週刊『印刷雑誌』


週刊『印刷雑誌』 9巻29号 2018年8月6日
Japan Printer weekly Vol.9, no.29
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

西日本の豪雨で被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
印刷会社も被災された工場があると聞きます。
皆様のご無事と、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

当社のWebサイトでは,『印刷現場の予防保全』の著者である川名茂樹さんのご厚意により,月刊『印刷雑誌』の連載記事「印刷会社の防災対策(その後)」を無料公開しております。災害前後に印刷現場がとるべき方法として参考にしていただければ幸いです。
「印刷会社の防災対策」

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

■印刷を楽しむ

イングカワモト,植物標本を飾るシール
 イングカワモトは5月より,ハーバリウム(植物標本)用のシールとして両面印刷の「Herbarium club」を販売している。花などをガラスボトルに入れて専用オイルで満たして保存するハーバリウムを装飾することができ,専用オイルに入れると自然に消えて見える専用透明シートとデザインシールで,標本の中に花や魚,メッセージなどのモチーフが浮かんで見える。価格は税込でデザインシール842円,透明シート5枚入り378円。

帆風,Tシャツと年賀状のデザインコンテスト
 帆風は8月1日,3〜5月に作品募集した「学生Tシャツデザインコンテスト」と「年賀状デザインコンテスト」の受賞作品を発表した。前者は「LOVE」をテーマにした応募総数1416作品から,最優秀賞をLee Yoonseoさんが受賞した。後者は「2019年の干支の亥」および自由なテーマの応募総数1189作品から,最優秀賞をペンネームmEmEaさんが受賞した。前者の受賞作品は同社Webショップで販売されている。

キヤノン,科学技術館で子供向け実験プログラム
 キヤノンは8月1日より,東京・竹橋の科学技術館で開いている子ども向けの実験プログラムを刷新し,新たに「光と色のじっけん室」を始めた。カメラやプリンタで使われる光と色の仕組みをさまざまな実験を通して解説する。

ダイナコムウェア,フォントの異体字総選挙を開催
 ダイナコムウェアは8月19日まで,「ダイナフォント甲金文体異体字総選挙」を開いている。同社フォントの2018年新書体「甲金文体」に収録されている208文字の個性的な異体字から選抜された36文字の中で,好きな異体字を3点選んで投票できる。参加者の中から抽選で,甲金文体を使用してデザインしたオリジナルの切手,トートバッグ,風呂敷の3点から,好きなグッズをそれぞれ5人にプレゼントする。

DNPアートコミュニケーションズ,福岡市美術館の所蔵品画像データ貸出し
 DNPアートコミュニケーションズは8月1日,福岡市美術館の所蔵作品の画像データ貸出サービスを始めた。重要文化財「色絵吉野山図茶壺」などの茶道具や,「黒田如水像」など福岡藩主・黒田家に伝わる美術品,ダリやミロ,シャガールのほか,吉田博など九州出身の画家の作品の画像を順次取り扱う。

帆風,汐留にオリジナルグッズが作れるショップを開設
 帆風は7月30日,東京・汐留のVanfu Media Stationカレッタ汐留店を「Vanfu caretta Shiodome」としてリニューアルし開設した。同店では定期的に変わるディスプレイアイテムで,オリジナルグッズ作成を提案していく。8月はオリジナルで作れる刺繍キャップを紹介している。住所は,〒105-7090東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留B1F,電話03-5537-8161。

DIC,カラーユニバーサルデザイン推奨配色セットを改訂
 DICグループは2007年より,カラーユニバーサルデザインの考えに基づき情報を色分けして伝えるときに用いる「カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット」の研究・開発・普及活動に取り組んでいる。DICとDICグラフィックス,DICカラーデザインは7月30日,色あいを再調整した同セットver.4とガイドブック(第2版)を発行したと発表した。ガイドブックはカラーユニバーサルデザインに配慮したデザインのポイントなども掲載。無償配布しているほか,PDFをDICグラフィックスのWebサイトよりダウンロードできる。

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 障がい者を含めた多くの人が視覚的に情報を理解できるメディア・ユニバーサルデザインという視点。その現状調査や企業・団体の取り組み,技法,適応例をオールカラーで解説。『メディア・ユニバーサルデザイン』

