週刊『印刷雑誌』


週刊『印刷雑誌』 8巻21号 2017年6月5日
Japan Printer weekly Vol.8, no.21
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

大日本印刷,フォトブックサービスでハードカバーお試しキャンペーン
 大日本印刷は6月26日まで,フォトブックサービス「DNPのフォトブックDreamPages(ドリームページ)」オンライン版で,ハードカバーの商品を試せるキャンペーンを行っている。A5縦判とA4縦判のハードカバー商品を,ソフトカバー商品と同額の2040円と3070円で注文できる(1回の注文で1作品につき1冊まで)。

帆風,最短4日で作れるオリジナルうちわサービスを開始
 帆風は6月1日,オリジナルうちわの作成サービスを始めた。柄付きのポリプロピレン製は100本から注文可能で5種類のサイズから選べる。丸型の紙製は500個から注文可能で3種類のサイズから選べる。木製は1本から注文可能で2種類のサイズから選べる。

凸版印刷,映画「花戦さ」の世界を観光ガイドアプリで紹介
 凸版印刷は6月1日,動画配信や自動音声翻訳が可能な観光ガイドアプリ「旅道-TABIDO-」において,文化庁がタイアップする映画「花戦さ(はないくさ)」のロケ地や撮影内容を紹介するコンテンツの配信を始めた。同映画のテーマである華道や茶道など,日本の生活文化にふれることができる。

凸版印刷,大英博物館で「北斎漫画」のドキュメンタリー映画
 凸版印刷は6月2日,大英博物館が8月13日まで開催している「Hokusai Beyond the Great Wave(北斎-大波の彼方へ-)」展に,「北斎漫画」高精細デジタルアーカイブデータを提供するとともに,同展関連制作のドキュメンタリー映画「British Museum presents: Hokusai」で,同社が開発したデジタルコンテンツ「Touch the 北斎漫画」を活用した鑑賞手法を提案したと発表した。同映画は6月4日より,イギリス国内175ヵ所の映画館およびドイツ,フランス,アメリカで順次公開されるとともに,6月下旬にBBC Fourデジタルチャンネルで放映される。

大日本印刷,ARで能楽を鑑賞する実証実験
 大日本印刷は宝生会と共同で,AR(拡張現実)による能楽鑑賞ガイダンスシステムの実用化に向けた実験を,7月29日に行われる宝生流能楽公演「体感する能“黒塚”」をはじめ3公演で行う。同システムは,メガネのように着けて実際に見ている光景に情報を重ねて表示するウェアラブルデバイス「スマートグラス」を活用する。

大日本印刷,LINE上の会話に合わせて企業のコンテンツを提供
 大日本印刷とDNPコミュニケーションデザインは5月31日,自動会話プログラム(チャットボット)を活用して生活者のニーズに合わせて企業の情報を提供するサービス「DNP Chatbotプラットフォーム」を始める。コミュニケーションサービス「LINE」上の会話を分析し,その生活者が求めている情報を認識して,最適な企業のコンテンツを提供する。サービスの第一弾として東日本旅客鉄道の「JR東日本Chat Bot」LINE公式アカウントに採用された。

凸版印刷,7月に省エネ行動を促す社会実証を開始
 凸版印刷は7月より,デロイトトーマツコンサルティング,電力中央研究所,東京電力エナジーパートナーと共同で,家庭におけるCO2排出量を平均2%以上削減することを目標とし,家電や自動車の利用者に対しナッジ(情報発信などにより行動変容を促す手法)によって省エネ行動を促す社会実証を始める。家電の利用者最大8万世帯に対し,省エネ行動を促進するための情報をスマートフォンアプリや郵送などで発信する。また数千台の自動車の利用者へ,車載ディスプレイやスマートフォンアプリを通じてエコドライブを促進するための情報を発信する。

シー・コネクト,プリンタの梅雨対策情報を発信
 シー・コネクトは5月25日,プリンタの互換インク通販サイト「インク革命.COM」内の「梅雨時期のプリンターの取り扱いに関しての注意喚起」を更新した。紙詰まりやインクの目詰まりなどの対処法を紹介している。

