週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 6巻36号 2015年9月28日
Japan Printer weekly Vol.6, no.36
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

共同印刷,東山魁夷の日本画を再現
 共同印刷は9月11日,日本画家東山魁夷の「静映」を300部制作し,販売を始めた。アクリルガラスで本紙を圧着し,作品の描かれた当時の繊細な色合いや鮮やかな発色を再現した。また,浮き出し加工の額装により,今までにないような臨場感を楽しめる新感覚の美術工芸作品に仕上げた。

セイコーエプソン,レーシングカーのペーパークラフトを提供
 セイコーエプソンは9月24日,同社がオフィシャルスポンサーを務めるメルセデスAMGペトロナスF1チームのレーシングカーをモデルとしたペーパークラフトを制作・提供すると発表した。10月下旬から,同社スポンサーシップのWebサイトで印刷用データを配布する。

富士ゼロックス,神奈川のフリーペーパーと連携した観光客向けスマホアプリ
 富士ゼロックスは2016年2月29日まで,データをインターネット上に保存するサービスの技術を利用したスマホアプリとフリーペーパーを連動したサービスを,事業者連携企画創出事業として期間限定で提供している。同サービスは,地元のフリーペーパーの紙面に掲載されている店舗などの画像を,同サービスを利用したスマホアプリのカメラ機能で撮影と,紙面に掲載されていないお勧め情報や観光スポットの情報がスマホ上で閲覧できる。

モリサワ,ツーリズム展でインバウンドに対応
 モリサワは9月25〜27日に東京ビッグサイトで開かれたツーリズムEXPOジャパン展(主催は日本観光振興協会,日本旅行業協会)に出展した。同社の多言語電子配信ツール,スマートフォン向けアプリなど,訪日外国人も意識したインバウンドビジネスへのソリューションを紹介した。

アドビ,クロスチャネルキャンペーン管理ソリューション発売
 アドビシステムズは9月15日,クロスチャネルキャンペーン管理ソリューション「Adobe Campaign」の日本での販売を始めた。同ソリューションはWebやEメール,ソーシャルメディア,モバイルなどのオンラインチャネルと,コールセンターやダイレクトメール,POS端末などのオフラインチャネルを含む,オムニチャネルでのマーケティングを自動化することで,より効率的に顧客とのOne to Oneコミュニケーションを図るソフトウェア。
 また同社は同日,赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京でデジタルマーケティングのカンファレンスを行った。デジタル技術による企業の変革について,ソニーマーケティングや全日本空輸,元プロ陸上選手の為末大氏などが講演した。

INFORICH,SNS連動型プリンタサービス
 INFORICHは9月,InstagramやTwitterなどの各種SNS上にハッシュタグを付けて投稿した写真を専用端末から読み込み,ブランドロゴやスポンサー広告の印刷されたステッカーやポストカードとして無料でプリントできる,SNSマーケティング連動型プリンタサービスを始めた。

キヤノンITソリューションズ,マイナンバー制度の対応に有効なデータ暗号化ソフト
 キヤノンITソリューションズは9月15日,マイナンバー制度への対応や,標的型攻撃に対する情報もれ対策の需要の高まりを受け,データ暗号化ソフトのライセンス製品の販売を始めた。同ソフトは,PCやリムーバブルメディアなどの盗難や紛失から機密情報の漏えいを防ぐための機能,電子メールによる機密情報もれを防ぐための機能,不要になった機密情報を完全抹消して機密情報のもれを防ぐための機能などをあわせもつ。法人向けライセンス製品では,クライアント管理用プログラムも利用できる。

EIZO,マイナンバー対応タッチパネルモニター発売
 EIZOは10月20日,マイナンバー対応タッチパネルモニター「DuraVision FDS1721T-PF」を発売する。同製品は,モニターを横から見た場合のみ画面が暗く文字などが読み取れないようになり,周囲からの覗き見を防止する。また耐久性が高く,手袋でのタッチも可能な超音波表面弾性波方式を採用しており,不特定多数の人が使用する官公署などでの使用に適する。オープン価格。

日建リース工業,A1広幅カラー複合機レンタル開始
 日建リース工業は10月1日,A1判広幅のカラー複合機のレンタルサービスを始めた。使用するのはリコー製の複合機で,これはA1判タテでモノクロ毎分3枚・カラー毎分1枚の出力速度,スリープ復帰7秒。高圧縮PDF機能によりスキャンデータの容量を従来比最大約90%削減した。なおカウント料金は不要で,このことはレンタル業界で初という。

