週刊『印刷雑誌』


週刊『印刷雑誌』 9巻21号 2018年6月4日
Japan Printer weekly Vol.9, no.21
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

■印刷を楽しむ

山本紙業,アナログメモ帳の新製品を発売
 山本紙業は7月2日,伝票などで使用されている感圧紙を活用し,デジタルツールよりも迅速に情報共有ができるアナログメモ帳「コピペメモ」の新製品を発売する。使用用途によって選択できる3種類の罫線バリエーションを加えた。6月20日より予約を受付ける。

ウエーブ,ネット印刷で折り加工の仕様拡大
 ウエーブは5月28日,同社が運営する印刷通販サイト「WAVE」で,折パンフレット印刷とポスター印刷の仕様を拡大した。折り加工の最大対応サイズを,A2判からA1判にしたほか,蛇腹折パンフレット印刷を追加。また,A1・B2判ポスターがMAP折りやクロス8ページ折りなどの加工に対応した。

DNPアートコミュニケーションズ,ポーラ美術館所蔵品の画像データ貸出し
 DNPアートコミュニケーションズは6月1日,神奈川・箱根町にあるポーラ美術館の所蔵品の画像データ貸出しサービスを始めた。同館が所蔵する,印象派を中心とする西洋絵画や近代日本絵画など,代表的な作品約130点の高精細画像データの貸出しから始め,利用者の要望に応じて取り扱い点数を増やす。

竹尾,クリエイターが創る新しいファンシーペーパーを展示
 竹尾は6月1〜3日,東京・表参道のスパイラルビルで「takeo paper show」を開いた。同展は4年ぶり48回目の開催となる。「precision(精度)」をテーマに9組のクリエイターが製紙会社とファンシーペーパーを製作・展示し,紙そのものの価値に改めて触れる場を提供した。

アドビ,デザインの力で地域の課題を解決するイベントを前橋市で開催
 アドビシステムズは5月27日,デザインの力で地域課題の解決を目指すイベント「Adobe Design Jimoto vol.7 with ami tumi in 前橋」を,群馬の上毛倉庫で(一社)TEKITO DESIGN Labと共催した。群馬で活躍するデザイナーや学生ら18人が二人一組でチームになり,「前橋の魅力」をテーマに布わらじのデザイン創作に挑戦。同社のデザインツール「Adobe XD」を使って各チームがデザインのポイントや商品化のアイデアを発表した。

◇◇ 書籍PR ◇◇
 音楽ジャケット制作エピソード徹底解剖!デザイナーがこだわり抜いた音楽パッケージのデザインクリエイティブと製造技術,それらに関わる人々のエピソードを豊富な写真とインタビューで紹介。『ミュージック・ジャケット・ストーリーズ-見て楽しむ特殊パッケージの世界-』

■印刷からの拡がり

凸版印刷,さまざまな360度パノラマコンテンツを制作するサービス
 凸版印刷は,商品などの対象物を周囲からカメラの動画モードで360度撮影し,クラウド上のCMS(Contents Management System)へアップロードすることで,対象物を360度回転させて閲覧できるオブジェクトVR(バーチャルリアリティ)を自動生成できるシステムを開発した。従来より提供している機能と合わせてパッケージ化し,クラウド型新CMS「doitVR(ドゥーイットブイアール)」として5月29日より提供を始めた。これにより,空間の360度画像や映像によるコンテンツのほか,対象物自体を自由に360度回転させて閲覧できるコンテンツなど,さまざまな360度パノラマコンテンツを同一プラットフォーム上で簡単に制作・公開できる。

大日本印刷,北海道銘菓のパッケージに多言語表示サービスを提供
 大日本印刷は6月1日,北海道の菓子メーカーである柳月が同月より期間限定で発売する「三方六(さんぽうろく)の小割 北海道メロン」のパッケージに,多言語表示サービスを提供したと発表した。パッケージに印刷したQRコードをスマートフォンなどで読み込むと,商品の特長や柳月の歴史などの情報を,日本語・英語・中国語(繁体字,簡体字)・韓国語の5言語で提供する。

