週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 7巻9号 2016年3月7日
Japan Printer weekly Vol.7, no.9
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

BookLive,iOSマンガアプリを公開
 BookLiveは2月29日,iOSマンガアプリ「マンガきゅんと」を公開した。アプリ内で提供される少女・女性向けマンガが無料で閲覧でき,マンガを読み終えるとポイントを取得できる。ポイントはサービス内の公開前作品の先読みや利用対象作品の閲覧などに使用できる。3月14日まで,1日に1回メニューから取得できるポイントが10倍になるキャンペーンを行っている。

DNPアートコミュニケーションズ,彦根城博物館所蔵作品の画像データを貸出
 大日本印刷の子会社で,美術関連のコンテンツビジネスを行うDNPアートコミュニケーションズは3月1日,彦根市立彦根城博物館が所蔵する作品の画像データ貸出サービスを始めた。

凸版印刷,テレビ通話型の通訳サービス開始
 凸版印刷は3月4日,タブレット端末やスマートフォンのテレビ電話機能を活用した映像通話型の通訳サービス「とーく de TALK」の提供を本格的に始めると発表した。同サービスは専用のアプリで言語を選択すると,日本語・英語・中国語・韓国語に対応した通訳スタッフとのテレビ電話画面が起動する。また,通訳スタッフだけでなく製品・サービスの専門スタッフを交えた複数拠点間でのコミュニケーションも可能。

ピクア,レーザープリンタ対応のアイロン転写プリントキットを発売
 ピクアは,3月1日,カラーレーザープリンタで出力した画像を,アイロン方式の転写プリントできるキット「アイロッピー」を発売した。画像部分だけに定着する接着剤により,軟質・硬質を問わずさまざまな材質や形状の素材に密着強度の高い転写ができる。また画像の裏面に白打ちが着き,転写する素材の色に左右されない発色が可能。キットにはアイロン,転写紙,接着剤,白転写箔,転写用具が含まれる。価格は5万円。

セイコーインスツル,堅牢性が高いモバイルプリンターを発売
 セイコーインスツルは3月3日,耐衝撃性や防塵,防滴性を持つ業務用モバイルプリンター「MP-A40-B06JK1」「MP-A40-W06JK1」を発表した。2mの高さからの落下でも故障しない設計で,屋外の現場や工場など過酷な環境でも使用できるほか,ワイヤレス接続にも対応する。8月下旬発売。オープン価格。

キヤノン,小学生向け写真教室の参加募集
 キヤノンは4月18日まで,写真教室「ジュニアフォトグラファーズ2016」への参加校,団体を募集している。自然をテーマとした撮影の体験を通じ,子どもたちの環境に対する意識,感性を育むことがねらい。実施時期は5〜11月。募集数は8〜10校・団体。参加無料。

クリエイションギャラリーG8,30年間のグラフィックデザインを一堂に
 東京・銀座のクリエイションギャラリーG8は3月18日まで,グラフィックデザイン専門のギャラリーとして1985年に設立した同ギャラリーの30年間を振り返る「30年30話」展を開いている。1985年から2015年までの展覧会で展示された,ポスターや書籍,パッケージ,プロダクトなどを紹介しており,亀倉雄策氏や浅葉克己氏など当時を彩ったデザイナーの作品を見ることができる。

電子書籍のアクセシビリティを考える
 立命館グローバル・イノベーション研究機構と立命館大学は3月2日,日本橋のステーションコンファレンス東京で「電子書籍の出版・流通と図書館の課題:読書アクセシビリティを中心に」と題しシンポジウムを開いた。日本の電子書籍や電子図書館のアクセシビリティ向上について,立命館大学の松原洋子教授と東洋大学の松原聡副学長から研究発表があったほか,両氏と静岡県立大学の石川准教授,専修大学の植村八潮教授,総務省の今川拓郎氏,大日本印刷の盛田宏久氏,立命館大学の湯浅俊彦教授によるパネル討論が行われた。予算や人材不足の問題で図書館の電子化対応が進まないことや,著作権やライセンスの問題でアクセシビリティの高い読み上げ機能つき電子書籍が制作されないこと,4月に施行される「障害者差別解消法」などについて議論が交わされた。