デジタルカタパルト,インドネシアに少年画報社の電子コミック配信
 デジタルカタパルトは9月18日,インドネシアを中心に展開する電子書籍ストア「SCOOP」(スクープ)で,『ドリフターズ』(平野耕太)や『トライガン・マキシマム』(内藤泰弘)などの少年画報社のコミック作品5タイトルの配信を始めた。いずれもインドネシア語版で,2016年3月末までに約140冊の少年画報社作品を配信する予定。

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エイチエヌディー・プラス,大田区企業と人の新ビジネス創出の場を開設
 金羊社の子会社のエイチエヌディー・プラスは9月28日,東京・南蒲田の大田区産業プラザPiO内に,新製品や新技術開発,創業に取り組む企業や人が交流できる場として協同ワーキングスペース「biz BEACH CoWorking」を開設した。同施設は自由に使えるオフィススペースや会議室などを備えており,イベントやセミナーなども行える。この取り組みは,大田区が主導する「大田の産業イノベーション事業」の一環。

凸版印刷,ビジネスを共創するプロジェクトの運用開始
 凸版印刷は9月25日,大阪から新ビジネスを創出するプロジェクト「Toppan Open Innovation Lab “amiten”」の運用を始めると発表した。第一弾として,訪日外国人を対象としたインバウンドビジネスをテーマに新ビジネスを創出する協業・共同開発パートナーを募集するイベント「Re:design inbound」を9月26日から実施している。

日本印刷産業連合会,VOC警報機を新コスモス電機と共同開発
 日本印刷産業連合会は9月8日,あらかじめ決められたVOC気中濃度を越えると警報を発するVOC警報機「XH-98G」を新コスモス電機と共同開発したと発表した。同製品は2016年1月より同社から発売する。同連合会は同製品を環境に配慮した製品として,「GP資機材」に認定する予定。

日本印刷産業連合会,印刷文化典でクライアントも表彰
 日本印刷産業連合会は9月16日,東京・紀尾井町のホテルニューオータニで「設立30周年記念式典 2015年印刷文化典」を開催した。印刷文化賞5人をはじめ,印刷功労賞,印刷振興賞,特別賞のほか,第14回印刷産業環境優良工場(経済産業大臣賞,局長賞,会長賞,特別賞,奨励賞),GP(グリーン・プリンティング)環境大賞(大賞,準大賞)を表彰した。(月刊『印刷雑誌』11月号参照)
 GP環境大賞は,同連合会30周年を記念して創設。GPマークを表示した印刷製品を多く発行した企業・団体が受賞した。大賞は,ジェイアール東日本企画,タカラトミー,日本自動車連盟,本田技研工業,丸井グループ。

富士ゼロックス創世研,11人が修了
 富士ゼロックスは9月18日,東京・六本木の同社で「印刷創世研究会」の修了論文発表会と修了式を行った。同研究会は,同社が2007年より始めた印刷会社の若手経営者育成のための合宿的な研修会。年2回行っており,今回は,金羊社,白橋,精興社,東京文久堂,野毛印刷社,松下印刷,水上印刷,モリシタ,YAMAGATA,YAMAGATA INTECHから11人が修了した。

光文堂,カラーステーションの取り扱い製品を営業継承
 光文堂は10月1日,カラーステーション(旧アルファー技研製品)の取扱製品の事業を,光文堂カラーステーション事業部に営業継承する。継承取扱製品はカラーステーション製品全般と旧アルファー技研製品のインキディスペンサーやスピンミキサー,封筒フィーダー・デリバリなど。

DNPデジタルコム,ビーコンを利用したソフトウェア開発キットを発売
 DNPデジタルコムは9月25日,岩手県立大学と共同でBluetooth Low Energyビーコンを利用して高精度に屋内位置を測定するスマートフォンアプリ組み込み用のソフトウェア開発キットを発売した。同製品は複数のBLEビーコンからの電波を受信し,独自アルゴリズムによってそれぞれの強度を同時に計測し,アプリを利用する生活者の現在地を高精度に測位するもの。これまで屋内での測位が困難とされていた大きな吹き抜け空間などでの測位精度が向上した。

凸版印刷,電子ペーパー表示機の小型化技術を確立
 凸版印刷は9月16日,非接触リーダライタからの給電のみで表示書き換えが可能な電子ペーパー表示機の小型化技術を確立したと発表した。同社はこれにより,小型でありながら受電効率を維持したバッテリーレス電子ペーパー表示機を試作。試作品は画素数128×96dot,外形寸法は縦34×横52×厚さ7mmで,駆動電源は非接触リーダライタからの無線給電。

