週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 7巻44号 2016年11月21日
Japan Printer weekly Vol.7, no.44
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

DNPフォトイメージングジャパン,フォトブックサービスに2種の新製品

 DNPフォトイメージングジャパンは11月17・21日,フォトブック作成サービス「DNPのフォトブック DreamPages(ドリームページ)」オンライン版の新商品として,「簡単作成フォトブック」と「ダイアリー」を発表した。前者は,フォトブックのレイアウト編集をWebサイトのシステムが自動で行う。後者は,記念日や誕生日などのイベント情報と写真をスケジュールに印刷したオリジナルのダイアリーを作成できる。

ソルトワークス,年賀状作成アプリを提供
 ソルトワークスは11月15日,スマートフォンでオリジナル年賀状を作成するアプリ「年賀状2017 鬼安・鬼速・鬼おしゃれ:オニヤス年賀」の提供を始めたと発表した。パーツ素材から位置,大きさ,色などを自由に編集してデザインを作成でき,基本料金なしで1枚56円から注文可能。正午までの注文で最短で当日出荷する。

大日本印刷,活版印刷の風合いを再現したフォントを開発
 大日本印刷はオリジナル書体「秀英体」で,活版印刷物の印影を分析して印刷時の圧力(印圧)によってにじむインクの風合いを再現した「にじみフォント」を開発した。第1弾として「秀英にじみ明朝L」を,ソフトバンク・テクノロジーのWebフォントサービス「FONTPLUS」で11月18日に発売した。

大日本印刷,オリジナル書体を日本語Webフォントサービスに提供
 大日本印刷は11月15日,オリジナル書体「秀英体」の12書体を,リアルタイプが提供する日本語Webフォントサービス「REALTYPE」に,9月29日にライセンス提供したと発表した。同Webサービスは,フォントデザイナーなどが自ら作ったフォントを無料で登録し,価格設定してWebフォントとして販売でき,登録されたフォントデータはWebページに必要な文字だけのフォントとして配信される。

ダイナコムウェア,フォント展開ライブラリを発売
 ダイナコムウェアは11月16日,アクセルが開発・販売するグラフィックスLSI「AG903」との連携により,2DベクターグラフィックスIPによる高速・高品位な文字装飾の描画が可能となる「DigiTypeAPI for AXELL AG903」を発売した。利用者の手持ちのフォントがそのまま使用可能で,40言語以上に対応する。

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 和文を中心に文字,書体に焦点をあて,書籍や雑誌をはじめとした印刷媒体や,さらにデジタル機器の表示までの文字の基本,デザインへの応用までを多数の図版を使ってオールカラーで解説。『印刷技術基本ポイント 文字・書体編』
 組版とページ割りの基本知識をカラー図版とわかりやすい説明でまとめた,初歩的な知識がすぐに身につく基本テキスト。『印刷技術 基本ポイント組版・ページネーション編』

凸版印刷,北斎幻の大絵馬を推定復元
 凸版印刷は11月17日,東京の墨田区が進める,葛飾北斎の大絵馬「須佐之男命厄神退治之図(すさのおのみこと やくじん たいじのず)」の復元プロジェクトに参画し,デジタル技術を活用して当時の彩色された絵馬を原寸大で推定復元したと発表した。この大絵馬は北斎が86歳の時に描いたもので,2760×1260mmという北斎晩年最大級の傑作だったが,関東大震災で焼失した。同プロジェクトでは残された同作品の白黒写真から,写真科学的および人文的な調査,インクジェットプリントと手彩色によって復元した。11月22日に東京・両国に開館する「すみだ北斎美術館」で一般公開される。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー,「榎本了壱コーカイ記」展開催
 東京のギンザ・グラフィック・ギャラリーは12月24日まで,「榎本了壱コーカイ記」展を開いている。澁澤龍彦の『高丘親王航海記』から誕生したカリグラフィや大規模な絵画作品,サブカルチャー誌『ビックリハウス』,新しいクリエイターの発掘を試みた「日本グラフィック展」,膨大な量のアイデアノートである『脳業手技』など,アートディレクターの榎本了壱氏の手がけた作品を一堂に展示した。

