週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 6巻39号 2015年10月19日
Japan Printer weekly Vol.6, no.39
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

欧文印刷,フェイスブックの書籍化サービスを開始
 欧文印刷は10月13日,フェイスブックの内容を書籍化するサービスを始めた。専用Webサイト「Mybooks.jp」で個人のフェイスブックのタイムラインを指定し,本のサイズやカラーモノクロなどの項目を選ぶと印刷イメージがPDFで確認できる。文言の修正や写真サイズ変更などの編集も可能。書籍のサイズはA7変形,A6,B6,B5の4種類,50〜480ページから選べる。価格はB6,100ページ,モノクロの場合1420円,カラーで3370円。 1冊から作成できる。

大日本印刷,通知カードをスマホで撮影しマイナンバーを申告できるサービス
 大日本印刷は10月13日,スマートフォンでマイナンバーの通知カードや個人番号カードを撮影するだけで,マイナンバーを勤務先や金融機関などに申告できる「DNPマイナンバーWEB収集サービス」を発表した。企業の従業員や顧客などのマイナンバーの収集を代行するBPOサービスの一環として,2016年1月に提供を始める。

インフィニテック,マイナンバー対応の印刷管理ソフトを発売
 インフィニテックは11月2日,マルチベンダー対応のプリント管理ソリューション「PrintOne V6.0」を発売する。このバージョンではマイナンバーを含むファイルを印刷すると,個人番号などの記録と指定の宛先へ通知を行う機能を追加した。また高精細化したイメージ記録機能を標準搭載し,セキュリティ機能を向上した。2017年1月末には,マイナンバーが記載された文書の強制印刷禁止機能が追加される。

ファイルメイト,FileMaker Pro用の統合オブジェクト生成環境を発売
 ファイルメイトは10月15日,FileMaker Pro用の統合オブジェクト生成環境「ClickGrapher」を発売した。FileMaker でグラフ,グラフィックス,バーコードを自動生成する統合環境で,グラフなどを自動描画するだけでなく複雑なオブジェクト関数も自動生成する。自動生成したオブジェクト関数にFileMakerスクリプトや関数を加えればライブチャートも実装できる。18万円。

日本HP,セキュリティ機能向上のレーザープリンタ発売
 日本HPは10月15日,セキュリティ機能を高めたレーザープリンタ「HP LaserJet Enterprise M506dn」をはじめとした3機種を発売した。 BIOS攻撃の検知と自動リカバリを可能にする機能,安全性が証明されている既知のファームウェアのみをプリンタに読み込み実行することを許可する機能,内蔵メモリを標的にした悪意のある攻撃を監視するための機能が搭載されている。98,000円

富士ゼロックス,色再現性を高めたデジタル印刷機発売
 富士ゼロックスは2月1日,色の再現性を高めたデジタル印刷機「Xerox iGen 5 150 Press」を発売する。カラー,モノクロともにA4判で137ページ/分,最大対応用紙に3面付けすることでA4判換算150ページ/分での出力が可能。また,オプションとして5色目のトナーを提供する。追加のトナーはオレンジ,グリーン,ブルーの3色から選べる。またカラー品質の自動調整機能なども搭載し,オペレーターの介入を低減する。8194万円。

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 デジタル印刷に関して,業態を変えずに印刷会社として何ができるのか。「印刷会社の内情やデジタル印刷への指針」「デジタル印刷のしくみ」「ユーザーの情報」を元に,デジタル印刷の成功への道筋を解説。『印刷会社とデジタル印刷 -成功への道-』
 POD(Print OnDemand)は入念に仕組み作りを工夫することでオフセットでは難しい印刷物や,消費者への効果を作り出すことができる。その特長を活かすための機能や基本原理を解説した入門書。印刷会社以外の総務の方にもわかるようにやさしく解説。『印刷技術基本ポイント POD編』

