週刊『印刷雑誌』


週刊『印刷雑誌』 9巻4号 2018年1月29日
Japan Printer weekly Vol.9, no.4
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

■印刷を楽しむ

大日本印刷,スマホから作成できるフォトブック
 大日本印刷は1月25日,「DNPのフォトブックDreamPages(ドリームページ)」サービスにおいて,スマートフォンから編集・注文できる手頃な価格のフォトブックのラインナップを追加した。一つはサイズ148×148mmのタイプで,12, 24, 36, 48ページから選べる。もう一つはサイズ210×210mmのタイプで,12, 24ページから選べる。このスマホ版サービスは,スマートフォンから写真を選んで専用Webサイトのサーバーにアップロードすると,自動配置でフォトブックを作ることができる。

沖データ,小学生にTシャツづくりのイベント
 沖データは1月20日,福島市内の小学生を対象に,カラーLEDプリンタを使ってTシャツを作成するイベント「世界でたった一つのTシャツづくり」を行った。福島市が主催しOKIデータMESが参画したイベントで,子どもたちのものづくりへの興味や関心を引き出す目的で開催された。市内の小学生50人が参加し,自分で描いたデザイン画をTシャツにプリントした。

アドビ,中学生にデザイン創作ワークショップ
 アドビシステムズは1月23日,宮城の気仙沼市立唐桑中学校で,デザインの力で地域課題の解決を目指すワークショップイベント「Adobe Design Jimoto Student with Next switch in 気仙沼」を行った。41人の生徒が8人のデザイナーとチームを組み,モバイルアプリ「Capture CC」「Illustrator Draw」, 3Dデザインツール「Dimension CC」を活用して,地元の名産品や漁船などが描かれた紙袋の試作品を制作した。

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 音楽ジャケット制作エピソード徹底解剖!デザイナーがこだわり抜いた音楽パッケージのデザインクリエイティブと製造技術,それらに関わる人々のエピソードを豊富な写真とインタビューで紹介。『ミュージック・ジャケット・ストーリーズ-見て楽しむ特殊パッケージの世界-』

■印刷からの拡がり

大日本印刷,デザインメソッドでコンサルティングサービス
 大日本印刷は,インフォグラフィックスとユニバーサルデザインを組み合わせたデザイン手法(メソッド)「DNPデジタルマーケティング時代のデザインメソッドIGUD」を構築した。同手法は,「Simple(簡潔な情報)」「Clear(明確な表現)」「Attractive(魅力的なデザイン)」「Lead(スムーズな誘導)」「Experience(直感的な体験)」の5つを原則とする。同社はこれを活用し,わかりやすさを追求したグラフィック表現を提供するデザインコンサルティングサービスを1月25日より始めた。

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 障がい者を含めた多くの人が視覚的に情報を理解できるメディア・ユニバーサルデザインという視点。その現状調査や企業・団体の取り組み,技法,適応例をオールカラーで解説。『メディア・ユニバーサルデザイン』

大日本印刷,購買履歴データを利活用した「アプリコンテスト」を実施
 大日本印刷は3月,ID-POSや電子商取引,電子レシート,家計簿アプリなどの生活者の購買行動に関するデータを活用したアプリケーションのアイデアを募集する「アプリコンテスト」を行う。応募した参加者および参加社へは事業アドバイスなどのメンタリングを行い,ビジネスモデルとそれに基づくアプリケーションの作成を促進する。その後,書類選考と事前インタビューにより,3月7日に実施する同コンテストの本戦に出場する応募者・社を選考する。

大日本印刷,デジタルマーケティングの支援ツールを開発
 大日本印刷はEmotion Techと共同で,企業が効果的なマーケティング施策を決定するさいに有効なツール「エモーショナル カスタマージャーニーマップ」を開発し,1月22日より提供を始めた。同ツールは,生活者の顧客ロイヤルティと企業のマーケティング施策の影響度との差を数値化することで,具体的な課題の大きさや改善事項の優先順位を可視化し,デジタルマーケティング施策の内容や実施時期について改善や決定を支援する。

