週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 6巻23号 2015年6月15日
Japan Printer weekly Vol.6, no.23
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

グラフィック,新聞折込チラシを開始
 印刷通販のグラフィックは,6月10日からWeb上でチラシ印刷と新聞折り込みをセットで注文できるサービスを始めた。Web上で新聞の配布エリア,銘柄,印刷仕様を選び,最短で8日後に折り込みチラシの配布が可能。少部数の注文にも対応する。

WAVE,うちわ印刷に新製品追加
 印刷通販のWAVEは6月8日からオリジナルうちわ印刷に「2連円形うちわ」,「3連円形うちわ」,「ハガキ/しおりうちわ」を追加した。展開すると2連,3連の円形が連なる形状のうちわは,裏表面を合わせ複数ページのパンフレット,チラシとして利用できる。小型のハガキ/しおりうちわは,文庫本や書籍のしおりに使用でき,ノベルティとしても活用可能。

WAVE,キャンペーン商品を拡大
 印刷通販のWAVEは設立30周年を記念し,7月30日まで行っている割引キャンペーンの対象商品を拡大した。追加する商品は中綴じ製本冊子印刷やチラシ印刷,名刺印刷など。また,先行のキャンペーン対象商品は割引率をアップする。

富士ゼロックス,無線LAN対応のA4モノクロページプリンタ発売
 富士ゼロックスは7月14日,無線LAN に対応しモバイルワークを支援するA4判 モノクロページプリンタを発売する。同プリンタは,高さ186mmのコンパクトな設計で,無線LAN搭載PCからのプリントや,スマートフォンからの手軽なプリントが可能。印刷速度30枚/分で,自動両面印刷機能を標準搭載。解像度は2400dpi相当×600dpi。

グラフィック社,『デザインのひきだし』で紙の加工特集を掲載
 グラフィック社は6月,『デザインのひきだし25』を刊行した。特集として「保存版・紙の加工大全」を掲載。折る,抜く,削る,貼る,凸凹させるといった加工について写真や図解,実物見本から紹介する。2000円。

Too,Mac版3D CADモデリングツールを販売
 Tooは6月15日,Mac版3D CAD モデリングツールの販売を始めた。同ツールは,デザイナー,設計者,クリエーターが,概念設計や物の形状の作成をするための3次元ツールで,柔軟かつ正確な物の形状の作成を行え,CADやCGとのデータ互換も可能。これまではWindows環境のみの構成だったが,Mac版を正式発売した。

コニカミノルタBS,短期間でITシステムを構築できるサービス
 コニカミノルタビジネスソリューションズは6月10日,短期間でITシステムを構築できる高速開発サービスの提供を始めると発表した。同サービスは,一部にノンプログラミングツールを使用することにより,“作らない開発”を実現する。一般的なシステム開発の流れとしては,(1)要件定義,(2)基本設計,(3)詳細設計,(4)プログラミング,(5)単体テスト,(6)結合テスト,(7)ユーザーテスト,(8)メンテナンスの工程があるが,(3)〜(6)を自動化することで,開発期間の削減を図る。

竹尾,銀座・伊東屋に紙の専門店を開店
 竹尾は6月16日,東京・銀座の伊東屋に紙の専門店「竹尾見本帖 at Itoya」を立ち上げる。同店では全判4切サイズの洋紙1000種類以上や,封筒,カード,ノートなどの紙製品を取り扱うほか,イベントスペースでは紙にまつわる展示企画を催す。

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大日本印刷,東北復興を考えるマンガの電子書籍先行配信
 大日本印刷グループは6月11日,honto電子書籍ストアでコミック「みちのくに みちつくる」を先行配信する。同作品は東日本大震災後の東北地方を著者が実際に歩いて旅した経験から,人々との触れ合いを通して復興とは何かを考える内容。毎月第2,第4木曜日に数話ずつ配信し,2016年1月に完結予定。2016年3月11日の前には,完結した作品を紙のコミックとして発売する。