富士フイルム,年賀状プリント1枚無料キャンペーン
 富士フイルムは10月15日,銀塩写真プリント仕上げの「フジカラーの写真年賀状」の受付をフジカラー商品取扱店とインターネットで始めた。最大9点の写真を使用できる女性向けのデザインや,人気キャラクターを使用したテンプレートなど計463点のデザインが選べる。仕上がり体験キャンペーンとして1枚無料で注文ができる。1枚32円で宛名印刷も可能。

大日本印刷,スマホアプリでhonto会員証の提示が可能に
 大日本印刷とトゥ・ディファクトは10月13日,DNPグループの書店での本探しなどを支援するスマートフォン向けアプリ「honto with」に,hontoポイントサービスが利用できる会員証バーコード表示機能を追加した。同機能は会員証の会員番号をアプリに登録することでバーコードを表示し,書店での買い物時に提示することでポイントが貯まる。hontoポイントサービスを導入している丸善およびジュンク堂書店の72店舗で利用が可能。

吉田印刷所,デザイン用ソフトのバージョンアンケート結果を公開
 吉田印刷所は10月14日,印刷業界やデザイナーを対象に9月に調査したIllustratorやPhotoshopなどのデザイン用ソフトの使用バージョンについてのアンケート結果を公開した。それによると,以前からPhotoshopユーザーは最新版をメインで使用する傾向があったが,Illustrator,InDesignでも最新版をメインで使う傾向が現れてきた。ただ,データの受け渡しでバージョン間のトラブルを防ぐために複数のバージョンを使い分ける傾向は以前と変わっておらず,不具合や使い勝手の問題で最新版以外を使うユーザーが半数を超えていた。

レディバードクラブ,各地で大会
 SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズの顧客などで構成するレディバードクラブは次の大会を予定している。10月26日,第13回中部・北陸地区大会,名鉄ニューグランドホテル。11月4日,第13回九州地区大会,ホテル日航福岡。11月6日第13回東北地区大会,ホテルメトロポリタン仙台。2016年2月2日,東京・関東甲信越静地区合同大会,ホテルニューオータニ東京。

インセンティブショーで販促向け印刷製品を紹介
 販促製品やサービスの国際的な見本市「プレミアム・インセンティブショー」(ビジネスガイド社主催)が10月14〜16日,東京・池袋のサンシャインシティで開かれた。印刷関係会社の出展では,クリアファイルや手帳などの文房具,ペーパークラフトのノベルティグッズ,POPやサイン向けの素材やWebを使った受発注・在庫管理のシステムなどの提案があった。

日本印刷学会,最新の印刷技術と動向を学ぶ
 日本印刷学会は10月16日,東京・越中島のメディアテクノロジージャパンで「元気印の印刷会社になろう:基本を固め,イノベーションに果敢に挑戦,未来を創る」と題しセミナーを開いた。デジタル印刷や後加工,用紙,モニタープルーフの技術,印刷通販の取り組み,IGAS展やdrupa展の動向,について講演と実機見学があった。

富士フイルムデジタルプレス,デジタル印刷機のセミナー・パネル討論開催
 富士フイルムデジタルプレスは10月15日,東京・西麻布の富士フイルムでデジタル印刷のセミナーを開いた。バリューマシーンインターフェイスの宮本泰夫氏が,IGAS2015は前回開催時の“オフセットからデジタルへ”という展示のトレンドから“オフセットとデジタルで(何をするか)”へと変化してきていると話した。またソニービデオ&サウンドプロダクツの田部井有子氏が,同社製品の限定版パッケージにおけるデジタル印刷の活用について解説した。さらにデジタル印刷機を導入した5社によるパネル討論も行い,デジタル印刷機を導入したことによる変化や,今後の展望,改善してほしい点などについて意見を交わした。

EIZO,モニター品質・性能基準「Color Accuracy」の認証を世界で初めて取得
 EIZOは10月16日,同社のカラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge」4機種が,国際的第三者認証機関であるテュフ ラインランドが新たに制定したグラフィックス市場向けのモニターの品質・性能についての基準「Color Accuracy」の認証を,世界で初めて取得したと発表した。