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 出版デジタル機構 元会長の植村八潮氏(専修大学教授)が,現在の電子書籍ブームへの軌跡を10年以上に渡り追い続けた記録を一冊に集約。『電子出版の構図』
 いま,2000年以上人間とともにあり,その文化の根幹を形づくってきた「本」の存在が揺らいでいる。改めて,本とは一体何なのか。本の歴史とICT技術の発展の双方を見つめ続けてきた中西秀彦氏が,「本」と印刷,そして情報化社会を生きる人間の今と未来を語る。『電子書籍は本の夢を見るか–本の未来と印刷の行方–』

大日本印刷,hontoと丸善&ジュンク堂ネットストアを統合
 大日本印刷は4月11日,同社グループのトゥ・ディファクトが運営する,紙書籍・電子書籍の販売と,実店舗の書店と連携したサービスを提供するWebサイト「honto」に,同グループのHONが運営するネット通販サイト「丸善&ジュンク堂ネットストア」を統合する。これにより,書店での取り置きサービスや在庫などを拡充する。

凸版印刷,福島の復興支援を題材の企業向け研修プログラム
 凸版印刷は2月,法人研修を手がけるグロービス・コーポレート・エデュケーションと,福島の震災復興を担う人材の育成事業を展開する「あすび」と福島県と共同で,東日本大震災で被災した福島の復興支援を題材とした企業向け研修プログラムを開発した。同プログラムでは,2泊3日の合宿形式で,被災地での社会的課題の現地調査と分析,復興事業プランの策定に取り組む。

凸版印刷,イスラム教徒に配慮した製品パッケージの制作支援
 凸版印刷は4月より,イスラム教徒の文化や慣習に配慮した製品パッケージの制作サービスを始める。イスラム教徒の訪日観光客のニーズや好みに合致するデザイン表現や,原材料などの表現手法など,調査から企画・開発,製造までを総合的に支援する。今後,製品パッケージだけでなく,情報サービスなどにも展開していく。

共同印刷,FOOD Pack &Logistics 2016に出展
 共同印刷は,3月9〜11日に幕張メッセで開催されるFOOD Pack &Logistics 2016展に,調味料・洗剤といった液体からシリアルなどの顆粒物まで使用できるキュービック型のフィルム製コンテナー「PacXpert packaging technology」や,高いバリア性で内容物保護に優れた食品向けのチューブなど,食品・飲料業界向けの各種パッケージを出品する。

日本写真印刷,小学館の豪華美術書にデジタル印刷技術が採用
 日本写真印刷コミュニケーションズは3月1日,同社が開発したカラーデジタル印刷システムが小学館の豪華美術書『Eternal Collection 2016・春』に採用されたと発表した。同システムは独自のカスタマイズと製版技術を基にしたソフトウェアの組み込みにより構成され,オフセット印刷と同等の色調再現が可能なほかロットの大小を問わずさまざまな用紙へ対応できる。

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 デジタル印刷に関して,業態を変えずに印刷会社として何ができるのか。「印刷会社の内情やデジタル印刷への指針」「デジタル印刷のしくみ」「ユーザーの情報」を元に,デジタル印刷の成功への道筋を解説。『印刷会社とデジタル印刷 -成功への道-』
 POD(Print OnDemand)は入念に仕組み作りを工夫することでオフセットでは難しい印刷物や,消費者への効果を作り出すことができる。その特長を活かすための機能や基本原理を解説した入門書。印刷会社以外の総務の方にもわかるようにやさしく解説。『印刷技術基本ポイント POD編』

キヤノン,インクジェットプリンタがUDの推奨製品に選定
 キヤノンは3月3日,ビジネス向けインクジェットプリンタ「MAXIFY(マキシファイ)」4機種が,ドイツのiFユニバーサルデザイン&サービスが主催する国際的なデザイン制度「recommended:UNIVERSAL DESIGN」において,専門家が選定するユニバーサルデザインの推奨製品に選ばれたと発表した。