共同印刷,食のマーケティングサービスを紹介
 共同印刷は2月14〜16日,千葉の幕張メッセで開かれる「スーパーマーケット・トレードショー2018」に出展する。食卓と食生活のリアルに迫るマーケティングサービスや,パーソナルマーケティングのサービスなど,小売店の課題を解決するソリューションを実演も交えて紹介する。

大日本印刷,非接触IC媒体の新製品
 大日本印刷は1月24日,電子マネーなどに利用されているFeliCaチップを搭載した非接触IC媒体「Smart-Jacket」の新製品を発売すると発表した。従来品よりも薄型,小型,フレキシブルという特長があり,リストバンドなど幅広い形状の製品に搭載できる。発売に先駆けて(株)Y4.comが発売する,手首に装着するだけで摂取カロリーや燃焼カロリー,エネルギーバランスなどの情報を自動的に測定し,データ取得できるウエアラブル端末「GoBe2」のEdyバンドに採用された。

共同印刷,マイナンバーカードを用いた公的個人認証サービス
 共同印刷は1月25日,プラットフォーム事業者であるGMOグローバルサインと提携し,「公的個人認証サービス」の提供を可能にする体制を構築したと発表した。同サービスはマイナンバーカードを使用してインターネットサイトへのログインやオンラインで行政手続を行うさいに,他人による“なりすまし”やデータの改ざんを防ぐための本人確認の手段として用いる。同社はこれにより本人確認を必要とする各種申し込みを紙媒体で受付する業務のペーパーレス(オンライン)化が可能となる。

■プロの世界

「page2018」に出展
 印刷メディアビジネスの展示会「page2018」が2月7〜9日,東京・池袋のサンシャインコンベンションセンターで開かれる。
 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは,クライアントとの共創や協力会社との連携をサポートする実践的なソリューションを一堂に展示。オンラインでのコミュニケーションを可能にするワークフローシステムから,デジタル印刷機,省資源ソリューションまでを紹介する。
 コダックジャパンは,UV対応の無処理CTPプレートやエコノミーCTP,ワークフローシステム「KODAK PRINERGY Platform」の最新バージョンを実演するほか,BCP対策や業務の可視化に有効なクラウドソリューションなどを提案する。
 日本アグフア・ゲバルトは,現像レスCTPプレートやクラウドワークフローシステム,UVインクジェットの製品を出展する。印刷会社の事例を紹介するインタビュー映像も流す。
 キヤノンマーケティングジャパンは,生産プロセスのオートメーション化により業務の効率化を図る「Production Print Flow Manager」の最新バージョンとデジタル印刷機を展示し,生産現場のスマートファクトリー化を目指した実践的なソリューションを紹介する。新たに参入した産業印刷向けのUV硬化型大判プリンタのサンプルも展示する。
 モリサワは,フォントをはじめ多言語対応電子配信ツール,レイアウトソリューション,可変印刷ソフトウェア,デジタル印刷機などを紹介する。
 ダイヤミックは,従来の完全プロセスレスでのCTPやCTF,スクリーン製版機や製本機を紹介する。
 Tooは,デジタル校正やパッケージ,バーチャルリアリティなど,コンテンツ制作・編集からアウトプットまでワークフローを支援する各種ソリューションを紹介する。
 大塚商会は,POD製品を初出展する。Lasp舞台写真が撮影したアートワークを,パール調の紙に,ブラックライトに反応する特殊インクで印刷したポストカードも配布する。また同社は同日に,芝公園のザ・プリンスパークタワー東京でフェアも行う。

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 印刷学会出版部も「page2018」に出展します。ご来場のさいはぜひ「展示ホールD・出口付近」にお越しください。印刷関連の技術書からデザイン関連書籍まで取り揃えてお待ちしております。会場限定のお得なサービスもありますので,お見逃しなく!
[page2018] https://page.jagat.or.jp

日本グラフィックサービス工業会,「ジャグラ作品展」応募受付
 日本グラフィックサービス工業会は3月31日まで,印刷作品を技術的に評価する「ジャグラ作品展」の応募を受け付けている。出版印刷物,宣伝印刷物,業務用印刷物,開発開拓,の各部門があり,2017年1〜12月に完成した作品が対象。

