週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 6巻35号 2015年9月14日
Japan Printer weekly Vol.6, no.35
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

IGAS,最新鋭の印刷関連機器が登場
 国際印刷機材展IGASが11日から16日(水)まで東京ビッグサイトで開かれており,出展各社は最新鋭の機器,材料を展示している。小森コーポレーションとコニカミノルタは両社共同開発のB2判UVインクジェット(IJ)印刷機(来年発売予定)を出展。リョービMHIグラフィックテクノロジーはLED-UV搭載四六全判4色機などを実演した。富士フイルムは軟包装用のIJ印刷機やIJ印刷機にニスコーターを接続させ印刷物に表面加工をする取り組みを紹介。SCREENは大判,連帳,ラベル,ニス加工の各種IJ機機を実演した。
 そのほか,主催者や出展社主催による数十にもおよぶセミナーも行われており,現場のオペレータから経営者まで,多くの参加者が聴講している。

SCREENグラフィックアンドプレシジョンS,極細ゴシック体を発売
 SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズは10月1日,ヒラギノフォントの新書体となる極細ゴシック「ヒラギノ角ゴ W0」を発売する。1万1664円。

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 和文を中心に文字,書体に焦点をあて,書籍や雑誌をはじめとした印刷媒体や,さらにデジタル機器の表示までの文字の基本,デザインへの応用までを多数の図版を使ってオールカラーで解説。『印刷技術基本ポイント 文字・書体編』
 組版とページ割りの基本知識をカラー図版とわかりやすい説明でまとめた,初歩的な知識がすぐに身につく基本テキスト。『印刷技術 基本ポイント組版・ページネーション編』

キヤノン,4K放送用カメラ対応のズームレンズ2種発売
 キヤノンは9月7日,4K放送用カメラに対応したズームレンズ「UHD-DIGISUPER 86」と「同 90」を発表した。前者は4K以上の解像力のある86倍ズームのレンズ,後者は4K90倍のズームが可能。2016年2月下旬より順次発売する。

スリー・アールシステム,USB充電可能なLED拡大鏡発売
 スリー・アールシステムは9月上旬,USB充電で使用できるLEDを搭載した拡大鏡「smolia RC」を発売した。明るさは4段階での調整ができる。3980円。

日本製紙,印字濃度を向上したインクジェット・フォーム用紙発売
 日本製紙は9月1日,上質インクジェット・フォーム用紙「NPi フォームNEXT-IJ α」を発売した。高い印字濃度とドット再現性,印字耐水性,色の階調性などが特徴。従来と比べ印字濃度が20%向上し,裏抜けしにくい特性により坪量を20%減らしても同等の印字濃度を得られる。

キヤノン,最高毎分100枚出力のプロダクションプリンタ発売
 キヤノンは10月下旬,プロダクションプリンタ「imagePRESS C10000VP」と「同C8000VP」を発売する。外部加熱ベルトを用いた定着システムを新たに搭載し,普通紙から厚紙まで,前者は毎分100枚,後者は毎分80 枚の出力速度(いずれもA4判横)を図った。また,通紙する際にエアーを吹き付けることで定着ローラーから紙を分離しやすくした。前者2500万円,後者1500万円。

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 デジタル印刷に関して,業態を変えずに印刷会社として何ができるのか。「印刷会社の内情やデジタル印刷への指針」「デジタル印刷のしくみ」「ユーザーの情報」を元に,デジタル印刷の成功への道筋を解説。『印刷会社とデジタル印刷 -成功への道-』【日本図書館協会選定図書】
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エプソン,新開発インク搭載の大判インクジェット6機種を発売
 エプソンは10月中旬,B0判プラス対応の「SC-P9050シリーズ」をはじめとした,大判インクジェットプリンタ6機種を発売する。同機は新開発の「UltraChrome HDXインク」を搭載した10色顔料インクモデルで,フォトブラックインキの顔料粒子量を従来の1.5倍とし,墨濃度を向上した。69万8000円。

