週刊『印刷雑誌』



週刊『印刷雑誌』 7巻48号 2016年12月19日
Japan Printer weekly Vol.7, no.48
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

大日本印刷,本のキュレーションサービスを実際の書店でも展開

 大日本印刷は12月15日,同社とトゥ・ディファクトが運営するハイブリッド型総合書店「honto(ホント)」のWebサイトで提供している,本のキュレーションサービス「ブックツリー」を実際の書店に導入すると発表した。その第一弾として12月16日〜2017年1月31日,東京の丸善日本橋店で「書籍によるビジネス講義」という企画を行う。ビジネスコンサルタントや会計士,統計家,中国古典研究家など12人が選んだ本を紹介する。

キヤノンMJ,手軽に写真加工が楽しめるアプリを提供
 キヤノンマーケティングジャパンは12月15日,奥行き感のある文字挿入や,スタンプ,画像合成により,手軽に写真加工が楽しめる無料のiOSアプリ「PERSTEXT Cute(パーステキストキュート)」の提供を始めた。同アプリは,完成した作品をインクジェットプリンタ「PIXUSシリーズ」で出力するアプリ「Canon PRINT Inkjet」とも連動する。

大日本印刷,プリントオンデマンドで製造した楽譜を販売
 大日本印刷とトゥ・ディファクトは12月12日,後者が運営するハイブリッド型総合書店「honto(ホント)」の通販ストアで,プリントオンデマンドで製造した楽譜の販売を始めた。第一弾として,リットーミュージックが出版するクラシック音楽を中心とした楽譜74タイトルを発売した。この楽譜は中綴じ製本でページがしっかり開き演奏時に楽譜が見やすいように製造されており,注文から3〜6営業日で届く。価格は1冊あたり500〜1000円。

大日本印刷,紙がデジタルとつながるソリューションが抽選サービスに
 大日本印刷は12月15日,スマートフォンやタブレット端末などに印刷物をかざすと,印刷された目に見えない電子コード(IDコード)を読み取り,そのIDに関連するコンテンツを表示する「紙がデジタルとつながる導電印刷ソリューション TouchCode(タッチコード)」の応答速度などを向上したと発表した。
 東京のラフォーレ原宿にあるHMMで採用され,同ソリューションを使った抽選サービスを12月18〜25日に行っている。生活者が“くじカード”を購入し店頭に設置されたタブレット端末にかざすと,当選賞品が表示されその場で受け取ることができる。賞品はアニメ「少年ハリウッド」シリーズの画像。

富士ゼロックス,「戸田浦における露国軍艦建造図巻」を安倍首相からプーチン大統領に
 富士ゼロックスは,東京・文京区の東洋文庫にて東洋文庫が所蔵する「戸田浦における露国軍艦建造図巻」の複製を製作,12月16日贈呈式を行った。本複製品と同様のものが,12月15日にロシア連邦のプーチン大統領に安倍首相から贈呈された記念品の1つとして選ばた。複合機DocuColor 1450 GAを活用し,表面に凹凸があり,含水量の異なる和紙にトナーを定着させるための特殊な設定を加え,複製品を製作した。

日本印刷産業連合会,全国カレンダー展の入賞作品
 日本印刷産業連合会は12月14日,全国カレンダー展の入賞作品を発表した。入賞作品,発行者は次の通り。
 第一部門(一般企業カレンダー,印刷会社の自社用カレンダー):経済産業大臣賞「THE BEAUTY OF COLOR」(三菱電機),文部科学大臣賞「Monochrome 2017 Calendar」(NTTPCコミュニケーションズ)。
 第二部門(販促カレンダー):経済産業大臣賞「クロード・モネの生涯と筆跡カレンダー」(三菱電機株式会社),文部科学大臣賞「カレンダー2017」(株式会社虎屋)。
 第三部門(販売用カレンダー,既製カレンダー):経済産業大臣賞「紙漉きを想ふ ひととせ」(グレイスカイプロジェクト),文部科学大臣賞「文化財保存修復支援カレンダー」(公益財団法人文化財保護・芸術研究助成財団)。

