週刊『印刷雑誌』


週刊『印刷雑誌』 9巻19号 2018年5月21日
Japan Printer weekly Vol.9, no.19
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

■印刷からの拡がり

北辰,Lineでスマートフォンに撮りためた写真などを印刷するサービスを開始
 北辰は5月15日,コミュニケーションアプリのLineでスマートフォンに撮りためた写真などを受け付け,特殊なシートに印刷して提供するサービスを始めたと発表した。Lineで同社アカウントを友達登録して,画像を送付し,額縁を選んで注文する。印刷用のシートは,表面は塗り壁材料となるフレスコグラフィックスペーパー。

大日本印刷,クリエイターを目指す人やコンテンツファン向けのWebマガジン
 大日本印刷は5月17日,クリエイターを目指す人やコンテンツファンに向けた情報Webマガジン「FUN'S PROJECT CHANNEL」を始めた。アニメやマンガを中心としたクリエイティブ業界で活躍しているトップクリエイターや人気声優,タレントが登場するコンテンツを発信する。

凸版印刷,日本の魅力を世界に発信
 凸版印刷は5月15日,マピオンと共同で行っている観光を起点とした地方創生プロジェクトの,多言語での動画コンテンツ配信や,自動音声翻訳が可能な観光ガイドアプリのナビゲーション機能を強化した。見つけたい情報や行きたい場所へ簡単にたどり着けるように,情報をやりとりする仕組みも一新した。日本の魅力を世界に発信するWebサイトも新設。観光情報の発信や日本の旅を楽しむための基礎知識コンテンツなど旅行者向けの情報を収載している。

DICカラーデザイン,色と素材に特化したデザイントレンドブックを発刊
 DICカラーデザインは3月,アジア特有の美意識に焦点を当てた『アジアカラートレンドブック2019-20』を発刊した。今年で第9巻目となる本書は,450点の画像と61点の素材サンプル,48色のカラーパレット,日中英三ヶ国語表記の解説を掲載している。B4変形,120ページ。企画・制作・発行:DICカラーデザイン(03-6733-5530),30万円。

◇◇ 書籍PR ◇◇
 音楽ジャケット制作エピソード徹底解剖!デザイナーがこだわり抜いた音楽パッケージのデザインクリエイティブと製造技術,それらに関わる人々のエピソードを豊富な写真とインタビューで紹介。『ミュージック・ジャケット・ストーリーズ-見て楽しむ特殊パッケージの世界-』

CHIENOWA BOOK STORE,本を買って地域貢献のプロジェクトをスタート
 CHIENOWA BOOK STOREは5月16日,本・文房具の購入数に応じて朝霞市へ寄付を行い,地域活性化を図るプロジェクト「1 Book for Asaka」を始めた。店舗ポイントカードを提示して本1冊,または文房具1点を購入するごとに朝霞市へ1円を寄付する。

図書印刷,小・中学生のための国際ロボット競技会を応援
 図書印刷は5月18日,8月4日より全国地区大会が始まる小・中学生のための国際ロボット競技会「ユニバーサルロボティクスチャレンジ2018」を応援すると発表した。

凸版印刷,中栓がなくても密封性を保持する口栓の紙パック
 凸版印刷は,バリア紙パック「EP-PAK(イーピーパック)」で,中栓がなくても密封性を保持できる新口栓「プルレスキャップ」を開発した。開栓状況が目視で確認できる機能や,開封時に手が滑りにくく開けやすい形状も導入した。飲料や酒類業界向けに5月下旬より販売する。

大日本印刷,ICタグを活用した次世代物流サービスの提供に向けて協業を開始
 大日本印刷は5月16日, 東芝テック,日立物流と共同でIC(RFID)タグを用いた次世代物流サービスの実用化に向けて協業を始めた。同サービスは,製造地でRFIDを貼付し,以降のあらゆる過程での活用により作業効率を高め,省人化,作業品質のさらなる向上を図る。また,RFIDで取得した製造,入出荷,販売等のデータを活用し,廃棄ロスや機会ロスを最小限にするとともに,より的確な需要予測,最適な在庫配置,必要とする新製品開発と店舗での新たな顧客アプローチなどの確立を進める。

