週刊『印刷雑誌』


週刊『印刷雑誌』 8巻46号 2017年12月4日
Japan Printer weekly Vol.8, no.46
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

■印刷を楽しむ

印刷博物館,チェコの特設コーナー構え「世界のブックデザイン」展開催
 印刷博物館P&Pギャラリーは12月1日〜3月4日,「世界のブックデザイン2016-2017」展を開いている。2017年3月に開かれた「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書と,日本,ドイツ,オランダ,スイス,カナダ,中国,チェコのコンクール入賞図書,計200点あまりを展示し,実際に手に取っ楽しむ事ができる。2017年はチェコと日本の国交回復60年にあたり「日本におけるチェコ文化年2017」として様々な催しが各地で開かれており,同展でも「チェコの最も美しい本コンクール」受賞作に加え,21世紀チェコのブックデザインに焦点を当てた特別コーナーで50点の書籍を紹介している。

朗文堂,平野富二生誕170年を祝い活版印刷の展示
 11月24〜26日,東京・日暮里の日展新会館で「メディアルネサンス 平野富二生誕170年祭」が開かれた。主催は朗文堂。東京築地活版製造所の設立者である平野富二の生誕170年として,小型活版印刷機やアルビオン型手引き式活版印刷機を使った印刷体験コーナーや,稀覯書を含む資料や,活版印刷作品が展示された。また,平野富二の来歴や,本木昌造らの足跡に触れる講演も行った。

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 日本で「印刷」という言葉は一部の人達の間で既に幕末に使われていた。日本文化における印刷の起源を探る!『図説 印刷文化の原点–The Starting Point of Printing Culture–』
 嘉瑞工房創立者である井上嘉瑞氏の著述と組版作品を2分冊で復刻。戦前から前後にかけて井上氏が著した活版印刷,とくに欧文組版におけるタイポグラフィについての思想と実作品を通して,現在の組版意識の高揚を図る。『「井上嘉瑞と活版印刷」作品編』『「井上嘉瑞と活版印刷」著述編』

ティービー,ラベル作成のクラウドサービスを開始
 ティービーは11月29日,ラベルを作成するクラウドサービス「SmartLabel(スマートラベル)」の提供を始めた。DMラベルや備品管理ラベル,物流現場での現品票や仕分けラベル,食品表示ラベルや検体ラベルなどを,Web上で用紙やデザインを設計して作成できる。既存データの差し込みや,データや業務指示の共有なども可能。価格は,年間契約で税抜2万8800円〜23万400円。無料の試用版もある。

日建リース,衣類プリンタを使ったサービスを開始
 日建リースは12月1日,リコーの衣類プリンタ「Ri 100」を使った,Webサイトから受注による布製品への出力,同プリンタの貸し出し,同プリンタと会場など用いたホームパーティ用のプランといったサービス「Nokoseru」の提供を始める。出力サービスは1点1980円〜,機器のレンタルは2万5000円/週,会場やホームパーティの準備を含めたプランは会場の使用時間5時間で15万円。

■印刷からの拡がり

凸版印刷,人に共感するチャットボットを開発
 凸版印刷は,7月より対話型AIソリューション「AIコミュニケータ」シリーズを展開している。このたびその第2弾として,会話や状況から利用者の感情を汲み取り共感を示すことで,利用者に安心感を与える対応が可能なAIチャットボット「BotFriends(ぼっとふれんず)」を開発した。12月1日より,大分県が実施する健康ポイント事業において,事業やアプリに関する問い合わせ窓口の一つとして同サービスの実証実験を行っている。

大日本印刷,国内最大の大型有機EL曲面型デジタルサイネージ
 大日本印刷は11月27日,韓国のLGグループと共同で開発した大型有機EL曲面型デジタルサイネージを,JR九州エージェンシーがJR博多駅に導入すると発表した。JR博多駅のメインコンコースに設置され,2018年4月2日に稼働予定。330インチ(縦約4m×横約7m)は55インチ×36面で構成され,大型有機ELデジタルサイネージとしては国内最大である。4K素材に対応しており,高精細で包み込むような臨場感のある映像世界を提供する。

