週刊『印刷雑誌』


週刊『印刷雑誌』 8巻42号 2017年11月6日
Japan Printer weekly Vol.8, no.42
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

■印刷を楽しむ

年賀状サービス続々
 セイコーエプソンとエプソン販売は11月1日,Webサイト「年賀状特集2018」を公開した。スマートフォンやタブレット端末,PCで年賀状を作成できるツールや,デザインコンテンツを提供する。
 キヤノンは11月2日,無料ダウンロード素材サイト「Creative Park(クリエイティブパーク)」に,2018年の年賀状の特集ページを公開した。無料の年賀状コンテンツが1900点以上あるほか,「手書きメッセージ文例集」などもある。
 ソルトワークスは11月1日,デザイナーズ年賀状作成サイト「年賀家族2018」において,写真と箔押しを組み合わせた年賀状「HAKU」の提供を始めた。製造工程に手作業が含まれるため生産枚数に限りがあり,販売期間は11月30日まで(販売予定枚数に達し次第終了)。価格は,同サービス基本料金1万円,HAKU印刷料金1枚につき200円,年賀はがき料金52円。
 ケイスが運営する横浜のテキスタイルブランド「濱文様」は11月1日,コネクティットが展開する,スマートフォンやパソコンでの注文で年賀状のデザインから発送までを提供する「スマホで年賀状2018」において,オリジナルデザインの年賀状を発売した。価格は税・はがき代・印刷代を込みで1枚130円〜。

エプソン,エコタンク搭載プリンタでキャンペーン
 エプソン販売は,11月1日〜2018年1月9日に大容量インクタンク(エコタンク)搭載の家庭向けインクジェットプリンタ「EW-M770T」「EW-M670FT」「EW-M571T」および「カラリオ EP-880AW/AB/AR/AN」を購入した人を対象に,最大1万5000円を還元するキャンペーンを行っている。応募締切は2018年1月23日。

大日本印刷,オンデマンド版『手塚治虫全集』を発売
 大日本印刷は11月3日,丸善ジュンク堂書店,トゥ・ディファクト,手塚プロダクションと共同で,全国の丸善とジュンク堂書店およびハイブリッド型総合書店「honto」の通販サイトにおいて,オンデマンド版『手塚治虫全集』(発行:手塚プロダクション,発売:丸善ジュンク堂書店)の販売を始めた。11月3日に『ブラック・ジャック』や『ブッダ』など5作品の第1巻を刊行し,今後毎月3日に5作品ずつ発売する。2023年7月3日までに全343巻を刊行予定。各作品はB5判とB6判がある。

大日本印刷,活版印刷の職人アーカイブ映像を公開
 大日本印刷は11月2日,活版印刷の職人たちのアーカイブ映像と同社オリジナル書体「秀英体」の紹介映像をWebサイトなどで公開した。前者の映像は活版印刷の歴史や,工程や職人のノウハウを解説する。後者の映像は,秀英体が持つ伝統や先進性を紹介する「イメージ篇」と,同書体の特徴や成立ち,印刷技術の変遷や出版事業との関わり,未来の文字環境への展望を紹介する「本篇」がある。

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日本ペーパークラフト協会,ペーパーアートを多数展示
 日本ペーパークラフト協会とオフ・クリエイトは10月29日〜11月5日,東京・東新橋のトッパン・フォームズ1階で,「ペーパーレストラン」展を開いた。「神代から尽きぬ月物語」をテーマに製作された23のペーパーアート作品が展示された。また,紙を使った工作のワークショップ,コンサートなども催された。

Music Jacket Promotion Committee,新宿高島屋で音楽ジャケット展
 Music Jacket Promotion Committeeは11月3〜5日,東京の新宿高島屋で「TALKING MUSIC & LISTENING 2017」展を開いた。レコードやCDのジャケットを展示したほか,各種トークショーを催した。

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神保町ブックフェスティバル,書籍求め多くの人で賑わう
 11月3〜5日,神保町ブックフェスティバルが開かれた。すずらん通り・さくら通りに立ち並んだ出店では,出版社による書籍のワゴンセールや,飲食店による出店,コンサートやチャリティオークションなどの関連イベントが行われた。また,日本出版協会と日本印刷産業連合会が主催する造本装幀コンクールの展示が,同期間に東京堂ホールで行われ,実際に受賞作品の書籍を手にとり,工夫を凝らした装幀を見ることができた。

