週刊『印刷雑誌』


週刊『印刷雑誌』 8巻29号 2017年7月31日
Japan Printer weekly Vol.8, no.29
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

進和ラベル印刷,印刷通販サイトでラベルデザイン制作サービス
 進和ラベル印刷は7月25日,同社が運営するシール・ラベル印刷通販サイトをリニューアルした「LABEL POWER(ラベルパワー)」を開設した。シール・ラベルを提供するほか,ラベルデザイン制作とプロトタイプ印刷をセットにしたサービスも始めた。期間限定で,初回利用者はラベル印刷と送料が無料になるキャンペーンも行っている。

コンテンツワークス,冊子・パンフレット作成サービスでPDF販売
 コンテンツワークスは7月26日,冊子・パンフレット作成サービス「MEME PAPER(ミームペーパー)」において,作成した冊子やパンフレットのPDFデータの販売を始めた。

帆風,Tシャツと年賀状のデザインコンテスト
 帆風は7月25日,同社が主催する「学生Tシャツデザインコンテスト」と「年賀状デザインコンテスト」の受賞作品を発表した。前者は「TOKYO」をテーマに941作品が応募され,最優秀賞を武蔵野美術大学の木村円香さんが受賞した。後者は「2018年の干支の戌」と「干支にとらわれない自由な発想のもの」をテーマに774作品が応募され,最優秀賞を加藤正臣さんが受賞した。
 また同日より,前者コンテストの受賞作品全28点のTシャツを店舗とオンラインショップで販売している。

凸版印刷,博物館にデジタルアーカイブで協力
 東京国立博物館のTNM & TOPPANミュージアムシアターで8月2日〜11月5日,「DOGU縄文図鑑でめぐる旅」が開かれる。高校生以上500円。凸版印刷が制作で協力している。
 また墨田区・すみだ北斎美術館で8月20日まで企画展「北斎×富士:冨嶽三十六景 富嶽百景 揃いぶみ」が開かれている。一般1200円。凸版印刷が製作などで協力している。

大日本印刷,記念写真フォトブースにGIFアニメ機能
 大日本印刷は7月24日,記念写真フォトブース「写Goo!(シャグー)」に,複数の静止画をつなげた短い動画「GIFアニメ」の作成や目線をカメラからずらした自然な表情の写真撮影などができる機能を追加した。GIFアニメの作成では,2〜12枚の写真を撮影し,背景画像と合成して人が動くような動画を自動生成してサーバーにアップロードする。写真プリントに出力されたQRコードをスマートフォンで読み取るとデータを取得できる。

竹尾,和のイメージのエンボス紙を発売
 竹尾は7月31日,エンボス紙「T-EOS(ティオス)シリーズ」の新製品として,日本古来の庵(いおり)の壁のような自然の素材を感じさせるテクスチャーや色の組み合わせで和のイメージの用紙「い織り」を発売する。
 また同日より,ファンシーペーパーの「ポルカ」「ポルカレイド」に新色・新連量を加える。新色は,ネオンカラーの「カナリア」「フラミンゴ」とノーブルカラーの「アクア」「ライラック」の4色。

モリサワ,17書体を秋に発売
 モリサワは7月28日,2017年秋にリリースする新書体を発表した。既存の「A1明朝」の特徴を継承しつつやわらかな表情をもつ「A1ゴシック」,欧文書体で98の言語と海外の表記ルールに対応する「Citrine(シトリン)」,縦組みのさいに言葉によって文字の形が変化する機能をもった「みちくさ」,歴史的な書物の字形を復刻した「きざはし金陵」,活版印刷のインクのにじみを再現した「秀英にじみ明朝」,大胆な筆使いが特徴の見出し用書体「黒曜」ら計17書体。

モリサワ,「Adobe Typekit」にフォント10種類を追加
 モリサワはこのたび,アドビシステムズの「Adobe Typekit」に10種類のTypeBankフォントを提供した。提供したフォントは「漢字タイポス48および412」「TBUDゴシック」3ウエイト,「TBUD丸ゴシック」3ウエイト,「TBUD明朝」2ウエイト。

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 和文を中心に文字,書体に焦点をあて,書籍や雑誌をはじめとした印刷媒体や,さらにデジタル機器の表示までの文字の基本,デザインへの応用までを多数の図版を使ってオールカラーで解説。『印刷技術基本ポイント 文字・書体編』
 組版とページ割りの基本知識をカラー図版とわかりやすい説明でまとめた,初歩的な知識がすぐに身につく基本テキスト。『印刷技術 基本ポイント組版・ページネーション編』