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 「ロートレック」「リンドナー」「ミュシャ」「ノーマン・ロックウェル」や「ヴォーグの表紙」などのグラフィックデザイン最高潮の時代に生まれた国外作品をオールカラーで紹介。『グラフィックデザインの世界の話題作』

日本印刷産業連合会,プレッシャーに負けない講演会
 日本印刷産業連合会は2月13日,東京・新富の日本印刷会館で講演会「強いプレッシャーに負けないメンタルの仕組み」を開く。技能五輪の出場選手のメンタルを支援している臨床心理士の羽田野健氏が,国際大会のような大舞台で好成績を残す選手のメンタルの仕組みを解説し,日常でも実践できるプレッシャーへの対処方法を紹介する。

光文堂,新春機材展で新製品9点
 光文堂は1月23・24日,名古屋の吹上ホールで恒例の新春機材展「PrintDoors」を開いた。これまでで最大の375小間・155社が出展した。そのなかで同社は,校正ソフトや検査装置,デジタルサイネージ機器,フィルム包装機,インクジェットラベル印刷機など9点の新製品を展示した。
 同社の讃岐秀昭社長は挨拶で「2月から愛知・金山の本社の改修を始め,夏前までに終える。金沢支店を開設した。福岡に土地を取得し夏には福岡支店を開設。北海道から九州まで自社の土地・社屋での営業となる」と述べた。

モリサワ,大阪で新春フェア開催
 モリサワは1月23・24日,大阪・大国町の同社で恒例の新春展「MORISAWA FAIR」を催した。同社は組版やデジタル印刷機を実演したほか,協賛8社がLEDプリンターやワークフロー,検版ツールなどを展示した。また5本のセミナーも行い,第一印刷(石川県七尾市)の政浦義輝氏は「MCCatalog+でつながる・広がる:クライアントと地域をつなげる提案型印刷営業」と題し講演した。

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 和文を中心に文字,書体に焦点をあて,書籍や雑誌をはじめとした印刷媒体や,さらにデジタル機器の表示までの文字の基本,デザインへの応用までを多数の図版を使ってオールカラーで解説。『印刷技術基本ポイント 文字・書体編』
 組版とページ割りの基本知識をカラー図版とわかりやすい説明でまとめた,初歩的な知識がすぐに身につく基本テキスト。『印刷技術 基本ポイント組版・ページネーション編』

日本印刷産業連合会,GP工場の交流会開催
 日本印刷産業連合会は1月25日,GP(グリーンプリンティング)工場の交流会を開いた。「化学物質のリスクアセスメントシート2018版」について同連合会の猪瀬卓之氏が,「SDSの見方と活用方法」について同連合会の殖栗正雄氏がリスクアセスメントと関連させて解説した。また「オフセット印刷工場におけるVOC排出の見える化とその対策」として,あさひ高速印刷の岡達也社長が,住宅街にある自社工場のVOC警報機の設置,吸排気や廃ウエス,胆管がん,湿し水,暴露調査などの具体的な実施例を話した。
 今後,同交流会は4月24日,7月25日,10月30日,2019年1月25日を予定している。

日本フォーム印刷工業連合会,第4次産業革命の影響を聞く
 日本フォーム印刷工業連合会は1月27日,東京・関口のホテル椿山荘で新春講演会を開き,ブロードバンドタワーの藤原洋社長が「第4次産業革命と印刷産業へのインパクト」と題して講演した。

印刷OEM研究会,印刷文化を学ぶ
 印刷OEM研究会は1月22日,東京・入船のミズノプリテックで「印刷術が世界を変えた」と題し講演会を開いた。ミズノプリンティングミュージアムの水野雅生館長が,印刷文化の流れに沿って,人類のコミュニケーションの大革命や印刷におけるコミュニケーションの革命について話した。また,所蔵するグーテンベルク「42行聖書」原葉,機械遺産に認定されている国産活版印刷機,百万塔陀羅尼などを見学した。