小森コーポレーション,プリントオンデマンドのビジネス提案
 小森コーポレーションは2月19日,東京・本所吾妻橋の同社でプリントオンデマンドのセミナーを開いた。デジタル印刷機と周辺機器による制作物で,幼稚園や保育園などの活動を支援するチャイルドケアビジネスを解説した。入園案内や菓子箱,封筒の出力を実演したほか,フォトブックの見本も見せた。また,印刷機の生産性を向上させるクラウド情報分析サービスも紹介した。

HP,drupa2016で幅広いデジタル印刷ソリューションを展示
 HP社および日本HPは3月1日,国際印刷・メディア総合機材展drupa2016(5月30日〜6月10日,ドイツ・デュッセルドルフ)で,最新のデジタル印刷技術を含む幅広いデデジタル印刷ソリューションを展示すると発表した。また会場では,印刷工程を管理するためのクラウドベースのオペレーティングシステム「HP PrintOS(プリントオーエス)」を発表し,初披露する。

インフォトレンズ,海外におけるイメージング市場動向を報告
 インフォトレンズは2月29日,東京コンファレンスセンター品川で,海外におけるカメラの販売や写真プリントに関する市場動向のセミナーを開いた。写真プリントではフォトブックなどの商材が,顧客のリピート率の高さや,潜在的顧客の存在から堅調な成長が予想される。スマートフォンなどのモバイル端末は,写真印刷を注文するアプリなどの普及がプラスの要因となっているが,同時に写真の電子的な共有手段であるという阻害要因とも考えられる。

日本印刷産業連合会,インバウンド戦略の報告
 日本印刷産業連合会は3月2日,東京・新富の日本印刷会館でインバウンド戦略のシンポジウムを開いた。クールジャパン機構の小糸正樹氏とジャパンインバウンドソリューションズの中村好明社長が講演し,両氏と,JTBパブリッシンングの岡田典幸氏,凸版印刷の藤沢修氏による,「スマート・インバウンド・ソリューションへの挑戦と課題」をテーマとしたパネル討論を行った。

日本フォーム印刷工業連合会,ISO改訂の説明会
 日本フォーム印刷工業連合会は3月25日,東京・新富の日本印刷会館で,「ISO 2015年版改訂説明会」を行う。アイ・シー・エルの藤木廣光氏とPGネットシステムの阿部和由氏が講演する。また,説明会の冒頭で「印刷産業向けISO14001」の取り組みについて日本印刷産業連合会から発表を行う。

印刷OEM研究会,3月定例会を開催
 印刷OEM研究会は3月16日,東京・鵜の木の金羊社で定例会を開く。

大日本印刷,インドネシアキャッシュカード販売大手と合弁会社設立
 大日本印刷は3月2日,インドネシアのキャッシュカード製造・販売最大手であるPT. Wahyu Kartumasindo Internationalと,合弁会社PT. Wahyu DNP Bureauを設立すると発表した。PT. Wahyu DNP Bureauはインドネシア市場向けにICキャッシュカードなどの発行サービスを提供する。

富士フイルムホールディングス,東洋経済CSR企業で1位
 富士フイルムホールディングスは2月29日に発表された東洋経済CSR(企業の社会的責任)企業ランキングで1位を取得し,2年連続のトップとなった。コンプライアンス優先の徹底,全社員への行動規範ガイドブックの配付,役職者研修,説明会の実施で社員全体の意識を高めている点などが評価された。また2位に富士ゼロックス,9位にキヤノンがランキング入りした。

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3月8〜11日,東京ビッグサイトで流通情報システム総合展
 第32回流通情報システム総合展「リテールテックJAPAN 2016」が3月8〜11日,東京ビッグサイトで開催される。主催は日本経済新聞社。キヤノンマーケティングジャパンは,体験型の店舗空間を再現し,店舗運営における業務の効率化,映像による店舗プロモーションなど,リテールのさまざまなシーンで活用できるソリューションの出展する。
https://messe.nikkei.co.jp/rt/

