週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 7巻36号 2016年9月26日
Japan Printer weekly Vol.7, no.36
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

東京国際ブックフェア,工夫を凝らした装幀に注目集まる
 9月23〜25日,有明の東京ビッグサイトで東京国際ブックフェアが開かれた。日本印刷産業連合会と日本書籍出版協会が主催の造本装幀コンクールでは,文部科学大臣賞『On the beach 1/2』(ヨーガン・レール著,小池一子執筆,発行:HeHe,装幀:松浦秀昭,印刷・製本:大洋印刷),経済産業大臣賞『サイエンスペディア1000』(ポール・パーソンズ著,古谷美央訳,発行:ディスカバートゥエンティワン,装幀:辻中浩一,印刷・製本:共同印刷),東京都知事賞『SHUNGA』(春画展日本開催委員会編,発行:永青文庫,装幀;高岡一弥,印刷:凸版印刷,製本:若林製本工場)が受賞した。

モリサワ,ツーリズムEXPOジャパンで多言語対応観光案内を紹介

 9月23〜25日,有明の東京ビッグサイトでツーリズムEXPOジャパンが開かれた。モリサワは大阪観光局と関西エアポート,南海電気鉄道と共同で出展し,同社が配信している多言語での観光案内表示に対応したアプリ「Catalog Pocket」を紹介した。

日精ピーアール,浮世絵を印刷で再現
 日精ピーアールは10月12日,有楽町の東京国際フォーラムで開かれる「江戸・TOKYOわざとテクノの融合展」に出展する。歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」のうちの12作品を,初版刷りの色相で再現した印刷物を「浮世絵版画」として出品する。また,美人画も展示する。

東洋インキ,高機能素材を出展
 東洋インキは9月28〜30日,有明の東京ビッグサイトで開かれる材料と技術の複合展「エヌプラス」に出展する。UV硬化型機能性ハードコート剤やデジタル印刷物対応のコーターニス,UV硬化型スクリーン印刷による加飾表現ソリューションなど機能性素材を紹介する。
 また同社は10月4〜7日,東京ビッグサイトで開かれる「TOKYO PACK:東京国際包装展」にグループ会社と共同で出展する。安心・安全,環境保全,高意匠,の3つの視点から同社の各種ソリューションを紹介する。

FFGS,包装展でパッケージソリューションを紹介
 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは10月4〜7日,有明の東京ビッグサイトで開かれる「TOKYO PACK:東京国際包装展」に,FFGSグラフィックサプライと共同で出展する。水性フレキソ印刷やインクジェットデジタル印刷機を柱とした最新のパッケージソリューションを紹介する。また10月5・6日に,同会場から神奈川・足柄の同社デモセンターの見学を行うツアーも実施する。

帝国インキ,高精細スクリーンインキなどを出展
 帝国インキ製造は10月4〜7日,千葉の幕張メッセで開かれる映像・情報・通信の国際展示会「CEATEC JAPAN」に出展する。高品位・高精細スクリーンインキのシステムを用いた印刷や成形品,そのほか機能性印刷や成形品を紹介する。

日販・図書館流通センター,図書館向け書籍見本市
 日本出版販売(日販)とTRCは12月16日まで,全国の都市部11会場を巡りながら,学校・公共図書館向けの書籍見本市「図書館のためのブックフェア」を行っている。日販と出版社が選書した書籍約1万3000冊が見本展示され,図書館関係者は内容を確認し,その場で注文することができる。また,会場では図書館向けのデジタルアーカイブシステムやCDやDVDのメディア研磨機,本の消毒機,空調システムなどの商材など本以外の幅広い商材も紹介されている。

コンテンツワークス,パンフレット作成サービスに新商品
 コンテンツワークスは9月15日,PCやスマートフォンでパンフレットを作成できるサービス「MEME PAPER(ミームペーパー)」の新商品として「リーフレット」の提供を始めた。仕様はA5判またはA4判の2つ折りで,4色印刷。価格は税別で,A5判が10部の場合1400円〜,A4判が10部の場合2200円〜。