キヤノン,オフィス向けA3判カラー複合機発売
 キヤノンは7月28日,シンプルな操作性と,高画質カラープリントを図ったオフィス向けA3判カラー複合機「imageRUNNER C3020F」を発売した。連続複写速度がカラー,モノクロともに20枚/分(A4判横)で,シンプルな操作性の 5インチカラー液晶タッチパネルを搭載している。130万円。

キヤノンマーケティングジャパン,省スペースのスキャナ発売
 キヤノンマーケティングジャパンは7月26日,コンパクトな設計と高速スキャンを両立したスキャナ「imageFORMULA DR-M260」と,フラットベッドモデル「同DR-F120」,同シリーズ専用オプションの「フラットベッドスキャナーユニット102」を発表した。

富士ゼロックス,紙帳票による保全可視化ソリューション発売
 富士ゼロックスは7月13日,手書き文字認識技術を組み込んだ帳票処理支援ツールApeosWare Record Linkと,ウイングアーク1st製の蓄積された大量のデータを分析するツールを組み合わせた「紙帳票による保全可視化ソリューション」の提供を始めた。
 設備の点検記録などの紙帳票をスキャンし,そのデータをグラフ化することで,設備の状態を可視化する。集めたデータは,前年度のデータや同様設備との比較・分析をすることで,異常停止を未然に防ぎ,設備稼働率の向上が図れる。また,日常の点検データを活用した設備状態のモニタリングにより,取替基準に達した部品を適宜交換することでメンテナンスコストの最適化を図れる。

共同印刷,バーチャルコマースのパッケージシステム開発
 共同印刷とエスキュービズム,タッグは共同で,エスキュービズムのECサイト構築パッケージ「EC-Orange」をベースに,バーチャルコマースを実現するパッケージシステム「EC-Orange VR」を開発する。同システムは,実店舗をバーチャル化することにより,利用者が店舗を訪問せずに店舗での買い物体験ができる。3社は9月にモデルケースのプロトタイプを発表し,2017年中にパッケージ販売を行う。

大日本印刷,植物由来包材を使用した製品がエコマーク認定
 大日本印刷は7月25日,「DNP植物由来包材 バイオマテック」を使用した日本生活協同組合連合会のコーヒーバッグなど10品目の製品が,「植物由来プラスチックを使用したプラスチック製容器包装」の分類で,国内で初めてエコマーク認定を取得したと発表した。

凸版印刷,再生PETにエコマークを表示
 凸版印刷は,使用済みPETボトルを粉砕・洗浄した後に高温で溶融・減圧・ろ過などを行い,再びPET樹脂に戻した「メカニカルリサイクルPETフィルム」を使用したラミネート包材を提供している。同社は7月25日,同製品がエコマークの新基準に適合し,エコマークを表示できるようになったと発表した。第一弾として,日本生活協同組合連合会が販売する粉末洗剤やコーヒーなど6製品に採用され,8月より順次販売される。

大日本印刷,公共料金の振込票支払いができるスマホアプリ
 大日本印刷はビリングシステムと協業し,電気・水道・ガスなどの公共料金の振込票の支払いを,スマートフォン上で行えるアプリの提供を,銀行などの金融機関に向けて2018年3月に始める。生活者は同アプリで氏名や生年月日,口座番号などを登録し,振込票に印刷されたバーコードをスマホのカメラで撮影すると,支払い金額の明細と引き落とし口座情報の確認画面が表示され,支払いが完了する。

日本印刷技術協会,「page2018」出展募集を8月より開始
 日本印刷技術協会は8月1日〜10月13日,2018年2月7〜9日に東京・池袋のサンシャインシティコンベンションセンターで開く「page2018」の出展社を募集する。8月9・25日,9月13・27日,10月11日に出展相談会を開く。

光文堂,新春機材展の出展社募集
 光文堂は7月25日,2018年1月24・25日に名古屋市中小企業振興会館で開く「PrintDoors2018(第54回新春機材展)」の出展社の募集を始めた。小間代は税抜9万5000円。

