週刊『印刷雑誌』


週刊『印刷雑誌』 9巻5号 2018年2月5日
Japan Printer weekly Vol.9, no.5
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

■印刷を楽しむ

キンコーズ,フォトカレンダー作成サービスを通年展開
 キンコーズ・ジャパンは2月1日より,従来は年末限定で提供していたオンラインサービス「オリジナルフォトカレンダーサービス」の通年展開を始めた。スマートフォンやパソコンの中の写真を簡単にレイアウトし,フォトカレンダーを注文できるサービスで,通年化により“始まり月”も選べるようになった。価格は例えば,「卓上タイプ大・小(2ヵ月ごと,ゆとりプラン)」の場合は1冊あたり税抜500〜800円。

クリエイションギャラリーG8,デザイナー視点で日本のグラフィックデザインを振り返る
 クリエイションギャラリーG8は1月23日〜2月22日,「グラフィズム断章-もうひとつのデザイン史」展を開いている。現代グラフィックの一線で活躍するデザイナーの視点から,誠文堂新光社の雑誌『アイデア』を手がかりに,20世紀日本のグラフィックデザイン史を概観し,注目すべき作品やデザイン,人物や出来事をまとめた年表などを展示している。

竹尾,クリエイターの作る年賀状を展示
 竹尾は1月26日〜3月2日,同社見本帖本店で「クリエイター100人からの年賀状」展を開いている。同社がクリエイター178組から寄せられた年賀状,ならびに海外製紙会社やクリエイターなどのグリーティングカードを展示している。

キンコーズ,ニオイを可視化するソリューション体験イベント
 キンコーズ・ジャパンは3月31日まで,東京や神奈川,京都,大阪などの全国10店舗で,ニオイ(体臭)の種類と強弱を測定し,可視化するソリューション「Kunkun body(クンクン ボディ)」の体験イベントを行っている。コニカミノルタが発売した計測器を使い,耳のうしろや髪の毛・身体にかざしてスマートフォンで自分のニオイを確認できる。

モリサワ,文字文化フォーラム盛大に開催
 モリサワは2月2日,大阪・大国町の同社で「第22回モリサワ文字文化フォーラム:文字とデザインVol.7」を開いた。グラフィックデザイナーの勝井三雄氏と三木健氏が「現れるデザイン,気づくデザイン」と題しデザインの発想法などを語り,若手デザイナーやデザイナーの卵と呼ばれる学生ら200人が参加した。

■印刷からの拡がり

富士フイルムホールディングス,ゼロックスグループを統合
 富士フイルムホールディングスは1月31日,同社が米国ゼロックス社株式の50.1%を取得すること,および富士フイルムホールディングス子会社である富士ゼロックスとゼロックス社が経営統合することに合意したと発表した。富士ゼロックスがゼロックスの完全子会社となり,ゼロックスは社名を「富士ゼロックス」に変更する。富士フイルムホールディングスは新・富士ゼロックス株式の50.1%を保有。新・富士ゼロックス会長には富士フイルムホールディングス会長兼CEOおよび現富士ゼロックス会長である古森重隆氏が兼務,新・富士ゼロックスCEOには現ゼロックスCEOのJeff Jacobson氏が就任予定。富士フイルムホールディングスの連結売上は3兆円を超える規模となる。

大日本印刷,AI活用で本を素早く届けるサービス
 大日本印刷は2月1日,同社グループの丸善CHIホールディングスと連携して,書店の販売情報などのデータ分析にAIを活用し需要を予測することで,読者のニーズに柔軟に対応する書籍の製造,物流,販売の流れを組み合わせた体制を構築したと発表した。書籍流通センターと書店在庫,出版社倉庫を連携させて,読者に本を届けるスピードの向上を推進するほか,1部から大部数の増刷まで需要に応じた製造を可能にする。

大日本印刷,アプリでキャンペーンに自動応募できるサービス
 大日本印刷は日本ユニシスと共同で,流通・小売の会員向けサイトやアプリに,メーカーなどのキャンペーン情報を配信するプラットフォーム「スマートキャンペーン」を(株)いなげやに提供した。いなげやは会員向けスマートフォンアプリのサービスとして,商品キャンペーンに簡単に応募できる「ingスマートエントリー」を2月1日より開始。会員はアプリ上で事前エントリーした後,関東地域の136店舗で対象商品を買うだけで自動的にメーカーが実施しているキャンペーンに応募できる。