凸版印刷,VRとGPSを組み合わせた旅行者向け観光アプリを提供
 凸版印刷は9月21日,バーチャルリアリティ(VR)と全地球測位システム(GPS)を組み合わせた旅行者向け観光アプリ「ストリートミュージアムアプリ」の提供を始めた。同アプリは,現存しない城郭などの史跡をVRコンテンツで再現し,音声付きの映像解説や,GPSで実際の地図と連動した古地図などを,スマートフォンやタブレット端末で見ることができる。第一弾として江戸城,和歌山城,福岡城,肥前名護屋城(佐賀),高松城,屋嶋城(香川)をラインナップした。

大日本印刷,“未来の旅行”のコンテストを開催
 大日本印刷とDNPデジタルコム,JTBパブリッシングは9月10日,東京・市ヶ谷の大日本印刷で,ITを使って未来の旅行を変える「TRAVEL×IT CONTEST」のプレゼンテーション大会を開いた。約200件の応募の中から1次選考で選ばれた10件のアイデアについて各応募者から発表があり,大賞を下穂菜美氏と河村拓氏の「TraveRing」が受賞した。
 同アイデアは,歩く振動で発電する腕輪型GPS機能付きWi-Fiポータブルデバイスで滞在スポットと位置情報が自動的に保存され,さらに自分だけのオリジナルのガイドブックが贈られるというもの。アクティブシニア層に対して人生の新たな再出発を彩る「本来の旅行」を提供することを目的とした。

富士フイルム,インスタントカメラに正方形仕様
 富士フイルムは9月20日,撮ったその場ですぐにプリントできるインスタントカメラシリーズ「instax」で,画面が正方形の「スクエアフォーマット」を採用したフィルムおよびカメラを2016年春に発売すると発表した。

キヤノン,高精細EVFを内蔵したミラーレスカメラを発売
 キヤノンとキヤノンマーケティングジャパンは11月下旬,高精細EVF(電子ビューファインダー)を内蔵したミラーレスカメラ「EOS M5」と,ミラーレスカメラ専用高倍率ズームレンズ「EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM」を発売する。前者は視野率約100%,約236万ドットのEVFを内蔵。APS-CサイズのCMOSセンサーにより,約2420万画素が撮像と位相差AFの両方を兼ねて機能し,素早い合焦と滑らかな追従を行い,AF・AE(自動露出制御)追従で最高約7コマ/秒,AF固定で最高約9コマ/秒の連写が可能。

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 日本を代表する雑誌「アンアン」「クロワッサン」「エル・ジャポン」などで鋭感覚のレイアウトをプロデュースしてきた著者が,理論と技法を多数の実例でわかりやすく展開する。『写真を活かすレイアウト』

リコー,出力速度向上のA3カラープリンタ発売
 リコーは10月13日,A3カラープリンタRICOH SP C841と同840を発売する。連続出力速度を従来機の50枚/分から,55枚/分に向上した。また,10.1インチの大型タッチパネルを搭載し,消耗品の交換手順を動画で表示するなど,操作性向上を図っている。31万8000円〜。

マックス,110枚綴じの電子ホッチキスを発売
 マックスは9月12日,110枚の書類を綴じることができ,綴じ裏を平らにする機構を搭載した電子ホッチキス「EH-110F」を発売した。1回の針の装填で連続4000本の綴じ作業ができる。

アドビ,画像公開プラットフォームのベータ版公開
 アドビシステムズは9月21日,「Adobe Stockコントリビューターサイト」のパブリックベータ版を公開した。これは,写真やイラスト,ビデオ,ベクターを投稿して販売するためのプラットフォームで,「Adobe Stock」にコンテンツを投稿するとPhotoshop CCやIllustrator CC,InDesign CCなどのアプリケーション内で,同アプリケーションの利用者に自分の作品を公開することができる。ベータ版はLightroom CCとBridge CCから画像の投稿が可能。