ミマキエンジニアリング,菊半裁判オンデマンドUV IJプリンタ発売
 ミマキエンジニアリングは11月より,菊半裁判に対応するフラットベッドUVインクジェットプリンタ「UJF-7151 plus」の販売を始める。同製品は従来機よりもインクの着弾精度を高め,高精度・高画質な出力を図ったもので,メーカーはスクリーン印刷市場へのオンデマンドソリューションとして提案している。出力速度は,解像度600×600dpi,8パスの場合で3.3m2/時。販売予定価格は税別598万円。

ハイデルとリコー,デジタル印刷システムを国内で発売
 ハイデルベルグ・ジャパンとリコージャパンは10月より,ハイデルベルグ社のデジタルフロントエンドとリコーの筐体を組み合わせた,デジタル印刷システム「ライノプリントCV」および「ライノプリントCP」の日本での販売を始める。同製品はハイデルベルグ社「プリネクト」と同じ出力エンジン,ワークフローインターフェースを備えることで,オフセット印刷とデジタル印刷のハイブリッドワークフローを可能にする。同製品の販売はハイデルベルグ・ジャパンが行い,両者が連携して保守サービスを提供する。なお同製品はすでに世界では400台以上が販売されている。

共同印刷,上村松園「初秋」の美術複製画発売
 共同印刷は9月7日,日本画家の上村松園生誕140周年を記念して,同氏の作品「初秋」の美術複製画を200部製作し,発売した。シルクスクリーン手刷り。画寸は天地43.5×左右53cm 。額装と軸装の2種がある。12万円。

WAVE,カッティングシート製作サービス開始
 WAVEは9月7日,Web上で文字データ,シート色やフォント,文字の太さなどを入力することで発注ができるカッティングシート製作サービスを始めた。対応サイズは幅100〜700mm,長さ100〜3000mmまで。価格は幅100mm,長さ100mmで1部2000円から。

グラフィッククリエーション,フルカラー3Dプリントサービスを開始
 ミマキエンジニアリングの連結子会社のグラフィッククリエーションは9月11日,UV硬化インクジェット方式によるフルカラー3Dプリンタを活用した3Dプリントサービスを始めた。出力料金は税抜き1万8000円〜。
 同サービスで使うプリンタは1000万色以上に対応するほか,積層ピッチが細かく積層縞の少ない滑らかな造形を可能にした。またクリアインクを搭載しており,単体で使用すれば透明表現が,カラーインクと組み合わせると有色スケルトンや内部構造の可視化など,石膏方式にはない表現もできる。同社は,同プリンタの販売も2016年秋より行う予定。

ワールドリミテッド,AR名刺の法人向けサービス開始
 ワールドリミテッドは9月8日,AR名刺サービス「Clip(クリップ)」の一括作成と管理運用ができる法人向けサービスを始めた。社員情報の一括登録機能や名刺の追加発注を簡単に行える機能を実装。システム利用料は無料で,名刺の価格は100枚1920円から。プレミアムプランではAR視聴やリンク遷移回数など,効果測定の機能が付加される。

凸版印刷,湿度応答性カラーフィルムを開発
 凸版印刷は9月11日,人間の呼気や周囲の湿度に反応して,透明な状態から多色の絵柄が浮き出る,湿度応答性カラーフィルムを開発したと発表した。同フィルムは,屈折率が異なる2種類の膜の多層構造と湿度に反応して体積が変化する材料を活用することで,光の干渉を制御し,絵柄が浮き出すことが可能となった。

共同印刷,複数一括読み取りの二次元コード開発
 共同印刷は9月10日,複数一括読み取り機能を持つオリジナル二次元コードを開発したと発表した。同コードは、複数コードを素早く一括で読み取り,画像のボケやブレにも強いという特長をもつ。

大日本印刷,銀行口座開設用アプリにカードローン申込機能を追加
 大日本印刷は9月11日,銀行口座開設とカードローン申込をスマートフォンで簡単に行えるアプリの提供を始めた。本人確認用の身分証明書の画像データと,氏名・住所等の申込データをスマートフォンから送信するだけで銀行口座開設の申込ができる。