大日本印刷,生活者トレンド予測を発表
 大日本印刷は1月31日,全国の男女2600人を調査した生活者トレンド予測「消費のきっかけ2018」を発表した。生活者が買い物に期待することが機能性や利便性などの“モノへの期待”よりも,“暮らしの快適性や心地よさを得ること”に変わってきていることや,無理をし過ぎない「心地よい自分」に目が向けられていることを指摘し,2018年の生活者の消費を後押しする「6つの視点」をまとめた。

凸版印刷,年末年始の買い物動向を分析
 凸版印刷が運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は1月31日,2017〜18年の年末年始の買い物行動に関する動向調査の結果を発表した。同サービスのアクセス動向を分析したとともに,全国の男女824人およびShufoo!の利用者4万9282人を調査したところ,「年末年始,企業の情報配信と消費者の情報取得タイミングに違いが」「初売り時期の多様化で年末から年始における商戦期が前倒し傾向」「一方,消費者の買い物意欲は依然として元日に集中」ということがわかった。

富士ゼロックス総合教育研究所,『人材開発白書2018』発刊
 富士ゼロックス総合教育研究所は2月1日,企業の現場マネジャーが経営リーダーへとステップアップするために必要な行動および思考,意識の変化に関して研究成果を報告する『人材開発白書2018』を発刊した。国内企業38社の91人の経営人材,および国内ビジネスパーソン618人へ実施した定量調査の結果をまとめた。

大日本印刷,「電子レシート」の実証実験
 大日本印刷は2月13〜28日,東芝テックが経済産業省および新エネルギー・産業技術総合開発機構から委託されて行う「電子レシートの標準データフォーマット及びAPIに対応した電子レシートプラットフォームの実証実験」に参加する。東芝テックの電子レシートアプリで業種・業態など異なる小売店舗の電子レシートデータを取得し,フォーマットを標準化して,大日本印刷の家計簿アプリで一元管理することの有用性を検証する。

大日本印刷,サプライチェーンにおける情報共有の実証実験
 大日本印刷は,新エネルギー・産業技術総合開発機構の委託事業「IoTを活用した新産業モデル創出基盤整備事業」の一環として,食品・日用品メーカー,卸,物流センター,コンビニエンスストア,システムベンダーと共同で,「電子タグを用いたサプライチェーンの情報共有システム」の実証実験を行う。2月14〜23日に都内のコンビニ3店舗で,メーカーや物流センターで商品にICタグを貼り付け,ICタグから取得した情報を共有システムで商品の入出荷や消費期限情報などを一元管理し,その有効性を検証する。

■プロの世界

ミューラー・マルティニ,コルブス社製本機器事業を継承
 ミューラー・マルティニ社(スイス)はこのたび,コルブス社(ドイツ)の無線綴じ機および上製本機事業を継承すると発表した。世界中の既設コルブス製本機械のアフターサービスおよびスペアパーツ事業が含まれる。コルブス社の製本機械事業は社員とその工場も含めて,ミューラー・マルティニの新しいグループ会社となる。
 コルブス社は現経営陣の下,パッケージおよび製函をはじめ部品製作や鋳造ビジネスに集中していく。

コニカミノルタ,モノクロデジタル機3機種を発売
 コニカミノルタは2月15日,A3判対応モノクロデジタル印刷機「AccurioPress 6136」シリーズ3機種を発売する。生産性と用紙への対応力が求められる商業印刷用途に向け,出力調整の自動化と,出力の高速化を図った。新たに対応したオプションユニットにより,表裏見当調整,濃度管理の自動化が可能になり,マニュアル測定や数値入力を不要にした。煩雑な出力調整作業が不要となる事で,調整時間の短縮と,オペレーターの技能差による調整時間のばらつきが解消できる。