大日本印刷,マーケティングオートメーション・ツールの運用支援
 大日本印刷は5月28日,企業がデジタルマーケティングの際に利用するマーケティングオートメーション(MA)ツールの運用を支援・代行するサービスを始めた。同サービスは,マーケティング支援の経験を活かした運用を,高セキュリティ環境の下で実施。キャンペーンなど各種施策の企画・設計に長けたマーケティングエンジニアと,各種MAツールの専門オペレーターが企業の担当者のMAツールの運用を支援・代行する。既に導入しているMAツールにも対応する。

凸版印刷,レンジ対応の冷食用紙容器を開発
  凸版印刷は5月28日,電子レンジ対応の冷凍食品向け紙製一次容器「レンジで楽チントレー」を開発したと発表した。高付加価値の冷凍食品容器として,食品メーカーやコンビニエンスストア向けに6月上旬から販売を始める。同容器は,電子レンジで加熱しても変形しにくい耐熱容器で,美粧性の高い印刷で高級感を演出できる。また,石油由来資源の使用量を約90%削減することで環境にもやさしくなっている。

大日本印刷,液体紙容器用キャップが「いいちこパック」に採用
 大日本印刷は5月31日,同社の「DNPキャップ・中栓同時開栓注出口(液体紙容器用)」が三和酒類の「いいちこパック」全品に採用されたと発表した。本年2月製造分より順次切り替えを実施している。このキャップはプルリングがなく,キャップと一緒に中栓も開けられる注出口が特長。

凸版印刷,傷つきにくい建具用シートを開発
 凸版印刷は,カプセル化したナノ材料を用いることで,世界最高水準の表面性能を実現する「Smart NANO」技術を建装材に展開している。このたび同社のオリジナルブランドである,ドアや扉などの建具用化粧シート「101エコシート」に同技術を搭載した新製品「101エコシート Smart NANO」を開発した。傷や汚れが付きにくい建具用化粧シートとして,マンションなどの住宅内装向けに6月より色柄サンプルの出荷を始める。

大日本印刷, 患者の服薬状況を可視化するシステムが大学で初採用
 大日本印刷は5月30日,同社が開発した,患者の服薬状況を可視化して, 医療従事者が診断や処方, 患者への指導に活かせるモニタリングシステムが東京女子医科大学の臨床研究に初めて採用されたと発表した。同システムは,薬の錠剤が入ったパッケージ台紙に電子モジュールが内蔵されており,患者が薬を取り出した時刻が記録される。その記録をNFCカードリーダーで読み取ることで,専用の管理ソフトを介して患者一人ひとりの服薬情報を可視化して閲覧することができる。

凸版印刷,家電と自動車の利用者に対し省エネ行動を促す社会実証
 凸版印刷は5月29日,デロイトトーマツコンサルティング,電力中央研究所,東京電力エナジーパートナーと,環境省「平成29年度低炭素型の行動変容を促す情報発信(ナッジ)による家庭等の自発的対策推進事業」の案件の中の「家電・自動車等利用に関するナッジを活用した低炭素型行動変容モデルの構築」で,4件の実証を行ったと発表した。4万世帯で電気使用量の特徴や省エネアドバイスを情報提供して効果を検証したほか,2000世帯でスマートフォンを活用したアプリによる省エネ効果の検証を,新築戸建住宅を対象として紙媒体による省エネルギーアドバイスの実証を,スマートフォンアプリを活用して乗用車の実走行燃費を改善する実証研究を行った。

■新製品発売

リンテック,抹茶色のファンシーペーパー5製品発売
 リンテックは6月1日,ファンシーペーパー「日本の和 抹茶色シリーズ」5製品を発売した。印刷では再現できない紙独特の質感で,落ち着いた和の雰囲気を演出する。印刷,加工適正を備え,各種パッケージや包装紙などの用途にも使用できる。また,FSC森林認証を取得している。

竹尾,ざらざらとした硬質な手触りのファンシーペーパー発売
 竹尾は5月28日,ざらざらとした硬質な手触りが特徴のファンシーペーパー「キュリアス マター」を発売した。フライドポテトやポテトチップスといった食品の加工工程で排出されるじゃがいものデンプン成分を利用し,紙の表面をコーティングすることで独特な質感をもたせた。規格は,700×1000mm,T目,94.5s・189s(各6色),266s(4色)。