日本流行色協会,2016年は茶色・2017年は赤色
 日本流行色協会は11月16日,2016年と2017年の,その時代のムードを象徴するさまざまなキーワードを包含した,象徴するそれぞれの色を発表した。2016年は,寛容さ・境界を超える,成熟さ,生命力をキーワードとする「アースリング(地球人)ブラウン」(マンセル値:5.8YR4.2/4)となった。2017年は,決断・エネルギー,人間らしさ,日本をキーワードとする「リーディングレッド」(マンセル値:4R4.25/14)となった。

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 音楽ジャケット制作エピソード徹底解剖!デザイナーがこだわり抜いた音楽パッケージのデザインクリエイティブと製造技術,それらに関わる人々のエピソードを豊富な写真とインタビューで紹介。アーティストとデザイナーと製造技術者の三位一体で出来上がる「音楽のモノづくり」の魅力を物質的・視覚的な観点から解説します。『ミュージック・ジャケット・ストーリーズ-見て楽しむ特殊パッケージの世界-』

マックス,紙針ホッチキスと紙製クリップを出展
 マックスは12月8〜10日,有明の東京ビッグサイトで開かれる環境展「エコプロダクツ」で,紙製の針で書類をとじるホッチキス「P-KISS」シリーズや,書類15枚を留められる紙製クリップ「DELP」などを出展する。また,金属製の針が紙についたままでも支障なく再生紙ができるリサイクルフローを紹介する。

凸版印刷,旅情報をICTで手軽に配信
 凸版印刷は11月16日,多媒体展開が可能な観光コンテンツ配信基盤「旅道プラットフォーム」と,旅先ならではの多言語動画を配信したり自動音声翻訳が可能な観光ガイドアプリ「旅道-TABIDO-」を開発したと発表した。同社はこれらを活用した訪日外国人周遊促進に関する実証実験を,11月21日より飛騨・高山地域で行っている。

凸版印刷,住宅ローン事前審査一括申込サービスを拡大
 凸版印刷は11月14日,住宅ローン事前審査一括申込サービス「Smart Entry Tab(スマートエントリー・タブ)」において,従来の民間住宅ローンの受付に加え,住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して提供している住宅ローン「フラット35」の受付対応を始めると発表した。第一弾として,クレディセゾンの取扱いを始める。

Too,サーバーシステム運用支援サービス開始
 Tooは11月15日,サーバーシステム運用支援サービス「あんしんサーバー管理」を始めた。同サービスは,同社の技術スタッフが企業のシステム管理者に代わって,アカウント管理や設定変更,点検や検査の各作業を遠隔操作で行い,さらにサーバーが不調のさいはメーカーへの修理依頼を代行する。サーバーの稼働状況や実施した各作業内容は月次でまとめて報告する。

リコー,工場全体の体験施設開設
 リコーは11月16日,商用印刷に関する一連のワークフロー(受注から編集,印刷,加工,梱包,発送,請求・入金まで)を体感できる“魅せる印刷工場”として平和島に「RICOH Customer Experience Center TOKYO」を開設した。同社グループのデジタル印刷機事業を拡大させるために世界的に取り組むもので,イギリス・テルフォード,アメリカ・ボルダー,タイ・ラヨーン県に続き,4ヵ所目になる。

コニカミノルタ,A3モノクロ複合機4機種を発売
 コニカミノルタは12月12日から順次,A3判モノクロ複合機「bizhub 558」シリーズ4機種を発売する。大容量の書類データを扱うさいの生産性を高めるとともに,多彩な出力形態への対応とワークフローにおける入出力機能の充実を図った。またモバイル端末との親和性を高めた操作パネルの採用や,社外でのデータ共有を可能にするモバイル・クラウド連携などを強化した。

富士ゼロックス,デジタルカラー複合機16機種を発売
 富士ゼロックスは12月1日,自社・他社のクラウドサービスとの連携を強化したデジタルカラー複合機「ApeosPort-VI C」8機種と「DocuCentre-VIC」シリーズ8機種を,日本,アジア・パシフィック地域,中国で順次発売する。