エプソン,大容量インクタンク搭載モデルでキャンペーン
 エプソン販売は7月31日まで,「大容量インクタンク(エコタンク)搭載モデルキャッシュバックキャンペーン」を行っている。期間内に,プリンタ「EW-M770T」「EW-M660FT」「EP-M570T」を購入した人へ,最大1万5000円を返還する。応募締切は8月21日。

アドビ,スキャナおよびテキスト認識のモバイルアプリ提供
 アドビシステムズは6月1日,「Adobe Document Cloud」を刷新した無償のモバイルアプリ「Adobe Scan」の提供を始めた。同アプリにより,モバイルデバイスをスキャナおよびテキスト認識ツールとして活用できる。また,電子印影の作成および添付機能などを強化したアプリ「Adobe Sign」の提供も始めた。

ノーリツプレシジョン,写真機材展に出展
 ノーリツプレシジョンは6月20・21日,パシフィコ横浜で開かれる写真の機材展「PHOTONEXT 2017」に出展する。フォトビジネスの課題解決や効率化を図るソフトウェアや,業務用プリンタ,フォトブック製本機などを紹介する。

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 日本を代表する雑誌「アンアン」「クロワッサン」「エル・ジャポン」などで鋭感覚のレイアウトをプロデュースしてきた著者が,理論と技法を多数の実例でわかりやすく展開する。『写真を活かすレイアウト』

エプソン,高速ラインインクジェット複合機・プリンタを発売
 エプソン販売は2月に発表していた,セイコーエプソン製の高速ラインインクジェット複合機・プリンタ「WorkForce Enterprise“LX-10000F シリーズ”」「同LX-7000F シリーズ」を,6月15日に発売する。

大日本印刷,個人情報保護法の解説書発行
 大日本印刷グループでコンサルティングを行うシーピーデザインコンサルティングは6月初旬,出版社の学研プラスより書籍『実務に役立つ改正個人情報保護法速攻対応』を発行する。改正により個人情報を扱う全ての事業者が対象となった個人情報保護法に必要な対処,また,生体認証に使用される「身体的特徴データ」のほか個人番号(マイナンバー),運転免許証やパスポートの番号,病歴や人種,信条,犯罪歴など「要配慮個人情報」の取り扱いも解説している。税抜1500円。

大日本印刷,2種類の食品を1パックに収納できる容器を開発
 大日本印刷は5月31日,冷蔵で長期保存できる調理済み食品(レディミール)を製造する加熱調理殺菌システム「Micvac(ミックバック)」において,2種類の食品を1パックに収納できる2室タイプの新しい容器を開発したと発表した。専用の殺菌包装ラインと包装材を販売する。

大日本印刷,クラウド型のVPNサービス
 大日本印刷は8月,丸紅情報システムズと共同で,複数機器間の通信をセキュアに行うバーチャルプライベートネットワーク(VPN)において,後者が運用する管理サーバーを利用し,IoT機器やモバイル端末にVPNソフトウェアをインストールするだけで簡単に構築できるクラウド型のVPNサービスを始める。同サービスにより企業は,従来の管理サーバーの構築・運用の手間が省ける。

トッパン・フォームズ,認証技術の普及を支援
 トッパン・フォームズは5月26日,バンクガードが考案した本人認証・取引認証の技術「スーパー乱数表(特許)」の普及を支援する取り組みを行うと発表した。システム導入とともに必要なスーパー乱数表カード・シールの製造・発行から,利用者への発送および問い合わせ対応など,導入に付随するビジネスプロセスアウトソーシングサービスを一括で引き受ける。
 この認証技術は,英数字などの代わりに図形画像を使用した乱数表で,全乱数を入力させる新型のフィッシング攻撃を防御しつつ,本人認証・取引認証の安全性を高めることが可能。

日本写真印刷,29インチ枚葉UVインクジェット印刷機導入
 日本写真印刷コミュニケーションズはこのたび,コニカミノルタジャパンの29インチ枚葉UVインクジェット印刷機「AccurioJet KM-1」を導入した。専用紙やプレコートが不要な点や,180種を超える用紙において紙の風合いを損なわずにオフセット印刷同等の印刷再現が可能な点,印刷安定性や,オフセット印刷機とのカラーマッチング精度の高さを評価して採用した。同社は今回の導入を契機として,極小ロットから大量ロットまで対応する生産体制を構築し,デジタルプリントビジネスを拡大していく。