竹尾,和様ファンシーペーパー「玉しき」をリニューアル
 竹尾は5月28日,散りばめられた玉模様の透かしが美しい和様のファンシーペーパー「玉しき」をリニューアルしたと発表した。薄物(70kg)・厚物(100kg)に,和の印象を際立たせる新色の,紫,青,紅(くれない),黄,玄(くろ)を加えた。

◇◇ 書籍PR ◇◇
 印刷技術と用紙の関係,加工特性,規格などの基本事項から,背景にある技術的原理やデザインとの関係まで,印刷用紙との「つきあい方」を体系的にわかりやすく解説。新人から中堅まで,印刷用紙に携わるすべての人に。『印刷用紙とのつきあい方』

京セラ,モノクロA4複合機を7月に発売
 京セラドキュメントソリューションズジャパンは7月2日,京セラドキュメントソリューションズ製のモノクロA4判複合機「ECOSYS M3645idn」を発売する。毎分45枚の連続出力,最大2600枚給紙による生産性,30万枚までトナー交換のみで使える耐久性,A4判用紙1枚あたり0.6円のランニングコストが特長。独自のソリューションプラットフォームを搭載しており,さまざまなアプリケーションやクラウド連携などにより,プリント入出力だけでなくビジネスに最適なドキュメントワークフローの自動化,効率化が図れ,業務に合わせて複合機を最適化できる。

■プロの世界

日本印刷技術協会,8月に「DTPエキスパート認証試験」
 日本印刷技術協会は8月26日,「DTPエキスパート認証試験」の第50期試験を行う。受験申請期間は6月26日〜7月31日。同試験は25年目を迎え,49期までの受験者総数は5万2907人,合格者は2万2551人。

東洋インキグループ,最新の化学技術を紹介
 東洋インキSCホールディングスは5月30日,恒例の内覧会を有楽町の東京国際フォーラムで催した。各種インキをはじめ,フレキソ製版,接着剤,色のビジネス展開,エレクトロニクス関連材料などグループ9社が事業,技術を紹介した。
 その中でトーヨーカラーはデザイン会社NOSIGNERと5月28日,「プレミアムカラーブランディングプロジェクト」を始めたと発表した。第一弾として通常の黒よりもはるかに黒いZENBLACKと名付けた事業活動を始め,上記内覧会でも紹介した。インキや塗料などさまざまな分野で漆黒を展開していく。

◇◇ 書籍PR ◇◇
 オフセットインキの基本知識から問題解決法までをコンパクトにまとめた。現場ですぐに役立つ一冊。『印刷技術ポイントオフセットインキ編』

全日本印刷工業組合連合会,10月に高知で文化典
 全日本印刷工業組合連合会は5月25日,港区のホテルインターコンチネンタル東京ベイで総会を開いた。役員の任期満了に伴い,会長にアドピアの臼田真人社長が再任された。今年度は10月5・6日,高知市の三翠園で「2018全日本印刷文化典高知大会」を開催する。また同連合会は同日,印刷産業を啓蒙する冊子『Happy Industry』を発行した。

リコージャパン,カシオからPOP事業を継承
 リコージャパンは5月29日,カシオ計算機グループからPOPソリューション事業を譲り受けたと発表した。同社は,カシオ計算機とカシオ情報機器が所有する同事業の営業権,保守サービス,関連する資産および人員を譲り受ける。同事業を新たに展開することで,前者のプリンタの拡販を中心に5年間で100億円の売上を目指す。

電通と富士山マガジンサービス,合弁会社を設立
 電通と富士山マガジンサービスは,雑誌記事のデジタル流通促進と雑誌発のコンテンツビジネスの拡大を目指す合弁会社magaportを設立し,6月1日より営業を始めた。両社が行ってきた雑誌コンテンツ流通事業と雑誌記事データの配信・データプラットフォーム事業を統合した。また電通は7月1日,社内プロジェクトとして取り組んできた電子雑誌のBtoC事業を富士山マガジンサービスに譲渡する。

凸版印刷,ICT開発・運用力を強化
 凸版印刷は5月30日,ベトナム最大手のIT企業であるFPTとの協業を拡大し,デジタルトランスフォーメーションの推進に向け,BPO分野でのICT関連の共同研究やそれを支える技術者の確保に関する覚書を締結した。