■印刷からの拡がり

大日本印刷,生活者自身が店舗でICキャッシュカード即時発行
 大日本印刷は2018年春,金融機関の店舗で生活者自らが口座開設からICキャッシュカードの発行まで行える「DNPカード即時発行サービス(KIOSK端末型)」の販売を始める。生活者が,本人確認用のマイナンバーカードか運転免許証を持参して端末を操作すると,持参した本人確認証の顔写真と,端末に内蔵されたカメラで撮影した顔写真のデータを照合して本人確認を行い,口座開設とICキャッシュカードの発行ができる。

凸版印刷,作業員の労務実態を把握するIoT可視化サービス
 凸版印刷は11月2日,屋外の建設現場向けに提供している,作業員の位置情報を把握するIoT可視化サービス「ID-Watchy」に,作業員の労務状況を分析できる機能を追加して,製造業向けサービスとして提供すると発表した。同機能は,記録した位置情報とカメラ映像を基に,作業員別の滞留時間や動線などを分析する。現場作業に熟練した作業員の位置情報と映像データを作業マニュアルにし,教育ツールとしても活用できる。

凸版印刷,欧州で建装材事業を強化
 凸版印刷の欧州現地法人であるTOPPAN EUROPE GmbH(ドイツ)は,スペインの建装材印刷メーカーDECOTEC PRINTING,S.A.U.の株式の過半数を,9月14日に取得した。これにより凸版印刷は欧州初となる製造拠点を保有することとなり,従来稼動する日米の製造拠点と合わせ,グローバル市場における建装材事業をより一層強化する。同社はこの買収により,2020年に新たに約30億円の売上創出を目指す。

凸版印刷,小売支援で協業
 凸版印刷は10月31日,小売・通販事業,小売支援事業のベンチャー企業IROYAに出資して資本業務提携したと発表した。これにより両者は,凸版印刷のグループ会社であるマピオンが保有している地図情報を活用した共同事業など,リテール×テクノロジー領域でのサービスを検討していく。IROYAが運営するアパレルのセレクトショップおよびオンラインサイトの購買履歴や,店舗での商品の受け取りや取り寄せ,店頭送客支援などのサービスを開発する。

■新製品

アドビ,オンライン連携可能な写真サービス「Lightroom CC」を発表
 アドビは10月19日,オンライン連携可能な写真サービスの「Adobe Photoshop Lightroom CC」を発表した。クラウドベースの新しい写真サービスとして,デスクトップ・モバイル・Webの環境が統合され,フル解像度のRAW編集もすべてのデバイスで同期がされている。人工知能の「Adobe Sensei」により画像検索と整理を容易に行うことができる。従来より提供されていた「Lightroom CC」は,「Lightroom Classic CC」という名称になり,メジャーアップデートによって,プレビュー生成の高速化や現像モジュールの改善が行われた。
 Lightroom CC,Lightroom Classic CC,Photoshop CCと20GBのストレージが使える「Creative Cloud フォトプラン」は月額980円(1TBのクラウドストレージ付は月額1,980円)。Lightroom CCと1TBのクラウドストレージが使える「Lightroom CCプラン」は月額980円。(いずれも税別)

TBM,オンデマンド印刷市場向けのLIMEXシートを供給開始
 TBMは11月6日,オンデマンド印刷市場向けに新素材「LIMEX(ライメックス)シート」をリコーと連携して供給開始すると発表した。LIMEXは石灰石を主原料とした紙やプラスチックの代替となる材料で耐水性や耐久性に優れている。製紙工程で必要な木材パルプや水を使わずに紙の代替品製造ができ,プラスチックの代替としても石油由来樹脂の使用量を大きく削減できるので,環境負荷の低減を図ることができる。
 リコーのプロダクションプリンタの「RICOH ProC/ProLシリーズ」は,専用の設定モードでLIMEXシートが使用可能になっており,同社のオンラインサイトや代理店などを通じて販売を行う。