凸版印刷,デザイン表示に最適な電子ペーパーモジュールのサンプル出荷
 凸版印刷は9月15日,アイコンや英数字などのデザイン表示に最適なセグメント型電子ペーパーモジュールを開発したと発表した。本製品は,英数字やアイコンなど,表示させたい画像をあらかじめ電極の形状として回路設計することで,デザイン性の高いなめらかで美しい表示を,また,部分的なカラー化を可能にした。超低消費電力な点や,反射型で高コントラストな表示ができ視野角が広く見やすいといった点を活かし,各種状態表示などでの利用を想定している。

凸版印刷,トータルな製品・工程管理の表示機能付きRFID開発
 凸版印刷は,製造から物流まで一貫した製品・工程管理を可能にする表示機能付きRFID「Near cross DU」を開発し,12月からサンプル出荷を始める。同製品は2.7インチ電子ペーパーディスプレイを搭載しており,数cmの通信距離を持つHF帯の非接触リーダライタからの電力のみで表示を書き換える。またHF帯だけでなくUHF帯にも対応し,約1m離れた場所からでも複数のIDを一括で読み取れる。温度・湿度・大気圧センサーも搭載可能。

大日本印刷,偽造防止ホログラムが抱っこひもの保証カードに採用される
 大日本印刷は9月24日,同社の偽造防止ホログラムが,ダッドウェイが輸入販売するエルゴベビー・ベビーキャリア(抱っこひも)の保証カードに採用されたと発表した。

凸版印刷,真贋判定サービスがタニタの海外向けポケッタブルスケールで採用される
 凸版印刷は9月15日,半導体の個体差を認証に用いる技術を搭載したICタグを用いて,製品の偽造・模倣対策を実施する企業向けに本物と偽物を判定するサービスの提供を始めたと発表した。タニタが本サービスをポケッタブルスケールに採用。製品背面や個装箱の外からでも真贋判定が可能な製品が,今冬より販売される予定。

大日本印刷,ICキャッシュカード即時発行機が西日本シティ銀行に採用される
 大日本印刷は9月18日,同社の「DNP高機能ICキャッシュカード即時発行機」が西日本シティ銀行で採用されたと発表した。同製品はICキャッシュカードで使用する接触ICカードと,磁気ストライプや非接触ICカードの発行が可能。また従来機の約50%のサイズに小型化した。同銀行は2016年3月までに約170店舗に導入する。

コニカミノルタ,SRI指標「DJSI World」の構成銘柄に4年連続で採用
 コニカミノルタは9月18日,社会的責任投資(SRI)指標の一つ「Dow Jones Sustainability World Index」の構成銘柄に4年連続で採用されたと発表した。また同時に,同指標のアジア・パシフィック版である「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index」にも7年連続で採用された。イノベーションマネジメントやコンプライアンスなどの経済側面,および気候変動に関する戦略や環境方針・マネジメント,情報公開などの環境側面の取り組みが「コンピューター・周辺・オフィス機器セクター」の中で高い評価を得た。

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10月17日締切,タイポグラフィの「東京TDC賞」が作品公募
 東京タイプディレクターズクラブは,タイポグラフィカルなデザイン,タイポグラフィ,タイプディレクション,タイプデザインの作品を評価する国際コンペティション「東京TDC賞」の応募を受け付けている。9つのカテゴリーがあり,RGB部門の締切は10月17日,そのほかの部門の締切は10月27日。トライアル部門に「年度テーマ」が新設され,今回のテーマは「レッツ・レタリング」。応募料金は一般で登録料1000円,そのほか部門は作品形態,数により手数料がかかる。
http://tdctokyo.org/jpn/?page_id=568

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9月28日,出版ビジネススクールがリスクゼロの第三の出版方式「アマゾンPOD」を学ぶセミナー
 出版ビジネススクールは9月28日,東京・岩波セミナールームで「リスクゼロの第三の出版方式アマゾンPODを学ぶ」セミナーを開く。絶版本や希少本など,コストの関係で出版社自ら重版できない書籍を,アマゾンの自社倉庫にあるアマゾンプリント・オン・デマンドシステムを利用して,注文に応じて1冊ずつ印刷・製本して出荷するサービスの仕組みや,実際の活用例,出版社が参加するために注意しなければならない事項などを紹介する。会費7000円。要事前予約。
http://skc.index.ne.jp/seminar/seminar.html