大日本印刷,「IT経営注目企業」に選定
 大日本印刷は5月31日,経済産業省と東京証券取引所が実施する「攻めのIT経営銘柄」において「IT経営注目企業」に選定されたと発表した。同社の,ITを活用し営業・企画を含めた業務全般の可視化と生産性向上への取り組みや,ラボやオープンイノベーションなどの活動を通した多様なデジタルテクノロジーの実証や人材育成の取り組みが評価された。

凸版印刷,「攻めのIT経営銘柄」に選定
 凸版印刷は5月30日,「攻めのIT経営銘柄」に選定されたと発表した。デジタル技術を活用した電子チラシ事業やデジタルマーケティング事業など,既存ビジネスの拡充と生産性向上の枠を超えてビジネス革新に近づく取り組みを行っており,収益貢献も具体的な目標を敷き将来性も高い点が評価された。

凸版印刷,観光立国を共創する拠点を新設  
 凸版印刷は6月7日,日本各地にある国宝などの文化財や史跡,観光資産の魅力を最先端の表現技術を用いて体験できる,情報発信と価値創造の共創拠点「NIPPON GALLERY TABIDO MARUNOUCHI」を東京・丸の内に開設する。この施設では,産官学連携で文化資産や観光情報をアーカイブしデータベースを構築するほか,LEDウォールやバーチャルリアリティ,4K・8K映像,プロジェクションマッピングなどを用いた体験を提供する。見学は予約制。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

6月26日まで,ワールド・アンティーク・ブック・プラザが古書展示即売会
 丸善雄松堂が運営するワールド・アンティーク・ブック・プラザは6月26日まで,東京の丸善・日本橋店にある同プラザで古書展示即売会を開いている。藤田嗣治による挿絵本や,ちりめん本,インキュナブラ,ケルムスコット・プレス,児童本,古地図などを幅広く紹介する。問合せは,電話070-3607-5462。

◇◇ 書籍PR ◇◇
 日本の印刷術伝来から,江戸時代に浮世絵など華麗な美術作品として色摺り印刷物が花開くまでの道程を,政治や宗教,出版文化など社会的背景とともに技術的側面からも考察した印刷・出版文化史。『江戸前期上方色摺史の研究〜グローバルな進化の過程の下で〜』

6月5日,帆風が経営セミナー
 帆風は6月5日,東京・千代田区の学士会館で「ご近所主義!:地域密着型経営の底力」をテーマにセミナーを行う。地域に密着し,独自の顧客管理手法を実践して高収益を生み出している「でんかのヤマグチ」代表の山口勉氏が,高く売っても地元で愛される経営の秘訣を語る。参加無料。要申込,定員200人。
https://www.vanfu.co.jp/vf/seminar/197th

6月9日,日本出版学会が翻訳書編集の研究会
 日本出版学会は6月9日,東京・曙橋のアイディで研究会を開く。「翻訳書編集の基礎知識」をテーマに,翻訳市場,翻訳の価値基準,翻訳者の育成,編集者の研鑽などを,翻訳教育者の柴田耕太郎氏が話す。参加費は一般2000円,会員1000円。要申込。問合せは事務局へ,メール(info@shuppan.jp)。

6月12日,「メディアの将来像を考える会」が講演会
 「メディアの将来像を考える会」は6月12日,東京の早稲田大学で講演会を開く。朝日新聞の前田安正氏が「SNS時代におけるメディアリテラシー」と題して話す。参加費1000円。要申込。問合せは同会幹事団へ,メール(inagakitaro@aoni.waseda.jp)。

6月20〜23日,東京古書会館で「カバー,おかけしますか?」展
 出版ニュース社は6月20〜23日,小川町の東京古書会館で「カバー,おかけしますか?」展を開く。日本と海外の書店のブックカバー300点を紹介する。入場無料。問合せは,電話03-3262-2076。

6月25日,日本出版学会が大阪でアクセシビリティの研究会
 日本出版学会は6月25日,大阪・梅田の立命館大学で研究会を開く。「音声読み上げ対応電子書籍による公共図書館の視覚障害者サービス」をテーマに,兵庫県・三田市立図書館の平岡一仁館長が話す。参加費は一般500円,会員300円。問合せは同大学の湯浅俊彦氏へ,電話075-466-3136。