キヤノンMJ,大判コピーシステムセットと用紙を発売
 キヤノンマーケティングジャパンは12月上旬,大判インクジェットプリンタ「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズに対応したコピーソリューションの新製品として,「大判コピーシステムセット M25-II MFP」シリーズ2モデル(A1判対応)「同 M40-II MFP」シリーズ2モデル(A0判対応)を発売する。図面や地図,測量,設備,技術資料などの分野向けで,1台で大判カラーのコピー,スキャン,プリントが可能。
 また12月上旬と2017年1月中旬,ファインアート紙「プレミアムファインアート・スムース」を発売する。同製品はインク受容層を発色層と吸収層に機能分離して,顔料を表層に多く固定することで発色特性を向上した。

日本印刷技術協会,DTPエキスパート認証試験のカリキュラム第12版を発表
 日本印刷技術協会は11月18日,DTPエキスパート認証試験の試験出題範囲を示した「DTPエキスパートカリキュラム第12版」を発表した。2年ごとに改訂されており,第12版では「マーケティング活動と印刷メディア」の項目が追加された。また「色校正」「デジタル印刷」の項目でも内容の変更が行われた。

インフォトレンズ,プロダクションプリントのカンファレンス開催
 インフォトレンズは11月15日,東京コンファレンスセンター品川でデジタル印刷とオンデマンド市場に関するカンファレンスを催した。市場予測やインクジェット(IJ),ワークフロー,ラベル・ パッケージ,ドキュメント,インダストリー4.0などのテーマで11のセッションがあり,70人が参加した。

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 デジタル印刷に関して,業態を変えずに印刷会社として何ができるのか。「印刷会社の内情やデジタル印刷への指針」「デジタル印刷のしくみ」「ユーザーの情報」を元に,デジタル印刷の成功への道筋を解説。『印刷会社とデジタル印刷 -成功への道-』
 POD(Print OnDemand)は入念に仕組み作りを工夫することでオフセットでは難しい印刷物や,消費者への効果を作り出すことができる。その特長を活かすための機能や基本原理を解説した入門書。印刷会社以外の総務の方にもわかるようにやさしく解説。『印刷技術基本ポイント POD編』

関東甲信越静小森会と東京小森会,人材教育と具体的指導を聞く
 小森会は11月15日,ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで関東甲信越静小森会と東京小森会を合同で開き,300人弱が参加した。小森コーポレーションの小森善治会長は基調報告として,印刷出荷高の現状から印刷業界の課題,好調な紙幣・証券印刷機のビジネスの近況を語った。同社の北林尚基氏は,再現色域が広い「ナノグラフィ」の原理や後加工のデジタル状況を紹介した。また講演会として「94連敗からの挑戦:東大野球部はいかに“進化”したか」と題し,東京大学硬式野球部の浜田一志監督から,「東大生は“努力を続ける”という才能がある」「指導者は煙たがられてちょうどよい」などの指導理念を聞いた。

ハイデル・フォーラム21,ネットとリアルのビジネスセミナー
 ハイデル・フォーラム21は11月16日,東京のTKP品川カンファレンスセンターANNEXで関東甲信越静地区会(塚田司郎会長)を開いた。「情報化時代の印刷業界の経営のあり方:固定観念から脱却した業績向上法とその事例」と題し,中部大学の児玉充晴教授から,ネットとリアルの狭間でビジネスを再構築する具体例を聞いた。

FFGS,作道印刷の経営を聞く
 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは11月11日,東京・六本木の同社で経営のセミナーを開いた。作道印刷の作道社長が「社員の意識改革で“全員経営”を目指す当社の取り組み」と題して,生き残る会社の条件や,適性利益を確保する損益の見える化の取り組み方,全員経営を浸透させるための公平な評価制度の実践について解説した。参加者約150人。

FFGS,日経印刷の見学会を開催
 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは11月28日,東京・舟渡の日経印刷で,同社が導入している国内導入1号の無線とじ機「アレグロ」の見学会を開く。

エプソン,乾式紙再生技術の開発が受賞
 セイコーエプソンは11月14日,日本経済新聞社主催「2016年日経地球環境技術賞」で優秀賞を受賞した。受賞したのは,ドライファイバーテクノロジー(乾式紙再生技術)の開発。これは,使用済みの紙を原料として,水を使わずに機械的衝撃で綿状の紙繊維に戻し,文書情報を完全に抹消したうえで結合・ 成形して新しい紙を生産する技術。
 また同社は11月17日,同技術を用いた乾式オフィス製紙機「PaperLab」の開発責任者である市川和弘氏が,日経BP社主催の「日本イノベーター大賞」で大賞を受賞したと発表した。

