週刊『印刷雑誌』


週刊『印刷雑誌』 8巻35号 2017年9月19日
Japan Printer weekly Vol.8, no.35
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

■大手の動向

大日本印刷,コンタクトセンターでのAI活用ソリューション
 大日本印刷は9月12日,コンタクトセンターでの顧客対応にAIを活用する業務支援ソリューションの開発に着手したと発表した。同社が従来提供してきた印刷,物流,ICT各部門が連携し,生活者への対応を一貫して支援するサービスのノウハウと,音声や映像,テキストなどから顧客の状況を認識するAI技術を活用することで,コンタクトセンターの業務を支援し,運営の効率化を図る。日本ユニシスのAI関連技術の活用も検討する。2017年度中に同社グループ内で顧客対応の実証実験を行い,2018年度より順次販売を開始する。

凸版印刷,ロボットとICタグを活用した無人棚卸ソリューション
 凸版印刷は9月12日,ZMPと共同で,物流支援ロボットおよび自動運転制御開発車両プラットフォームと,ICタグのRFIDを組み合わせた無人棚卸ソリューションを開発していると発表した。同ソリューションは,電波を外向きに照射するRFIDリーダを搭載したロボットが無人で走行し,周囲にある商品に貼付されたRFIDを読み取り,読み取った実棚情報を物品管理システムに返す。

凸版印刷,流通向けの低価格ICタグを発売
 凸版印刷は9月11日,流通店舗向けに商品情報を管理する低価格ICタグ「SMARTICS-U(スマーティクス・ユー)」を開発したと発表した。同製品は1枚約5円。従来提供しているクラウド型統合ID認証サービス「ID-NEX(アイディーネックス)」と組み合わせた商品トレーサビリティ管理サービスとして,同月中旬より提供を始める。

共同印刷,二次元コードがLIXILの棚卸管理システムにモデル採用
 共同印刷は9月13日,複数一括読み取り機能を持つオリジナル二次元コード「FullScanCode(フルスキャンコード)」が,サトーが構築を手がける,LIXILの日本国内工場の棚卸管理システムにモデル採用されたと発表した。またこの取り組みが,日本自動認識システム協会が主催する「第19 回 自動認識システム大賞」で入選した。

共同印刷,開封しやすくこぼれにくいパウチを出展
 共同印刷は10月4〜6日,有明の東京ビッグサイトで開かれる「食品開発展2017」に真喜食品と共同出展する。開封位置のわかりやすさと直線カット性による開封のしやすさ,内容物のこぼしにくさが特長の液体・粘体用ミニパウチ「T パウチ」にマチをつけ,自立型にした製品「T パウチ・ショット」を出品する。

大日本印刷,ベルギーのラベル・パッケージ展に出展
 大日本印刷は9月25〜28日,ベルギー・ブリュッセルで開かれるラベル印刷およびパッケージ印刷の世界最大規模の展示会「LABEL EXPO EUROPE 2017」に出展する。印字用の溶融型熱転写製品(インクリボン)の新製品を出品する。

■新製品の展開

キヤノン,モノクロプロダクションプリンタ7機種発売
 キヤノンマーケティングジャパンは9月下旬,モノクロプロダクションプリンタOce VarioPrint 6330シリーズ4機種(1980〜3780万円)とvarioPRINT 140シリーズ3機種6モデル(629〜850万円)を発売した。Oce VarioPrint 6330は,オセ社の独自技術による1パス両面同時印刷を継承し,機内で用紙が反転しない用紙搬送により,安定稼働とA4版両面で328ページ/分の印刷速度の高速化を図っている。また安定した用紙搬送と両面印刷時の表裏の見当合わせ精度が特長。

松尾産業,大阪で印刷試験機などを出展
 松尾産業は9月20〜22日,インテックス大阪で開かれる「関西高機能素材Week2017」および「関西高機能プラスチック展」に出展する。テストコーターや印刷試験機,自動硬化時間(ゲルタイム)測定装置,樹脂硬化収縮測定装置,表面改質センサー,UV-LED照射装置を紹介する。

