で協業
 キヤノンマーケティングジャパンとアイ・オー・データ機器は6月1日,ネット上にデータを保管できるサービス「クラウドストレージサービス」の分野で協業を発表した。後者の法人向けネットワーク接続ハードディスクと,前者の中小オフィス向けIT支援サービスを連携させ,ワークスタイルの変革と業務の効率化を支援する。

コニカミノルタBS,ドキュメントソリューション分野で協業
 コニカミノルタビジネスソリューションズは5月28日,日本ユニシスとドキュメントソリューション分野で協業し,企業の営業・営業企画部門向けに,収集,分析,調査により提案内容の計画と提案資料の作成を支援する製品について共同開発をすることに合意したと発表した。2015年11月に販売を始める。

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6月10日,帆風がホスピタリティを学ぶセミナー
 帆風は6月10日,東京・神田錦町の学士会館で「ホスピタリティの心:人間力の原点」と題したセミナーを開く。ホスピタリティ研究所の高野登氏が講演する。参加無料。要申込,定員200人。
http://www.vanfu.co.jp/seminar/167th.html

6月10・11日,ミマキエンジニアリングがIJプリンタ実演会
 ミマキエンジニアリングは6月10・11日に東京・大崎の同社で,浴衣やTシャツなどの夏物プリントに使える昇華転写インクジェットプリンタの実演会を開く。新製品の1.8m幅対応プロダクションモデル「TS300P-1800」は,関東地域での出展は初。入場無料。要申込。問合せは,電話03-5420-8680。

6月12日,CD勉強会が無処理CTPプレートの勉強会

 CD勉強会は6月12日,東京・中央区の新富区民館で勉強会を催す。「新製品 完全無処理サーマルCTP版 FUJIFILM SUPERIA ZP の技術」のテーマで,富士フイルムグローバルグラフィックシステムズの奥野敬氏が話す。参加費1000円。
http://cd-ben.com/?p=245

6月12日,大日本印刷がフィンランドの女流画家シャルフベックの講座
 DNPアートコミュニケーションズが運営しフランスの美術館や博物館の情報を発信する施設メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンドは6月12日,東京・銀座の同所で,「フィンランドを生きた画家 ヘレン・シャルフベック:女性としての顔とパリでの交友関係からその作品と人物に迫る」と題した講座を開く。講師は東京藝術大学の佐藤直樹准教授。参加費1000円。要申込,定員50人。
http://www.mmm-ginza.org/event/event.html

6月12〜13日,秋田で佐藤総合印刷機材展
 佐藤商事は6月12〜13日,地蔵田の秋田テルサで佐藤総合印刷機材展を開く。
http://w2.amn.ne.jp/~sato/img/H27tennji.pdf

6月13〜14日,金沢で北陸印刷機材展
 ホッカツは6月13〜14日,金沢市の石川県産業展示館で北陸印刷機材展を開く。無料セミナーも行う。
http://www.hokkatsu.com/

6月18日,竹橋プリンティングセンターで印刷を知る見学ツアー
 東京の竹橋プリンテイングセンターは6月18日,同センターで印刷の発注から納品までの流れを知る見学ツアーを開く。枚葉オフセット印刷機14台を保有する印刷工場を,ツアー形式で紹介する。要事前予約,定員15人。問合せは,電話03-5293-7300。

6月18・19日,東京・大阪で日本印刷カレッジ開講
 アワプリメディアジャパンは6月18日に東京で,19日に大阪で,印刷営業マンを育成する学校「日本印刷カレッジ」を開講する。以降,月1回・1年間の講義を予定している。月額3万8000円。要申込。
http://npc-happy.com/

6月19日,情報活動研究会が図書館蔵書検索サイトの研究会
 情報活動研究会は6月19日,大阪の大阪府立中之島図書館で研究会を開く。日本最大の図書館蔵書検索サイトを開発したカーリルが,特定のデータを,著作権,特許など制限なしで利用・再掲載できる,各種図書館データをつなぐ図書館蔵書検索サイトの誕生について紹介する。参加無料。定員60人。要事前申込。
https://sites.google.com/site/infomatestop/

6月19日〜9月27日,21_21 DESIGN SIGHTで「動きのカガク展」
 東京・六本木のギャラリー21_21 DESIGN SIGHTは6月19日〜9月27日,「動きのカガク展」を開く。表現に動きをもたらしたモーション・デザインをテーマに,動きがもたらす表現力に触れ,観察し,その構造を理解し体験することで,ものづくりの楽しさを感じ,科学技術の発展とデザインの関係を改めて考える。展覧会ディレクターは菱川勢一。入場料は一般1100円,大学生800円,高校生500円,中学生以下無料。火曜休館(9月22日は開館)。
http://www.2121designsight.jp/program/motion_science/