■プロの世界

全グラ協同組合連合会,軟包装資材の原材料費高騰について文書発行
 軟包装の基材となるフィルムやインキなど原材料費は2017年来10%以上高騰している。全国グラビア協同組合連合会は5月14日,コスト増加および製造原価の上昇などにつき,業界取引先へ理解を求める文書「軟包装資材の原材料費の高騰について」を発行した。同連合会のWebサイトからダウンロードできる。

欧文印刷,読者に配慮した図書のオンデマンドサービスが受賞
 電子出版制作・流通協議会が主催する「電流協アワード2018」において,欧文印刷の「ハートフルブック」サービスが受賞した。同サービスは,読書に困難を伴いやすい人のためにピクトグラム(絵記号)などを添えてわかりやすく・読みやすく作られた図書「LLブック」について,オンデマンドサービスの領域に特定して障がい者向けのサービスとして構築しており,LLブックの理解と普及に貢献する。アクセシビリティとオンデマンド分野での功績を評価された。

◇◇ 書籍PR ◇◇
 デジタル印刷に関して,業態を変えずに印刷会社として何ができるのか。「印刷会社の内情やデジタル印刷への指針」「デジタル印刷のしくみ」「ユーザーの情報」を元に,デジタル印刷の成功への道筋を解説。『印刷会社とデジタル印刷 -成功への道-』
 POD(Print OnDemand)は入念に仕組み作りを工夫することでオフセットでは難しい印刷物や,消費者への効果を作り出すことができる。その特長を活かすための機能や基本原理を解説した入門書。印刷会社以外の総務の方にもわかるようにやさしく解説。『印刷技術基本ポイント POD編』

キヤノン,一眼レフカメラのイメージセンサが受賞
 キヤノンは5月17日,発明協会が主催する「平成30年度全国発明表彰」において,「撮像面 位相差オートフォーカス方式を実現するイメージセンサの発明(「デュアルピクセル CMOS AF」に関する発明)」が「内閣総理大臣賞」を受賞したと発表した。同イメージセンサは高画質な撮影とスムーズなオートフォーカスを両立した。

キンコーズ,埼玉に初出店
 キンコーズ・ジャパンは6月11日,埼玉に大宮駅東口店を開設する。全国では60店舗目,埼玉県では初出店となる。住所は,〒330-0845埼玉県さいたま市大宮区仲町1-35 大塚ビル1階,電話048-657-2522。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

6月10日まで,大日本印刷がアニメセンターで「血界戦線&BEYOND展」
 大日本印刷は6月10日まで,市谷の東京アニメセンター in DNPプラザで「血界戦線&BEYOND展 -レオナルド・ウォッチ レポート-」を開いている。同名アニメーションの物語の舞台と主人公が過ごす日常を紹介する。入場料は中学生以上1000円。火曜休館。
https://animecenter.jp/plan/08_kekkaisensen.html

5月25・26日,凸版印刷と東京国立博物館がVR作品を特別上演
 凸版印刷と東京国立博物館は5月25・26日,上野の同博物館でバーチャルリアリティ作品「洛中洛外図屏風 舟木本」を特別上演する。江戸時代初期の京都を描いた国宝である同屏風を,高精細デジタル撮影と色彩計測で22億1000万画素の高精細デジタルデータにし制作した作品。鑑賞料金は高校生以上500円,中学生・小学生は無料。
http://www.toppan-vr.jp/mt/news/18051801.html

5月30日,帆風が英文組版のセミナー
 帆風は5月30日,東京・千代田区のベルサール神保町で「実務に役立つ英文組版 Part 2:ワンランク上を目指して」をテーマにセミナーを行う。エディトリアルデザイナーのコントヨコ氏が,3月に行った英文組版の基本知識をおさらいし,さらにワンランク上の英文組版テクニックを紹介する。参加無料。要申込,定員150人。
https://www.vanfu.co.jp/vf/seminar/196th

◇◇ 書籍PR ◇◇
 組版とページ割りの基本知識をカラー図版とわかりやすい説明でまとめた,初歩的な知識がすぐに身につく基本テキスト。『印刷技術 基本ポイント組版・ページネーション編』

6月7日,キーポイントインテリジェンスが大判プリントの会議
 キーポイントインテリジェンスは6月7日,東京コンファレンスセンター・品川で「サプライ(消耗品)市場コンファレンス」を開く。マーケティング戦略立案のために見逃すことのできないキー・トレンドと今後の市場成長動向予測についてさまざまな観点から見た結果に基づき発表する。参加費は5月24日までの申込で税込8万6184円,6月1日までの申込で税込9万6984円,6月2日以降は10万7784円。要申込,定員40人。
http://keypointintelligence.jp/cf/cs/