ゼブラ・テクノロジーズ,産業用ラベルプリンタを発売
 ゼブラ・テクノロジーズ・コーポレーションは9月13日,産業用ラベルプリンタ「ZT600」および「ZT510」シリーズを発売すると発表した。前者は,3mmのラベルに解像度600dpiの微細印刷が可能なほか,プリンタの設置展開やネットワーク接続,使用,メンテナンスを効率化するソフトウェアを搭載。

SCREENグラフィックソリューションズ,米国企業の特殊インクで提携
 SCREENグラフィックソリューションズはこの度,Diversified Nano Solutions Corporation(アメリカ・サンディエゴ)と印刷物の偽造防止を可能にする特殊効果インクをSCREENのインクジェット印刷機Truepress Jet520シリーズに提供する業務提携に合意した。これにより商業印刷,証券印刷,トランスプロモなど分野で,磁気インクや紫外線発光インクなどを用いたバリアブル印刷による,偽造防止ソリューションに対応し,新しい印刷市場の創造を可能にする。

コニカミノルタとSCREEN,デジタルラベル印刷機の販売協業
 SCREENグラフィックソリューションズはこのほど,コニカミノルタとデジタルラベル印刷機のミッドレンジモデルの販売協業に合意。10月から国内およびアジア地域を中心に,コニカミノルタのトナー方式オンデマンドラベル印刷機を両社のダブルブランドで販売する。

モリサワ,米国に欧文デザインの拠点を開設
 モリサワは9月15日,欧文書体開発の新たな拠点として米国に「Morisawa Providence Drawing Office(モリサワ・プロビデンス・ドローイング・オフィス)」を開設したと発表した。クリエイティブディレクターにFont Bureau社で長年デザイナーを務めたサイラス・ハイスミス氏を迎え,モリサワが保有する和文書体との調和を考慮した欧文書体や次世代のメディアを見据えた書体を開発する。

モリサワ,韓国と米国の書体やブランドを買収
 モリサワは9月15日,チョロンテック(韓国)の全書体を取得し,米国フォントメーカOccupant LLC.のフォント事業およびブランドを取得すると発表した。これにより,チョロンテックが保有するデジタルフォントや印刷機器向けソフトウェアの全380書体と,Occupant LLC.が保有するサイラス・ハイスミス氏によるフォント全544書体が,モリサワの製品やサービスで使えるようになる。

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ライブトゥーラブ・ジャパン,ペットシールが作れるiPhoneアプリ
 ライブトゥーラブ・ジャパンは9月8日,ペットの写真を使ったシールを作れるiPhoneアプリ「PETLABEL(ペットラベル)」の提供を始めた。ペットの画像と飾り枠が印刷されたシール台紙を選ぶと,シールのほか自動でクリアホルダーも作られる。アプリの利用は無料で,シール台紙2枚+クリアホルダーの基本セットの価格は税込2000(+送料250円)。

■認証・選定

凸版印刷,SRI指標の構成銘柄に選定
 凸版印刷は9月11日,世界的に権威のある社会的責任投資(SRI)指標である「Dow Jones Sustainability Indices(DJSI) World Index」の構成銘柄に初めて選ばれたと発表した。同指標は米国のS&P Dow Jones社と,スイスのRobeco SAM社が共同開発した株式指標。2017年度は調査対象として選ばれた,世界大手企業約3200社から320社(うち日本企業31社)が選定されており,今回凸版印刷は,所属する「Commercial & Professional Services」分野において,日本企業では唯一の選出。

共同印刷,事業継続マネジメントシステムの認証更新
 共同印刷は9月12日,事業継続マネジメントシステムの国際規格ISO22301:2012に基づく認証を更新したと発表した。従来の,ビジネスフォームの製造や顧客データの入力や編集〜発送等に関する業務の受託に加え,プラスチックカードおよびICカードやプリペイドカード,一般証券の製造に関する業務の受託も新たに登録活動範囲に含まれ,認証範囲にカード製造の拠点である鶴ヶ島工場を追加した。