大日本印刷,ギフト・コミュニケーションについて調査
 大日本印刷は12月13日,生活者の情報メディア利用や購買行動の変化を調査・分析する「メディアバリューレポートVol.76」を発行した。テーマは「進化するギフト・コミュニケーション」で,SNSの利用状況とギフトとの関係について分析した。それによると,SNSを幅広く使いこなす人は贈り物をするのが好きな人が多く,贈り方にもこだわっている。SNSが普及する中で,贈り手ともらい手,双方の共感を得ることのできるコミュニケーションとして贈り物の価値が高まっているという。

プラグ,2016年秋のパッケージデザインランキングを発表
 プラグは12月13日,9月に20〜50歳代の男女2万1000人に行った,秋の新商品452品のパッケージデザイン好意度の調査結果を発表した。1位は不二家「ルックロイヤル(角切り苺)」だった。またトレンドとして,深く燃える赤,メニュー写真がはみでるほど大きい,味への期待感を作る,男性は高校生男子が夜中に一気に食べるような懐かしいジャンク風を好む,女性は1人暮らしのほっとしたい夜にあうデザインを好む,などの結果となった。

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大日本印刷,オホーツクと秩父の魅力を紹介
 大日本印刷は東京・市谷の同社で,地域の魅力を体験できる「全国よりみち研究所」を設置している。同所では12月2日より,北海道オホーツク地域と埼玉県秩父地域を紹介している。また展示に連動し,スマートフォン用アプリ「DNP旅の“よりみち”アプリ YORIP(ヨリップ)」が主催するイベント「よりみちマルシェ」を12月16・17日に開いた。特産品の販売や,地域の特産品を造る体験会を行った。

凸版印刷,間伐材が持つ水資源の保護効果をモデル化
 凸版印刷は12月14日,間伐材による水資源の保護効果をモデル化し,東京都市大学の伊坪徳宏教授の監修のもと算出手法を確立したと発表した。これにより,間伐材を使用した製品における,原材料調達から生産,流通,使用,廃棄・リサイクルまでライフサイクル全体で消費する水の量(ウォーターフットプリント)の算出が可能となる。
 同社はこの活用の第一弾として,間伐材を含む国産材を30%以上使用している紙製飲料容器「カートカン」で水資源の保護効果を評価した。間伐材使用による森林保護効果として,水の蒸発散の抑制と地下水を養う(かん養)面から算出し,同製品1本あたりで水資源0.78リットルの保護効果があるとわかった。

大日本印刷,LEDの光で真贋判定できるホログラムを発売
 大日本印刷は12月14日,スマートフォンなどに搭載されている点光源のLEDを照射すると,表面に文字や絵などが浮かび上がり,真贋判定できるホログラム製品「DNPホログラム LED判定」の販売を始めると発表した。同製品はホログラムに微細な凹凸形状を施しており,この凹凸形状にLEDの点光源の光を当てると,文字や絵柄が浮かび上がる構造。ホログラムの真贋判定の状況をスマートフォンなどのカメラで撮影し,情報共有することも可能。

ボクシーズ,飲食店のオーダーシステムにアンケート機能
 スマートフォンサービスの総合開発を手掛けるボクシーズは12月12日,飲食店などで使うオーダーシステム「Putmenu(プットメニュー)」でアンケート機能の提供を始めると発表した。同システムは来店客のスマートフォンのアプリに10言語でメニューを掲載し,注文をしたテーブルの位置情報で料理を配膳できるというもの。新機能では,来店客にデジタルアンケートの通知が届き,料理や価格の評価,自由なコメントを回答できる。アンケートは注文履歴と連携しており,オペレーションの改善やサービスの向上に役立てられる。

