週刊『印刷雑誌』


週刊『印刷雑誌』 8巻44号 2017年11月20日
Japan Printer weekly Vol.8, no.44
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

■印刷を楽しむ

ショウワノートと中村印刷所,水平に開くノートを開発
 ショウワノートと中村印刷所(東京都北区)は,共同で子供向けの学習帳「水平開きノート」を開発し11月より販売を始めた。同製品は180度水平に開くため,図形やグラフ,年表や地図を見開きで大きく書けるほか,ノートの中心をまたいでコンパスが使える,コピーやスキャンをするときに影ができない,タブレット端末での撮影時に影ができず電子黒板などに綺麗に写る,といった特長がある。

ワキプリントピア,タツノコプロの記念切手を郵便局で販売
 ワキプリントピアは,アニメーション制作会社であるタツノコプロの55周年を記念したフレーム切手セットを販売する。切手および切手ホルダー,ピンバッジなどがあり,完全受注生産。2018年1月12日まで郵便局の窓口で,1月15日まで郵便局のWebショップで,申込を受け付けている。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー,マリメッコ展開催
 ギンザ・グラフィック・ギャラリーは11月15日〜2018年1月13日まで,「マリメッコ・スピリッツ」展を開いている。世界的な人気を誇るフィンランドのアパレルブランド「マリメッコ」のデザイナー,パーヴォ・ハロネン,マイヤ・ロウエカリ,アイノ=マイヤ・メッツォラら三氏の個性が窺える代表的なデザインを展示した。また三氏がそれぞれ「JAPAN」をテーマにデザインした新作を展示している。

ブラザー,「トリックアート年賀状」の撮影イベントを開催
 ブラザー販売は11月18日に東京の六本木ヒルズで,ハガキをプリントできるスマートフォンアプリの機能を強化したインクジェットプリンタ「PRIVIO(プリビオ)」を活用し,「トリックアート年賀状」を撮影するイベントを開いた。立体的に見えるトリックアートを使った撮影用パネルを設置し,参加者が撮影した写真を使って年賀状をアプリで作成すると,同プリンタで1枚プリントするサービスを行った。

日本印刷産業連合会,「印刷と私」エッセイ・作文コンテスト選考結果発表
 日本印刷産業連合会は11月14日,「印刷と私」エッセイ・作文コンテストの選考結果を発表した。応募総数760作品から,一般の部「小山薫堂最優秀賞」を石島幹男氏(埼玉県),馬場一恵氏(東京都)。小学生の部「小山薫堂最優秀賞」を座間耀永氏(東京都),坊垣心都氏(岐阜県)が受賞した。

図書印刷,紙面が広がる製本様式が絵本で採用
 図書印刷が開発した紙面が広がる製本様式「spreak(スプレック)」が,11月16日にKADOKAWAが発売した仕掛け絵本『いっせーの ばあ』(作・絵:新井洋行)に採用された。同製本は折りたたんだ紙面を上下左右に広げることができる。合紙絵本生産機でハードカバー仕様に製造している。

◇◇ 書籍PR ◇◇
 印刷の基本的事項の解説書と事典の両方の機能を持ち合わせた一冊。印刷工程および印刷ビジネスの仕組みを理解する一助として,新人からベテランまで,手元に置いておきたい印刷業界必携の書!『印刷用語ハンドブック 基本編』

2017年は「リーディングレッド」,2018年は「ビジョナリーミント」
 日本流行色協会は11月16日,2017年と2018年を象徴する色を発表した。2017年はビビッドレッド系統色の「リーディングレッド(Leading Red)」(マンセル値:4R4.25/14)で,殻をやぶる・考えを表明する・華やかさ・人間らしさ,などをイメージさせる鮮やかな赤が注目された。2018年はベリーペールブルー系統色の「ビジョナリーミント(Visionary Mint)」(マンセル値:2.5B9/2.5)で,将来を見通した・想像力のある・独創的・爽やか・透明感・きれいな空気と水,などをイメージさせるミントグリーンが選ばれた。

今秋のパッケージデザイントレンドは「落ち着き・上品・さわやか」
 プラグは11月15日,この秋の新商品516商品を対象に,20〜50歳代の男女2万6000人にパッケージデザインの好意度調査を行った結果を発表した。1位は赤城乳業のアイスクリーム「MILCREA チョコレート」。デザインのキーワードは,濃い・元気に・ナチュラルに。キーカラーは白だった。