富士ゼロックス,プロダクション向けデジタル機のホワイトトナー発売
 富士ゼロックスは11月1日,プロダクション市場向けの最上位機種「Xerox iGen 5 150 Press」の5色目のオプショントナーとして「ホワイトトナー」を発売した。今回発売するホワイトトナーを4色のトナーの上もしくは下に使うことで,濃色用紙や透明紙などへと印刷の幅を広げることで,高級感やクリエイティブなデザインを可能にする。11万6000円。

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 デジタル印刷に関して,業態を変えずに印刷会社として何ができるのか。「印刷会社の内情やデジタル印刷への指針」「デジタル印刷のしくみ」「ユーザーの情報」を元に,デジタル印刷の成功への道筋を解説。『印刷会社とデジタル印刷 -成功への道-』
 POD(Print OnDemand)は入念に仕組み作りを工夫することでオフセットでは難しい印刷物や,消費者への効果を作り出すことができる。その特長を活かすための機能や基本原理を解説した入門書。印刷会社以外の総務の方にもわかるようにやさしく解説。『印刷技術基本ポイント POD編』

■プロの世界

全日本印刷工業組合連合会,MUDコンペの応募期間を延長
 全日本印刷工業組合連合会は,「第11回メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)コンペティション」の応募期間を,11月30日まで延長した。

UCDA,「わかりやすさ」考えるセミナーと展示を実施
 ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)は11月1・2日,東京・汐留の電通ホールで,セミナーや,協賛企業による「わかりやすさ」の取り組みを紹介する展示,UCDAアワードの選考結果報告会を開いた。セミナーでは社会課題やCSRと分かりやすさ,消費者保護,食品表示の変化,消費者の行動,高齢者の見えかた,などの視点から同協会実行委員が講演を行った。

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 障がい者を含めた多くの人が視覚的に情報を理解できるメディア・ユニバーサルデザインという視点。その現状調査や企業・団体の取り組み,技法,適応例をオールカラーで解説。『メディア・ユニバーサルデザイン』

全日本印刷工業組合連合会,日本印刷個人情報保護体制認定制度200社記念交流会
 全日本印刷工業組合連合会は日本印刷個人情報保護体制認定制度について,「200社認定達成記念・認定企業交流会」を11月10日,東京・新富の日本印刷会館で催す。

富士ゼロックス,文化伝承活動が受賞
 富士ゼロックスは神奈川および京都で,古い書籍や伝統文 書を無償で複製・復元する「文化伝承活動」を行っている。その取り組みが,企業メセナ協議会が主催し企業の文化活動を顕彰する「メセナアワード2017」において,特別賞(文化庁長官賞)を受賞した。

セイコーエプソン,乾式オフィス製紙機がグッドデザイン金賞受賞
 セイコーエプソンは11月2日,乾式オフィス製紙機「PaperLab A-8000」が「グッドデザイン金賞」(経済産業大臣賞)に選出されたと発表した。同賞はグッドデザイン賞から選出されたグッドデザイン・ベスト 100の中で,社会の課題に対する取り組みとしての内容,将来に向けた提案性や完成度の高さなど,総合的な観点から,特に優れていると評価されたデザインに贈られるもの。

日本印刷技術協会,創立50周年記念大会盛況
 日本印刷技術協会は10月26日,目白のホテル椿山荘東京で同協会設立50周年を記念した大会を開き180人が参加した。「印刷再成長のための新しい企業経営とは」と題し同協会の塚田司郎会長が基調報告,また基金や教育関係,page展への貢献,資基材の提供などで森澤嘉昭氏(モリサワ相談役)はじめ8人とTooはじめ4社に感謝状を贈呈した。さらに「成長するためのマーケティング戦略:勝てるブランディングとは」と題し中央大学ビジネススクール大学院の田中洋教授が講演した。

日本オフセット輪転印刷協議会,AIを勉強
 日本オフセット輪転印刷協議会は11月1日,水道橋の東京ドームホテルで会員交流会を行い,180人が参加した。AIを利用した製造・流通業の変革やシステム,アンチウィルス製品に関し日本アイ・ビー・エム,富士通,テクマトリックスより,また次世代の無人搬送について日本電産シンポより学んだ。