ワールドリミテッド,閉校記念にうごくアルバムを石巻市の小学校に寄贈 
 ワールドリミテッドは5月,キタムラと震災復興支援として「石巻市立飯野川第二小学校閉校記念 プロジェクト」を行った。児童の人数が少ないために最後の卒業アルバムが作れなかった同小学校の「閉校記念アルバム」を制作し, 全ての児童ならびにその教職員へ無料で贈呈した。「石巻市立飯野川第二小学校閉校記念アルバム」は,動画から動く写真,フォトブック,名刺などをプリントできるARアプリを用いることで,子どもたちの想い出の写真が動きだす“うごくアルバム”となっている。

DNPアートコミュニケーションズ,フィンランドの女流画家を知る
 DNPアートコミュニケーションズが運営しフランスの美術館や博物館の情報を発信する施設メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンドは6月12日,東京・銀座の同施設で,「フィンランドを生きた画家 ヘレン・シャルフベック:女性としての顔とパリでの交友関係からその作品と人物に迫る」と題した講座を開いた。東京藝術大学の佐藤直樹准教授が,同画家の人生として当時のパリの芸術動向の影響や,恋愛模様,作風の変化などを解説した。

アドビ,日本のクリエイティブ分野の状況調査を発表
 アドビシステムズは6月10日,日本のクリエイティブ分野の最新状況を分析する調査「Creatives in Japan」を発表した。国外を含む約500万人の調査により,全ての世代で日本のクリエイターのクリエイティブ活動が著しく増加しており,クリエイターの大半がモバイルによって活動のあり方やデザインが変化していると回答が得られた。また,世界各国は日本をクリエイティビティの最先端を行く国とみなしているのに対し,日本国内ではクリエイティブ活動や自身の作品の評価を控えめに見ていることが分かった。

VPJ,制作・配信ソリューション展へ出展
 ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは7月1〜3日,有明の東京ビッグサイトで開催される「制作・配信ソリューション展」へ出展する。映像,Web,出版ビジネスにおけるコンテンツ制作から配信に至る工程をサポートするデジタルアセットマネジメントシステムを紹介する。

共同印刷,医薬・化粧品に関する技術展に出展
 共同印刷は7月1〜3日,東京ビッグサイトで行われる「インターフェックス ジャパン- 医薬品・化粧品・洗剤 研究開発・製造技術国際展 -」に出展する。本吸湿・吸着機能フィルムをはじめとする機能性フィルムを中心に,機能性パッケージを多数紹介する。

アイジェットとパナソニック,1/1000秒で撮影可能な3Dスキャンシステム
 3Dプリント事業を行うアイジェットとパナソニックは1/1000秒で撮影可能な3Dスキャンシステムを共同開発し,6月中旬からフィギュア製作サービスの実験運用を開始する。4Kミラーレス一眼カメラ120台を使用し,動きのあるポーズや幼児など動いてしまいやすい被写体の撮影を瞬間で行うことができる。

大日本印刷,家計簿アプリがコープ東北のタブレット端末に採用
 大日本印刷は6月10日,同社の家計簿アプリ「DNP家計簿アプリ レシーピ!」がコープ東北の展開するタブレット端末のプリインストール家計簿アプリとして採用されたと発表した。同アプリは,みやぎ生協の店舗や共同購入の買い物の履歴が自動的にアプリに登録され,購入商品は自動的に分類され,買い物の状況などを見やすいグラフで確認することができる。また,電子チラシやキャンペーン情報がアプリに届き,アプリ内のカレンダーにお得情報として表示される。みやぎ生協以外での買い物についても,同アプリからレシートをタブレット端末のカメラで撮影すると買い物状況などが登録できる。

凸版印刷,北洋銀行で資料配信システムが採用
 凸版印刷は6月9日,同社の資料配信システム「iCata プライベート」が,北洋銀行で営業資料のタブレットでの閲覧の仕組みとして採用されたと発表した。同システムはパソコン,タブレット,スマートフォンなどさまざまな端末から閲覧に対応し,資料ごとにアクセス権限の設定ができる。

大日本印刷,食品の微生物検査を効率的に行う計測システムを開発
 大日本印刷は6月8日,微生物検査用フィルム培地に対応した計測システムを開発したと発表した。同システムは,独自の画像解析技術によって,精度の高い計測を短時間で可能にした。6月に販売を始める。