IAUD,「48時間デザインマラソン」の募集期間延長
 国際ユニヴァーサルデザイン協議会は,「第12回48時間デザインマラソン ワークショップ in 東京」(8月31日〜9月2日,芝浦工業大学)の参加者募集を8月4日まで延長した。このワークショップでは,企業のデザイナーやエンジニア,マーケッターなどが障害者と一緒に地域をフィールドとしたデザインワークを行い,使い手中心のものづくりや生活環境を提案する。

キーポイントインテリジェンス,大判プリンタのアンケート
 キーポイントインテリジェンスは8月19日まで,ワイドフォーマットプリンティング市場の現状把握と成長予測を目的としたアンケート調査を行っている。対象は印刷サービスを提供している企業の人,または印刷サービスを発注している企業の人。調査結果は9月1日,有明の東京ビッグサイトで開かれる「サイン&ディスプレイショウ」会場内でのコンファレンスで発表する。アンケート回答者には同コンファレンスに招待する。
アンケート http://snaponline.infotrends.com/snapwebhost/s.asp?k=149762570915

富士フイルム,柔軟性と耐久性を図ったインクジェット技術を開発
 富士フイルムは7月25日,皮革・合皮などの基材に対して,優れた柔軟性(延伸性)と高耐久性を実現しながら,高精度に印刷が可能なインクジェット技術「UVIQUE(ユビーク)技術」を開発したと発表した。新開発のインクとそのインクに最適化させたヘッドやプリンタを合わせたシステム。革製品などへの印刷のほか,樹脂成型に使用する加飾フィルムへの印刷にも応用できる。
 ヤマハ発動機が9月に発売する原付一種スクーターの純正シートで採用された。

富士ゼロックス,工業製品の識別技術を提供
 富士ゼロックスは7月27日,工業製品など物体表面に偶然生成された固有のランダムパターンを識別する技術「Yoctrace」を,印刷業などを対象にライセンス提供すると発表した。

SCREEN,日刊プロスポーツ新聞がロール式IJ機導入
(株)SCREENグラフィックソリューションズは7月26日,日刊プロスポーツ新聞社が,ロール式高速インクジェット印刷機「Truepress Jet520HD」をベースとし,tecnau社製の「NewsReady solution」とのインライン接続による,新聞ソリューションを導入すると発表した。8月上旬から稼働を始める。同社は新聞自動組版を可能にするデータ編集系システムの導入と合わせて,同紙の高品質カラー化とさらなる短納期に対応するため,デジタル印刷機の導入を検討していた。

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 デジタル印刷に関して,業態を変えずに印刷会社として何ができるのか。「印刷会社の内情やデジタル印刷への指針」「デジタル印刷のしくみ」「ユーザーの情報」を元に,デジタル印刷の成功への道筋を解説。『印刷会社とデジタル印刷 -成功への道-』
 リアルメディアとして長きにわたりマスメディア・文化を支え続けている新聞は,一体どのように作られるのか。取材から記事入稿,印刷,後加工までをわかりやすく解説し,専門用語には解説を加えた。『新聞製作入門』

Asahi Photoproducts社,チェコで製版システムが採用
 Asahi Photoproducts社は7月25日,同社のフレキソ印刷用製版システム「Asahi AWP製版システム」がチェコのColognia Press社に採用されたと発表した。Colognia Press社は同システムの導入により,版の洗浄や交換のために印刷機を停止せずに済むようになり,色の均一性を維持したまま22時間連続運転も可能になったという。

キヤノン,大判インクジェットプリンタが日本デザイン振興会賞受賞
 キヤノンは7月20日,大判インクジェットプリンタ「imagePROGRAF PRO-2000」と「同PRO-4000」が,日刊工業新聞社が主催する「機械工業デザイン賞」において日本デザイン振興会賞を受賞したと発表した。紙のハンドリングに配慮したこだわりや,本体前面からの操作を考慮した点を含めた本体造形などが評価された。

京セラドキュメントソリューションズ,複合機がSummer 2017 Pickで受賞
 京セラドキュメントソリューションズは7月21日,カラーA3判複合機「TASKalfa 2552ci」など6機種と,モノクロA4判プリンタ「ECOSYS P3055dn」が,ドキュメント機器に関する独立調査機関である米国Buyers Labより「Summer 2017 Pick」を受賞したと発表した。同賞は年に2回,同機関が各カテゴリー別に独自の基準でテストを実施した製品の中で,最も優れた機種に贈られる。堅牢な本体とユーザビリティ,ビジネスソフトウェアやアプリケーションとの高い親和性などが評価された。