多田紙工,社長に多田信氏
 多田紙工(さいたま市)は11月付で,多田則子社長が代表取締役会長に,代表取締役社長に多田信氏が就任した。

キンコーズ,12月に上野広小路店を開設
 キンコーズ・ジャパンは12月4日,東京に上野広小路店を開設する。住所は,〒110-0005東京都台東区上野1-1-12 ユニゾ末広町ビル1F,電話03-5816-8580。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

11月7日,フォーム工連とPODiが海外DM動向の報告会
 日本フォーム印刷工業連合会とPODiは11月7日,東京のTKPガーデンシティ竹橋で「DMA & THEN 視察ツアー報告会」を開く。米国ニューオリンズで開かれたデータ&マーケィング協会の年次大会や「国際エコー賞」の授与式,フロリダのWilen Direct社への訪問で得た情報を紹介する。参加無料。要申込。
http://www.podi.or.jp/press/20171016/

11月9日,Tooが「Dropbox」活用セミナー
 Tooは11月9日,東京・虎ノ門の同社でセミナー「“自由”が仕事を豊かにする。dot by dotの働き方を支えるDropbox」を開く。データ共有のクラウドサービス「Dropbox」を使ったワークグループ環境について,講演とパネルディスカッションで解説する。参加無料。事前予約制,定員40人。
http://www.too.com/event/y2017/dropbox11/

11月10日,印刷技術懇談会が紙加工会社のセルフブランディング勉強会
 印刷技術懇談会は11月10日,中野坂上の東京工芸大学で勉強会を開く。篠原紙工の篠原慶丞社長が, 印刷業界のセルフブランディングの立て方について,これまでの同社の歴史とさまざまなプロダクトを紹介する。参加費1000円。要申込。
http://kokucheese.com/event/index/493962/

11月11・12日,しまうまプリントシステムが猫フォトブックの特別展
 しまうまプリントシステムは11月11・12日,東京・二子玉川の蔦屋家電で「みんなでつくる猫フォトブックギャラリー」展を開く。全国の愛猫家から募集した,猫をテーマにしたフォトブック2000冊を展示する。来場者にはフォトブック作成の割引クーポンを贈る。入場無料。
https://www.n-pri.jp/photobook/special/cat?atpress

11月11・12日,日暮里で産業イベント「荒川モノづくり技あり市」
 11月11・12日に東京の日暮里サニーホールで「荒川モノづくり技あり市(荒川区産業展)」が開かれる。主催は同展実行委員会。荒川区生まれの製品やデザインを紹介。印刷関係では渡邉製本などが出展する。入場無料。
http://www.ara-mono.jp/index.html

11月13日,モリサワが東京本社でVR関連のセミナー
 モリサワは11月13日、LIFE STYLEと共催でVRでのビジネスに関するセミナーを開く。参加無料,要申込。
https://pages.morisawa.co.jp/ls_vr_seminar171113tokyo.html

11月22日,日本印刷学会が軟包材印刷のシンポジウム
 日本印刷学会は11月22日,東京・新富の日本印刷会館で「軟包材印刷の現状と将来展望」をテーマにシンポジウムを開く。パッケージ市場動向およびフレキソ印刷,グラビア印刷,デジタル印刷,インキやフィルムなどについて6件の講演があるほか,パネルディスカッションもある。参加費は一般1万2000円,教職員・シニア4000円,学生3000円,会員1万円。要申込,定員100人。
http://www.jspst.org/event/171122.html

11月27日,日本印刷技術協会が印刷産業セミナー
 日本印刷技術協会は11月27日,東京・和田の同協会でセミナーを開く。「印刷産業の50年とイノベーション」をテーマに特集した『印刷白書2017』の発刊を記念し,メディア動向や印刷産業における新たな経営課題を解説する。参加費は,同書籍付き1万5120円,書籍なしは会員5400円・印刷総合研究会メンバー無料。要申込。
https://www.jagat.or.jp/hakusho2017seminar

11月27・28日,ミヤコシが千葉・八千代で内覧会
 ミヤコシは11月27・28日,千葉・八千代の同社事業所でオープンハウスを催す。カラーインクジェットプリンターや液体トナー方式電子写真プリンターなどの国内初出展機も紹介する。参加無料,要申込。
http://www.miyakoshi.co.jp/showroom/pdf/OPEN%20HOUSE2017.pdf