大日本印刷,包装材の寸法そのままに内容量を増やしたパウチ発売
 大日本印刷は10月14日,新形状の「DNP電子レンジ包材(自動蒸通タイプ) アンタッチスルー」を発表した。蒸気口部分の形状を改良することにより,包装材の外形や寸法を変えずに内容量を増やし,充填適性を改善した。

凸版印刷,自立する液体用パウチが焼酎の容器に採用
 凸版印刷は10月13日,空気の力で自立する液体製品用スタンディングパウチ「エアホールドパウチ」が,田酒造の「本格芋焼酎 海童 25%」と「本格麦焼酎 隠し蔵 25%」,若松酒造の「本格芋焼酎 薩摩一 25%」と「本格麦焼酎 白薩州麦 25%」の容器に採用されたと発表した。

凸版印刷,テレビ電話を利用した通訳サービスを開始
 凸版印刷は10月中旬,タブレット端末のTV電話機能を活用した通訳サービスを始める。同サービスは,iPhone,iPad,iPad miniの専用のアプリで言語を選択すると,すぐにネイティブの通訳スタッフとのTV電話画面が起動する。関西国際空港の国際線ロビーや,同空港内免税店において,訪日外国人客への対応サービス向上ツールとして採用されている。

DNPハイパーテック,インテルCPU搭載のAndroid向けクラッキング対策ソフト
 DNPハイパーテックは11月1日,インテルAtomプロセッサー (CPU)を搭載したAndroid端末に対応した,モバイルゲームやモバイルバンキング等のアプリの不正改ざんを防止するクラッキング対策ソフト「CrackProof for Android(インテルAtom版)」を発売する。

大日本印刷,スマホにモバイル決済サービスを追加するサービス
 大日本印刷は2016年春,Gemalto N.V.(ジェムアルト)と業務提携し,NFC(近距離無線通信技術の国際規格)搭載スマートフォンなどにモバイル決済サービスの機能をネットワーク経由で追加するクラウドサービス「DNPスマートデバイス向けクラウドペイメントサービス」を始める。サービスは決済機能だけでなく,ポイントサービスやクーポン,各種会員カード,IDカード等の機能の追加も可能。

凸版印刷,口座開設からポータルサイト機能まで一元化するスマホアプリ
 凸版印刷は10月中旬,金融機関の口座開設やカードローンの申込から口座開設後のポータルサイト機能までを一元化するスマートフォンアプリ「SpeedEntry Mobile」の提供を始める。同アプリは金融機関の口座開設のさいに,スマホのカメラ機能で運転免許証などを撮影する事で,登録情報の入力を補助するほか,口座開設後は情報ポータルアプリとして機能する。サービス導入ライセンスが1000 万円〜,月額運用費が約80 万円〜。

凸版印刷,臨床美術の手法を活かしワークショッププログラムを開発
 凸版印刷は10月下旬より,グループ会社の芸術造形研究所と共同で開発した,臨床美術の手法を活用したワークショッププログラムの販売を始める。美術を通じて脳の活性化,心身のリフレッシュを図るこのワークショップを,同社は社員の健康づくりを目的に社内で展開し,これまで800 人以上が参加している。

大日本印刷,ルーヴル美術館との共同企画が「メセナアワード」大賞受賞
 大日本印刷は10月16日,ルーヴル美術館との共同プロジェクトである「ルーヴル - DNPミュージアムラボ」で開発した美術鑑賞システムを活用したワークショップの取り組みにおいて,企業メセナ協議会が主催する「メセナアワード2015」の大賞を受賞したと発表した。1996年のメセナ普及賞,2005年のアート情報文化賞の受賞に続き,初めての大賞受賞となった。

大日本印刷,オンライン認証の標準化の団体にスポンサーとして加入
 大日本印刷は10月14日,パスワードを用いないオンライン認証の標準化を目的とする国際的な非営利団体FIDO Allianceにスポンサーメンバーとして加入したと発表した。同社は同団体の仕様に準拠した強固なセキュリティと利便性を兼ね備えた認証サービスを,2016年度に始める