大日本印刷,展覧会用の映像コンテンツが受賞
 大日本印刷は11月28日,DNPミュージアムラボ(東京・五反田)で開催した「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」で公開した映像コンテンツが,先進映像協会が主催する「ルミエール・ジャパン・アワード」の2017年度のUHD部門とVR部門で「特別賞」を受賞したと発表した。受賞作品は,3Dデジタル化した地球儀・天球儀の高精細画像を使った映像で,高精細なデータ品質とメディアの特性を活かし内容と調和した番組に仕立てた点が評価された。

凸版印刷,音のバリアフリー環境の実現を推進
 凸版印刷は11月27日,サウンドファンと10月26日に資本業務提携を結び,11月2日に後者が行った第三者割当増資により発行する株式を引き受けたと発表した。後者は,音のバリアフリー化を図る技術「曲面サウンド」を用いた曲面振動スピーカー「ミライスピーカー」を開発している。今回の提携により,前者が保有する空間デザインや設計ノウハウに,後者が保有する音のバリアフリー技術を融合させ,天井への埋め込み型スピーカーなどの共同開発を行う。

■新製品発売

アドビ,可愛らしくも妖しい書体「貂明朝」を追加
 アドビシステムズは11月28日,新書体「貂明朝(てんみんちょう)」をTypekitの書体ライブラリーに追加したと発表した。伝統的な明朝体の画線の先端を丸め,やや太めに仕上げ,ふところは小さめにデザイン。広告コピー,書籍・出版物のタイトルなどに合う書体になっている。常用漢字・人名用漢字を含む約6500文字,イタリック体を含む約2100文字,かな・シンボル・約物など約500文字をサポート。Creative Cloudの有料プラン利用者は,追加料金なしで利用できる。

ソフトウェア・トゥー,Extensis社のフォント管理ツールを販売
 ソフトウェア・トゥーは12月15日,Extensis社(米国・オレゴン州)のフォント管理ツール「Extensis Suitcase Fusion 8 日本語版」(ハイブリット版)を発売する。mac,windowsともに最新のOS環境で利用可能で,Adobe Creative Cloud 2018のアプリケーションに対応したプラグインを提供するもの。これまでと同様にInDesign,Photoshop,Illustrator,InCopy,After Effectsや,QuarkXPress 2017にも対応する。ユーザーインターフェイスはフォント管理の作業に集中できるように一新した。1万3500円。

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 和文を中心に文字,書体に焦点をあて,書籍や雑誌をはじめとした印刷媒体や,さらにデジタル機器の表示までの文字の基本,デザインへの応用までを多数の図版を使ってオールカラーで解説。『印刷技術基本ポイント 文字・書体編』
 組版とページ割りの基本知識をカラー図版とわかりやすい説明でまとめた,初歩的な知識がすぐに身につく基本テキスト。『印刷技術 基本ポイント組版・ページネーション編』

富士ゼロックス,モノクロデジタル機6機種を発売
 富士ゼロックスは2月9日,オフィス市場ならびにグラフィックアーツ市場向けにモノクロデジタル印刷機「B9136 Light Publisher 」(1130万円)など3機種を,コンピュータープリンティングシステム市場向けに「B9136 Printer」(1200万円)など3機種を発売する。B9シリーズは,片面も両面も136ページ/分の連続出力が可能。従来より低い温度での定着が可能なトナーと,安定した熱供給が可能なロール式定着器により,高速走行する用紙への確実な定着が可能になった。また,急カーブのない搬送経路により,用紙の安定した高速走行を図っている。両面出力時の用紙反転機構を縦型にすることで,搬送経路の曲がりが少なくなり,用紙詰まりを減らす設計となっている。

ハイデルベルグ,デジタル印刷機の機能を拡張
 ハイデルベルグは11月22日,デジタル印刷機「バーサファイア」の新機能を発表した。トナーのラインナップに新色のネオンピンクを追加。また,様々な材質のメディアへの印刷ジョブの設定を短時間で設定でき,その設定の保存,バーサファイア間での設定データ交換に対応する。さらにワークフローでは,プリネクト2018には最新版のモンタージュエディターを搭載し,プレビュー機能の速度の改善,ユーザーインターフェイスのデザイン変更などが改良されている。