大和グランド,成型フィルム印刷向け水なしLED-UVオフ機を披露
 大和グランドは6月9・10日に愛知・黒川の同社で,成型フィルム印刷向け水なしLED-UVオフ機の内覧会を開いた。これはリョービMHIグラフィックテクノロジーが印刷機を,ミノグループがインキを開発したもので,水なし版を東レが,LED-UV乾燥装置をパナソニックデバイスSUNXが提供している。これまで8年に及び,大和グランドが印刷試験を繰り返して製品化を進めてきた。内覧会では,印刷面の耐熱性や高細線の品質などを紹介し,紙やフィルムへの印刷を実演した。

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大日本印刷,セキュリティ分野でDe La Rue plcと提携
 大日本印刷は6月11日,セキュリティ関連の印刷会社である英国De La Rue plcとセキュリティソリューション分野で業務提携したと発表した。両社は偽造防止技術を共同で開発し,全世界に展開していく。第1弾として同社は,リップマンホログラム,エンボスホログラムなどのセキュリティ製品をDe La Rue plcに供給し,海外のセキュリティ市場に参入する。

凸版印刷,現地法人がイリノイ州・シカゴに新事務所を設立
 凸版印刷の米国ジョージア州現地法人TOPPAN USA, INC.は6月,イリノイ州シカゴに新事務所を開設し,本格的な販売活動を始める。透明バリアフィルムの主な顧客が集中している米国中西部に向けての販売活動の強化を目的としている。

マンローランドジャパン,近況を発表
 マンローランドジャパンは6月11日,ドイツのオフセット枚葉印刷機メーカーであるmanroland sheetfed社の近況を発表した。2012年にLangleyホールディングスに買収されたが,利益は増加している。印刷機に搭載するコールド箔装置は,110台,世界で納入され,微細な線まで可能なので好評を得ている。全ユニット同時版交換装置も開発した。低電力UVとLED-UV装置も手掛けている。

中・四国小森会,社員中心の企業の取り組みを聞く
 小森会は6月4日,JRホテルクレメント高松で中・四国小森会を開き,総会や講演会などを行った。小森コーポレーションの川名茂樹氏と北林尚基氏はそれぞれ,攻めの経営のための予防保全と印刷機に最適な資材について講演した。同社の小森善治会長は基調報告として,世界の経済動向や稼働率を考えての標準化などを説明した。また「陰口でも良い会社と言われる組織創り」と題し四国管財の中澤清一社長から,社員を大事にする同社の取り組みを聞いた。

印刷図書館,9月にリニューアルオープン
 印刷図書館(東京・新富)は6月10日,東京・紀尾井町のホテルニューオータニで評議員会を開き,議案を承認した。同図書館は毎年赤字運営となっていたため,館内スペースをこれまでの42坪から26坪に縮小し,賃借料,光熱費などを削減する。そのため,7・8月が改装期間となり,9月から新装開館する。

日本印刷産業連合会,今年がグランドデザイン元年
 日本印刷産業連合会は6月10日,東京・紀尾井町のホテルニューオータニで総会を開き,各議案を承認した。同連合会は1985年発足。設立30周年を期に「業界の発展と国民生活文化向上への寄与」達成に向け「グランドデザイン」を策定。2015年を策定元年とし,数年かけて構築する。
 また同連合会は印刷用語集を印刷教育研究会の協力により改訂し,6月中にWeb公開する予定。さらに同連合会は経済産業省から4月に,朝方勤務やフレックスタイムなどの「夏の生活スタイル変革」に関し,傘下団体・企業に啓蒙するよう要請を受けている。

日本フォーム印刷工業連合会,理事・監事4人を補充
 日本フォーム印刷工業連合会は6月9日,東京・関口のホテル椿山荘東京で総会と理事会を開き,各議案が滞りなく承認された。理事・監事の補充として,共同印刷の石井啓太氏,イセトーの松川穣氏,ビーエフ&パッケージの山本政徳氏が常任理事,高速の千葉誠氏が監事となった。

環境保護印刷推進協議会,6月26日に総会と記念講演会
 環境保護印刷推進協議会は6月26日,東京・神田小川町の明治大学紫紺館で総会と記念講演会を開く。「知っておきたい環境対応の新たな課題」をテーマに環境省の彌吉元毅氏と,国立環境研究所の江守正多氏が講演する。