◇◇ 書籍PR ◇◇
 公共図書館における電子書籍貸出サービスを中心とした電子図書館サービスについて,現状と課題,将来展望を解説!『電子図書館・電子書籍貸出サービス 調査報告2017』

6月29日,共同印刷がコミュニケーション戦略セミナー
 共同印刷は6月29日,東京・青山の宣伝会議で「消費者インサイトから見たコミュニケーション戦略セミナー:LTV・UX最大化のためのリアル×デジタル戦略とは」を開く。購買行動と共に大きく変化する消費者インサイトを紐解き,購買体験の価値を最大化させる方法や効果的なプロモーション施策の考え方を解説する。参加無料。事前登録制,定員120人。
https://www.sendenkaigi.com/event/kyodoprinting1806/

7月7日,専修大で「日本出版学会賞」受賞記念講演会
 日本出版学会は7月7日,東京・神田の専修大学で「日本出版学会賞」受賞記念講演会を開く。著書『ブッククラブと民族主義』(九州大学出版会)で2017年度の同賞を受賞した鹿児島大学の竹岡健一氏が,「読書する共同体とナチズムの台頭」と題して話す。参加費は一般1000円,会員・学生は無料。要申込,定員30人。問合せは事務局へ,メール(info@shuppan.jp)。

7月12・13日,東京都立産業技術研究センターが研究発表のイベント
 東京都立産業技術研究センターは7月12・13日,青海の同センターで,研究成果・技術シーズを発表するイベント「TIRIクロスミーティング2018」を開く。70件を超える口頭発表と6コースの見学会に加え,中小企業によるIoT活用の成功事例の発表・パネルディスカッションを開催するほか,スタートアップ・ベンチャー企業による取組事例の講演や発表も行う。参加無料。
 13日の基調講演で,TBMがストーンペーパー「LIMEX(ライメックス)」による取り組みを紹介する。
http://www.tosangiken-seika.jp

8月1〜3日,日本視覚学会がつくばで大会
 日本視覚学会は8月1〜3日,茨城・つくばの文部科学省研究交流センターで夏季大会を開く。特別講演「Exploration of Machine Learning Approaches for Automating Medical Image Reconstruction and Acquisition」のほか,シンポジウム「精神疾患と視覚世界の変容」「コンピュータビジョンとコンピュータグラフィックスが拓く新たな視覚研究」,口頭とポスターによる一般発表などがある。参加費は事前登録で一般9000円,一般学生5000円,会員6000円,会員学生2000円。要申込。
http://www.cp.is.tohoku.ac.jp/~VSJ2018summer/index.html

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2018年6月号【特集:工場管理と環境・人】(好評発売中)
 一口に工場管理と言っても,材料や機械の管理から,空調,音,照明,有害物質廃棄・除去,動線など人に関わるものまで,多くを考えなくてはなりません。今月号はエネルギーに対する提案,ロボット化,カーボンフットプリントについて取り上げました。
 印刷物は,形あるものですので,工場がなくては生産できません。印刷物づくりの脇役のような動向の紹介かもしれませんが,本特集が印刷物生産のお役に立てば幸いです。

印刷学会出版部Webショップ
販売中の全商品はこちらから購入いただけます。
http://japanprinter.thebase.in/

Webマガジン『週刊 印刷雑誌』会員募集中!
ご希望の方には,発行の都度お知らせのメールをお送りいたします。
『週刊 印刷雑誌』では,テキストでの「一口宣伝広告」も募集しております。(5,000円〜/税別)
お申し込みやお問い合わせは shukan@japanprinter.co.jp まで。

フェイスブックでも情報収集を!
印刷学会出版部のフェイスブックで,業界ニュースなどをタイムリーに発信しています。どうぞご利用ください。
http://www.facebook.com/JapanPrinter

印刷学会出版部のツイッターアカウント(@PrinterJapan),ぜひフォローお願いします!
週刊『印刷雑誌』9巻21号
2018年6月4日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

go home

(C)2010 Insatsu Gakkai Shuppanbu Ltd.
All rights reserved.