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9月30日〜10月2日,東京ビッグサイトで材料と技術の複合展「N+」
 「N+(エヌプラス)2015:新たな価値をプラスする材料と技術の複合展」が9月30日〜10月2日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はプラスチック工業技術研究会とアテックス。入場料2000円(事前登録で無料)。
 東洋インキとトーヨーケムは,幅広い工業分野に向けて機能性ハードコート剤や粘接着剤,意匠性コーティング,機能性シートなどを紹介する。
http://www.n-plus.biz/

9月30日〜10月2日,東京ビッグサイトでIT系複合展
 ITpro EXPO 2015,Cloud Days 2015,ビッグデータEXPO 2015,セキュリティ&ガバナンス2015,モバイル&ウエアラブル2015,IoT Japan 2015,FACTORY 2015,デジタルヘルスDAYS 2015が9月30日〜10月2日,東京ビッグサイトで開かれる。主催は日経BP社。一般入場料3000円(事前登録者,招待者は無料)。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/expo/2015/

10月2・3日,池袋サンシャインで「オーダーグッズ・ビジネスショー」
 スタンプや衣料品プリント,オーダーグッズの展示会「オーダーグッズ・ビジネスショー2015」が10月2・3日,東京・池袋のサンシャインシティ文化会館で開かれる。主催は同展実行委員会。Webサイトから無料招待状を申込める。
http://ogbs.jp/

10月2〜6日,東京・原宿に期間限定の書店開店
 ディスカヴァー・トゥエンティワンは10月2〜6日,東京・原宿のイベントスペースさくら原宿竹下口に,話題の本や希少本を揃えた期間限定の書店を開設する。トークイベントや講座も行う。
http://30th.d21.co.jp/event/

10月5日,全印工連と東印工組が「競争優位のつくり方」セミナー
 全日本印刷工業組合連合会と東京都印刷工業組合は10月5日,東京・新富の日本印刷会館で「起業家精神とMarTechで“未来を創る”!:2025年に向けた競争優位のつくり方」セミナーを開く。ジョー・ウェブ,リチャード・ロマノ著『未来を破壊する』『未来を創る』の訳者である山下潤一郎氏が,「起業家精神」「MarTech(マーケティング・テクノロジー)」とい2つのキーワードを通して,より良いサービスと競争における強みをつくるためのヒントを紹介する。参加費2000円。要申込,定員80人。
http://www.aj-pia.or.jp/pdf/151005_seminar.pdf

10月5日,シーピーデザインコンサルティングが個人情報保護法のセミナー
 大日本印刷の子会社,シーピーデザインコンサルティングは10月5日,東京・五反田の同社で,「改正個人情報保護法」をテーマとしたセミナーを開く。法改正にも関わった新潟大学の鈴木正朝教授が,個人情報保護法の改正によって何が変わるのか,プライバシーマーク事業者への影響を解説する。 参加費1万円。
http://www.cpdc.co.jp/seminar-info/seminar/index.html

10月7日,PODiとフォーム工連がデジタル印刷のセミナー
 PODiと日本フォーム印刷工業連合会は10月7日,東京・新富の日本印刷会館で「デジタル印刷の未来が見えたIGAS,Graph Expo,Case Study」をテーマにセミナーを開く。デジタル印刷分野を核として印刷業界や出版・プロモーション業界の成長をサポートするPODi代表のDave Erlandson氏,同連合会の山口実氏が講演するほか,キヤノン,HP,コダック,コニカミノルタ,三菱製紙,ミヤコシ,SCREEN GPから解説がある。参加無料。要申込。
https://www.podi.or.jp/entry_igas_seminar2015/

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 デジタル印刷に関して,業態を変えずに印刷会社として何ができるのか。「印刷会社の内情やデジタル印刷への指針」「デジタル印刷のしくみ」「ユーザーの情報」を元に,デジタル印刷の成功への道筋を解説。『印刷会社とデジタル印刷 -成功への道-』

10月13日,Tooがマイナンバー制度&セキュリティセミナー
 Tooは10月13日,東京・虎ノ門の同社で「マイナンバー制度&セキュリティセミナー:いまからでもおそくないマイナンバー対策」を開く。本セミナーではマイナンバー制度対応をこれから進めたいという企業を対象に,制度の全体像と制度開始までになにを準備すればいいのかということについて,情報セキュリティの専門家が現場目線から解説する。また,マイナンバーの不正使用やもれを防ぐためのセキュリティ対策についても紹介する。参加無料。要事前予約,定員40人。
http://www.too.com/event/y2015/myno10/