11月28日,Functional 3D Additive Manufacturingのワークショップ
 IEEE CPMT Society Japan Chapterは11月28日,東京・千駄ケ谷のナガセ グローバル人財開発センターで「Workshop on Functional 3D Additive Manufacturing」を開く。6つの講演およびパネルディスカッションがある。参加費1万7000円。要申込。
https://www.ieee-jp.org/section/tokyo/chapter/CPMT-21/20171128/index.html

12月2日,日本出版学会が秋季研究発表会
 日本出版学会は12月2日,名古屋の中京大学で秋季研究発表会を開く。12件の研究発表があるほか,「出版史研究の史料とその方法」をテーマにシンポジウムがある。シンポジウムは上智大学の柴野京子氏を司会に,中京大学の浅岡邦雄氏をコメンテーターに,岐阜聖徳学園大学の中川裕美氏,名古屋大学の日比嘉高氏,長野県短期大学の牧義之氏が話す。参加費は一般2000円,会員1000円,学部生は無料。
http://www.shuppan.jp/yotei/933-2017-2017122.html

12月12日,日本印刷学会がグラビア研究会の25周年記念シンポジウム
 日本印刷学会は12月12日,東京・水道の印刷博物館でシンポジウムを開く。グラビア研究会の25周年を記念し,2015〜17年の研究会の聴講者にアンケートして要望の多かった,食品包装材料やグラビア製版技術などの話題をテーマに講演がある。同博物館のバーチャル映像の鑑賞会もある。参加費は一般1万2000円,会員7000円。要申込,締切12月7日。
http://www.jspst.org/event/171212.html

12月12日,日本画像学会がイメージング技術のシンポジウム
 日本画像学会は12月12日,東京・虎ノ門の発明会館でシンポジウム「イメージング技術の最新動向と未来に向けた展望」を開く。電子写真やインクジェット,電子ペーパーなどに関する8件の発表がある。参加費は一般1万7000円,会員1万円,学生2000円。要申込。
http://www.isj-imaging.org/event/symposium/symp_2017/2017_symp_tokyo.html

12月16日〜2月10日,エプソンが3都市で写真イベント
 エプソン販売は,写真愛好家のためのイベント「それいけ!写真隊」を,次の日程と会場で開く。12月16日は金沢のITビジネスプラザ武蔵,2018年1月20日はツインメッセ静岡,2月10日は広島県立広島産業会館。写真およびフォトブックなどの展示があり,作品づくりの方法を解説する。参加無料。
http://www.epson.jp/soreike/

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 日本を代表する雑誌「アンアン」「クロワッサン」「エル・ジャポン」などで鋭感覚のレイアウトをプロデュースしてきた著者が,理論と技法を多数の実例でわかりやすく展開する。『写真を活かすレイアウト』

2018年1月17日,印刷教育研究会が情報伝達のセミナー
 印刷教育研究会は2018年1月17日,東京・水道橋の工芸高等学校でセミナーを開く。ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会の武田一孝氏が,「情報コミュニケーションと伝達効率」をテーマに話す。要申込。問合せは大槻辰弥氏に電話,070-5553-1775。

2018年1月26日,日本画像学会がシンポジウム
 日本画像学会は2018年1月26日,東京・代々木公園の国立オリンピック記念青少年総合センターで,電子写真技術研究会としてシンポジウムを開く。「電子写真の未来に向けた定着関連技術」をテーマに9つの講演がある。参加費は一般1万円,学生2000円,会員7000円。要申込。
http://www.isj-imaging.org/event/tech_seminar/2017_smr_134.html

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2017年11月号【特集:色の基本を見直す】(好評販売中)
 カラー印刷が当たり前となった今,色の問題は多くの印刷会社で起こっているとは耳にしますが,全体的にはあまり語られなくなったような気がします。印刷プロセスの自動化が進むと,あまり考えることをせずにきれいな,ある意味及第点の印刷物が作れるようになるためか,色再現のことをあまり知らない方々が増えたように感じます。

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週刊『印刷雑誌』8巻42号
2017年11月6日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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