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 デジタル印刷に関して,業態を変えずに印刷会社として何ができるのか。「印刷会社の内情やデジタル印刷への指針」「デジタル印刷のしくみ」「ユーザーの情報」を元に,デジタル印刷の成功への道筋を解説。『印刷会社とデジタル印刷 -成功への道-』
 POD(Print OnDemand)は入念に仕組み作りを工夫することでオフセットでは難しい印刷物や,消費者への効果を作り出すことができる。その特長を活かすための機能や基本原理を解説した入門書。印刷会社以外の総務の方にもわかるようにやさしく解説。『印刷技術基本ポイント POD編』

共同印刷,印刷・物流機能を持つ新棟を建設
 共同印刷は,情報コミュニケーション部門の製造を担う越谷工場(埼玉)の再開発を進めている。5月に旧棟の解体工事が完了し,6月1日,新棟の建設工事に着手した。新棟は,印刷工場棟と,倉庫や荷捌きスペースを兼ね備えた物流棟(共同物流が事業運営する)で構成。工期は2期に分かれ,工事全体の完了は2019年度を予定している。

FFGS,無処理サーマルCTPをあらためて発表
 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは,耐刷力を向上させUV印刷対応も可能な無処理サーマルCTP「SUPERIA ZD」を市場に出しているが,市場の評価も高いため5月29日,あらためて発表した。同社の無処理プレートはこれまで国内450社,世界で4000社に採用されている。SUPERIA ZDは,新規材料や新規砂目により顧客のロングランやUV対応の要望に応えたもの。同時に「無処理版導入サポート」と「UV印刷導入・課題解決サポート」の2つのプログラムもラインナップした。

全日本印刷工業組合連会,CSR認定制度で最上位認定を開始
 全日本印刷工業組合連会は6月,「CSR認定制度」において最上位認定の「スリースター認定」を始める。2015年6月にツースター認定を取得した企業は,2017年6月末で更新するさい,ツースターとしての継続か,スリースターへの移行を選べる。
 前者では顧客,従業員,地域社会等のステークホルダーが受けるメリット,自社経営への期待できる効果が求められるが,後者では,これらの要件を基礎として,ステークホルダーのメリットと自社経営への効果を測定する方法や検証可能なルール・手順を定め,それらのエビデンスを分析して,ステークホルダーと自社の双方に実際に効果が出ていることが求められる。
 スリースター認定は2月より募集しており,横浜市立大学CSRセンターの審査を経て,6月28日に外部の有識者で構成される認定委員会で判定が行われる。認定費用(組合員価格)は税抜16万5000〜39万円。

日本印刷カレッジ,3期生募集
 2015年に東京・大阪で開校された印刷営業マンを育成する「日本印刷カレッジ」が8月より始まる3期生を募集している。6月8日〜7月21日の6回,東京の日本印刷会館や大阪の大塚商会などで募集説明会を行う。同校は,1年間毎月12回受講で卒業する学校。これまで西は大分から東は仙台まで,22歳から68歳まで受講し,1期生2期生合わせて約100人の生徒が勉強した。3期は,印刷営業マンに必要なスキルを審査対象にし地区予選から行い全国大会を東京で2018年夏に催す「印刷営業甲子園」と,「印刷企画マイスター認定制度」も実施予定。

凸版印刷,熊本大学と熊本城復旧支援で連携協定
 凸版印刷は5月1日に熊本大学大学院先端科学研究部と,2016年4月に発生した熊本地震により被災した熊本城をはじめとした被災文化財の復旧支援に関する取り組みにおいて,連携協定を結んだ。これにより両社は,崩落した石垣の復旧支援のほか,熊本城内の被災状況・復旧過程をデジタルアーカイブし,VR技術を用いて効果的に公開するための手法開発を行う。
 その第一弾として,熊本城石垣の復旧に向け,熊本大学がコンピュータビジョン技術を用いて開発した「石垣照合システム」と,凸版印刷が所有する被災前の熊本城の櫓や石垣など約4万点のデジタルアーカイブデータを融合。崩落した石材の元の位置を推定し,復旧現場における作業の効率化を目指す。