キヤノンMJ,小学生を対象に生物多様性をテーマとした学習イベント
 キヤノンマーケティングジャパンは10月17日,栃木県・塩谷町で「トナーカートリッジリサイクルプログラム」の25周年記念の一環として,小学生を対象に生物多様性をテーマとしたイベントを開催する。イベントでは生き物や植物との触れ合いや,一眼レフカメラでの撮影を行い,撮影した写真を活用した発表会を通して,環境や生態について学びを提供する。

亀倉雄策生誕100年にデザインの過去・現在・未来を考える
 毎日新聞社は9月8日に麹町のTOKYO FMホールで,グラフィックデザイナーの亀倉雄策生誕100年を記念し,「亀倉勇策のデザイン 未来に向けて」と題したシンポジウムを開いた。グラフィックデザイナーの永井一正,細谷巖,佐藤卓,原研哉,浅葉克己の各氏およびノンフィクション作家の野地秩嘉氏,日本デザイン振興会の青木史郎常務理事がそれぞれ,戦後の日本で亀倉氏がグラフィックデザインの啓蒙に尽力したことや,社会に今後デザインが果たす役割などを語った。

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ミューラー・マルティニ,世界的製本の知見を発表
 ミューラー・マルティニジャパンは9月11日,ミューラー・マルティニグループ(スイス)の近況を発表した。同グループのブルーノ・ミューラーCEOが,印刷物とデジタルメディアが共存し,互いに補完しあうという考え方はゆっくりと世界的に浸透し始めている。出版の世界的環境は,環境負荷への憂慮,ネットワークで常時つながる世界経済,情報量の急拡大がある,など世界的な製本の環境を述べた。

東京JC印刷部会,10月2日に総会を開催
 東京JC印刷部会は10月2日,東京のお茶の水エデュケーションセンターで総会とセミナーを催す。JTB総合研究所の篠崎宏氏が「地方創生とインバウンドをどう行動してビジネスに繋げるか」と題して講演する。

レディバードクラブ,経営の成功を学ぶ
 SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズのユーザーや取引先ベンダーで組織するレディバードクラブは9月10日,芝公園のザ・プリンスパークタワー東京で全国大会を開いた。「業態変革の過去から現在,そして未来へ」と題し水上理事長が,社員教育に力を入れている自社の取り組みを中心に印刷会社の一つのあるべき姿を語った。また「夢なき者に成功なし:カルビーの変革(序章)」と題し,カルビーの松本晃会長兼CEOが講演。「経営とは,すべてのステークホルダーを喜ばせることである。古き労働慣行が,人をダメにし,会社(組織)をダメにし,国をダメにしている」など,自身の考えを話した。

ハイデル・フォーラム21,スマートファクトリーを考える
 ハイデルベルグ社製品ユーザーで組織するハイデル・フォーラム21は9月10日,東京・品川プリンスホテルでセミナーを開いた。ベッコフオートメーションの川野俊充社長が,スマートファクトリーの実現を図るドイツ政府の国家プロジェクト「インダストリー4.0」を解説。また同氏とジャパン・スリーブの岡部篤顧問,クイックスの岡本泰社長が,ハイデルベルグ・ジャパンの水野秀也社長の司会で対談し,生産現場の標準化や自動化の取り組みを紹介したとともに,印刷ビジネスへのメリットや課題を話した。

アポジーユーザー会,会員増加
 アグフア・ゲバルト製品のユーザーで組織するアポジーユーザー会は9月11日,東京ベイ有明ワシントンホテルで懇親会を開いた。10年前に20社ほどの会員から始まった同会は,400社ほどに増えた。

印刷工業会,女性活躍推進部会3分科会の中間報告会を開催
 印刷工業会は9月8日,東京・鵜の木の金羊社で,同会の女性活躍推進部会が立ち上げた,女性の意識改革分科会,ワーク・ライフ・バランス分科会,マネジメント分科会の中間報告会を行った。報告会につづき,トッパン・フォームズの寺上美智代氏,大日本印刷の金田由美氏,金羊社の浅野健社長が同社における女性活躍推進やマネジメントの事例を紹介。さらに金羊社社内の見学会も行った。