米国ダナハーグループの3社,日本での拠点を統合
 米国ダナハーグループ会社の日本法人であるエスコグラフィックス,ビデオジェット社,エックスライト社は10月13日,東京・青海に本社を移転して拠点を統合した。3社のパッケージングに関する製品やソリューションを合わせて顧客に提案することで相乗効果を図る。新しいオフィスには3社の製品やサービスを紹介するショールームも設けている。新住所は,〒135-0064東京都江東区青海2-5-10テレコムセンター西棟6階。

日本出版学会,11月15日に「吉田公彦さんを偲ぶ会」
 
日本出版学会は11月15日に東京・牛込神楽坂の日本出版クラブで,5月9日に死去した第6代会長の吉田公彦氏を偲ぶ会を行う。世話人は同学会と日本エディタースクール。

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10月24日〜11月15日,便利堂が淋派のコロタイプ写本展
 
便利堂は10月24日〜11月15日,京都・弁財天町の同社ギャラリーで「琳派を楽しみ,琳派にふれあうコロタイプ写本展」を開く。阿弥光悦,俵屋宗達,尾形光琳,酒井抱一らの作品の,コロタイプによる写本を展示する。入場無料。10月24日に「琳派という日本独自の伝統的な美意識:琳派のこころとかたち」と題した 講演会も行う。参加無料。
http://qq3q.biz/oDXq

10月24日〜12月25日,素材を活かすデザイン展

 マテリアルコネクション東京は10月24日〜12月25日,東京・南青山のMaterial ConneXion Tokyoで,デザイン企画展「MATERIAL DESIGN EXHIBITION」を行う。素材メーカーとデザイナーにより,素材がこれまで持っていた機能とは異なる新たな価値を見出し,製品プロトタイプの形にした作品を展示する。
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10月28日,リコージャパンがPODのセミナー
 リコージャパンは10月28日,東京・芝浦の同社で「POD実感!セミナーin東京」を行う。カムロックシステムズの百合智夫氏がPDFワークフロー,DF活用・実践ノウハウを,JAGATフェローの相馬謙一氏がビジネスフォーム以外でのデジタル印刷パワーユーザーの動向を報告する。参加無料。要申込,定員60人。
http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/15S025.html

10月29日,フォーム工連が「市場アンケート調査報告セミナー」
 日本フォーム印刷工業連合会は10月29日,東京・新富の日本印刷会館で「市場アンケート調査報告セミナー」を催す。フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査報告,「JAGAT 印刷産業経営動向調査2015」より,「一般印刷の先に:ビジネスを成長に導くDMの先進事例」(米国イーストマン・コダック社ウイル・マンスフィールド)で構成。定員100人(先着順,定員になり次第締切),連合会会員以外も参加可能,要申込。参加無料。
http://www.jfpi.or.jp/JBFA/seminar/Survey%20_seminar.pdf

10月30日,日本出版学会が書誌学の研究会
 日本出版学会は10月30日,東京・八丁堀のハイテクセンターで研究会を開く。「書誌学入門:和本を調べる技術」と題し,元慶應義塾大学附属研究所斯道文庫教授の大沼晴暉氏が,書誌学の目的と方法を解説し和本を調べる具体的な手順を実演する。参加費は一般1500円,会員500円。要申込,定員40人。問合せは,電話03-3313-7347。

11月10日,出版デジタル機構が出版物販促のセミナー
 出版デジタル機構は11月10日,みなとみらいのパシフィコ横浜で開かれる図書館総合展で「アメリカで成功を収めているデジタルを利用した出版物の販促サービス」についてセミナーを行う。Webを活用した積極的な販促を行い,ネット書店やリアル書店で紙の書籍を売り伸ばしているアメリカのFirebrand Technologies社代表のFran Toolan氏がその仕組みを紹介する。参加無料。要申込,定員100人。
http://www.libraryfair.jp/forum/2015/1817