■印刷からの拡がり

凸版印刷,尾形光琳と酒井抱一の屏風をVR作品に
 凸版印刷と東京国立博物館は2018年1月2日,東京・上野の同博物館に開設したバーチャルリアリティ(VR)作品の上演施設「TNM & TOPPANミュージアムシアター」をリニューアルオープンする。上映システムとプロジェクタの性能を向上し,高輝度・広色域にすることで,より明るく色彩豊かな映像を鑑賞できるようになる。
 1月4日〜4月22日に,尾形光琳筆の重要文化財「風神雷神図屏風」と,その裏に描かれた酒井抱一筆の重要文化財「夏秋草図屏風」のオモテとウラの関係性に隠された秘密を探るVR作品「風神雷神図のウラ-夏秋草図に秘めた想い-」を上演する。

大日本印刷,東北復興の名産品販売イベントに協力
 大日本印刷は,11月16・17日に開かれた東北経済連合会と東京都,東北絆まつり実行委員会,オリンピック・パラリンピック等経済界協議会が主催のイベント「企業合同物産展 大手町・丸の内JAPAN市 東北復興編」に,事務局として参加した。東京オリンピック・パラリンピック1000日前の盛り上げと,東北復興の後押しを目的としたイベントで,三井住友FG・東京海上日動・読売新聞東京本社・日本経済新聞・JXTG・みずほFG・JR東日本(東京駅)の7箇所で,東北各県の名産品の販売を行った。

大日本印刷,東南アジアのSNSマーケティング事業を開始
 大日本印刷は11月15日,タイでSNSマーケティングビジネスを展開するInternet-Based Business Groupの子会社であるZanroo Japanと販売連携し,同社が開発したSNS解析ツール「Zanroo(ザンルー)」を活用した企業のSNSマーケティングを支援するサービスを始めた。日本の企業向けに同ツールのライセンス提供および,東南アジア地域でのSNSマーケティングのコンサルティングサービスを提供する。

図書印刷,モバイルラーニングサービスを提供
 図書印刷は11月15日,イー・コミュニケーションズと業務提携し,モバイルラーニングのサービス「BIZSTEP」を共同で開発し,サービスの提供を始めると発表した。営業,コミュニケーション,法務などの全30ジャンル以上の知識を横断的に測定し,業界,職種,職位,年収ごとに必要なビジネス知識を見える化,必要なドリルなどの学習教材,関連するビジネス書籍情報なども提供する。

凸版印刷,医療情報提供サービスを開始
 凸版印刷は11月中旬より,血液内科医および医療従事者向けに,血液疾患分野の最新情報を医師目線で公平中立に提供するサービス「Hematopaseo(ヘマトパセオ)」を始めた。ポータルWebサイトによる情報発信を中心に,会員向けメールマガジンの配信や,サイト情報をコンパクトに集約した情報誌の発行を行う。同サイトの利用は無料で,会員登録が必要。

大日本印刷,電子決済における非対面での不正利用を検知するサービス
 大日本印刷は米国のThreatMetrix,Inc.と共同で,電子決済における本人認証サービスである3Dセキュアの分野で協業し,非対面での不正利用を検知するサービスの提供を2018年春より始める。3Dセキュアは“なりすまし”などによるクレジットカードなどの不正利用を防止するサービスで,カード番号と有効期限に加え,IDやパスワード,パーソナルメッセージなどのカード保有者本人しか知らない情報を組み合わせて本人認証を行う。

■プロの世界

タイププロジェクト,コーポレートフォントの法人プランを開始
 タイププロジェクトは11月13日,コーポレートフォントの法人プランの提供を始めると発表した。法人プランでは,同社の主要フォントであるAXIA Font,TP明朝,TPスカイのフォントファミリーから,一般販売を行っていない20フォントを新たに用意した。
 20フォントの中から任意の4フォントを10ライセンスまで使用可能な「ベーシック」と,ライセンス数無制限の「アドバンス」の2つの年間契約コースを提供。ベーシックプランが200,000円,ライセンス数無制限のアドバンスプランが2,000,000円(税別・年額)。また,Webフォント利用や1フォントずつの追加もオプションで対応する。