メディアテクノロジージャパン,蛍光ピンク搭載の校正用インクジェット機発表
 メディアテクノロジージャパンは1月31日,特色対応を強化し「蛍光ピンク」を搭載した印刷本紙校正用インクジェットプリンタ「Proof Jet F780MARK2」を発表した。これにより校正機や本機に近い校正が可能になり,コスト削減と時間短縮を図れる。インクジェットプリンタ用カラーマッチングソフト「LabProof SE」を使用することで,多様な蛍光ピンク系オフセットインキの色のシミュレーションが可能になる。開発にあたっては図書印刷が協力している。販売時期,価格は未定。

コダック,無処理プレート「SONORA」シリーズの新製品を発売
 コダックジャパンは2月2日,無処理CTPプレート「KODAK SONORA CX」と「同 NX」の販売を始めたと発表した。2015年に日本市場に導入された「SONORA XJ」を改良したもので,商業印刷用の「SONORA CX」と新聞印刷用「SONORA NX」に分け機能を向上させた。CXは,従来の1.5〜2倍に耐刷性を高め,耐傷性は従来の現像有りプレートと同等のレベルになった。またNXは,耐刷性の向上とエッジ汚れに対応し,日本の新聞印刷環境に合わせたものとなっている。

田中印刷所,バーチャルマネキンやデジタルサイネージを紹介
 田中印刷所は3月6〜9日,有明の東京ビッグサイトで開かれる店舗総合見本市「JAPAN SHOP 2018」に出展する。人型の等身大パネルに映像を映して案内するバーチャルマネキンや,透明な成形物に映像を投影するキュービックスクリーン,ホログラム風に見えるデジタルサイネージを紹介する。

コニカミノルタジャパン,「page2018」に出展
 コニカミノルタジャパンは2月7〜9日,東京・池袋のサンシャインコンベンションセンターで開かれる印刷メディアビジネスの展示会「page2018」に出展する。「自働化×見える化×レスヒューマンタッチ」をキーワードに,デジタル印刷ソリューションやPP機の実機や活用事例を紹介する。

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 印刷学会出版部も「page2018」に出展します。ご来場のさいはぜひ「展示ホールD・出口付近」にお越しください。印刷関連の技術書からデザイン関連書籍まで取り揃えてお待ちしております。会場限定のお得なサービスもありますので,お見逃しなく!
[page2018] https://page.jagat.or.jp

松尾産業,印刷試験機などを出展
 松尾産業は2月14〜16日,有明の東京ビッグサイトで開かれる「新機能性材料展2018」に出展する。印刷試験機(テストコーター)やゲルタイム測定機,UV-LED照射器,連続フィルム厚測定機,塗料・インキ用添加剤を紹介する。

日本印刷学会,フレキソ基礎講座を開講
 日本印刷学会は1月30日,東京・新富の日本印刷会館で「フレキソ基礎講座」を開いた。フレキソ印刷について,マーケティング的な視点からの概論,印刷機・周辺機材,製版,インキの基礎知識を解説した。

日本印刷学会,印刷の将来のためにやるべきことを考えるセミナー
 日本印刷学会は2月2日,東京・日本橋のDICで「印刷の将来を背負う若者達のために,今やること」をテーマにセミナーを開いた。2030年の印刷を取り巻く経営環境や,軟包装デジタル印刷,インラインの欠陥検査システム,印刷産業環境優良工場の取り組み,2017年の技能五輪アブダビ大会の報告,デジタル印刷機と後加工の動向,などについて解説した。

ブラザー工業,カラーレーザー複合機が受賞
 ブラザー工業は2月2日,米国の独立評価機関Buyers Labが主催する「Winter 2018 Pick Award」のプリンタ・複合機部門で,カラーレーザー複合機「MFC-L9570CDW」が受賞したと発表した。価格やデザイン,堅牢性,さまざまなクラウドサービスと連携してスキャンデータの保存・印刷ができる機能,モバイル端末からの印刷や個人認証ができるNFC機能などが評価された。