一藝社,『「ニュース」は生き残るか:メディアビジネスの未来を探る』刊行
 一藝社は,書籍『「ニュース」は生き残るか:メディアビジネスの未来を探る』を6月5日に発行した。新しいネットニュースメディアの戦略を紹介しつつ,その問題点をあぶりだした内容。編:早稲田大学メディア文化研究所,代表編者:稲垣太郎・松井正・瀬川至朗,A5判,並製,184ページ。本体価格2000円。

ブラザー販売,7製品を対象にしたキャッシュバックキャンペーン 
 ブラザー販売は9月30日まで,6月に発売したレーザープリンター・複合機を対象にしたキャッシュバックキャンペーン「ビジネスお得フェア」を始めた。同キャンペーンは対象機種7製品の購入者へ2000円を還元する。 対象機種は「MFC-L2750DW」「MFC-L2730DN」「DCP-L2550DW」「DCP-L2535D」「HL-L2375DW」「HL-L2370DN」「HL-L2330D」。申込締切10月9日(当日消印有効)。

■新製品発売

真生印刷とデジタル総合印刷,設備導入シミュレーションサービス
 真生印刷とデジタル総合印刷は共同で7月20日,「MR(複合現実)設備導入シミュレーション」アプリを開発し,サービスの提供を始めたと発表した。ヘッドマウントディスプレイ方式の拡張現実ウェアラブルコンピュータ「Microsoft HoloLens(ホロレンズ)」の技術を活用し,工場などへの大型機器・設備などの導入にあたってレイアウトや作業効率をMRで確認できる。
 真生印刷では,小森コーポレーションの菊全判オフセット枚葉印刷機の導入にあたり同アプリによる設計データに基づき,現実の工場内に3Dで印刷機の導入イメージを投影し導入シミュレーションを行った。また,デジタル総合印刷では,パートナー企業のラティス・テクノロジーが開発したWebシステムを活用して,約30mの印刷機の3Dデータを,品質を劣化させることなく100分の1に軽量化したものをHoloLensで実物大に表示させた事例がある。

オムロン,外観検査工程の自動化を促進する画像処理システムを発売
 オムロンは8月1日,従来は人の目に頼らざるを得なかった外観検査工程の自動化を促進する画像処理システム「FHシリーズ」を発売した。検査対象物の特徴に応じて光の角度や色を調整できる「MDMC(Multi Direction Multi Color)照明」により,これまで人の目でしかとらえられなかった色差の低い欠陥の検出や,特徴の異なる欠陥の同時検出を可能にした。

SINKA,ユニバーサルデザイン対応の点字プリンタ
 SINKAは7月23日,サーマルヘッドを使用し,専用紙の立体シートを裏面より加熱することで,データの階調に応じた立体プリントを行うプリンタ「EasyTactix」を発売した。点字をはじめ,写真や図形などのイメージを触って感じるドキュメントを作成できる。Micrsoft WordやExcelで,テキストから点字へと変換できるアドインソフトも付属。価格は税抜で,本体44万8000円,専用紙200枚セットで1万2000円。

富士フイルム,枚葉型インクジェットデジタル印刷機を発売
 富士フイルムは2018年秋,インクジェットデジタル印刷機「Jet Press 750S」を発売する。商業印刷分野および紙器パッケージ印刷分野向けに,オフセット印刷に劣らない画質と,毎時3600枚の出力速度を図った。また最大用紙サイズを750×585mmに拡大し,B5サイズが一枚に6ページ分印刷できるようになった。印刷用紙をベルトコンベアに密着させ直接熱を与える新たな乾燥機構により消費電力を約10%削減。乾燥装置本体の全長が従来機に比べ70cm短縮したため,設置面積を約15%削減した。

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 デジタル印刷に関して,業態を変えずに印刷会社として何ができるのか。「印刷会社の内情やデジタル印刷への指針」「デジタル印刷のしくみ」「ユーザーの情報」を元に,デジタル印刷の成功への道筋を解説。『印刷会社とデジタル印刷 -成功への道-』

アドビ,「Adobe PDF Print Engine」の最新版
 アドビシステムズは7月24日,レンダリングプラットフォーム「Adobe PDF Print Engine」の最新版となるバージョン5(APPE 5)を発表した。高速エッジ拡張,Unicodeサポート強化,PDF2.0印刷機能サポート,ページレベルの出力インテント,といった新機能を搭載し,色の再現度を向上させ,テキスタイルプリントや産業用印刷,ラベルやパッケージのデジタル印刷における色の表現力を高めた。