リコー,小型ガーメントプリンタ発売
 リコーは11月16日,Tシャツなどの服飾品生地(ガーメント)に直接印刷するDTG(Direct to Garment)プリンタ「RICOH Ri 100」を発売した。本体の小型化に加え,仕上機をプリンタの下に重ねて設置できる設計で省スペースを図った。これにより,店舗の店頭やイベント会場などでの活用が可能になる。29万8000円。

水上印刷,東京都経営革新優秀賞で最優秀賞を受賞
 水上印刷は10月31日,東京都知事が承認した「経営革新計画」に基づいて新事業に積極・果敢に取り組み,経営の向上を果たした企業等を表彰する東京都経営革新優秀賞において,最優秀賞を受賞した。
 同社はおもにコンビニや外食産業をターゲットとし,印刷物製造の前後の工程を取り込み,インストアプロモーションサービスのフルサービスを展開。市場調査,企画提案,デザイン,キッティング,配送,在庫管理を一貫して扱うサービスを提供している。これにより,顧客の「面倒くさい」を解決し,同時に納期を短縮して販促効果を高める取り組みが評価された。

日本フォーム印刷工業連合会,業界調査とサスティナビリティ経営を聞く
 日本フォーム印刷工業連合会は11月13日,東京・新富の日本印刷会館でセミナーを開いた。同連合会市場調査委員会の石井啓太委員長はフォーム印刷業界の現状と課題について調査対象62社のアンケートの結果を報告した。2015年度調査と比べ,売上ではほぼ横ばいに推移しているが,効率向上や内製化により利益では増加傾向にあった。また,朝日エルの岡山慶子会長がソーシャルマーケティングの事例を紹介するとともに,サスティナビリティ経営について,明確な正しい答えはなく,その中でより正しい向きへ試行錯誤し方向転換をしていくことが重要だと話した。

リョービ,品質管理システムとUVインキの実演
 リョービMHIグラフィックテクノロジーは11月15日・16日,東京・豊島の同社で機材展を催し,210人が参加した。印刷オペレータと実務の見える化をサポートする「プレスインフォメーションディスプレイ」,ヒッキーや汚れなどの欠陥検査とカラーバー読取りによる濃度管理をインラインで行う品質管理システム「PQS-D(I+C)」および,各種UV照射装置に対応するT&K TOKAのUVインキ「BEST CURE UV CORE」シリーズによる印刷実演を行った。

◇◇ 書籍PR ◇◇
 印刷の短納期化や高付加価値印刷で注目を集める「UV印刷」。UV印刷技術の基本を知り,新たな業務展開を図るために,印刷を発注する人と印刷をする人に送る一冊。『印刷技術基本ポイント UVオフセット印刷編』

ハイデル・フォーラム21,変化が激しすぎる時代の働き方を聞く
 ハイデル・フォーラム21は11月15日,東京の品川プリンスホテルで「第20回全国合同地区大会・高付加価値セミナー」を催した。「第四次産業革命が進む中,競争ルールや働き方の変化にどう対応するか?」と題し一橋大学の石倉洋子・名誉教授から,変化が激しすぎる時代であること,人間のユニークさを駆使すること,やってみなければ答えはでないこと,などを聞いた。また「Smart Print Shopへの道,今,印刷会社がしなければいけないことは?」と題しハイデルベルグ社のアンソニー・サールビー氏が,プロセスの改善・効率化,工程やジョブの時短,総合設備効率などを話した。

リコージャパンと日本マイクロソフト,中堅中小企業の働き方改革を支援
 リコージャパンと日本マイクロソフトは11月13日,中堅中小企業の働き方改革を支援する取り組みとして,後者が11月1日に提供し始めた「Microsoft 365 Business」を中核にしたクラウドサービス基盤の導入・構築から活用促進,管理,運用支援までを共同で展開すると発表した。前者は12月1日に「リコー Microsoft 365 支援センター」を設立し,サービスを導入・利用する中堅中小企業を支援する。

ブラザー工業,社長の社内向けブログを記念集に
 ブラザー工業は11月10日,同社の小池利和社長が2005年12月より社内向けに発信しているブログが5月に1000回を迎えたことを記念し,冊子『テリーの徒然日記1000回記念選集』を制作したと発表した。この冊子は非売品で,主に震災復興支援へ寄付した従業員に配布される。