リョービMHIグラフィックテクノロジー,菊全判印刷機のモデル刷新
 リョービMHIグラフィックテクノロジーは1月,菊全判印刷機RMGT 10シリーズを更新した「1020 V1モデル」と「1050 VIモデル」を発売する。同機では,ブランケット洗浄中に給紙・排紙パイル交換や各種プリセットなどを並行して行えるよう作業工程とプログラムを改良し,準備時間を従来機比較約20〜40%短縮した。特に多品種・小ロット印刷における稼働率を向上させることができる。また,操作画面のグラフィカルユーザーインターフェースを,操作に慣れていないオペレーターでも直観的に操作ができるよう絵文字やイラストを用い,操作手順を考慮したボタン配列に改良した。タブメニューの採用で,操作したい画面に素早くアクセスできるようになっている。

小森コーポレーション,ブランキングシステム3機種を発売
 小森コーポレーションは2018年初頭,ブランキングシステム「Apressoa MB110E」など3機種を発売する。同機は,打抜き後のシートを製品部と非製品部に仕分けるもので,手作業で行われることが多いブランキング工程を機械化し,1ジョブで最大200シートを一度に処理できる。省力化と生産の安定化とともに,紙器パッケージへの使用の際は人との接触がないため,衛生面も向上を図れる。 同シリーズの開発にあたり同社はレザックとOEM契約を結んでいる。

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 厳しい景気動向の中で,突発事故,突発修理などによる利益損失をなくし,安定した生産と利益を創造するためには?『印刷現場の予防保全』
 予防保全活動の成功事例を実名で紹介し,手法や教訓を解説する現場中心の保全指南書。『予防保全:印刷企業の実例を探る』
 現場の改善と管理の現状を切り開く一つの手段にし,「お客様を獲得する印刷現場」をわかりやすく解説。『印刷現場のつくり方 :お客様の獲得に向けて』
 改善事例から機械運用上の重点項目を提示した機械メンテナンス知識の決定版!『印刷トラブル防止のツボ オフセット現場の改善実録』

アドビ,「Adobe Analytics」に新機能を追加
 アドビは11月22日,分析ソリューション「Adobe Analytics」をアップデートし,プライベートDMP(データ管理プラットフォーム)「Adobe Audience Manager」との連携を強化したと発表した。「Adobe Audience Manager」でオフラインのデータやセカンド,サードパーティデータを統合して,作成した顧客セグメントのデータをAdobe Analytics上で分析し,オウンドメディア上でどのような行動をしているかを分析することが可能になる。

ミマキエンジニアリング,デジタル・テキスタイルプリントの拡大を推進
 ミマキエンジニアリングは,テキスタイル・アパレル市場におけるデジタルプリントの拡大に向けて,同市場のデジタルプリント全般に関わるノウハウの習得に取り組んでいる。同社は12月1日,オーストラリアのRimslow Global Pty.Ltd.から,デジタル・テキスタイルプリント向け前後処理装置の製造販売に関する事業を取得したと発表した。前者が後者製品の設計・商標・デザインなどを取得し,生産体制を築く。

京セラ,複合機とプリンタ13モデルが認定
 京セラドキュメントソリューションズは11月28日,ドキュメント機器に関する独立調査機関のBuyers Lab(米国)より,カラーA3判複合機「TASKalfa 8052ci/7052ci/6052ci/5052ci/4052ci/3552ci/2552ci」と,モノクロA3判複合機「TASKalfa 3511i/3011i」,モノクロA4判プリンタ「ECOSYS P3060dn/P3055dn/P3050dn /P3045dn」が,使いやすさや性能の最高評価「Highly Recommended」に認定されたと発表した。

■プロの世界

アドビ,パシフィコ横浜でクリエイティブイベントを開催
 アドビシステムズは11月28日,パシフィコ横浜でクリエイティブイベント「Adobe MAX Japan 2017」を開いた。グラフィックデザインや写真,Web製作,映像製作に携わるクリエイターを対象に,さまざまな分野のクリエイターによる講演やワークショップ,関連各社によるブース展示が行われた。

日本印刷産業連合会,印刷産業環境優良工場表彰の募集を開始
 日本印刷産業連合会は12月1日〜2018年2月9日まで,印刷産業環境優良工場表彰制度の応募工場の第一次審査の募集を受け付けている。第二次審査は,応募受付期間は2月26日〜4月20日で,一次審査を通過した工場が応募可能。過去受賞工場は二次審査から応募できる。前年に引き続き,従業員規模29人以下の事業所を対象とした,小規模事業所部門も設置している。