■プロの世界

大日本印刷,一人ひとりに最適な印刷物を提供するサービス
 大日本印刷は8月2日,子会社のDNPコミュニケーションデザインと共同で,オンラインの閲覧行動や購買履歴などから,生活者一人ひとりに最適なタイミングで最適なコンテンツを印刷して届けるパーソナライズド・コミュニケーションサービスを始めたと発表した。同社が開発した,印刷物のレイアウトに必要なデザインテンプレートと商品データなどを事前登録し,ECサイトやマーケティングオートメーションツールなどと連繋して,個々の顧客に最適化した印刷データを自動生成するプラットフォームを用いる。ディノス・セシールのパーソナライズド・カタログ「Like it!」に採用された。

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 POD(Print OnDemand)は入念に仕組み作りを工夫することでオフセットでは難しい印刷物や,消費者への効果を作り出すことができる。その特長を活かすための機能や基本原理を解説した入門書。印刷会社以外の総務の方にもわかるようにやさしく解説。『印刷技術基本ポイント POD編』

「経営科学研究奨励金」募集
 日本経営協会は9月28日まで,「平成30年度経営科学研究奨励金」の応募を受け付けている。経営科学分野における基礎研究ならびに応用研究を助成するもので,公募研究テーマは,これからのビジネス・イノベーションに関する研究,「働き方改革」と人材活性化に関する研究,人材育成と教育研修に関する研究。奨励金額は1件当たり50万〜100万円。
https://www.noma.or.jp/nnr/tabid/544/Default.aspx

印刷産業青年連絡協議会,工場見学と納涼会を開催
 印刷産業青年連絡協議会は8月25日,工場見学会と納涼会を開く。断裁や折加工・中綴じ・発送まで一貫受注する多田紙工(埼玉県さいたま市)と,製紙パレットの回収を行う広金(埼玉県新座市)を見学する。

ぎふ印刷翠陽クラブ,10月に創立60周年記念式典
 ぎふ印刷翠陽クラブは10月20日,岐阜都ホテルで創立60周年記念式典を開く。参加費は一般1万5000円,OB会員1万円。

デジタル総合印刷,VR・MRソリューションを実演
 デジタル総合印刷は7月27日,岡山・津山市で開かれたイベント「つやまエリアオープンファクトリー」に参加した。独自の「MR(複合現実)設備導入シミュレーション」やバーチャルリアリティ(VR)装置の紹介,真生印刷との共同企画による「ウェアラブル遠隔指示・作業支援システム」を使った宝探しゲームなどを行った。

NTTタウンページ,環境ラベル「GPマーク」を電話帳に表示
 NTTタウンページはこのたび,日本印刷産業連合会のグリーンプリンティング認定制度の環境ラベル「GPマーク」を採用した。2018年発行の電話帳に順次表示されている。電話帳を印刷するNTT印刷は2011年より各工場の同認定取得を行い,現在は『タウンページ』と『ハローページ』を印刷する全印刷工場が認証を取得している。

佐川印刷,デジタルラベルプリンタを導入
 佐川印刷(京都)はこのたび,コニカミノルタジャパンのデジタルラベルプリンタ「AccurioLabel 190(bizhub PRESS C71cf)」を導入した。同プリンタのオフセット印刷に迫る画質や幅広い紙種への対応,色合わせ・見当合わせがスキルレスで誰でも調整可能で導入から本格生産までの立ち上げ期間が短く,よりスピーディに生産可能になる点,などを評価しての採用となった。同社はこれまで商業印刷分野で培ってきたノウハウをラベル印刷分野にも活用し,幅広いソリューション提案を通じて顧客との接点強化を推進する。

三菱製紙,大阪営業所を9月に移転
 三菱製紙は9月18日,大阪営業所を移転する。新住所は,〒541-0044大阪府大阪市中央区伏見町2-1-1三井住友銀行高麗橋ビル3階,電話番号は未定。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

8月17日まで,川越で活版印刷体験スタンプラリー
 「學びのまちkawagoe」は8月17日まで,小説『活版印刷三日月堂』(ほしおさなえ著,ポプラ文庫)の舞台である埼玉・川越のまちを巡るスタンプラリーを実施している。スタンプを5つ以上集めると活版印刷のハガキがもらえる。
 また同17日に,ウエスタ川越で「文字のこと,本のこと。」と題した講演会やワークショップも行う。講演者は活字書体設計士の今田欣一,装丁家の小泉弘,作家のほしおさなえの各氏。写真植字の解説もある。参加無料。
https://manabinomachi-kawagoe.jimdofree.com/event/