育英グラフィックの会,完全無処理版と最新印刷機を学ぶ
 育英グラフィックの会は11月18日,東京・東品川のハイデルベルグ・ジャパンで,CTP完全無処理版と最新印刷機の動向について50人が学んだ。菊全判コーター付UV 6色機による2種類のパッケージ印刷を実演。2013年よりCTP完全無処理版の運用を開始している光陽社より,有処理版と比較しても同等の品質や取り扱い易さである。オペレーターが違和感を感じず,同一設定で運用ができている。薬品・廃液がゼロとなり,環境貢献度は非常に高い。との導入事例報告を聞いた。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

11月21日,スターティアラボがマーケティングのセミナー
 スターティアラボは11月21日,東京・西新宿の同社で「BtoB 広報・マーケ向けセミナー:広報・PRの仕掛けから商談を増やす方法!予算ゼロでも始められるノウハウを公開」をテーマにセミナーを行う。同社の本郷翔太氏とフロンティアコンサルティングの上岡正明氏が,PRの基本から中小企業でも明日から実行できる具体的な手法や,PR戦略の効果測定,サイト訪問者の分析から商談を創出するまでの手法を解説する。参加無料。要申込,定員30人。
https://mtame.jp/seminar/2017/1017/

11月21・22日,モリサワがUDフォントのセミナー
 モリサワは11月21・22日,有明の東京ビッグサイトで開かれる「ジャパンシルバーEXPO 2017」展で,ビジネス文書作成向けのUDフォントソリューション「MORISAWA BIZ+」の25書体について解説するセミナーを開く。
http://www.jma.or.jp/hospex/seminar/universal_design01.html

◇◇ 書籍PR ◇◇
 和文を中心に文字,書体に焦点をあて,書籍や雑誌をはじめとした印刷媒体や,さらにデジタル機器の表示までの文字の基本,デザインへの応用までを多数の図版を使ってオールカラーで解説。『印刷技術基本ポイント 文字・書体編』
 組版とページ割りの基本知識をカラー図版とわかりやすい説明でまとめた,初歩的な知識がすぐに身につく基本テキスト。『印刷技術 基本ポイント組版・ページネーション編』

11月24〜26日,活版印刷普及の貢献者 平野富二の生誕170年祭

 11月24〜26日に東京・上野の日展会館で「メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭」が開かれる。日本で初めての鉛製活字の製造や東京築地活版製造所の設立など活版印刷普及の貢献者である,平野富二の生誕170年を記念し,展示や講演会などがある。主催は朗文堂サラマ・プレス倶楽部。入場無料(一部の催しは有料)。
http://www.robundo.com/robundo/blog/?p=12516

◇◇ 書籍PR ◇◇
 天正遣欧少年使節の従者として活版印刷術を西洋に学び,初めて日本に伝えたにもかかわらず,歴史から葬り去られた日本最初の活版印刷人コンスタンチノ・ドラードの物語。『活版印刷人ドラードの生涯 リスボン→長崎 天正遣欧使節の活版印刷』(オンデマンド新装版)

11月29日,VPJがオンライン校正&コラボレーションソフトのセミナー
 ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは11月29日,東京・麹町のベルギー王国大使館でセミナーを開く。欧米のコンテンツプロダクションにおけるオンラインコミュニケーション動向や,APROOVE社(ベルギー)のオンライン校正&コラボレーションソフトウェア「APROOVE」について,解説や事例紹介がある。参加無料。要申込,定員60人。
https://enq.c-rings.net/EnqueteMain.aspx?enq=g%2fQn%2fvs0aFM%3d

11月29日,エックスライトがパッケージの色管理セミナー
 エックスライト社は11月29日,東京・青海の同社で「ブランドオーナーのためのパッケージの色管理セミナー」を開く。ブランド資産であるカラーをどのように指定,伝達すれば,より再現性が高まるのかに焦点を当てる。参加無料。要申込,定員20人。
http://www.xrite.co.jp/news/pressnews/457-2017-11-29-pressnews.html

◇◇ 書籍PR ◇◇
 音楽ジャケット制作エピソード徹底解剖!デザイナーがこだわり抜いた音楽パッケージのデザインクリエイティブと製造技術,それらに関わる人々のエピソードを豊富な写真とインタビューで紹介。『ミュージック・ジャケット・ストーリーズ-見て楽しむ特殊パッケージの世界-』