■大会・講演会・セミナー

日本グラフィックサービス工業会,来年6月に福岡大会
 日本グラフィックサービス工業会は6月2日,ホテル日航福岡で「ジャグラ第53回総会,第60回文化典」,総会を催す。

キーポイントインテリジェンス,オフィス文書技術のトレンド講習会
 キーポイントインテリジェンス(旧:インフォトレンズ)は9月13日,東京コンファレンスセンター・品川でオフィスの文書技術に関する講習会を開いた。上質紙の消費はBRICSは微増だが世界的に低下している,各プリンターメーカーの企業買収が続いている,などの概要のほか,文書量,セキュリティ,企業のコンテンツ,次に来るものなど10件の各論があった。

FFGS,生産の見える化セミナー開催
 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)は9月15日,東京・六本木の富士フイルムで,見える化で生産改善している印刷会社の事例を紹介する講習会を催し,140人が参加した。同社の中林鉄治氏は「見える化と働き方改革による労働生産性向上で収益改善を図る」と題し,印刷業向け管理会計や,MISとWebポータルシステムを活用し収益を上げているアサプリホールディングス,作道印刷,服部プロセスの取り組みを紹介した。また,公栄社の庄司志津雄ゼネラルマネージャーはWebポータルシステムの運用や働き方改革について,残業は減っても売上は変わらない事例などを話した。

印刷創世研究会,印刷会社の経営を学ぶ12人が修了
 富士ゼロックスが主催する経営者育成の勉強会「印刷創世研究会」は9月15日,東京・六本木の同社で修了式を開いた。同会に参加した印刷会社の幹部候補12人が,それぞれに自社の分析や,それを踏まえた取るべき戦略などが盛り込まれた修了論文を発表した。

DSF,家族企業の利点を聞く
 富士ゼロックスのデジタル印刷機のユーザーで組織するDocument Service Forum(DSF)は9月12日,ヒルトンホテル東京お台場で,同会設立20年を記念した講演会を開いた。京都産業大学の沈政郁(シムジョンウッ)准教授が「家族企業の真の姿を求めて」と題して,負のイメージを持たれやすい家族経営の企業を実際に業績を調査すると,平均的には非家族企業と比べて優れていることが多いといった知見を述べた。

日本印刷産業連合会,「9月印刷の月」式典開催
 日本印刷産業連合会は毎年9月を印刷の月と定めているが,これを記念し9月13日,東京・紀尾井町のホテルニューオータニで講演会と式典を開き600人が参加した。講演会は「地域創生の視点から印刷業界を考える」と題し東京理科大学専門職大学院の生越由美教授から,現在は工業社会から知識社会になったこと,地域や地名にはブランド含め価値が眠っていることなどを聞いた。式典では,同連合会表彰および環境優良工場表彰を行った。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

9月21日,リコージャパンが5S活動のセミナー
 リコージャパンは9月21日,東京・築地の同社でセミナー「製造現場の5S実践!:5Sが導く企業価値向上」を行う。リコーグループ製造部門の実践事例を交えて,5Sの必要性や重要性について紹介する。参加無料。要申込,定員40人。
http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/17K327.html

9月22日,大日本印刷がデジタルマーケティングのセミナー
 大日本印刷は9月22日,東京・五反田の同社で「リアルとデジタルのマーケティングを革新する」をテーマにセミナーを行う。リアル空間とデジタル環境をまたいだ商品購入へのワークフロー構築や経験価値を最大化させる考え方,取り組みを紹介する。参加無料。要申込。
http://www.dnp.co.jp/seminar/170922/index.html

9月23日〜11月26日,印刷博物館で「現代日本のパッケージ」展
 印刷博物館P&Pギャラリーは9月23日〜11月26日,「現代日本のパッケージ2017」展を開く。日本で開催されている3つの大規模なパッケージコンクール「ジャパンパッケージングコンペティション」「日本パッケージデザイン大賞」「日本パッケージングコンテスト」の受賞作品を展示し,現代のパッケージデザインや機能の進化を紹介する。入場無料。月曜日・10月10日は休館。
 11月5日に講演会もある。要申込,定員80人。
http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/170923/index.html