3月9日,ITmediaがASEAN市場進出のセミナー
 ITmediaは3月9日,東京の青山ダイヤモンドホールでASEAN市場進出のセミナーを行う。コニカミノルタの山内浩氏が「グローバル企業の出力環境インフラストラクチャーの最適化」をテーマに講演するほか,多方面の企業からASEAN市場攻略に関する講演者が登壇する。参加無料。要申込。
https://itmedia.smartseminar.jp/public/application/add/1248
 また,コニカミノルタはセミナー開催を記念して企業内でのプリントコスト削減に関する無料個別説明会を行う。要申込。
http://ur0.xyz/srHt

3月9日〜4月5日,「書誌学の父」ゲスナーにまつわる古書展
 丸善雄松堂のワールド・アンティーク・ブック・プラザは3月9日〜4月5日,東京の丸善・日本橋店内の同プラザで「文庫と書誌と書籍業の歴史」をテーマに古書を展示する。スイスの博物学者で「書誌学の父」と呼ばれるコンラート・ゲスナーの生誕500年を記念し,ゲスナーが文献情報を収集してまとめた蔵書録,出版書誌,書籍業や蒐書の歴史に関する書物を,古書から現代刊の復刻本まで,約100冊を紹介する。問合せは,電話050-3797-7484。

3月10日,日本マス・コミュニケーション学会がメディア倫理の研究会
 日本マス・コミュニケーション学会は3月10日,東京・内幸町の日本新聞協会で研究会を開く。「出版ビジネスの観点から考える少年事件とメディア倫理」をテーマに,新潮社の石井昂氏が発表する。参加無料。問合せは,東京国際大学の上原伸元氏へ(nuehara@tiu.ac.jp)。

3月10・23日,東京でデザインプロセスのワークショップとセミナー
 Tooは3月10日,東京・虎ノ門の同社でデザインプロセスを体験できるワークショップを開く。また3月23日,東京・渋谷のグッドパッチでプロトタイピングツールを紹介するセミナーを開く。参加無料。問合せは,電話03-6757-3123。

3月11日,DNPアートコミュニケーションズが仕掛け絵本の講演会
 DNPアートコミュニケーションズが運営するアート情報提供施設メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンドは,3月11日に東京・銀座の同施設で講演会を開く。「これは書物か,絵本か,玩具か。:世界の仕掛け絵本の変遷と進化を探る」と題し,武蔵野美術大学美術館・図書館の本庄美千代氏が,仕掛け絵本の歴史や魅力を語る。参加費1000円。要申込。
 なお同施設は3月30日まで,鎌倉にある仕掛け絵本の専門店「メッゲンドルファー」の仕掛け絵本を中心に展示・販売している。
http://www.mmm-ginza.org/event/event.html

3月11日,軟包装のオフセット印刷についてのセミナー
 印刷技術懇談会は3月11日,中野坂上の東京工芸大学で「軟包装のオフセット印刷について」のセミナーを開く。熱の影響を受けやすいシュリンクフィルムやOPP,FPTなど,代表的なフィルム基材への印刷が可能となった軟包装オフセット印刷が,業界が抱えている問題解決の糸口となることを学ぶ。参加費1000円。要事前予約。
http://kokucheese.com/event/index/379025/

3月15日,大阪でウイリアム・モリスのデザインの講演会
 モリサワは3月15日,大阪・敷津東の同社で「モリサワ文字文化フォーラム」を開く「ウイリアム・モリスの軌跡:120年を超えて愛される美しきデザインとケルムスコット刊本」をテーマに大阪大学の藤田治彦教授と,グラフィックデザイナーの白井敬尚鵜氏が講演する。参加無料。定員100人。要申込。
http://www.morisawa.co.jp/culture/forums/upcoming/3161

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 和文を中心に文字,書体に焦点をあて,書籍や雑誌をはじめとした印刷媒体や,さらにデジタル機器の表示までの文字の基本,デザインへの応用までを多数の図版を使ってオールカラーで解説。『印刷技術基本ポイント 文字・書体編』
 組版とページ割りの基本知識をカラー図版とわかりやすい説明でまとめた,初歩的な知識がすぐに身につく基本テキスト。『印刷技術 基本ポイント組版・ページネーション編』