日本印刷技術協会,クロスメディアエキスパート認証試験のカリキュラム発表
 日本印刷技術協会は12月1日,「クロスメディアエキスパート認証試験」のカリキュラム第4版を発表した。同版は従来の内容を再編成し「マーケティングと経営」「メディアとコンテンツ」「デジタルメディアを支える技術」の3点を柱とした。同協会のWebサイトで公開している。
 また,2018年3月18日に同認証試験を行う。受験申請期間は1月18日〜2月23日で,同サイトから申し込める。受験料は税込1万5330円。

日本写真印刷コミュニケーションズ,内覧会でデジタル印刷によるロットフリーを提案
 日本写真印刷コミュニケーションズは11月29日,千葉・八千代の同社製造子会社のナイテック印刷で内覧会を開き,デジタル印刷を用いたサービスを紹介した。枚葉UVインクジェット印刷機「AccurioJet KM-1」と同社のカラーマネジメント技術により,オフセットと近似した高品位のデジタル印刷で生産部数によりオフセットと使い分け,印刷物のロットフリー化を図ることができるというもの。内覧会では冊子の印刷・製本のほか,用紙をエンボス紙へ変え油彩画風の図柄を印刷し,用紙対応の広さをアピールした。

ミヤコシ,最新のデジタル印刷機を紹介
 ミヤコシは11月27・28日,千葉・八千代のサービスセンターで内覧会を行った。国内初披露の水性顔料インクによるピエゾ式ドロップオンデマンド型の4色輪転インクジェット印刷機やセンタードラム方式の4色液体トナーのデジタル印刷機などを紹介した。

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 デジタル印刷に関して,業態を変えずに印刷会社として何ができるのか。「印刷会社の内情やデジタル印刷への指針」「デジタル印刷のしくみ」「ユーザーの情報」を元に,デジタル印刷の成功への道筋を解説。『印刷会社とデジタル印刷 -成功への道-』
 POD(Print OnDemand)は入念に仕組み作りを工夫することでオフセットでは難しい印刷物や,消費者への効果を作り出すことができる。その特長を活かすための機能や基本原理を解説した入門書。印刷会社以外の総務の方にもわかるようにやさしく解説。『印刷技術基本ポイント POD編』

全国ぷらざ協議会,フリーペーパー・地域紙誌の戦略交換
 全国ぷらざ協議会は11月27・28日,東京のエッサム神田ホールで勉強会を催し,24人が参加した。同会代表代行の五百旗頭忠男氏がオフセットとデジタルの立ち位置を,リコージャパンの大津英明氏が小ロットデジタル印刷とARをメディアテクノスの井上秋男社長が新聞メディアのトレンドと新聞社の取り組み状況を,ソマードが無料のWeb制作システムを紹介した。

モリサワ会,源氏物語と絵巻の話を聞く
 モリサワ会は11月30日,東京・九段下のホテルグランドパレスで研修会を開いた。110人の参加者が中央大学教授で文学博士の池田和臣氏から,源氏物語の当時の恋愛・結婚事情や政治の裏事情,絵巻の文字の解説を聞いた。

印刷工業会,『島耕作』作者弘兼憲史氏を招きリーダーシップを聞く
 印刷工業会は11月27日,東京・新富の日本印刷会館で管理者研修会を開いた。漫画家の弘兼憲史氏が「島耕作とリーダーシップ」と題して,大企業,中小企業におけるリーダーに必要な資質や特徴について講演した。中小企業のリーダーにおいては,人として好かれる,尊敬される人物である,人の意見を聞き決定を下せる,長所を褒め部下を上手く使うことができる,など,実際の経営者の事例を交えながら紹介した。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

12月15日まで,大日本印刷がパラスポーツをテーマにアニメ文化展
 大日本印刷は12月15日まで,東京・市谷の「東京アニメセンター in DNPプラザ」で企画展「PARA-GRAPHICS-:パラスポーツとアニメ・マンガ・写真の競演」を開いている。漫画家を目指す学生と出版社等とのマッチングを行う「デジタルマンガキャンパス・マッチ 2017」の中で同社が協賛する“DNP障がい者スポーツ部門”の応募作品のほか,東京都の障害者スポーツ普及啓発映像「Be The HERO」や,パラリンピックの魅力をアニメで紹介するNHKの番組「アニ×パラ」などのコンテンツを展示・上映する。パラスポーツで使用する道具なども展示している。入場無料。火曜休館のほか臨時休館あり。
https://animecenter.jp/plan/para-graphics.html#div1