11月10日,大阪でUD検定講習会
 国際ユニヴァーサルデザイン協議会は11月10日,大阪市城見のNEC関西ビルで「UD検定・中級 講習会」を開く。受講料29,700円(税込)。問合せは,電話045-901-8420。

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 障がい者を含めた多くの人が視覚的に情報を理解できるメディア・ユニバーサルデザインという視点。その現状調査や企業・団体の取り組み,技法,適応例をオールカラーで解説。『メディア・ユニバーサルデザイン』

11月13日,日本画像学会が電子写真技術の勉強会
 日本画像学会は11月13日,東京の恵比寿カルフールで電子写真技術の勉強会を催す。HiRAK Consultingの平倉浩治代表が「電子写真は生き残れるのか?!〜前門のIJ,後門のXX〜」と題し話す。参加費は,個人会員(維持会員含まず)1000円,個人会員以外2000円,学生1000円。1ドリンク付き。
http://www.isj-imaging.org/event/imagingcafe/yokoku151113.html

11月17日,リコージャパンが中国の情報セキュリティのセミナー

 リコージャパンは11月17日,東京・築地の同社でセミナー「情報セキュリティの実情と対応策(中国編)」を行う。中国をはじめとするアジアの拠点における,情報漏洩を未然に防ぐためのIT環境構築と運用を紹介する。参加無料。要申込,定員40人。
http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/15S055.html

11月25日,リコージャパンがダイレクトマーケティングのセミナー
 リコージャパンは11月25日,東京・芝浦の同社でセミナー「失敗しないダイレクトマーケティング」を行う。ダイレクトマーケティングの成功法則を,クリエイティブ制作のセオリー,Web施策の要素から解説する。参加無料。要申込,定員30人。
http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/15S051.html

12月4日,画像学会がデジタル印刷関係のシンポジウム
 日本画像学会は12月4日,東京・虎ノ門の発明会館で「デジタル印刷の更なる発展へ向けて:そのための新たな市場と技術とは」と題しシンポジウムを催す。参加費は会員10,000円,非会員17,000円,学生2,000円。問合せは,電話03-3373-9576。

12月5〜13日,スタヂオポンテが九州大で「文字の旅二千年」展
 カリグラフィーの愛好会のスタヂオポンテは12月5〜13日,福岡・箱崎の九州大学総合研究博物館で作品展「文字の旅二千年:手書きアルファベットからデジタルフォントまで」を開く。活版印刷や写植の体験会もある。入場無料。問合せは,電話092-642-4252。

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12月9日,日本出版学会が国際出版の研究会
 日本出版学会は12月9日,東京の上智大学四谷キャンパスで研究会を開く。「Kodansha America Inc.がめざしたもの:国際出版活動の可能性」と題し,元Kodansha America Inc.代表の白井哲氏が,戦後日本の国際出版について講演する。参加費は一般500円,会員無料。問合せは,事務局(info@shuppan.jp)。

2016年2月3〜5日,池袋でpage展
 日本印刷技術協会は2016年2月3〜5日,東京・池袋のサンシャインコンベンションセンターTOKYOで印刷関連のデータ処理,プリプレスシステムの展示会pageを開催する。出展は140社508小間,来場者見込みは68,000人。
http://www.jagat.or.jp/cat8

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2015年10月号【特集:フレキソとラミネート】
 今月号も8月号,9月号に続き,パッケージ系の特集です。
 日本印刷学会のフレキソ研究会は6月と8月に研究例会を開きました。本特集では6月の活動をレポートしました。また,フレキソ印刷機についてアルテックの星丘純男さんに,軟包装では欠かせないラミネートに関してトラブルと対策をトッパンパッケージプロダクツの小泉文剛さんに解説いただきました。基礎から応用まで,軟包装パッケージの情報収集にお役に立てば幸いです。

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2015年10月19日発行
編集長:末包愛
発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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