京セラ,カラーA3複合機が評価
 京セラドキュメントソリューションズは11月4日,ドキュメント機器に関する独立調査機関である米国Buyers Laboratory LLCより,カラーA3判複合機「TASKalfa 3252ci」の高い信頼性が評価され「Highly Recommended」に認定されたと発表した。同製品は,約2ヵ月に渡る製品試験によって,総合的に優れた製品であると評価された。

秋田エプソン,インクジェットプリンタ用ヘッドの新工場が完成
 セイコーエプソンと秋田エプソンは11月17日,後者の2015年10月に着工したインクジェットプリンタ用ヘッドの新工場が竣工したと発表した。11月より稼働し,将来的には秋田エプソンにおける生産能力を現在の約3倍に向上させる。

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11月22日,日本印刷産業連合会が海外印刷展の報告会
 日本印刷産業連合会は11月22日,東京・新富の日本印刷会館で,8月にソウルで開かれたWorld Print&Communication Forumと,10月に上海で開かれたForum of Asia Pacific Graphic Artsの報告会を開く。参加無料。要申込。
https://www.jfpi.or.jp/topics/detail/id=504

11月24日,印刷学会がプリンテッドエレクトロニクス関連セミナー
 日本印刷学会は11月24日,東京・新富の日本印刷会館でE&S(エレクトロニクス&スクリーン印刷)研究会を催す。「エッチング工程を必要としない環境配慮型プリント配線基板製造工法」「結晶系太陽電池におけるスクリーン印刷でのファインライン電極形成技術」「スキージ印圧と印刷膜厚及び膜厚均一性」「高精彩スクリーン印刷インキシステム」の講演で構成。参加費は,会員・協賛会員7000円,教職員・シニア2000円,学生会員1000円,非会員9000円。
http://www.jspst.org/event/161124.html

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 印刷プロセスの持つ優位性と有用性を活かし,生産の効率化,コスト削減などにつなげるための知識『次世代プリンテッドエレクトロニクスへ―印刷による付加型生産技術への転換―』
 今後の伸びが期待される印刷による有機半導体製造の安定化に向けたノウハウの理論と実践『プリンテッドエレクトロニクス―スクリーン印刷による安定生産―』
 エレクトロニクスとスクリーン印刷の基本と,素朴な疑問を一問一答でズバリ解決!『知っておきたい「スクリーン印刷とエレクトロニクス」

11月24日,日本包装技術協会がパッケージの研究会
 日本包装技術協会は11月24日,東京・築地の同協会で研究会を開く。「緩衝包装設計の基礎と落下シミュレーション(PAOSSTM)を用いた設計事例」と題して旭化成が,「美粧段ボールによる包装改善」と題してクラウン・パッケージが講演する。参加費は一般3240円,会員無料。
http://www.jpi.or.jp/saiji/seminar/kenkyukai/2016/kenkyukai_1611.html

12月2日,VPJがオンライン編集のセミナー
 ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは12月2日,東京・渋谷の同社でセミナーを開く。ITを利用したオンライン編集フロー・コンテンツ管理ソリューションを,ハースト婦人画報社の事例をもとに解説する。参加無料。要申込,定員30人。
https://jmp.c-rings.net/u.aspx?c=6piaauvgM8mN1Unf75VmY3iAk%253d

12月2日〜2017年1月13日,竹尾がファンシーペーパーの展覧会
 竹尾は12月2日〜2017年1月13日,発売50周年を迎えたカーフ(仔牛の皮)風のエンボスペーパー「レザック」と,発売60周年を迎えたさざ波のようなフェルトマークの用紙「マーメイド」の歴史を紹介する「レザック&マーメイド:凸と凹の系譜」展を開く。入場無料。土日祝・年末年始は休館。
https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20161202.html