アンテナハウス,PDF活用ソフトの5製品を同梱したパッケージを発売
 アンテナハウスは10月14日,PDFの作成,編集,一括Office変換,OCR変換,記入の機能をもったソフト「瞬簡PDFシリーズ」の5つを同梱したパッケージ「瞬簡PDF 統合版9」を発売した。価格は税抜で,CD-ROM版1万8800円,ダウンロード版1万4800円。

EIZO,写真プリント色合わせソフトウェアをアップグレード
 EIZOは9月13日,モニター画面と写真プリントを簡単に色合わせできるソフトウェア「Quick Color Match(クイックカラーマッチ)」をVer.2に更新し,提供を始めた。同ソフトは同社とアドビシステムズ,セイコーエプソン,エプソン販売,キヤノン,キヤノンマーケティングジャパンが共同で開発した,カラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge」専用のソフト。
 同社は9月30日より,札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡で同ソフトを体験するワークショップも行う。

VPJ,マーケティングアセット管理システムを発売
 ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは9月14日,マーケティングアセット管理システム「CIERTO(シエルト)」を発売した。同製品は,カタログやWeb,プロモーションビデオ,チラシ,DM,ECサイトなどの企業のマーケティング活動に関わるあらゆるデジタル資産の一元管理を行う。

富士フイルム,写真店向け小型インクジェットプリンタ開発
 富士フイルムは9月20日,独自の4色インクシステムと解像度1200×1200dpiのヘッドの組み合わせで高画質プリントを図った小型インクジェットプリンタ「Frontier(フロンティア)DE100」を開発したと発表した。同製品は設置面積0.21m2,重量約26.5kgで,光沢紙や半光沢紙,絹目紙に対応。正方形や長尺の出力も可能。写真店のプリントサービス向けに,2017年春に発売する。

大日本印刷,デジタル写真プリンタを世界市場で発売
 大日本印刷は9月16日,昇華型デジタル写真プリンタ「DP-DS820」をグローバル市場で順次発売すると発表した。同製品は,1台のプリンタで標準タイプと高画質タイプの2種のインクリボンと受像紙の使用が可能。インクリボンは染料の見直しとプリンタのエネルギーコントロールの最適化により,黄・紅・藍の各色の再現性の向上と階調性の拡大を図ったほか,黒色の最大濃度を高めた。出力サイズは8インチとA4判の幅に対応し,さらにソフトウエア開発キットを使うことで最大813mmの長尺出力もできる。

EIZO,軽量化したカラーマネージメント用液晶モニター発売
 EIZOは10月7日,27型カラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CG2730」と「同CS2730」を発売する。従来機と比べ,デザインを一新し重量を30%軽減し8.9kgに抑え,背面に持ち手を装備することで持ち運びがしやすくなっている。オープン価格。

大日本印刷,家計簿アプリにアンケート機能
 大日本印刷は9月15日,レシートをスマートフォンで撮影すると家計管理ができるアプリ「DNP家計簿アプリ レシーピ!」に,商品の購入理由などを聞くアンケートが実施できる機能「レシーピ!ワンタップアンケート」を追加した。アンケートの結果と購買データを掛け合わせることで,企業は購入者の意識と購入実態を比較分析できる。

日本製紙,シャンプーの差し替え容器を開発
 日本製紙は9月14日, 紙パックを活用した新しいシャンプー容器「SPOPS」を発表した。 詰め替え式のパウチ容器に代わる,差し替え式の紙パック容器で,外側のディスペンサー部分と内側のカートリッジ部分(紙パック)を差し替えることで新しいものと交換ができる。