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 天正遣欧少年使節の従者として活版印刷術を西洋に学び,初めて日本に伝えたにもかかわらず,歴史から葬り去られた日本最初の活版印刷人コンスタンチノ・ドラードの物語。『活版印刷人ドラードの生涯 リスボン→長崎 天正遣欧使節の活版印刷』(オンデマンド新装版)
 日本の印刷術伝来から,江戸時代に浮世絵など華麗な美術作品として色摺り印刷物が花開くまでの道程を,政治や宗教,出版文化など社会的背景とともに技術的側面からも考察した印刷・出版文化史。『江戸前期上方色摺史の研究〜グローバルな進化の過程の下で〜』
 日本で「印刷」という言葉は一部の人達の間で既に幕末に使われていた。日本文化における印刷の起源を探る!『図説 印刷文化の原点–The Starting Point of Printing Culture–』

日本HP,ハイエンド3Dプリンターで完成部品を生成
 日本HPは1月24日,同社の近況を発表した。HP Inc.として,2017年度(10月決算),売上5兆8000億円(前年比9%増),利益4300億円。印刷機器関係は,クラウドベースの「HP Print OS」は世界中で3000近いユーザーが使っている。2018年は「HP Indigo 12000HD」デジタル印刷機(1600dpiヘッドモデル)の出荷を始める。ハイエンドな3Dプリンターは,小ロットの各種パーツの生産に使われている。

ブラザー,ページプリンタで受賞
 ブラザー工業とブラザー販売は1月25日,BCNが主催し2017年の年間販売台数でベンダーを表彰した「BCN AWARD 2018」のページプリンタ部門において,4年連続で最優秀賞を受賞したと発表した。コンパクトで低ランニングコストという点が特長のレーザープリンタ・複合機「JUSTIO(ジャスティオ)」が市場で評価された結果だという。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

2月1日,出版ビジネススクールで校正の実践講座
 出版ビジネススクールと文化通信社は2月1日,東京・神保町の文化産業信用組合で講座を開く。「校正がわかる!! :ベテラン校正者が伝授するデジタル時代に必要な校正のこころと技」と題し,ぼっと舎の大西寿男代表が校正の実践的なノウハウを解説する。受講料9000円。要申込。
http://skc.index.ne.jp/seminar/20180201.html

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 編集・校正界の重鎮が長い経験で培った校正知識を詰め込んだ,デジタル時代だからこそ気をつけたい,本づくり・文章づくりに必読の一冊。『本の品格―電子書籍にも必要な校正読本―』

2月7日,帆風が顧客満足のセミナー
 帆風は2月7日,東京・千代田区の学士会館で「お客さまに感動を与える微差が大差を生むサービスの極意」をテーマにセミナーを行う。プルデンシャル生命保険の川田修氏が,様々な業種のサービスに触れてきた中で,大きく心を動かされたサービスの事例を挙げ,感動を与えるサービスのエッセンスを解説する。参加無料。要申込,定員200人。
https://www.vanfu.co.jp/vf/seminar/193th

2月20日,電子出版制作・流通協議会が電子出版ビジネスのセミナー
 電子出版制作・流通協議会は2月20日,東京・半蔵門のJCIIビルでセミナーを開く。「最新の米国出版(電子出版)と印刷・流通プラットフォーマーの動向」と題し,デジタルタグボートの辻本英二代表が話す。参加費は一般2000円,会員無料。要申込,定員60人。
https://aebs.or.jp/seminar20180220.html

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 出版デジタル機構 元会長の植村八潮氏(専修大学教授)が,現在の電子書籍ブームへの軌跡を10年以上にわたり追い続けた記録を一冊に集約。『電子出版の構図』
 いま,二千年以上人間とともにあり,その文化の根幹を形づくってきた「本」の存在が揺らいでいる。改めて,本とは一体何なのか。本の歴史とICT技術の発展の双方を見つめ続けてきた著者が,「本」と印刷,そして情報化社会を生きる人間の今と未来を語る。『電子書籍は本の夢を見るか–本の未来と印刷の行方–』