全印工連と全印政連,要望していた国等の契約の基本方針が決定
 全日本印刷工業組合連合会と全日本印刷産業政治連盟が要望していた,官公需取引における著作権の適切な取り扱いについて,7月25日の閣議で「平成29年度中小企業者に関する国等の契約の基本方針」が決定され,新たに講ずるおもな措置として「知的財産権の財産的価値について十分に留意した契約内容とするように努めるものとする」という表現が加わった。今後,中小企業庁から発表される基本方針の解説には「知的財産権の利用範囲の明確化」や「コンテンツ版バイ・ドール制度の活用」といった内容も盛り込まれる予定。

IGAS2018,出展社に向け相談会
 2018年7月26〜31日,有明の東京ビッグサイトで国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展IGASが開催されるが,主催者は7月26日,東京・神谷町の機械振興会館で出展相談会を催した。
 今回は,パネル討論・セミナー7件,見学ツアー,次世代印刷技術・新カテゴリーコーナー3点などを企画している。海外からの顧客へは,主催者は旅行代理店と協力して団体ツアーへもサポートする。また,7月26日に10ヵ国の印刷産業機械工業会が集まるGlobal Print会議およびアジア印刷会社の団体FAPGAも加わったレセプションを行う。さらに,2018年3月14・15日に東京・内幸町のフォーリンプレスセンターで海外の報道関係者向けのメディアカンファレンスを行う。出展申込は,2017年12月22日まで(早期申込割引11月2日まで)。

日本印刷産業機械工業会,JapanColor認証200工場達成
 日本印刷産業機械工業会は7月27日,オフセット印刷の標準色であるJapan Colorをもとに認証する「Japan Color認証制度」の一つである「標準印刷認証」において,認証取得企業が200工場になったと発表した。

総務・人事・経理ワールド展,紙・容器・写真などでオフィスの要望を解決
 オフィスのセキュリティや防災,省エネ関係の複合展「総務・人事・経理ワールド2017」が7月26〜28日,有明の東京ビッグサイトで開かれた。シオザワは,紙のビジネスから派生して20数年前から行っているという機密文書の処理サービスを提案した。共同印刷は,環境対応と利便性を両立させた液体容器「ハンディーキューブ」を非常時飲料水用として紹介。DNPフォトイメージングジャパンは「クラウド型IDフォト撮影サービス」として,街中にある証明用写真機「Ki-Re-i」で撮影した顔写真を企業のIDカードにICチップなどと一緒に埋め込んで社員証にするサービスを実演した。

モトヤ,自社の強みをアピール
 モトヤは7月27・28日,東京・秋葉原のアキバ・スクエアで内覧会を開いた。印刷企業,印刷関連メーカー合わせて52社が,オンデマンドや紙器加工,特殊製本など,自社の得意とする製品やサービスを紹介した。

日本印刷産業連合会,GP工場交流会でSDGsを聞く
 日本印刷産業連合会は7月25日,東京・新富の日本印刷会館で「GP工場交流会」を開いた。6月に認定されたグリーンプリンティング工場の認定式と,セミナーが行われ,凸版印刷の木下敏郎氏が「印刷会社が知っておくべきSDGsの概要と影響」と題して,国連で採択された,2030年までにあらゆる形の貧困を世界から根絶するための目標「持続可能な開発目標」(SDGs)の17項目から環境面について,企業に求められている取り組みと印刷会社への影響を解説した。また,新コスモス電機の吉栄康城氏が,VOC警報機の必要性と作業環境改善の重要性を話した。

日本印刷産業連合会,海外の市場動向を報告
 日本印刷産業連合会は7月26日,東京・新富の日本印刷会館で,5月のアジア印刷会議(FAPGA),6月の世界印刷会議(WPCF)についての参加報告を行った。会議概要とともに,参加国の市場動向や展望などが報告された。

日本プリンティングアカデミー,理事長就任記念の講演会
 日本プリンティングアカデミーは7月26日,東京・新富の日本印刷会館で,同校の花井秀勝理事長の就任を記念した講演会を開き,エンドユーザーを意識したBtoBtoCのマーケティング視点や,規制緩和や法改正による市場創出,人材の採用・育成などを解説した。また,猪股康之氏が同校の教育内容や各受講コースの概要,新規に立ち上げる後援会(浅野健会長)について解説した。