大日本印刷,50kgの重さに耐えられる段ボール製什器を発売
 大日本印刷は10月,最大50kgまでの重さに耐えられ,外装を部品として利用する廃棄ゼロ設計で,設置や撤去が容易な段ボール製什器「DNP外装兼用販売台 エコデス ストロング」を発売する。同製品は販売用の什器として使用したあとに折りたたみ直すと輸送用の箱に戻るほか,2台を組み合わせることで,デジタルサイネージなどの大型ディスプレーの設置台としても使用できる。

凸版印刷,内箱に穴の空かないシェルフレディパッケージ
 凸版印刷は9月下旬,箱の上部を押し込んで引き上げるだけで店頭陳列が可能な「トッパン・シェルフレディパッケージ ダブルカートンタイプ」を発売する。二重構造のため,開封時に内箱に穴を空けてしまう恐れがなく,内箱には印刷による意匠表現も可能。また従来品と比べて強度を約30%向上し,保管配送時にパレットで一度に積段できる数量を約2倍に増加した。

凸版印刷,マルチ・セル一体型梱包材を発売
 凸版印刷は9月下旬,外箱と中仕切りが一体化し,外箱を開くだけでセットアップが可能なマルチ・セル一体型梱包材「マルチセルケース」を,半製品や中間部品などを搬送するさいの集積梱包材として発売する。同製品は,別々の部材で構成された外箱と中仕切りを組み立てる従来の方法に比べて,現場での組み立て負荷を約3分の1に軽減する。また約10%の減容化,約35%の軽量化になる。

凸版印刷,レトルト食品向けの環境配慮型ハイバリア包材を開発
 凸版印刷は9月16日,レトルト食品向けの環境配慮型ハイバリア包材として,透明ハイバリアフィルムの基材とメカニカルリサイクルPETフィルムを用いた「GL-AR-NF(ジーエル・エーアール・エヌエフ)」を開発したと発表した。9月下旬よりサンプルの出荷を始める。後者のフィルムはリサイクル樹脂の使用比率80%を図ったもので,このフィルムを用いたレトルト対応の透明ハイバリアフィルムの開発は世界初という。

インフォトレンズ,国内のスキャナの市場予測を発表
 インフォトレンズは9月14日,国内ドキュメントイメージスキャナ市場の規模と予測を発表した。2015年の販売台数は12.3 万台で前年比成長率は-9%。販売金額は95億円で,前年比横ばいだった。2020年には販売台数20万台,販売金額110億円に成長する見込み。

日本印刷技術協会,「印刷の再成長−市場の創出」テーマに大会
 日本印刷技術協会は10月7日,東京・関口の椿山荘で「印刷の再成長−市場の創出」をテーマに大会を開く。特別講演は,『日本はなぜ負けるのか:インターネットが創り出す21世紀の経済力学』の著者・藤原洋氏(ブロードバンドタワー会長兼社長CEO)。

日本出版学会,トーハン桶川SCMセンターを見学
 日本出版学会は9月16日,埼玉のトーハン桶川SCMセンターで見学会を開いた。同センターの書籍の送品,返品で用いられる自動仕分け機や,返品書籍が格納される大型の立体倉庫,書店からの書籍注文に即時対応するためのEC事業の出庫システムなどを見学した。

日本印刷産業連合会,印刷の月式典開催
 日本印刷産業連合会は9月14日,東京・紀尾井町のホテルニューオータニで「9月印刷の月」記念式典を開いた。印刷の月は,印刷を広く社会に普及,認識してもらうための取り組み。講演会では,日本製紙石巻工場の復興に関し,同社の佐藤信一専務執行役員が語った。また,同連合界の印刷功労賞,印刷振興賞,特別賞,および印刷産業環境優良工場の表彰を行った。受賞者は月刊『印刷雑誌10月号』参照。

大日本印刷,文教堂を連結子会社から持分法適用会社に
 大日本印刷は9月12日,文教堂グループホールディングスの普通株式について,前者が保有する株式の一部を日本出版販売(日販)へ譲渡する契約の締結を決議した。また,大日本印刷の連結子会社・丸善ジュンク堂書店も,文教堂の普通株式について保有する株式のすべてを日販へ譲渡する契約の締結を決議した。これにより文教堂は大日本印刷の連結子会社から持分法適用会社となる。