3月15・23・25日,JPOが出版情報登録センターの説明会
 日本出版インフラセンター(JPO)は3月15・23日に東京・神楽坂の日本出版会館で,25日に京都・南区のPHP研究所で,出版情報登録センターのデータ仕様変更に関する説明会を行う。変更の概要やWebでの入力方法のほか近刊情報から出版情報へ進化比較について紹介する。
http://ur0.xyz/srI0
http://ur0.xyz/srI3

3月16日,名古屋で3Dプリンタを使った最新モノづくりセミナー
 Tooは3月16日,同社名古屋支店で,データ作りのポイントから最新3Dプリンタまでを紹介するセミナーを開く。3Dプリント向けデータ作成のポイントやデータチェックなどのノウハウに加え,3DCADモデリングソフトや3Dプリンタなど最新機材とモノづくりの一連の流れを紹介する。参加費無料。要事前予約,定員20人。
http://www.too.com/event/y2016/3dprinter_Mar/

3月16〜21日,大阪で物語の箱をテーマにデザイン展
 日本パッケージデザイン協会会員で構成されるパッケージデザイナーグループpakection!は3月16〜21日,大阪・南船場のカルタビアンカでパッケージデザインの展覧会「SE7EN展」を開く。「浦島太郎」や映画「セブン」など物語に登場する箱をテーマに,7人のデザイナーの作品を紹介する。入場無料。
http://pakection.com/ex5/

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 音楽ジャケット制作エピソード徹底解剖!デザイナーがこだわり抜いた音楽パッケージのデザインクリエイティブと製造技術,それらに関わる人々のエピソードを豊富な写真とインタビューで紹介。アーティストとデザイナーと製造技術者の三位一体で出来上がる「音楽のモノづくり」の魅力を物質的・視覚的な観点から解説します。『ミュージック・ジャケット・ストーリーズ-見て楽しむ特殊パッケージの世界-』【新刊】

3月17日,名古屋でユニバーサルデザインの試験やシンポジウム
 国際ユニヴァーサルデザイン協議会と名古屋学芸大学は3月17日,愛知県日進市の同大学で「国際ユニヴァーサルデザイン会議2016プレイヴェント」を開く。UD検定の初級と中級の講習会および試験を行うほか,シンポジウムや「IAUDアウォード」の表彰式,交流会(参加費3000円)も行う。要申込。
http://www.iaud.net/event/archives/1601/26-174623.php

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 障がい者を含めた多くの人が視覚的に情報を理解できるメディア・ユニバーサルデザインという視点。その現状調査や企業・団体の取り組み,技法,適応例をオールカラーで解説。『メディア・ユニバーサルデザイン』

3月17日,でるべんの会がフリー書店員の勉強会
 でるべんの会は3月17日,東京・水道橋の内海で「フリーランス書店員という生き方:久禮書店の1年間を振り返る」をテーマに勉強会を行う。昨年フリーの書店員として独立し,書店のリニューアルやブックカフェの立ち上げに携わってきた久禮亮太氏にその働き方や可能性を聞く。
http://my.formman.com/form/pc/IuZ3mlXvML915uvE/

3月17日,エックスライトが分光濃度・測色計のワークショップ
 エックスライトは3月17日,東京・青海の同社で分光濃度・測色計「eXact」の機能を紹介するワークショップを開く。Japan Colorの標準印刷認証に対する合否判定の方法や,Japan Colorターゲットによるインキ壺管理などを解説する。参加無料。要申込,定員20人。
http://www.xrite.co.jp/event.html

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2016年3月号【特集:寒さと乾燥の印刷現場】(好評発売中)
 印刷は,インキや版,印刷機械などの資材や機材,そして温度や湿度をはじめとした印刷工場の環境など,変動要素が多い技術です。そのため顧客は理解できないかもしれませんが,安定した色や濃度の印刷は非常に難しいものがあります。温度・湿度の変化に対し今月号が参考になれば幸いです。

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2016年3月7日発行
編集長:末包愛
発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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