日本オフセット輪転印刷協議会,キングジムの経営を聞く
 日本オフセット輪転印刷協議会は2月1日,東京・内幸町の帝国ホテルで講演会・新年会を開いた。「新市場を生み出す経営術」と題しキングジムの宮本彰社長から,「テプラ」や「ポメラ」に関し開発や社内反対派と対峙した苦労,文具店の店頭を借りた地道な販促活動,ネットを活用したPR戦略などを聞いた。

日本印刷学会,2月23日に総会
 日本印刷学会は2月23日,東京・新富の日本印刷会館で「平成30年度通常総会」を開く。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

4月20日まで,富士ゼロックスが「靉嘔」展
 富士ゼロックスは4月20日まで,神奈川・みなとみらいの同社で日本人作家の靉嘔(あいおう)氏の版画展を開いている。同氏の代名詞でもある,光のスペクトル順に赤から紫までの色を並べたストライプで図柄と背景を描く「虹」シリーズのうち,「二つ,対」をテーマにした8点を展示。そのほか初期作品も紹介する。入場無料。土・日・祝日は休館。
http://www.fujixerox.co.jp/company/event/hanga/exhibition.html

4月27日締切,「造本装幀コンクール」が作品募集
 日本印刷産業連合会と日本書籍出版協会は4月27日まで,書籍の造本技術・装幀デザインおよび編集・印刷・製本技術を総合的に評価して表彰する「造本装幀コンクール」の応募を受け付けている。対象は,2017年1月1日〜12月31日に出版された作品。出品料は1点につき5940円。
 応募作品はすべて審査会を経たのち,10月26〜28日に神保町の東京堂ホールで一般公開されるほか,印刷博物館などの国内巡回展示され,最終的には国会図書館の「原装保存コレクション」として収蔵される。受賞作品はドイツ・ライプツィヒの「世界で最も最も美しい本コンクール」に日本代表として出品され,その後「フランクフルト・ブックフェア」で公開展示される。
https://www.jfpi.or.jp/topics/detail/id=1437

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 幕末明治の初期洋装本から現代のベストセラーまで,装丁家兼製本マニアの著者が,日本の近代製本史を文献と実物資料の両面から丹念に探る。『製本探索』
 原弘から杉浦康平,横尾忠則,菊地信義,そして原研哉まで,日本を代表する31人のグラフィックデザイナー各氏のブックデザインを,58作品,68点のカラー図版とともに紹介。『デザイナーと装丁』

2月16日,印刷技術懇談会が印刷ビジネス動向の講演会
 印刷技術懇談会は2月16日,東京・飯田橋のモリサワで講演会を開く。日本印刷技術協会の藤井建人氏が「印刷ビジネスの最新動向2017-2018」をテーマに,景気の持続性,物価高騰の兆し,AI実用化,増えるM&A,地域活性の深化などの印刷ビジネスへの影響を話す。参加費1000円。要申込,定員40人。
http://urx2.nu/IldK

2月20日〜3月16日,銀座で若手グラフィック作家のグループ展
 東京・銀座にあるギャラリーのガーディアン・ガーデンは2月20日〜3月16日,グラフィック界の次世代を担う若手を発掘する公募展「第18回グラフィック“1_WALL”展」を開く。最終審査に残った6人が,同ギャラリーの壁面を使って作品を発表する。2月27日に公開審査会(要予約)もある。入場無料。日曜休館。
http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_wall_gra_201801/gg_wall_gra_201801.html

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 音楽ジャケット制作エピソード徹底解剖!デザイナーがこだわり抜いた音楽パッケージのデザインクリエイティブと製造技術,それらに関わる人々のエピソードを豊富な写真とインタビューで紹介。『ミュージック・ジャケット・ストーリーズ-見て楽しむ特殊パッケージの世界-』

2月21〜23日,大阪で「Japan IT Week 関西 2018」
 IT専門展「Japan IT Week 関西 2018」が2月21〜23日,インテックス大阪で開かれる。「Web&デジタルマーケティングEXPO」「情報セキュリティEXPO」「モバイル活用展」など8つの展示会で構成。主催はリードエグジビションジャパン。
http://www.japan-it.jp