2月21〜23日,幕張メッセで「地方創生 EXPO」
 「地方創生 EXPO」が2月21〜23日,千葉の幕張メッセで開かれる。観光・集客サービスの支援,地域産業や企業支援,住みたくなるまちづくりのためのサービス,福祉・医療サービスが一堂に出展する。主催はリードエグジビションジャパン。入場料5000円(招待券持参で無料)。
 「イベント総合 EXPO 」「ライブ・エンターテイメント EXPO」「スポーツビジネス産業展」も同時開催。
http://www.sousei-expo.jp

2月22日,マーケティングオートメーションのセミナー
 スターティアラボとエムエム総研が共催で2月22日,東京・西新宿のスターティアラボで「事例公開!MA×インサイドセールスを成功に導く営業組織 無料セミナー」を行う。マーケティングオートメーション(MA)ツールを最大限活用する営業組織や,そのポイントになる非対面営業のインサイドセールスについて,実際の事例とともに紹介する。参加無料。要申込,定員40人。
https://www.mmsouken.co.jp/news/seminar_180222/

3月2日,日本包装技術協会がパッケージのセミナー
 日本包装技術協会は3月2日,東京・渋谷のアイビーホール青学会館でセミナーを開く。「消費者を考慮したパッケージの役割と価値」をテーマに,Insight Tech,オイシックスドット大地,ハウス食品グループ本社,千葉工業大学の講演がある。参加費は一般2万8080円,会員2万520円。
http://www.jpi.or.jp/saiji/seminar/2018/0302.html

3月6〜9日,東京ビッグサイトで店舗総合見本市「JAPAN SHOP 2018」
 店舗総合見本市「JAPAN SHOP 2018」が3月6〜9日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。商空間デザイン・ディスプレーや店舗用装飾材,サイン・看板,グラフィックス製作機器・各種資材,店頭POP・SP(販促・広告)ツールなどの出展がある。主催は日本経済新聞社。入場料3000円。(招待券持参で無料)。
 「建築・建材展」「リテールテックJAPAN」「SECURITY SHOW」「LED NEXT STAGE」「商空間・住空間 NEXT」も同時開催。
https://messe.nikkei.co.jp/js/

3月8日,日本包装技術協会が包装のシンポジウム
 日本包装技術協会は3月8日,同社で「包装の脱ガラパゴス化およびPackaging4.0 イノベーションを探る」をテーマにシンポジウムを開く。「包装技術の脱ガラパゴス化への挑戦」日本食品包装協会,「海外の視点でデジタル時代の新しいパッケージの役割」パッケージング・ストラテジー・ジャパン,「“紙にできることは紙で”:社会課題解決に向けた日本製紙のパッケージ開発について」日本製紙,「最先端デジタル技術のパッケージへの活用(仮題)」凸版印刷,「物流省力化を目指す食品卸」三菱食品の講演がある。参加費は一般2万8080円,会員2万520円。要申込,定員80人。
http://www.jpi.or.jp/saiji/seminar/2018/0308.html

3月9日,日本包装技術協会がパッケージデザインの研究会
 日本包装技術協会は3月9日,新潟の朱鷺メッセで研究会を開く。大日本印刷が「パッケージにおける超高齢社会対策:インクルーシブデザインという取組みの紹介」を,東洋食品工業短期大学が「食品包材における賞味期限の延長について」をテーマに発表する。参加費は一般3240円,会員無料。要申込,定員80人。
http://www.jpi.or.jp/saiji/seminar/2018/0309.html

4月4〜6日,東京ビッグサイトで「AI・人工知能 EXPO」
 「AI・人工知能 EXPO」が4月4〜6日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。ディープラーニング,機械学習,ニューラルネットワーク,自然言語処理,ハードウェア,ビッグデータ,AIアプリケーションなどに関する企業・研究機関が出展する。主催はリードエグジビションジャパン。入場料5000円(招待券持参で無料)。
http://www.ai-expo.jp

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 CO2排出量で生産全体のコストを計るカーボンフットプリントや,最近ではフードロスを減らすため,パッケージから消費期限を延ばす努力が見られたり,持続型社会を目指す新しい用語ではSDGsなどの話をよく耳にします。軟包装の視点では日本印刷学会のグラビア,フレキソの各研究会の講座もまとめました。

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週刊『印刷雑誌』9巻4号
2018年1月29日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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