6月23日・7月8日,UD検定の講習・試験
 国際ユニヴァーサルデザイン協議会は6月23日,コクヨ東京品川オフィスでUD検定・中級の講習会を行う。要申込,受講費2万9700円。また,UD検定・中級の試験を7月8日,東京の芝浦工業大学芝浦キャンパスで行う。要申込,料金1万800円。
http://www.iaud.net/event/archives/1505/19-200000.php

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 障がい者を含めた多くの人が視覚的に情報を理解できるメディア・ユニバーサルデザインという視点。その現状調査や企業・団体の取り組み,技法,適応例をオールカラーで解説。『メディア・ユニバーサルデザイン』

6月24日,リコージャパンが社内コミュニケーションのセミナー
 リコージャパンは6月24日,東京・晴海の同社で「組織・人財コンサルタントと考えるコミュニケーション改革」についてセミナーを行う。イニシアティブ・アンド・ソリューションズの渡邉信光氏が構成要素から見た企業の取り組むべきコミュニケーションの課題を,ジャイブソフトウェアがソーシャルテクノロジーによるコミュニケーション改革について解説する。参加無料。要申込,定員30人(1社2人まで)。
http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/15K088.html

6月26日,日本出版学会が書字を再現した活字の研究会
 日本出版学会は6月26日,関西学院大学大阪梅田キャンパスで研究会を開く。奈良女子大学の鈴木広光教授が,中西印刷の中西秀彦専務を聞き手に,「書字の論理/活字の論理」と題して,嵯峨本など古活字版や明治初期の活版印刷物が,論理の異なる写本や板本の書記様式をどのように再現したのかという観点から話す。参加費は一般500円,会員300円。問合せは立命館大学の湯浅俊彦氏,電話075-466-3136。

6月26日,日本画像学会が印刷加工の勉強会
 日本画像学会は6月26日,東京・恵比寿で印刷業に必要な“作る力”と“伝える力をテーマに,勉強会を開く。印刷加工によるよりよい製品づくり,新しい需要を生み出すためのコミュニケーションのコツを学ぶ。参加費は会員1000円,一般2000円。要事前予約。
http://www.isj-imaging.org/event/imagingcafe/imagingcafe.html

6月29日・7月1日,TooがAutoCADから3ds Maxまでを紹介するセミナー
 Tooは6月29日に東京で,7月1日に名古屋で,2D/3D設計から高品質コンテンツ作成まで,一貫して対応するさまざまな製品がセットになったパッケージ「Autodesk Product Design Suite」の2016年バージョンを紹介するセミナーを開く。参加無料。要事前予約,定員は東京50人,名古屋35人。
https://form.too.co.jp/form/fm/dms/pds2016tokyo
https://form.too.co.jp/form/fm/dms/pds2016nagoya

7月1日,CD勉強会がJapan Colorの勉強会
 CD勉強会は7月1日,東京・八丁堀のハイテクセンターで勉強会を催す。「印刷認証とジャパンカラー」のテーマで,日本印刷産業機械工業会 Japan Color認証制度事務局の内田敏夫氏が話す。参加費1000円。
http://cd-ben.com/?p=227

7月1〜4日,ビッグサイトで東京国際ブックフェア
 本に関する展示会「東京国際ブックフェア」が7月1〜4日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催は同展実行委員会とリードエグジビションジャパン。3・4日は一般公開日。入場には招待券が必要。
http://www.bookfair.jp/ja/

7月2日,日本フォーム印刷工業連合会が産業用インクジェットのセミナー
 日本フォーム印刷工業連合会は7月2日,東京・新富の日本印刷会館でオフセットからインクジェットへと,大きく転換している海外での取組みについて,「産業用インクジェットは“もはや潮流ではない。爆発だ!”」をテーマにセミナーを開く。参加無料。定員100人。要事前予約。問合せは,電話03-3551-8615。

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2015年6月号【特集:品質を支える色表現】
 印刷産業では,色の話題に関し,いくつかの方向性があります。一つには,プロセス4色であろうとなかろうと,見栄えのする,アイキャッチのある印刷物の作成があるでしょう。もう一つは,つねに同じ色を印刷すること。通常,「カラーマネージメント」と呼ばれています。色に関するデジタルワークフローの検討も必要です。本号では,これらを紹介しています。

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印刷学会出版部のフェイスブックで,業界ニュースなどをタイムリーに発信しています。どうぞご利用ください。
http://www.facebook.com/JapanPrinter

2015年6月8日発行
編集長:末包愛
発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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