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全国印刷工業健康保険組合,2016年度は一時的な黒字決算
 全国印刷工業健康保険組合は7月26日,東京・新川の全印健保会館で組合会を開いた。高齢者医療制度負担金の一時的な減少などにより2016年度の決算は19億の黒字となった。2017年度は上記負担額が大幅増となり,赤字予算が見込まれた。また,印刷健保会館の老朽化に伴う建て替えや会館事業の見直しを協議する委員会が設置された。

博伸社,東京・潮見に新工場竣工
 博伸社は東京・潮見の本社工場近くに新工場を建設していたが,7月28日に落成式と完成披露会を催した。1階は印刷と,機器メーカーの実演内覧会のために貸し出すスペース,2階は製本・加工,3階はフォーム関連,4階は事務所,5階と屋上は食堂や休憩スペース。住所は,〒135-0052東京都江東区潮見1-22-7。

8月25日締切,日本印刷学会が研究発表を募集
 日本印刷学会は11月30日〜12月2日,京都工芸繊維大学で研究発表会を開く。8月25日まで,印刷技術やデジタル印刷,イメージング技術に関する研究発表を募集している。問合せは,電話03-3551-1808。

8月4日〜9月29日,竹尾がデジタル印刷とファインペーパーの企画展
 竹尾は8月4日〜9月29日,東京・神田錦町の同社見本帖本店で,「現象体:無版×ファインペーパー」展を開く。デジタル印刷・加工技術とファインペーパーを掛け合わせ,新しい紙の可能性を探った作品を展示する。入場無料。
https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20170804.html

8月7日〜9月16日,東京・銀座で「フィリップ・アペロワ展」
 東京のギンザ・グラフィック・ギャラリーは8月7日〜9月16日,「Apeloiggg Tokyo フィリップ・アペロワ展」を開く。現代のフランスを代表するグラフィックデザイナーとしてパリを拠点に活動するフィリップ・アペロワ氏を紹介。オルセー美術館やルーヴル美術館などの仕事を手がける同氏の,タイポグラフィを中心とした作品を展示する。入場無料。日曜・祝日休館。
http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000708

8月16日〜9月11日,日本デザインコミッティーが「データとデザイン」展
 日本デザインコミッティーは8月16日〜9月11日,東京の松屋銀座内にあるデザインギャラリー1953で「データとデザイン」展を開く。アスリートのモーションデータや経済データ,SNSのデータなど,さまざまなデータをビジュアルやグラフィックとして可視化し,地域経済の活性化や訪日外国人の周遊といった課題に対して,データとデザインが発揮しうる役割を紹介する。監修はデザインエンジニアの田川欣哉氏。問合せは,電話03-3561-2572。

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 音楽ジャケット制作エピソード徹底解剖!デザイナーがこだわり抜いた音楽パッケージのデザインクリエイティブと製造技術,それらに関わる人々のエピソードを豊富な写真とインタビューで紹介。アーティストとデザイナーと製造技術者の三位一体で出来上がる「音楽のモノづくり」の魅力を物質的・視覚的な観点から解説します。『ミュージック・ジャケット・ストーリーズ-見て楽しむ特殊パッケージの世界-』

8月29日,リコージャパンが電子黒板体験セミナー
 リコージャパンは8月29日,東京・築地の同社でインタラクティブ ホワイトボード(電子黒板)体験セミナーを行う。最新の電子黒板を使った会議スタイルの体験と,機能の紹介をする。参加無料,要申込,定員6人。
http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/17K273.html

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2017年8月号【特集:オフセット印刷機を見直す】(好評販売中)
 デジタル印刷は今後大きな市場となるという可能性は高いでしょうが,オフセット印刷は,出版・商業印刷では,現在の主流であり,かつ,オフセット印刷工程や印刷機も,まだまだ改良・改善や,取り組むべき課題が山積しています。自動化設備もブランケット洗浄や刷版取り付けなど発展してきましたが,品質検査装置や色調合わせ装置などは,今までもありましたが,これからの話題の一つです。
 今月号では,オフセット印刷機を中心に,その長短をいま一度考察しました。

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週刊『印刷雑誌』8巻29号
2017年7月31日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹

発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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