ダイヤミック,新社長に岡豊氏
 ダイヤミックは6月9日に株主総会と取締役会を行い,代表取締役社長に岡豊氏が就任した。

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8月31日締切,日本出版学会が学会誌への投稿を募集
 日本出版学会は8月31日まで,学会誌『出版研究』への論文やレポートなどの投稿を受け付けている。対象は同学会会員。問合せは,電話03-3313-7347。

6月19日,リコージャパンが重要文書管理のセミナー
 リコージャパンは6月19日,東京・築地の同社でセミナー「重要文書管理改善の進め方:契約書管理の理想の姿」を行う。契約書の管理業務における負荷軽減や効率化,BCP対策に対応するリコーの契約書管理ソリューションを紹介する。参加無料。要申込,定員40人。
http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/15K105.html

6月23日,スターティアラボがWebマーケティングの基礎セミナー
 スターティアラボは6月23日,東京の新宿モノリスで「Web担当者がいない企業がWebマーケティングを始めるための基礎」をテーマに「2時間でわかる!Webを貴社のトップ営業マンに育てる第一歩とは?!」のセミナーを開く。同セミナーでは,1000社以上のWebサイト制作実績をもとにWebからの売上向上のノウハウを学ぶ。要事前予約。定員先着30人。
http://a01.hm-f.jp/cc.php?t=M254584&c=25293&d=7ecd

6月24日,リコージャパンが製品体験イベント
 リコージャパンは6月24日,東京・築地の同社で製品を操作,体験できる「ショールーム体感Day」を行う。電子黒板,テレビ会議・Web会議システム,プロジェクターの製品に来場者が触れて操作性を体感できる。参加無料。要申込,1時間ごとに6回開催,定員各回6人。
http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/15K100.html

6月24日〜7月14日,WABPが解剖学の図版の古書展
 雄松堂書店のワールド・アンティーク・ブック・プラザは6月24日〜7月14日,東京の丸善・日本橋店で「ヴェサリウスと図版の力」をテーマに古書を展示する。16世紀の医師ヴェサリウスの著書に見られる,解剖を美しく描いた図版を紹介する。入場無料。問合せは,電話03-3357-1417。

6月25日,日本印刷技術協会がECビジネスのこれからを考えるセミナー開催
 日本印刷技術協会は6月25日,東京・和田の同協会でインターネットやコンピュータなど電子的な手段を介して行うビジネス「ECビジネス」をテーマにしたセミナーを開く。アマゾン,オイシックス,千趣会,ブラケットがECのこれからについて語る。要事前申込。参加費は,一般1万5120円,会員1万800円,JAGAT印刷総合研究会メンバー無料
http://www.jagat.or.jp/ec_trend2015

6月26日〜7月16日,Tooが全国6都市でモバイルとクラウドのセミナー
 Tooは次の日程と場所で,AppleとAdobeの最新情報を中心とした「Tooモバイル&クラウドセミナー」を開く。モバイルとクラウドを活用するコツや製品の最新情報を伝える。6月26日東京KDDIホール,7月 6日名古屋ナディアパーク,7月 7日大阪ナレッジキャピタルカンファレンスルームタワーC,7月10日福岡キヤノンマーケティングジャパン, 7月14日仙台TKPガーデンシティ仙台勾当台,7月16日札幌ACU。要事前予約。参加無料。
Adobeセッション
http://www.too.com/event/y2015/natsu_adobe/
Appleセッション
http://www.too.com/event/y2015/natsu_apple/

6月27日,3Dフォーラムの研究会
 「三次元映像のフォーラム」は6月27日,神奈川・すずかけ台の東京工業大学で研究会を開く。同フォーラムでは,9つの研究発表と展示会,総会などを行う。参加費は一般3000円,会員無料。問合せは代表幹事の羽倉弘之氏へメール,hagura@hyper.ocn.ne.jp

7月3日,仙台で日本印刷カレッジの設立説明会
 アワプリメディアジャパンが運営する日本印刷カレッジは7月3日,宮城の仙台卸商センター産業見本市会館サンフェスタで,同校の設立説明会を開く。参加無料。要申込,定員50人。
http://npc-happy.com/place/