富士フイルムのカラーネガフィルムが重要科学技術史資料に登録
 富士フイルムは9月4日,1976年に発売したカラーネガフィルム「フジカラーF-II400」が,国立科学博物館により「重要科学技術史資料」に登録されたと発表した。同フィルムは当時のカラーネガフィルムより4倍の感度を持ち,カラー写真の撮影領域が大幅に拡大されたこと,欧米メーカーに先駆けてASA400のフィルムを開発・発売できたことが評価された。

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凸版印刷とトッパン・コスモ,天然木の質感を再現した内装壁面向けパネル発売
 凸版印刷とトッパン・コスモは9月上旬,自然素材の質感を持つ化粧シートと不燃基材を組み合わせた内装壁面,建具向けのパネル「マテリウム」を発売した。木目印刷層の導管に柄が同調したグロス,マットコートを付与することで天然木の持つ表情や手触りを再現した。また,燃焼時の発熱量が低いLHVフィルムを採用している。オークやウォールナットなど31種類の柄を展開する。 価格は1万円/m2。

大日本印刷,管理医療機器の免許を取得
 大日本印刷は9月9日,同社田辺工場で採血キットや電子体温計などの管理医療機器を販売できる管理医療機器の免許を取得したと発表した。医療機器や医薬品の製造,出荷には,地方自治体からの許可が必要だったが,すでに所持していた医療機器の説明書などを製造し製品と一緒に梱包できる製造業免許と,今回の免許を合わせることで,管理医療機器をメーカーから購入し,説明書などとセット梱包して流通企業に直接納品することが可能になった。

大日本印刷,個人情報データの提供先を管理できる事業を開始
 大日本印刷は9月10日,生活者が自身の個人情報を管理し,データを開示するサービス事業者を選択できる「VRM」事業を2016年4月に始めると発表した。それに先立ち,日本IBMと日本ユニシスと連携してVRM事業の運用に必要なシステムを開発し,VRMサイトの試行サービスを始めた。

凸版印刷,電子チラシサービスを情報キュレーションアプリと連携

 凸版印刷は9月9日,同社の電子チラシサービス「Shufoo!」が,Gunosyの情報キュレーションアプリ「グノシー」でチラシ情報の提供を始めたと発表した。

日本HP,印刷事業の取り組みを整理・発表
 日本HPは9月11日,印刷関係事業について発表した。同社の印刷機器事業は,大判インクジェット,Latexインクのインクジェット,B2判(ロールタイプではB1判)出力が可能になった液体トナー印刷機などで構成されている。

文化ビジネスサービス,9月5日に事務所を移転
 文化ビジネスサービスは9月5日,事務所を移転した。新住所は東京都中央区八丁堀2-19-8日宝八丁堀ビルB1F。電話03-6228-3081。

富士ゼロックス,小林元会長死去
 富士ゼロックスの元会長・小林陽太郎氏が,9月5日,左慢性膿胸により死去した。82歳。葬儀ミサ・告別式は近親者のみで執り行い,後日,「お別れの会」が行われる予定。

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10月1日,日本出版学会が大阪で神戸の本屋をテーマに研究会
 日本出版学会は10月1日,関西学院大学大阪梅田キャンパスで研究会を開く。「海文堂書店の記憶と記録」をテーマに,神戸で2013年に閉店した100年の歴史をもつ同書店に勤めていた平野義昌氏が,書店の現状や出版の行方を考察する。参加費は会員300円,非会員500円。問合せは,立命館大学の湯浅俊彦氏(電話075-466-3136)。

10月2日,日本印刷学会西部支部が大阪で見学会
 日本印刷学会西部支部は10月2日,地下鉄御堂筋線なかもず駅集合・解散で,TOP印刷とハグルマ封筒の見学会を催す。競合会社参加不可,定員20人,参加費3000円。問合せは,seibu@jspst.org

10月2日〜11月20日,竹尾が建築家による紙の展示会
 竹尾は10月2日〜11月20日,東京・神田錦町の見本帖本店で「紙のかたち展:まるめる,かさねる,ひっぱる」を開く。3人の建築家が紙の新しい可能性を探り,建築やプロダクトへの活用を提案する。入場無料。10月15日にトークショーも行う。要申込(9月30日締切)。
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次回の週刊『印刷雑誌』は,9月28日(月)発行になります。

2015年9月14日発行
編集長:末包愛
発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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