凸版印刷,電子チラシサービスで台湾の旅行会社と提携
 凸版印刷は9月13日,同社が運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」の訪日外国人向けの買い物情報サービスの利用機会を増やすため,台湾の大手旅行代理店である東南旅行社股イ分有限公司の旅行サイト「東南旅遊」など3社と提携したと発表した。これにより電子チラシを配信する仕組みを活用して,訪日前および訪日中の中国語圏からの旅行者に対して,家電量販店,ドラッグストア,スーパーを中心とした流通企業のチラシをはじめとする買い物情報を届ける。

大日本印刷,社会的責任投資指標の構成銘柄に選定
 大日本印刷は9月15日,社会的責任投資指標の一つ「Dow Jones Sustainability Indices(DJSI AsiaPacific)」の構成銘柄に選ばれたと発表した。同指標は米国のS&P Dow Jones Indices社と,スイスのRobecoSAM社が共同で開発した株式指標。アジア太平洋地域の大企業を対象に,経済,環境,社会の側面で持続可能性についての評価を行う。今回,大日本印刷は環境面で最高評価を得た。

コダック,執行役員に土田栄氏
 コダックは9月15日,役員体制を発表した。執行役員に新たに土田栄氏が就任した。

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11月1・15日締切,国際コンペ「東京TDC賞」が作品募集
 東京タイプディレクターズクラブは,タイポグラフィカルなデザイン,タイポグラフィ,タイプディレクション,タイプデザインの領域を審査する国際コンペティション「東京TDC賞」の応募を受け付けている。RGB部門は11月1日締切,そのほかの部門は11月15日締切。一般の応募料金は登録料1000円と作品の大きさに合わせた手数料など。
http://tdctokyo.org/jpn/?page_id=568

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11月4日締切,「チャリティー年賀状 学生デザインコンテスト」が募集
 博報堂アイ・スタジオは,岩手・宮城・福島の小中学校の支援を目的とした「チャリティー年賀状 学生デザインコンテスト」を開いている。全国の学生を対象に2017年の年賀状のテンプレートデザインを募集するもので,11月4日まで応募を受け付けている。優秀作品100点程度を「チャリティー年賀状」として商品化し,11月中旬より販売する。
https://charity-nengajo.com

9月28日,シータス&ゼネラルプレスがカタログのセミナー
 シータス&ゼネラルプレスは9月28日,東京・茗荷谷の同社でセミナーを開く。「注文離脱をなくす“伝わるカタログ”を作るポイントとは?」をテーマにカタログのリニューアルテクニックを紹介する。参加無料。要申込,定員10人。
http://seminar.c-gp.com/?lfpeid=ocUDIRTZ974Z&lfmaid=1000000103-1

9月28日〜11月2日,東京・日本橋で「洋古書装丁と革製本」展
 丸善雄松堂が運営するワールド・アンティーク・ブック・プラザは9月28日〜11月2日,東京の丸善日本橋店内の同プラザで「洋古書装丁と革製本」をテーマに古書展を開く。製本の歴史に関する本や近代美装本を中心に紹介する。入場無料。10月7・12・19日にトークショーもある。問合せは,電話070-3607-5462。

9月29日,ダイレクトクラウドが電子書籍とクラウド活用のセミナー
 ダイレクトクラウドは9月29日,東京・新宿のNHNテコラスで,「電子書籍事業・クラウド活用戦略強化」をテーマにセミナーを開く。電子書籍作成ソフトやEPUB型電子書籍ビューア,ストアの構築・運用システム,などについて講演がある。入場無料。事前登録制,定員60人。
http://www.directcloud.co.jp/seminar2016Sep