12月5日,大阪で「機能性コーティングフェア」
 塗料・接着・粘着・表面処理技術の見本市「機能性コーティングフェア」が12月5日,マイドームおおさかで開かれる。主催は大阪産業創造館(大阪市都市型産業振興センター)と公益財団法人大阪産業振興機構。入場無料。要予約。
http://goo.gl/kCz5V6

12月6日,リコージャパンがBCPのセミナー
 リコージャパンは12月6日,東京・築地の同社でセミナー「実践!BCPセミナー:リコーグループ実践事例のご紹介」を行う。大災害発生時に被害を減少させ事業を継続するためのBCPについての策定や防災対策を含めての解説,同社が取り組んできた実践事例を紹介する。参加無料。要申込,定員20人。
http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/17S097.html

12月7〜9日,東京ビッグサイトで「エコプロ」展
 12月7〜9日に有明の東京ビッグサイトで,「エコプロ2017〜環境とエネルギーの未来展」が開かれる。主催は産業環境管理協会と日本経済新聞社。入場無料。登録制。
 東洋インキグループは,バイオマスマーク認定の各種印刷方式のインキやラミネート接着剤,ホットメルトを紹介する。
http://eco-pro.com/eco2017/

12月16日,「コロタイプ技術の保存と印刷文化を考える会」 が研究会
 「コロタイプ技術の保存と印刷文化を考える会」は12月16日,京都文化博物館で研究会を開く。「写本文化」の歴史的な流れを,近代以前の書写時代と以後の写真複製時代の2つにテーマ分けした講演がある。便利堂でコロタイプの手刷り体験ができるワークショップもある。要申込,11月30日締切。
http://urx2.nu/H5Fc

◇◇ 書籍PR ◇◇
 日本の印刷術伝来から,江戸時代に浮世絵など華麗な美術作品として色摺り印刷物が花開くまでの道程を,政治や宗教,出版文化など社会的背景とともに技術的側面からも考察した印刷・出版文化史。『江戸前期上方色摺史の研究〜グローバルな進化の過程の下で〜』

12月19日,スターティアラボがマーケティングのセミナー
 スターティアラボは12月19日,東京・西新宿の同社で「展示会からの売上を最大化させる手法!」をテーマにセミナーを行う。同社の田中次郎氏が,10年以上出展し続けている展示会運用ノウハウを解説する。参加無料。要申込,定員30人。
https://mtame.jp/seminar/2017/1219

12月20日,リコージャパンが5S活動のセミナー
 リコージャパンは12月20日,東京・築地の同社でセミナー「そうだったのか!管理職の為の5S虎の巻」を行う。「5S」を基盤とした人材育成と体質改善のポイントを,管理者・担当者の視点から紹介する。参加無料。要申込,定員40人。
http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/17S086.html

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2017年12月号【特集:オフセット印刷機を見直す2】(本日発売!)
 弊誌『印刷雑誌』は1年間12号分の定期購読の方が非常に多いのですが単品でお買い求めいただいている方も少なくありません。
 特集などにより,ある月号だけ多く売れたりするのですが「オフセット印刷機を見直す」はとくに反響が大きく急遽,第二弾の特集としてオフセット印刷の自動化,自動運転,軟包装,稼動状況の見える化などについて取り上げました。

印刷学会出版部Webショップ
販売中の全商品はこちらから購入いただけます。
http://japanprinter.thebase.in/

Webマガジン『週刊 印刷雑誌』会員募集中!
ご希望の方には,発行の都度お知らせのメールをお送りいたします。
『週刊 印刷雑誌』では,テキストでの「一口宣伝広告」も募集しております。(5,000円〜/税別)
お申し込みやお問い合わせは shukan@japanprinter.co.jp まで。

フェイスブックでも情報収集を!
印刷学会出版部のフェイスブックで,業界ニュースなどをタイムリーに発信しています。どうぞご利用ください。
http://www.facebook.com/JapanPrinter

印刷学会出版部のツイッターアカウント(@PrinterJapan),ぜひフォローお願いします!
週刊『印刷雑誌』8巻44号
2017年11月20日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

go home

(C)2010 Insatsu Gakkai Shuppanbu Ltd.
All rights reserved.