大日本印刷,半導体用フォトマスクの生産体制を強化
 大日本印刷は12月13日,半導体用フォトマスクの製造において描画時間を大幅に短縮できるマルチ電子ビームマスク描画装置を導入し,次世代半導体用フォトマスクの生産体制を強化すると発表した。同装置は,同社と半導体メーカーや描画装置メーカーなどが協力して開発したもので,単一の電子銃から約26万本の電子ビームを照射する。従来の方式では半導体用フォトマスクのパターン描画に18時間以上最大で数日間かかっていたが,同装置では7nmプロセス向けフォトマスクでは描画時間を約10時間にできる。

イグスンド社,4万4千通りのバリエーションのクリスマスカード発表
 スウェーデンのイグスンド社は12月13日,雪の結晶のデザインを7種類型抜きした紙片に,両面に異なる模様を印刷し,この14のバリエーションをさまざまな組み合わせに折ることで,4万4千通りのパターンが可能なクリスマスカードを発表した。考案したのはドイツのデザイナー,ペーター・ダーメン氏。デジタル印刷およびデジタル加工によって製造する。

アドビ,MacBook ProのTouch Barに対応したPhotoshopを発表
 アドビシステムズは12月14日,キーボード上のファンクションキーをマルチタッチディスプレイの表示で置き換えたインターフェイス「Touch Bar」を搭載したApple社のノートPC「MacBook Pro」に対応する,「Photoshop」の最新アップデートを公開した。このPhotoshopは機能を,レイヤーのプロパティ,ブラシ,カスタマイズ可能な「お気に入り」,に分類した。

アドビ,画像合成ツールのベータ版を提供
 アドビシステムズは12月14日,画像合成ツール「Project Felix」のベータ版の提供を始めた。これは同社サービス「Creative Cloud」の有償メンバーシップを持つグラフィックデザイナー向けの製品。画像素材共有サービス「Adobe Stock」からライセンス購入した画像を合成したり加工できる。

共同印刷,読みやすい紙面を提案する「組版サポートツール」開発
 共同印刷は12月15日,印刷紙面の文章レイアウトを分析し,より読みやすい紙面を提案する「組版サポートツール」を,東京女子大学の小田浩一教授との共同研究で開発したと発表した。同製品は,対象のPDFから横書き文章を抽出し,行長・行間・文字サイズによる読みやすさを年代別に分析する。現在は,同社のUDフォント「小春良読体」を使用した文書のみ分析が可能。順次ほかのフォントにも対応していく。

富士ゼロックス,A3モノクロプリンタ発売
 富士ゼロックスは2017年1月17日,A3判モノクロプリンタ「DocuPrint 3010」を発売する。本体サイズは幅531×奥行き443×高さ324mm。従来機に比べ,連続出力速度はA4判で10%増の毎分32枚,耐久性は2倍(A4判ヨコ通紙で約120万枚もしくは5年)に高めた。A3判の帳票出力はスリープモードからの復帰12秒以下。標準価格は税抜11万4000円。

リコー,モノクロ複合機5シリーズ10機種を発売
 リコーは2017年1月16日,モノクロ複合機の新製品として「RICOH MP6055/5055/4055/3555/2555シリーズ」の5シリーズ10機種を発売する。10.1インチのカラータッチパネルを全機種に搭載しており,専用アプリケーションサイトに接続し拡張機能を取得できる。連続複写速度はA4ヨコで毎分25〜60枚。折りや綴じなどの後加工のオプションもある。標準価格は税抜90万〜228万円。

グラフテック,小型のカッティングマシンを発売
 グラフテック(株)は12月13日,12インチ(305mm)幅対応のカッティングマシンsilhouette CAMEO3を発売した。店舗やオフィス,学校でのPOPや掲示物の作成や,自動車やバイク,自転車へのデザインステッカー,家庭でのラベル・ペーパークラフトの製作,アイロンプリント用シートを使ったTシャツやユニフォームの作成などの用途向け。カッター刃の自動調整機能や,2つのカッターセットの同時装着,USBメモリからの直接データ読み出しなどが特長。カッティング専用ソフトも付属。