コニカミノルタとパイオニア,有機EL照明事業に係る合弁会社設立
 コニカミノルタとパイオニアは6月1日,有機EL照明事業に係る合弁会社「コニカミノルタ パイオニア OLED株式会社」(中来田眞弘社長,東京都港区)を設立した。両社の有機EL照明事業における事業企画,商品企画,商品開発,生産技術開発および販売を行う。

三祥印刷,大判の省電力UV機導入
 三祥印刷は省電力UV装置付き四六全判枚葉オフセット印刷機H-UV搭載GLX-944RPを導入した。このサイズの省電力UV印刷機は世界初という。当印刷機について同社と小森コーポレーションは6月2日内覧会を開いた。前者の埼玉・川口工場で,特色の金インキを用いたB1判両面ポスターを1万4000回転で出力し,ジョブの切替え,再度の出力などを実演した。

日本印刷学会,グラビア研究会が大盛況
 日本印刷学会は5月31日,東京・新富の日本印刷会館で「グラビア印刷,基礎からトラブル対処まで」をテーマにグラビア印刷の基礎講座を開いた。フィルムの取り扱いに関する留意点,印刷機の基礎,製版の基礎,トラブルシューティング,品質検査装置について講演があり,150人が参加した。

電子出版制作・流通協議会,学校図書館における電子書籍利用の可能性を探る
 電子出版制作・流通協議会は5月29日,東京・神保町の専修大学で「学校図書館における電子書籍利用」について報告会を行った。11校の小中高校で行った実証実験について,植村八潮教授・野口武悟教授(専修大学)より「児童生徒や教員アンケートの結果と分析」,有山裕美子教諭(工学院大学付属高校・中学校)より「実証事業協力校からの報告」が報告された。

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 全国の公共図書館の電子図書館・電子書籍貸出サービスのアンケート調査結果。編:植村八潮・野口武悟・電子出版制作・流通協議会,発行:電子出版制作・流通協議会。『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告2016』

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 印刷プロセスの持つ優位性と有用性を活かし,生産の効率化,コスト削減などにつなげるための知識『次世代プリンテッドエレクトロニクスへ―印刷による付加型生産技術への転換―』
 今後の伸びが期待される印刷による有機半導体製造の安定化に向けたノウハウの理論と実践『プリンテッドエレクトロニクス―スクリーン印刷による安定生産―』
 エレクトロニクスとスクリーン印刷の基本と,素朴な疑問を一問一答でズバリ解決!『知っておきたい「スクリーン印刷とエレクトロニクス」』

6月7〜9日,ビッグサイトでセンサビジネスの展示会
 センサビジネスの展示会「Smart Sensing 2017」が6月7〜9日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はJTBコミュニケーションデザイン。入場料1000円(事前登録で無料)。
 「電子機器トータルソリューション展」(主催:日本電子回路工業会)や「スマートファクトリー Japan 2017」「2017防災産業展 in 東京」(主催:日刊工業新聞社)なども同時開催。
http://www.smartsensingexpo.com/index.html

6月9日,印刷技術懇談会がテレワークの勉強会
 印刷技術懇談会は6月9日,中野坂上の東京工芸大学で勉強会を開く。真興社の福田真太郎社長が,「印刷会社でのテレワーク(在宅勤務)実用化に向けて:インダストリー4.0を目指す株式会社真興社でのIoT活用事例」を講演する。参加費1000円。要申込。
http://kokucheese.com/event/index/471125/

6月13日,大阪で「モリサワ文字文化フォーラム」
 モリサワは6月13日,大阪・敷津東の同社で「モリサワ文字文化フォーラム 筆蝕と曲線」を開く。書家の石川九楊氏と,グラフィックデザイナーの大原大次郎氏が,書の表現をテーマに講演する。参加無料。要申込,定員150人。
http://www.morisawa.co.jp/about/news/3567

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 和文を中心に文字,書体に焦点をあて,書籍や雑誌をはじめとした印刷媒体や,さらにデジタル機器の表示までの文字の基本,デザインへの応用までを多数の図版を使ってオールカラーで解説。『印刷技術基本ポイント 文字・書体編』
 組版とページ割りの基本知識をカラー図版とわかりやすい説明でまとめた,初歩的な知識がすぐに身につく基本テキスト。『印刷技術 基本ポイント組版・ページネーション編』