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 装丁家の小泉弘氏 著。原弘から杉浦康平,横尾忠則,菊地信義,そして原研哉まで,日本を代表する31人のグラフィックデザイナー各氏のブックデザインを,58作品,68点のカラー図版とともに紹介。『デザイナーと装丁』
 天正遣欧少年使節の従者として活版印刷術を西洋に学び,初めて日本に伝えたにもかかわらず,歴史から葬り去られた日本最初の活版印刷人コンスタンチノ・ドラードの物語。『活版印刷人ドラードの生涯 リスボン→長崎 天正遣欧使節の活版印刷』(オンデマンド新装版)

8月31日まで,釧路市音別町産の和紙を使った写真展
 8月31日まで北海道のたんちょう釧路空港で,写真展「富て貴なる紙の世界」が開かれる。北海道を中心に活動する写真家の秋元亮太氏の作品展で,釧路市音別町のフキの皮を主原料とした珍しい和紙「富貴紙」を使っている。入場無料。
https://jafevent.jp/area/hokkaido/kushiro/news/1807_50_002_9.html

9月2日まで,東京・六本木で「ヒロシマ・アピールズ展」
 日本グラフィックデザイナー協会と21_21 DESIGN SIGHTは9月2日まで,東京・六本木の後者ギャラリー3で「ヒロシマ・アピールズ展」を開いている。原爆の記憶を絶やすことなく平和を希求する想いを広く伝えるため,毎年1人のグラフィックデザイナーが制作し国内外に頒布している「ヒロシマ・アピールズ」ポスターを,第1回となる1983年に制作された亀倉雄策「燃え落ちる蝶」から2018年度の服部一成「疑問符,2018」まで,全21作品を紹介する。また,13歳のときに被爆し,平和への願いを込めた100枚のポスター制作に挑んだ広島出身のデザイナー,片岡脩(1932-1997)の作品も特別展示する。入場無料。
http://www.2121designsight.jp/gallery3/hiroshima_appeals/

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 「ロートレック」「リンドナー」「ミュシャ」「ノーマン・ロックウェル」や「ヴォーグの表紙」などのグラフィックデザイン最高潮の時代に生まれた国外作品をオールカラーで紹介。『グラフィックデザインの世界の話題作』

9月28日まで,Material ConneXion Tokyoが「Cellulose Nano Fiber」展
 六本木のMaterial ConneXion Tokyoは京都市産業技術研究所と共同で,9月28日まで「Cellulose Nano Fiber」展を開いている。セルロースナノファイバーの世界を紹介。日本製紙や中越パルプ工業などが展示に参加している。入場無料。
http://jp.materialconnexion.com/…/J…/tabid/1043/Default.aspx

10月22日まで,チャリティー年賀状のテンプレートデザインを募集
 博報堂アイ・スタジオは10月22日まで,1枚の利用につき10円を全国の学校から選んで寄附できる年賀状デザインを募集する「チャリティー年賀状 全国学生デザインコンテスト 」の作品応募を受付けている。テーマは「全国のふるさとの魅力を伝える年賀状」で,デザインの種類は通常年賀状とフォトフレーム年賀状。大賞受賞者には副賞としてトロフィーと賞金5万円が贈られる。なお,ウェブベルマーク協会とベルマーク教育助成財団と連携することで「ベルマーク運動」に参加している全国の2万7000校を超える学校に支援対象を拡大した。販売期間は11月21日〜1月15日。
https://charity-nengajo.com/entry/index.html

10月31日まで,大阪府立中央図書館で明治時代の小型本展
 荒本の大阪府立中央図書館・国際児童文学館は10月31日まで,「発見!“明治ポンチ本”:明治末期の出版流通空間」展を開いている。明治後半から末期にかけて刊行された,題名に「ポンチ」とつく小型本や,同館所蔵の赤本などを紹介。入場無料。毎週月曜など休館。
https://www.library.pref.osaka.jp/site/jibunkan/ponchi.html

8月15日〜9月9日,東京・銀座で岡崎智弘展
 日本デザインコミッティーは8月15日〜9月9日,東京の松屋銀座内のデザインギャラリー1953で「イメージの観測所:岡崎智弘展」を開く。アートディレクター・グラフィックデザイナーで,NHKのEテレ「デザインあ」の「解散!コーナー」などを手掛けた,岡崎智弘氏を紹介。身近にある物を対象に,モノとイメージとの関係を観察し,「ことば」「かたち」「はいち」を考察する。入場無料。8月31日にトークショーもある。
http://designcommittee.jp/2018/07/20180815.html