ミマキエンジニアリング,昇華転写インク用中厚口転写紙発売
 ミマキエンジニアリングは1月5日,中厚口転写紙「TRS95シリーズ」を発売する。同シリーズは従来の昇華転写インク用転写紙「TRS75 シリーズ」の後継品として,コストパフォーマンス,高品質化を図ったもので,インク量の多い屋内外サインやバナーなどさまざまな用途に対応できる。また,滲みにくく,高いガスバリア性といった性能バランスを備えている。メディア幅は1320mm,1620mm,1900mm の3種。

OKIデータ,大判インクジェットプリンタが保証プログラムに対応
 OKIデータは12月13日,大判インクジェットプリンタ「ColorPainter E-54s」とインク「3M SX Ink Series from OKI」が,スリーエムジャパンが提供する「3M MCS 保証プログラム」の対象製品として追加されたと発表した。同プログラムは,スリーエムジャパン製のメディアとオーバーラミネートフィルムに同社が定めたプリンタとインクを使用した製作物の品質を一定期間保証するもの。

日本印刷産業連合会,技能五輪国際大会印刷職種の代表が正式決定
 日本印刷産業連合会は12月15日,技能五輪国際大会・印刷職種の代表候補として中央職業能力開発協会に推薦していた亜細亜印刷の早瀬真夏氏が,代表選手として正式に決定したと発表した。

全日本印刷工業組合連合会,事業継承の相談サービス始める
 全日本印刷工業組合連合会は12月13日,同連合会が会員企業に事業承継,相続,M&Aに関するコンサルティングサービスを始めると発表した。専門的なコンサルティングには,山田ビジネスコンサルティングがあたる。すでに東京都印刷工業組合では2016年11月開始の4回実施の無料セミナー(2017年6月まで)として行っており,セミナーでのアンケート結果も手ごたえがあったという。

日本印刷産業連合会,印刷産業における環境自主行動計画の状況を報告
 日本印刷産業連合会は12月15日,印刷産業における環境自主行動計画の2015年度の状況を発表した。低炭素社会実行計画においては,電力排出係数を基準年度固定で算定した際のCO2排出量で,当初の予定を上回り基準年度比15.9%の削減となり,2020年度の目標値を既に達成した。また循環型社会形成自主行動計画,VOC排出抑制自主行動計画においても目標を達成している。

日本印刷産業連合会,GP大使に就任した小山薫堂氏動画公開
 日本印刷産業連合会は12月16日,グリーンプリンティング大使に就任した小山薫堂氏からのメッセージ動画と,GP環境大賞の表彰式・PR大使就任式のダイジェスト動画をYoutube上で公開した。

紙のエレクトロニクス応用研究会,動くポスターを駅で掲示
 紙のエレクトロニクス応用研究会は12月5〜11日に東京の丸ノ内線新宿駅で,12月10日にアリオ札幌,名古屋のナナちゃんストリート,JR大阪駅,博多の天神ゼファで,銀ナノ粒子インクを使った静電モータによる「動くポスター」を掲示した。このポスターは中国の春秋戦国時代を舞台にした漫画のゲーム「キングダム セブンフラッグス」の広告として,合戦の様子などが総延長65mに描かれており,絵柄の一部が静電モータで動く。製作は川口電機製作所。

印刷OEM研究会,水の絞りと予防保全を聞く
 印刷OEM研究会は12月15日,東京・蒲田の大田区産業プラザPiOで例会を行った。湿し水を絞って乾燥を速くする取り組みおよびその情報共有の場の「フレッシュプリントコンソーシアム」について日本アグフア・ゲバルトから聞いた。また「予防保全の事例報告」として小森コーポレーションの川名茂樹氏から,工場診断の数値化や長期連休前後におけるメンテナンスなどを学んだ。