6月19日,日本出版学会が出版アクセシビリティの研究会
 日本出版学会は6月19日,東京・神田の専修大学で研究会を開く。「電子書籍アクセシビリティ:その普及の課題と展望」と題し,東洋大学の松原聡副学長が発表する。参加無料。要申込,定員30人。問合せは,同学会の野口武悟氏へメール(takenori@isc.senshu-u.ac.jp)。

6月21日,日本出版学会が出版流通の研究会
 日本出版学会は6月21日,東京・三崎町の日本大学で研究会を開く。「2017年,いま出版産業では…“改めて考える出版流通の機能と現状”=アマゾン“バックオーダー発注中止”問題の波紋を考える」と題し,「文化通信」編集長の星野渉氏が発表する。参加費は一般500円,会員と学生は無料。要申込,定員40人。問合せは,同学会の鈴木親彦氏へメール(chikahiko80szk@gmail.com)。

6月30日〜7月28日,竹尾がパッケージ展覧会
 竹尾は6月30日〜7月28日,東京・神田錦町の見本帖本店で「pakection! 世界のPB展」を開く。関西のパッケージデザイナー集団pakection!(パケクション!)が,世界各地のスーパーマーケットで展開する架空のプライベートブランドを想定し,それぞれの都市での生活や趣向が感じられるオリジナルのアイテムやパッケージをプロデュースする。入場無料。土日祝日は休館。
https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20170630.html

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 音楽ジャケット制作エピソード徹底解剖!デザイナーがこだわり抜いた音楽パッケージのデザインクリエイティブと製造技術,それらに関わる人々のエピソードを豊富な写真とインタビューで紹介。アーティストとデザイナーと製造技術者の三位一体で出来上がる「音楽のモノづくり」の魅力を物質的・視覚的な観点から解説します。『ミュージック・ジャケット・ストーリーズ-見て楽しむ特殊パッケージの世界-』

7月20日,パッケージングと高速インクジェットの会議
 キーポイントインテリジェンスは7月20日,東京コンファレンスセンター・品川で「パッケージング&高速インクジェットコンファレンス 2017」を開く。「ラベル・紙器・軟包装・段ボール・デジタルプリント」をテーマに,市場動向を解説する。参加費は税込,7月4日までの申込で7万5578円,7月11日までの申込で8万6378円,7月12日以降の申込は9万7178円。要申込,定員60人。
http://www.keypointintelligence.jp/cf/cdlp/2017/

7月28日,モリサワが「文字組版の教室」セミナー開催
 モリサワは7月28日,東京・下宮比町の同社で新入社員向けのセミナー「文字組版の教室」を開く。文字や書体の特性,組版における考え方の基礎,デジタルフォントに関わる基本的な知識を解説する。受講料は税込1万円(テキスト・資料代含む)。要申込,定員40人。
http://www.morisawa.co.jp/about/news/3566

2018年7月26〜31日,東京ビッグサイトで国際印刷機材展IGAS
 国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展IGAS(アイガス,International Graphic Arts Show)が2018年7月26〜31日,有明の東京ビッグサイトで開催される。入場料は2000円,事前登録で無料。展示場面積は51,000m2,出展面積は24,000m2の予定。主催の日本印刷産業機械工業会とプリプレス&デジタルプリンティング機材協議会は出展申込を12月22日まで受け付けている。1小間当たりの出展料は主催団体の会員315,000円,一般出展者380,000円など。早期割引は11月2日まで。
http://www.igas-tokyo.jp/

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2017年6月号【特集:IJ技術を追う】(好評販売中)
 最近,印刷会社が扱うデジタル印刷は,インクジェット(IJ)方式が多くを占めるようになったと感じます。枚葉タイプのものは電子写真方式が多いのですが,それでもIJ方式の導入が増えているようです。今月号では,枚葉のIJ印刷機を導入した第一印刷所を紹介しました。また,ヘッドの動向に関し理想科学工業に,本紙対応のIJ色校正機をメディアテクノロジージャパンに解説いただきました。

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週刊『印刷雑誌』8巻21号
2017年6月5日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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