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 音楽ジャケット制作エピソード徹底解剖!デザイナーがこだわり抜いた音楽パッケージのデザインクリエイティブと製造技術,それらに関わる人々のエピソードを豊富な写真とインタビューで紹介。『ミュージック・ジャケット・ストーリーズ-見て楽しむ特殊パッケージの世界-』

8月21日,共同印刷がマーケティングセミナー
 共同印刷は8月21日,東京・青山の宣伝会議で「Women'sインサイトセミナー:女性の心をつかむ,これからのマーケティング戦略」を開く。女性クラスター(群)を理解し,女性インサイトを捉えるための手法と,これから求められるマーケティング戦略について事例を交えて解説する。参加無料。事前登録制,定員120人。
https://www.sendenkaigi.com/event/kyodoprinting1808/

8月23日・9月20日・10月18日,AVT社がラベル用検査装置のセミナー
 印刷検査装置を扱うイスラエルのAVT社(Advanced Vision Technology)はエスコグラフィックスの姉妹会社になった。2018年度より日本では,同じDanaherグループのエックスライト社の1事業部となっている。同事業部は8月23日・9月20日・10月18日,東京・青海のビデオジェット・エックスライトでセミナーを開く。ラベル用検査装置「Helios S Turbo」を紹介する。参加無料。要申込,定員20人。
https://srv.esko.co.jp/seminar/?event_no=201806

8月28日,モリサワがタイプデザインのセミナー
 モリサワは8月28日,丸の内の東京国際フォーラムで「タイプデザインコンペティション特別セミナー」を開く。「文字を作る,文字を使う」をテーマに,アートディレクターの葛西薫氏とタイプデザイナーのサイラス・ハイスミス氏が,書体の作り手と使い手の双方の視点から,今後の書体デザインやタイプフェイスへの期待などを講演する。書体設計士の鳥海修氏と同コンペティションの入賞者による対談もある。参加無料。要申込,定員170人。
https://morisawa.eventcreate.net/event/2560

8月30日,モリサワが大阪で「文字文化フォーラム」
 モリサワは8月30日,大阪・大国町の同社で「第24回モリサワ文字文化フォーラム」を開く。「絵を描く(えをえがく)」をテーマに,イラストレーターの上田バロン,グラフィックアーティストのカズ・オオモリ,タイプデザイナーのサイラス・ハイスミスの各氏が講演する。参加無料。要申込,定員150人。
https://morisawa.eventcreate.net/event/2575

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 和文を中心に文字,書体に焦点をあて,書籍や雑誌をはじめとした印刷媒体や,さらにデジタル機器の表示までの文字の基本,デザインへの応用までを多数の図版を使ってオールカラーで解説。『印刷技術基本ポイント 文字・書体編』

8月31日,「オープンイノベーションによる自動化」セミナー
 日本フォーム印刷工業連合会と日本印刷産業機械工業会は8月31日,東京・新富の日本印刷会館で「オープンイノベーションによる自動化」セミナーを開く。生産部門の自動化,事務部門の自動化,情報の自動化,の3つをテーマに講演がある。参加無料。要申込,定員100人,8月24日締切。
http://www.jfpi.or.jp/JBFA/seminar/open_innovation_seminar_0831.pdf

8月31日・9月1日,札幌で「HOPE2018」展
 情報・印刷産業展「HOPE(HOKKAIDO PRINT EXPO)2018」展が8月31日・9月1日,北海道のアクセスサッポロで開かれる。展示では46社が,これからの印刷産業として勝ち残るための最新の機器・技術・サービス等を紹介。また,経営・営業・技術等の各般にわたる11のセミナーもある。主催は同展実行委員会。
http://www.print.or.jp/event/hope2018.html

次回の発行は,8月20日(月)となります。

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2018年8月号【特集:印刷の価値上げる製本】(好評発売中!)
 製本含め,後加工なしに印刷製品は考えられません。印刷機メーカーも,前工程,後工程にも印刷会社のためになる展開が必要な時代になっています。印刷(版面)設計も重要です。「後加工がしやすいデザイン」ができる。版面設計,製本設計までできる。これがプロのデザイナーなのでしょう。そのことをアピールする力に,『印刷雑誌』が少しでも役立てればと考えています。

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週刊『印刷雑誌』9巻29号
2018年8月6日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

 

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