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 湿し水に関し,今まで断片的に語られていた部分を整理・解説し,印刷トラブルを防ぐための方法を紹介します。『なるほど「湿し水」–管理とトラブル対策-』

日本印刷学会,グラビア関連材料とデジタルの最新技術の勉強会
 日本印刷学会は12月16日,東京・新富の日本印刷会館でグラビア研究会を開いた。「真空技術を用いたフィルムアプリケーションの技術動向」高橋明久/アルバック,「グラビア印刷分野における蓄光材料応用の可能性」金坂香里/ネモト・ルミマテリアル,「imagePROGRAF PROシリーズを支える最新技術」金子卓巳/キヤノン,「フィルム用水性インクジェットインクの開発」植田泰史/花王の各氏の講演があった。

印刷工業会,コンテンツの動向を聞く
 印刷工業会は12月13日,東京・元赤坂の明治記念館でセミナーを催した。「デジタル時代におけるコンテンツ関連産業の新展開」と題し経済産業省文化情報関連産業課の平井淳生課長から,印刷の周辺のコンテンツの状況を聞き,輸出に関する政府の補助金や第4次産業革命,モノづくりの共通基盤などを学んだ。

5月にドイツでインターパック
 メッセデュッセルドルフ見本市会社は12月15日,主催する「interpack」の概要を発表した。紙器・軟包装向けの印刷・加工関連資機材展interpackは,2017年5月4〜10日,ドイツ・デュッセルドルフ見本市会場で開催される。前回2014年は60ヵ国から2670社が出展,163ヵ国から17万4798人が来場した。

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2017年1月15日まで,郵政博物館で年賀状展
 東京・押上の郵政博物館は2017年1月15日まで,「年賀状展:春を寿ぐ」を開いている。著名人の年賀状や酉年の年賀切手になった郷土玩具など,年賀に関わる資料や,日本漫画家協会の漫画家による模擬年賀状などを紹介する。また高校生を対象にアイデア工房が開いた年賀状デザインのコンテスト「年賀状甲子園」の作品も展示する。優勝は横浜商科大学高等学校。入館料は大人300円,小・中・高校生150円。12月29〜31日休館。
http://www.postalmuseum.jp/event/2016/10/2016nenga.html

2017年1月10日〜3月27日,Material ConneXion Tokyoが加工技術や素材の展示
 南青山のMaterial ConneXion Tokyoは2017年1月10日〜3月27日,「SURFACE MATERIALS:製品の顔を彩る素材と加工技術」展を開く。製品の顔となるサーフェスを美しく彩る加工技術や素材,製品性能を上げる機能性素材を紹介する。印刷関係では大和マーク製作所が立体印刷技術を,日本写真印刷がマテリアルインサート技術を出展する。入場無料。土日祝日休館。
http://ur0.pw/AkqC

2017年1月14日,ザッツと淡路印刷が印刷営業セミナー
 ザッツと淡路印刷は2017年1月14日,神戸の兵庫県印刷工業組合でセミナーを開く。「印刷会社“プル型営業”構築法&売れる印刷営業マンをつくる方法」をテーマに,印刷営業の手法や人材育成を解説する。参加無料。要申込,定員30人。
http://www.hansoku.info/yms.pdf

2017年1月20日,日本印刷学会が「印刷物の見え方」テーマにセミナー
 日本印刷学会は2017年1月20日,大阪・大国町のモリサワで「多様化する環境における色の見え方を考える」をテーマにセミナーを開く。「照明光源による色の見え方の違いはなぜ起こるのか?」をコニカミノルタジャパンが,「見え方に影響を及ぼす用紙特性と市場動向」を三菱製紙が,「蛍光増白剤が及ぼすカラーマネージメントへの影響とその測色」をエックスライトが,「情報は伝える時代から,分かる・伝わるを保障する時代に」をメディア・ユニバーサル・デザイン協会が講演する。参加費は会員4000円,非会員7000円。
http://www.jspst.org/event/170120.html