11月27日まで,横浜のゼロックスで「モシェ・クプファーマン展」
 富士ゼロックスは11月27日まで,横浜・みなとみらいの同社で,イスラエルの画家モシェ・クプファーマン氏の作品展を開いている。無数の石版チョークの線条や擦過痕などが,多様な表情で画面に展開される作品を紹介する。入場無料。土・日・祝日および同社休業日は休館。
http://www.fujixerox.co.jp/company/event/hanga/exhibition.html

日本印刷産業連合会,10月13日に個人情報保護研究のセミナー
 日本印刷産業連合会は10月13日,東京・新富の日本印刷会館で「個人情報保護の最新情報の理解とサイバー攻撃脅威への備え」をテーマとしたセミナーを開く。講師は慶応義塾大学の新保史生教授と,情報処理推進機構の土屋正氏。会員3,000円,非会員5,000円 。要申込。定員120人。
https://www.jfpi.or.jp/topics_images/tpc81_280.pdf

10月17日,コロタイプの会が鎌倉で研究会
 「コロタイプ技術の保存と印刷文化を考える会」は10月17日,神奈川・鎌倉の高徳院で研究会を開く。同院の仁王像修理事業についての講演と,同事業の報告書に付されたコロタイプによる仁王像のポートフォリオ作成に関する発表がある。境内や大仏の見学も行う。参加無料(懇親会は3000円)。要申込。問合せは,電話075-231-4351。

10月23・24日,広島で印刷産業展
 10月23・24日,KKRホテル広島で各種セミナーを中心とした「第11回2015印刷産業夢メッセ」が開かれる。主催は広島県印刷工業組合と中国印刷機材協議会。基調講演2件,印刷関連セミナー23件,食事をしながらセミナーの内容を深める座学のほか,印刷技術文化のあゆみも展示する。
http://www.hiroshima-pia.jp/mtp01.php#n_9

10月24日,日本新聞労働組合連合らが文字・活字文化を考えるシンポジウム
 日本新聞労働組合連合と全国印刷出版産業労働組合総連合会,日本出版労働組合連合会は10月24日,東京・神保町の岩波セミナールームで「みつけよう 読む愉しみ:子どもに伝える現場から」をテーマに,文字・活字文化を考えるシンポジウムを開く。参加費1000円。問合せは,電話03-5842-2201。

10月28〜30日,幕張メッセで「Japan IT Week」展
 「Web&デジタルマーケティングEXPO」や「通販ソリューション展」などITやマーケティングに関する複合展示会「Japan IT Week」が10月28〜30日,千葉の幕張メッセで開かれる。主催はリードエグジビションジャパン。
http://www.japan-it.jp/

11月27〜12月1日,「おいしい東北パッケージデザイン展」開催
 「おいしい東北パッケージデザイン展2015」が11月27〜12月1日,仙台市の東京エレクトロンホール宮城で開かれる。主催は東北経済産業局。10月16日まで作品募集,10月28〜30日作品提出期間。
http://www.jagda.or.jp/information/jagda/2499

2016年2月24〜26日,インテックス大阪で「メディカルジャパン」展
 「インターフェックス大阪」や「医療ITソリューション展」など医療技術や医薬品に関する7つの展示会で構成する「メディカルジャパン大阪」展が2016年2月24〜26日,南港北のインテックス大阪で開かれる。主催はリードエグジビションジャパン。
http://www.medical-jpn.jp/

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2015年10月号【特集:フレキソとラミネート】
 今月号も8月号,9月号に続き,パッケージ系の特集です。
 日本印刷学会のフレキソ研究会は6月と8月に研究例会を開きました。本特集では6月の活動をレポートしました。また,フレキソ印刷機についてアルテックの星丘純男さんに,軟包装では欠かせないラミネートに関してトラブルと対策をトッパンパッケージプロダクツの小泉文剛さんに解説いただきました。基礎から応用まで,軟包装パッケージの情報収集にお役に立てば幸いです。

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印刷学会出版部のフェイスブックで,業界ニュースなどをタイムリーに発信しています。どうぞご利用ください。
http://www.facebook.com/JapanPrinter

2015年9月28日発行
編集長:末包愛
発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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