12月3日〜2017年3月5日,印刷博物館で世界のブックデザイン展
 東京・水道の印刷博物館P&Pギャラリーは12月3日〜2017年3月5日,「世界のブックデザイン2015-16:feat.造本装幀コンクール50回記念展」を開く。3月に開かれた「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書13点に,6ヵ国のコンクール入選図書を加えた約180点を紹介する。また,日本の「造本装幀コンクール」が開催から50回をむかえたことを記念し,同コンクールにおける過去の受賞作より秀作約50点も展示する。入場無料。月曜と年末年始は休館。
http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/161203/index.html

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 幕末明治の初期洋装本から現代のベストセラーまで,装丁家兼製本マニアの著者が,日本の近代製本史を文献と実物資料の両面から丹念に探る。『製本探索』
 原弘から杉浦康平,横尾忠則,菊地信義,そして原研哉まで,日本を代表する31人のグラフィックデザイナー各氏のブックデザインを,58作品,68点のカラー図版とともに紹介。『デザイナーと装丁』
 
宮内庁書陵部で長年に渡って古典籍の修復と製本,成巻に関わってきた著者が,その技術を広く世に伝えるべく,作業手順や方法を丁寧に解説した一冊。『古典籍の装幀と造本』
 
初めて本づくりに挑戦する人のために,ルリユール(工芸製本)界で当世一流の製本家が,ページレイアウトから印刷,製本までを丁寧に解説。『デジタル技術と手製本』

12月7日,スターティアラボが働き方改善のセミナー
 スターティアラボは11月21日,東京・西新宿の同社で「多様化する働き方の中で,自社に適した働き方とは?」をテーマにセミナーを行う。大幅な業務フローの変更や労務規定の変更を検討する前に,今の環境に何かを足すことや,既存環境を活かす課題解決案を解説する。参加無料。要申込,定員50人。
https://www.startia.co.jp/event/event_workstyle_tokyo_161207/

12月8日,日本印刷技術協会が印刷技術セミナー
 日本印刷技術協会は12月8日,東京・杉並の同協会で「JAGATトピック技術セミナー2016」を開く。全国ぷらざ協議会の五百旗頭忠男・会長代行が「欧州の印刷通販動向」を講演するほか,ミューラー・マルティニ,日本製紙,コダック,シンク・ラボラトリー,HP,KBAが登壇する。参加費は一般5000円,会員無料。
https://www.jagat.or.jp/archives/30006

12月8日,ハイパーギアがQRコードによる紙文書の電子化セミナー
 ハイパーギアは12月8日,東京・市谷左内町の同社でセミナーを開く。QRコードを活用して紙文書を効率的に電子化するソリューションを紹介する。参加無料。要申込,定員12人。
http://www.hypergear.com/mt/main/archives/2016/12/post_103.html

12月9日,日本包装技術協会が新潟で研究会
 日本包装技術協会は12月9日,新潟の朱鷺メッセで研究会を開く。「イージーピールフィルムの基礎と使用例」と題してジェイフィルムが,「『ヒット商品を生み出す視点とツール』〜あなたご自身が『ヒット商品』を生み出すためのヒントのご紹介」と題して博報堂が講演する。参加費は一般3240円,会員無料。
http://www.jpi.or.jp/saiji/seminar/2016/1209.html

12月15日,日本包装技術協会がひらめきに関するで研究会
 日本包装技術協会は12月15日,東京・築地の同協会で研究会を開く。「コンベアー型ラインHEADを搭載したプリンタと包装機械との連携(可食性食用インクによる食品への印刷技術)」と題してニューマインドが,「ひらめきの作法とその包装容器への応用の考察」と題してアイディアポイントが講演する。参加費は一般3240円,会員無料。
http://www.jpi.or.jp/saiji/seminar/kenkyukai/2016/kenkyukai_1612.html

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2016年12月号【特集:印刷会社と災害対策】(販売開始!)
 地震が多い日本で生きている以上,ライフラインの対策は当然として,『印刷雑誌』であれば印刷会社の災害対策を論じなければなりません。ミスター予防保全の,小森コーポレーションの川名茂樹さん,プリプレス機器に関してはSCREENの吉田聰さんに執筆いただき,そして各メディアでも取り上げられた,東日本大震災での日本製紙石巻工場の話も掲載しました。

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週刊『印刷雑誌』7巻44号
2016年11月21日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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