7月4日,本の学校が出版産業シンポジウム
 本の学校は7月4日,有明の東京ビッグサイトで「“本”をめぐる新たな見取り図」をテーマにシンポジウムを開く。「書店の現在と可能性:実践する経営者の視点から」と題して特別講演があるほか,4つの分科会と交流会を行う。参加費は,特別講演は無料,分科会は3000円,交流会は5000円(6月20日までに申込むと4000円)。要申込。
http://www.honnogakko.or.jp/archives/732

7月4日,日本書籍出版協会が韓国関係の講演会とシンポジウム
 日本書籍出版協会は7月4日,有明の東京ビッグサイトで講演会とシンポジウムを開く。講演会は大韓文化出版協会との共催で,「韓国・朝鮮の知を読む:刻まれたことばたち」と題して明治学院大学の野間秀樹教授が話す。シンポジウムは日本出版学会との共催および韓国電子出版学会の協力で,電子出版ビジネスについて講演がある。参加無料。要申込。
http://www.bookfair.jp/RXJP/RXJP_TIBF/documents/2015/korea_japan_event_TIBF2015.pdf

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 いま,二千年以上人間とともにあり,その文化の根幹を形づくってきた「本」の存在が揺らいでいる。改めて,本とは一体何なのか。本の歴史とICT技術の発展の双方を見つめ続けてきた著者が,「本」と印刷,そして情報化社会を生きる人間の今と未来を語る。『電子書籍は本の夢を見るか–本の未来と印刷の行方–』
 出版デジタル機構 元会長の植村八潮氏(専修大学教授)が,現在の電子書籍ブームへの軌跡を10年以上に渡り追い続けた記録を一冊に集約。『電子出版の構図』
 紙文化の未来はどこに向かうのか?デジタル情報化社会の奔流に立ち向かう老舗印刷屋最前線実録。『我,電子書籍の抵抗勢力たらんと欲す』
 本格的な電子書籍の攻勢を前に果たして紙は生き残れるのか?紙を専門に研究してきた筆者がその時々に興味を持った時事問題や社会情勢にも触れ,好評を得た月刊『印刷雑誌』の連載「わたしの印刷手帳」をまとめた一冊。『紙と印刷の文化録:記憶と書物を担うもの』

7月8日,リコージャパンがアドビ製品のセミナー
 リコージャパンは7月8日,東京・芝浦の同社で「Adobe Creative Cloud 最新情報:Adobe Creative Cloudの導入,活用をお考えのお客様へ」を行う。アドビシステムズの名久井舞子氏がPhotoshopやIllustratorの新機能や安全なデータ運用のポイントを解説する。参加無料。要申込,定員各セミナー60人。
http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/15K089.html

7月8日,Tooがマイナンバー制度&セキュリティセミナー
 Tooは7月8日,東京・虎ノ門の同社で「現場目線で考える,マイナンバー対策解説」テーマにセミナーを開く。企業の経営者,管理部門,IT部門の人を対象に,マイナンバー制度の概要と実務上のポイントを情報セキュリティの専門家が解説する。参加無料。要事前予約,定員は30人。
http://www.too.com/event/y2015/myno07/

12月5日,日本出版学会が秋季研究発表会
 日本出版学会は12月5日,奈良女子大学で秋季研究発表会を開く。9月4日まで研究発表者を募集している(対象は同学会正会員)。申込後に発表者は予稿集の原稿を提出するほか,同学会会報へ寄稿する。問合せは,電話03-3313-7347。

2016年2月6日,PrintNext開催
 印刷の未来を考えるイベント「PrintNext」が2016年2月6日,東京の大手町サンケイプラザで開かれる。主催はPrintNext2016運営委員会。
http://www.printnext.jp

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2015年6月号【特集:品質を支える色表現】
 印刷産業では,色の話題に関し,いくつかの方向性があります。一つには,プロセス4色であろうとなかろうと,見栄えのする,アイキャッチのある印刷物の作成があるでしょう。もう一つは,つねに同じ色を印刷すること。通常,「カラーマネージメント」と呼ばれています。色に関するデジタルワークフローの検討も必要です。本号では,これらを紹介しています。

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印刷学会出版部のフェイスブックで,業界ニュースなどをタイムリーに発信しています。どうぞご利用ください。
http://www.facebook.com/JapanPrinter

2015年6月15日発行
編集長:末包愛
発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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