本日,日本印刷学会がスクリーン印刷のセミナー
 日本印刷学会は12月4日,東京・新富の日本印刷会館で「スクリーン印刷の未来」をテーマにセミナーを開く。理想科学工業「感熱デジタル方式によるダイレクト製版」,日油「プリンテッドエレクトロニクス用途へ向けた,大気中プロセス可能なスクリーン印刷用銅ペースト」,京写「Printed Electronics技術によるフィルム回路基板の開発」,エスピーソリューション「高品質スクリーン印刷の「標準」と最新印刷事例の紹介」の講演がある。参加費は一般9000円,会員7000円,教職員・シニア2000円,学生会員1000円。要申込,定員70人。
http://www.jspst.org/event/171204.html

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 印刷プロセスの持つ優位性と有用性を活かし,生産の効率化,コスト削減などにつなげるための知識『次世代プリンテッドエレクトロニクスへ―印刷による付加型生産技術への転換―』
 今後の伸びが期待される印刷による有機半導体製造の安定化に向けたノウハウの理論と実践『プリンテッドエレクトロニクス―スクリーン印刷による安定生産―』
 エレクトロニクスとスクリーン印刷の基本と,素朴な疑問を一問一答でズバリ解決!『知っておきたい「スクリーン印刷とエレクトロニクス」』

12月7・8日,大日本印刷がセキュリティの体験セミナー
 大日本印刷は12月7・8日,東京・市ヶ谷の同社で「サイバーセキュリティ体験セミナー」を行う。アプリ開発やIoT機器のネットワークに関するセキュリティ対策の事例を,実際のソフトや機器を使って体験できる。参加無料。要申込。
http://www.dnp.co.jp/seminar/17120708/index.html

12月8日,印刷技術懇談会がデジタル印刷機活用のセミナー
 印刷技術懇談会は12月8日,東京・大崎のグーフで研究会を開く。同社の岡本幸憲社長が「デジタル印刷機活用のカギは,デジタルマーケティングと自動化」と題し,デジタル印刷機の自動化やパーソナライズ印刷活用のヒントを話す。参加費1000円。要申込,定員30人。
http://info.morisawa.co.jp/WW01JMI0p0V3Cg00010yu00

12月12日,大日本印刷がIoTのセキュリティセミナー
 大日本印刷は12月12日,東京・五反田の同社でセミナー「IoTのセキュアな環境を構築するには」を行う。同社の情報イノベーション事業部とABセンター,NTTコミュニケーションズ,サイバートラスト,ローレルバンクマシン,アマゾンウェブサービスジャパンがIoTを安全・安心に活用する方法を事例を交えて紹介する。参加無料。要申込。
http://www.dnp.co.jp/seminar/171212/index.html

12月14日,スターティアラボがWebマーケティングのセミナー
 スターティアラボは12月14日,東京・西新宿の同社で「Web担当者がいない企業がWebマーケティングを始めるための第一歩」をテーマにセミナーを行う。ホームページ自体が営業マンとして活躍する方法や,現在どういったWebサイトが求められているのかを実例をもとにワークショップを交えながら解説する。参加無料。要申込,定員30人。
https://mtame.jp/seminar/2017/1214

12月22日,CD勉強会が50周年記念
 印刷関係の勉強会「CD勉強会」は12月22日,同会の誕生50周年を記念した勉強会を開く。東京・平和島にあるリコーのデジタル印刷工場の見学と講演会を行う。講演は,郡司秀明氏による「プリプレスの昨日今日明日」と,五百旗頭忠男氏による「日米独の印刷界の変わり様」。参加費は,講演会2000円,懇親会4000円,両方合わせて5000円。要申込,12月14日締切。
http://cd-ben.com/?p=342

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2017年12月号【特集:オフセット印刷機を見直す2】(好評発売中!)
 弊誌『印刷雑誌』は1年間12号分の定期購読の方が非常に多いのですが単品でお買い求めいただいている方も少なくありません。
 特集などにより,ある月号だけ多く売れたりするのですが「オフセット印刷機を見直す」はとくに反響が大きく急遽,第二弾の特集としてオフセット印刷の自動化,自動運転,軟包装,稼動状況の見える化などについて取り上げました。

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週刊『印刷雑誌』8巻46号
2017年12月4日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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