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9月25日,リコージャパンが法務部門の働き方改善のセミナー
 リコージャパンは9月25日,東京・晴海の同社で「法務部門の働き方を変える改善セミナー」を行う。会社法対応やコンプライアインスの観点から増加する傾向にある法務部門の業務量に関する悩みを同社の実例を交え解説する。参加無料,定員50人。要申込。
http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/17K306.html

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9月26日〜11月7日,gggが「組版造形 白井敬尚」展
 東京のギンザ・グラフィック・ギャラリーは9月26日〜11月7日,「組版造形 白井敬尚」展を開く。デザイン誌『アイデア』のアートディレクションなど,ブックデザインやエディトリアルデザインを中心に活動を続ける同氏の,仕事や制作資料などを紹介する。入場無料。日曜・祝日休館。
 10月6・20日にトークショーがあるほか,10月25日に同氏とともに大日本印刷の秀英体活字倉庫と久喜工場を見学するツアーもある。参加無料。要予約。
http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000709

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9月28日,Tooがテレワークのセミナー
 Tooは9月28日,東京・虎ノ門の同社で「テレワークをデザインするシステムソリューションセミナー」を開く。テレワークの導入に取り組んでいる企業の中で,働く女性の視点から見たツールの開発を行っている資生堂の事例と,テレワークの導入に必要な通信ソリューション,セキュリティツール,データ共有ツールを紹介する。参加無料。事前予約制,定員各回40人。
http://www.too.com/event/y2017/telework/

9月30日〜10月28日,横浜・福浦で工場とアートの展覧会
 山陽印刷が運営するアーティストネットワーク+コンパスは9月30日〜10月28日,横浜・福浦の山陽印刷や山装,坪倉興業,鶴見金網で工場内を使ったアートイベント「バードオブパラダイス」展を開く。7人のアーティストが,各工場より提供された素材を使った作品などを展示したり,ワークショップ(要予約)を行う。
http://www.anc3434.com/tenrankai/

10月2日,日本出版学会が出版アクセシビリティの研究会
 日本出版学会は10月2日,東京・神田の専修大学で研究会を開く。「当事者が求める出版のアクセシビリティ」をテーマに,千葉県立西部図書館司書の松井進氏が話す。参加無料。要申込,定員25人。要申込。問合せは出版アクセシビリティ研究部会長の野口武悟氏へ,メール(takenori@isc.senshu-u.ac.jp)

10月3〜6日,東京ビッグサイトで「JAPAN PACK 2017」
 「JAPAN PACK 2017(2017日本国際包装機械展)」が10月3〜6日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催は日本包装機械工業会。包装機械や包装資材,包装材料加工機械,食品加工機械,医薬・化粧品製造機器,物流機器および関連機器の新製品が展示される。入場料3000円(Webでの事前登録で無料)。
 エスコグラフィックスは,カッティングテーブルや3Dパッケージデザインツール,パッケージングの構造デザインCADソフトウエアなどを紹介する。マーケム・イマージュは,小文字用インクジェットプリンターやレーザーマーカー,大文字用バルブジェットプリンターなどを紹介する。
http://www.japanpack.jp

10月3〜6日,幕張メッセで「CEATEC JAPAN 2017」
 データ駆動型や情報活用型の社会到来に向けたモノ・サービス・テクノロジーの展示会「CEATEC JAPAN 2017(シーテックジャパン)が10月3〜6日,千葉の幕張メッセで開かれる。主催はCEATEC JAPAN実施協議会。入場無料。
 共同印刷は,メーカーや小売店の課題を解決するソリューションとして,バーチャルコマースパッケージやパーソナルマーケティングの新サービス,オムニチャネル・多言語対応のソリューションなどを出展する。
http://www.ceatec.com/ja/application/