10月1〜31日,エプソンが写真作品を募集
 エプソン販売が運営する「エプソンイメージングギャラリーエプサイト」は10月1〜31日,日本国内在住の写真愛好家を対象に,ギャラリーに展示する作品を募集する。選考された作品は,2017年4〜9月に原則として2〜3週間の会期で,同ギャラリーで作品展が開かれる。また開催が決定した写真展の中から,とくに優れた表現であり,かつ今後の活動に期待できる出展者最大2組を選出し,同ギャラリーが展示費用の一部を支援する。
http://www.epson.jp/katsuyou/photo/taiken/epsite/event/gallery2/apply.htm

10月4日,大日本印刷でIoTビジネスのセミナー
 大日本印刷とKiiは10月4日,東京・五反田の同社で「前シスコCTO,気鋭のIoTプロデューサーと研究者が語る,IoTビジネス最新動向と事例から見える新課題とは」をテーマにセミナーを開く。参加無料。要申込,定員160人。
http://kokucheese.com/event/index/424683/

10月12日〜11月17日,東京・銀座で紙をテーマに展覧会
 東京・銀座のクリエイションギャラリーG8は10月12日〜11月17日,デザインオフィスのnendo(ネンド)による紙をテーマにした展覧会「UN-PRINTED MTERIAL_BY NENDO」を開く。入場無料。日曜•祝日休館。
http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/g8_exh_201610/g8_exh_201610.html

10月12日〜11月26日,山陽印刷が「会社まるごとギャラリー」
 山陽印刷は山装,坪倉興行,鶴見金網と共同で,各社の社内のあちこちでアーティストの作品を展示するアートイベント「会社まるごとギャラリー」を開く。参加アーティストは大島梢,川名マッキー,杉山孝貴,しばたあい,MIZUE,田中清隆の各氏など。一般公開日は10月12・22日・11月12・15・26日で,要予約。事前申込制のワークショップ(有料)もある。入場無料。
http://www.anc3434.com/tenrankai.php

10月14・15日,広島で印刷産業イベント
 広島県印刷工業組合と中国印刷機材協議会は10月14・15日,東白島町のKKRホテル広島で「印刷産業夢メッセ」を開く。講演やセミナーおよび勉強会のほか,JAGDA広島平和ポスターの作品展もある。
http://www.hiroshima-pia.jp/mtp01.php#n_10

10月14日〜2017年1月22日,六本木で「デザインの解剖展」
 東京・六本木のギャラリー21_21 DESIGN SIGHTと三宅一生デザイン文化財団は10月14日〜2017年1月22日に前者で,「デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法」を開く。グラフィックデザイナーの佐藤卓氏による企画で,身近な製品の成り立ちをデザインの視点から検証する。今回は(株)明治の5つの製品に着目する。入場料は一般1100円,大学生800円,高校生500円,中学生以下無料。火曜・年末年始は休館。
http://www.2121designsight.jp/program/design_anatomy/

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10月21・22日,Monotypeが書体のイベント
 Monotypeは10月21・22日,東京のTHE ROOM 代官山で書体のセミナーやワークショップを行うイベント「Type&(タイプアンド)」を開く。同社のタイプディレクターのほか,バンダイナムコスタジオ,デザイナーのアボット・ミラー氏,看板職人のジョン・ダウナー氏が講演する。参加費は各講演1620円(税込)。要申込。
http://www.typeand.net/2016/

10月29日〜11月1日,中国・青島で「国際出版研究フォーラム」
 10月29日〜11月1日に中国・青島で「国際出版研究フォーラム」が,中国編輯学会の主催で開かれる。テーマは「デジタル時代背景に編集者の育成」。
 日本出版学会は9月30日まで,会員を対象に参加者の申込を受け付けている。参加費は1人あたり700ドル(宿泊費・青島見学費用込み)。航空券は自己負担。問合せは,電話03-3313-7347。

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週刊『印刷雑誌』7巻36号
2016年9月26日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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