2017年1月20・21日,大阪で「オーダーグッズビジネスショー」
 2017年1月20・21日に大阪の梅田スカイビルで,印章や服飾プリントなどの展示会「オーダーグッズビジネスショー」が開かれる。主催は同展実行委員会。入場無料。
http://ogbs.jp

2017年1月25日,国際印刷情報メディア学会設立総会と記念講演会
 日本印刷学会の旧中部支部のメンバーを中心に「国際印刷情報メディア学会」が設立される。光文堂の新春機材展に合わせ1月25日,名古屋の吹上ホールで設立総会と記念講演会が開かれる。問合せは,hakko@sc.starcat.ne.jp

2017年1月25日,リコージャパンが営業支援システムのセミナー
 リコージャパンは2017年1月25日,東京・築地の同社で「SFA(営業支援システム)を成果に結びつける定着化セミナー」を行う。営業支援システムのSFAの導入,活用のノウハウを同社の事例を交え紹介する。参加無料。要申込,定員20人。
http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/16S156.html

2017年1月25・26日,光文堂が新春機材展でセミナー
 光文堂は2017年1月25・26日,吹上の名古屋市中小企業振興会館で「PrintDoors2017 第53 回新春機材展」を開く。セミナーは,「脱・ゴミ箱直行チラシ」をコンサルタントの長谷川なみ氏が,「Web to Printシステムでの印刷受注セミナー」を富士フイルムグローバルグラフィックシステムズの島田永秀氏が,「印刷会社の地域活性とインバウンドビジネス」を日本印刷技術協会の藤井建人氏が講演する。入場無料。セミナーは要申込。
http://www.kobundo.co.jp/event/event_index.html

2017年1月26・27日,日本印刷技術協会が大会とセミナー
 日本印刷技術協会は2017年1月26日,名古屋市中小企業振興会館で開かれる光文堂新春機材展「Print Doors 2017」と併設で「JAGAT中部大会2017」を開く。テーマは「印刷の“強み”:今ある技術をどう活かす,今ない技術をどう学ぶ」。参加費は税込で会員9720円(講演会のみ4320円,懇親会のみ5400円)。
 また1月27日,メディアージュ愛知でセミナーを開く。「印刷会社の新たな利益をつくるマーケティング手法とは」「コンペ常勝の営業と制作のチームワークはココが違う!:勝率70%の現役プレゼンターが教える営業と制作のリレーション手法」の講演がある。参加費は一般1万2960円,会員9720円。
https://www.jagat.or.jp/jagatchubutaikai2017

2017年1月27日,電子出版制作・流通協議会がセミナー
 電子出版制作・流通協議会は2017年1月27日,東京・袋町の日本書籍出版協会で「出版プリントオンデマンド活用セミナー」を開く。基調講演「中小出版社とオンデマンド印刷の親和性」のほか,「書籍製造におけるデジタル印刷の活用事例」「ショートラン対応フルデジタルブックオンデマンドシステムのご紹介」「『出版におけるオンデマンド活用のすすめ』について」で構成。参加無料。要申込,定員100人。
https://secure238.sakura.ne.jp/aebs.or.jp/seminar.html

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 地震が多い日本で生きている以上,ライフラインの対策は当然として,『印刷雑誌』であれば印刷会社の災害対策を論じなければなりません。ミスター予防保全の,小森コーポレーションの川名茂樹さん,プリプレス機器に関してはSCREENの吉田聰さんに執筆いただき,そして各メディアでも取り上げられた,東日本大震災での日本製紙石巻工場の話も掲載しました。

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週刊『印刷雑誌』7巻48号
2016年12月19日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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