10月5・6日,紙パルプ技術協会が年次大会
 紙パルプ技術協会は10月5・6日,埼玉の大宮ソニックシティで70周年記念式典および年次大会を開く。設備・資材メーカーによる展示のほか,表彰式や講演会,コンサートなどがある。参加費は,全行事参加の場合は一般4万9000円,会員3万5000円。6日の懇親会のみの参加は1万9000円。
http://www.japantappi.org/fileinfo/data/kaikoku/2017/60_program_j.pdf
http://www.japantappi.org/kaikoku_top.html

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 印刷技術と用紙の関係,加工特性,規格などの基本事項から,背景にある技術的原理やデザインとの関係まで,印刷用紙との「つきあい方」を体系的にわかりやすく解説。新人から中堅まで,印刷用紙に携わるすべての人に。『印刷用紙とのつきあい方』

10月11日,日本出版学会が児童出版物の講演会
 日本出版学会は10月11日,東京・三崎町の日本大学で講演会を開く。2016年度「日本出版学会賞」を受賞した書籍『占領下の児童出版物とGHQの検閲——ゴードン W. プランゲ文庫に探る』(共同文化社刊)の著者である谷暎子氏が話す。参加費は一般1000円,会員・学部生は無料。要申込。問合せは,事務局へメール(info@shuppan.jp)。

10月20・21日,広島で多彩な印刷関連セミナー開催
 第13回「2017印刷産業夢メッセ」が10月20・21日,KKRホテル広島で催される。主催は広島県印刷工業組合と中国印刷機材協議会。24のセミナーやJAGDA広島平和ポスター学生コンペティション2017入選作品展で構成。セミナーの受講料は一日6000円。問合せは,広島県印刷工業組合(電話082-293-0906)。

10月24日,日本印刷産業連合会がプライバシーマークのシンポジウム
 日本印刷産業連合会は10月24日,同連合会のプライバシーマーク審査センターが本年9月に審査業務開始10周年を迎えるのを記念し,東京のアルカディア市ヶ谷でシンポジウムを開く。情報セキュリティ対策について講演がある。参加費1万円。要申込,定員100人,10月10日締切。
https://www.jfpi.or.jp/p-mark/topics/detail/id=3018

10月24日,東京・竹橋で「スマート印刷ファクトリー」のセミナー
 イー・エフ・アイとPODiは10月24日,東京のTKPガーデンシティ竹橋で,近代的MISを中心とした「スマート印刷ファクトリー」の技術を紹介するセミナー「Connect Japan 2017」を開く。要申込。問合せは,PODiへ電話050-3786-1073。

10月25日,リコージャパンが働き方改革のセミナー
 リコージャパンは10月25日,東京・築地の同社でセミナー「働き方改革(ワークスタイル変革)実践事例セミナー」を行う。コミュニケーション・コラボレーションのスタイルについて実践事例などをオフィス見学,製品体験を交えて紹介する。参加無料。要申込,定員6人。
http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/17S002.html

10月29日〜11月5日,東京・新橋でペーパークラフト展
 10月29日〜11月5日に東京・東新橋のトッパン・フォームズで,「ペーパーレストラン2017:紙の力・紙を使いこなしたアートの世界展」が開かれる。主催は日本ペーパークラフト協会とオフ・クリエイト-クリ8。「神代から尽きぬ月物語:尽きることの無い月への思い」をテーマに,23人のペーパーアーティストが作品を展示する。入場無料。期間中にワークショップやコンサートもある(参加無料,要申込)。
http://www.j-papercraft.com/paperrestaurant2017

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2017年10月号【特集:デジタル印刷を考える】(明日発売)
PODやデジタル印刷は、いろいろなテーマで喧伝されるものの、思ったよりも広まっていない、というのは、皆様、感じるところではないでしょうか。それでも確実に増えてはいるでしょうから、今月号では、大判プリンター含め、その動向を紹介しました。

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週刊『印刷雑誌』8巻35号
2017年9月19日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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