6月14日,日本印刷学会が大阪でデジタルプレスのセミナー
 日本印刷学会は6月14日,大阪・敷津東のモリサワで夏季セミナーを開く。「デジタルプレスの今を知る:聞きたい・知りたい・探りたい,変革の最前線」をテーマにインクジェット印刷機に焦点を当て,小森コーポレーション,コニカミノルタ,富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ,ハイデルベルグ・ジャパンが講演する。参加費は一般7000円,会員4000円。要申込,定員80人。
http://www.jspst.org/event/180614.html

6月14日,大阪で「価値を伝えるパッケージ」セミナー
 日報ビジネスは6月14日,堺筋本町の大阪産業創造館でセミナーを開く。「箱屋が仕掛ける!価値を伝えるパッケージ」をテーマに,村上紙器工業所の村上誠社長と高木包装の中嶋裕之氏が講演とパネルディスカッションを行う。参加費6000円。要申込,定員70人。
http://www.nippo.co.jp/seminar/h18o0614.htm

6月15日,大阪で「モリサワ文字文化フォーラム」
 モリサワは6月15日,大阪・敷津東の同社で「モリサワ文字文化フォーラム」を開く。クリエイティブユニット「KIGI」の植原亮輔氏と渡邉良重氏が,文字や文字とデザイン,さまざまな取り組みについて講演する。参加無料。要申込,定員150人。
https://morisawa.eventcreate.net/event/2375

◇◇ 書籍PR ◇◇
 和文を中心に文字,書体に焦点をあて,書籍や雑誌をはじめとした印刷媒体や,さらにデジタル機器の表示までの文字の基本,デザインへの応用までを多数の図版を使ってオールカラーで解説。『印刷技術基本ポイント 文字・書体編』

6月15日,マテリアルデザイン研究協会が創立記念カンファレンス
 デザインや価値をカタチにしていく技術を有する技術者が集う「マテリアルデザイン研究協会」が6月に発足する。その記念として6月15日,新横浜3丁目大ホールでカンファレンスを開く。テクスチャー(質感)に関わる知見や技術情報,最新の活用事例などについて講演がある。参加費は一般1万3000円,会員無料。要申込,定員70人,6月1日締切。
http://3dst.org/m-designresearchasso_seminarstyle

2019年1月30日〜2月1日,ビッグサイトでAM/3Dプリンティング技術の総合展
 AM/3Dプリンティング技術の総合展「3D Printing」が「TCT Japan」にリニューアルし,2019年1月30日〜2月1日に有明の東京ビッグサイトで開かれる。7月31日まで出展の仮申込を,9月28日まで本申込を受け付けている。
https://www.tctjapan.jp/index.html

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2018年6月号【特集:工場管理と環境・人】(本日発売)
 一口に工場管理と言っても,材料や機械の管理から,空調,音,照明,有害物質廃棄・除去,導線など人に関わるものまで,多くを考えなくてはなりません。今月号はエネルギーに対する提案,ロボット化,カーボンフットプリントについて取り上げました。
 印刷物は,形あるものですので,工場がなくては生産できません。印刷物づくりの脇役のような動向の紹介かもしれませんが,本特集が印刷物生産のお役に立てば幸いです。

印刷学会出版部Webショップ
販売中の全商品はこちらから購入いただけます。
http://japanprinter.thebase.in/

Webマガジン『週刊 印刷雑誌』会員募集中!
ご希望の方には,発行の都度お知らせのメールをお送りいたします。
『週刊 印刷雑誌』では,テキストでの「一口宣伝広告」も募集しております。(5,000円〜/税別)
お申し込みやお問い合わせは shukan@japanprinter.co.jp まで。

フェイスブックでも情報収集を!
印刷学会出版部のフェイスブックで,業界ニュースなどをタイムリーに発信しています。どうぞご利用ください。
http://www.facebook.com/JapanPrinter

印刷学会出版部のツイッターアカウント(@PrinterJapan),ぜひフォローお願いします!
週刊『印刷雑誌』9巻19号
2018年5月21日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

go home

(C)2010 Insatsu Gakkai Shuppanbu Ltd.
All rights reserved.