2月22日・3月1日,日本HPがテキスタイルのセミナー
 日本HPは,2月22日に東京・住吉の同社で,3月1日に新大阪の同社でセミナーを開く。1月9〜12日にドイツで開かれたホームテキスタイル国際見本市「Heimtextil(ハイムテキスタイル)」を報告し,デジタル印刷と従来技術の融合・デジタル印刷プラットホームの可能性を探求する。参加無料。要申込,定員は東京60人,大阪30人。
http://jp.ext.hp.com/printers/large-format-printers/latex/event/deco2018/

3月8日,電子出版制作・流通協議会がメディアビジネスのセミナー
 電子出版制作・流通協議会は3月8日,東京・半蔵門のJCIIビルでセミナーを開く。「“ブロックチェーン時代”のメディアビジネス:“価値と信用のプラットフォーム”拡大がもたらす可能性は?」と題し,コンサルタントの堀鉄彦氏が話す。参加費は一般2000円,会員無料。要申込,定員120人。
https://aebs.or.jp/seminar20180308.html

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 いま,二千年以上人間とともにあり,その文化の根幹を形づくってきた「本」の存在が揺らいでいる。改めて,本とは一体何なのか。本の歴史とICT技術の発展の双方を見つめ続けてきた著者が,「本」と印刷,そして情報化社会を生きる人間の今と未来を語る。『電子書籍は本の夢を見るか-本の未来と印刷の行方-』

3月9・10日,デジタルアーカイブ学会が研究発表会
 デジタルアーカイブ学会は3月9・10日,本郷の東京大学で「研究大会」を開く。9日は,KADOKAWAの角川歴彦会長による基調講演「コンテンツ産業とデジタルアーカイブ(仮題)」とパネルディスカッション「デジタルアーカイブ産業の未来を拓く(仮題)」が,10日は口頭・ポスター発表,パネル展示,企業展示がある。参加費は一般6000円,正会員・賛助会員3000円,学生会員2000円など。要申込。
http://digitalarchivejapan.org/kenkyutaikai

3月27日,ファッションビジネス学会がデジタルテキスタイルの講演会
 ファッションビジネス学会は3月27日,東京・代々木の文化学園大学で「デジタルテキスタイルが切り開くファッション産業の新たな潮流」をテーマに講演会を開く。デジタルプリントおよびWeb to Print,3Dとバーチャルの標準化,デジタルテキスタイルについての講演がある。参加費は一般5000円,協賛学会員(色材協会,日本画像学会)4000円,会員3000円,学生1000円。要申込。問合せは文化学園大学の柚本玲氏へ,メール(yumoto@bunka.ac.jp)

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 デジタル印刷に関して,業態を変えずに印刷会社として何ができるのか。「印刷会社の内情やデジタル印刷への指針」「デジタル印刷のしくみ」「ユーザーの情報」を元に,デジタル印刷の成功への道筋を解説。『印刷会社とデジタル印刷 -成功への道-』

4月18〜19日,大阪で「JP2018・ICTと印刷展」
 労働生産性を高めるインフラを整え全社で共有することでムダ・ムリをなくす「見える化」を実現して料金競争とは無縁の企業になることを目指す場の展示会「JP2018・ICTと印刷展」が4月18〜19日,大阪・本町橋のマイドームおおさかで催される。主催は,JP産業展協会。
http://jp-ten.jp/annai/jp2018_annai_.pdf

4月18〜21日,桜井グラフィックが岐阜で技術発表会
 桜井グラフィックシステムズは4月18〜21日,岐阜県美濃市の同社工場で「新技術発表会」を開く。印刷シート自動検査装置,シリンダー型ロールtoロールスクリーン印刷機,ロール機専用縦型ターン乾燥装置,ロータリー加工機などの新製品の出展予定。
http://www.sakurai-gs.co.jp/news/2017/14.html

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2018年2月号【特集:環境とパッケージ】(好評発売中)
 CO2排出量で生産全体のコストを計るカーボンフットプリントや,最近ではフードロスを減らすため,パッケージから消費期限を延ばす努力が見られたり,持続型社会を目指す新しい用語ではSDGsなどの話をよく耳にします。軟包装の視点では日本印刷学会のグラビア,フレキソの各研究会の講座もまとめました。

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週刊『印刷雑誌』9巻5号
2018年2月5日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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